ちょっと変な話になりますが、男性のいわゆる金の玉の部分の話になります。あの金の玉は大きさにより、なにかしら影響があるのでしょうか?これは、過去にもいろいろな統計を取っている人もいて、それなりの結果がでているようです。
一般的に都市伝説のようなものでなく、もっと信憑性の高いものです。また、男性特有の持ち物のため、病気やその役目などもまとめていきます。さて、今回は金玉の大きさがどう影響を与えるのか、そのことをお伝えします。
金玉の役目
まずは、金玉の役割を紹介します。
精子を作る
厳密に言いますと、精子は精しょうという液体部分の中に含まれています。この精子を作るところが玉の部分です。精子は子供を作る重要な役目を負っています。
一回の射精で1億から3億個の精子が飛び出し、一つしかない卵子を目指してひたすら卵管を泳ぐのです。
男性ホルモンをつくる
男性がより男性らしくあるためのテストステロンがここで作られます。このテストステロンの量が多いと、例えば髭や毛が濃くなったり、筋肉がつきやすい体つきになったりするようで、強い身体を作る要素となります。
特に男性は、大昔より外敵から身を守る役目を負っています。それゆえに、頑強な身体を作る必要があるわけです。
ホルモンの量が多いと、肉体的に大きくなり、筋肉量も増えるということが報告されています。逆に女性には女性ホルモンがあり、これは女性らしくなる物質です。
人は男性も女性もそれぞれ男性ホルモン、女性ホルモンを持ち合わせています。男性には男性のホルモンが多く、女性には女性ホルモンが多く分泌されます。
金玉の大小について
大きい小さいは関係あるのでしょうか?
精子の数
玉の大きさは、ズバリ精液や精子の量に比例します。
男性ホルモンであるテストステロンは、あまり大きさは関係ないということですが、こちらは影響します。合わせて玉が固く適度の大きさであれば、健康的だということです。そして、精液や精子の量も玉が大きければ多くなる傾向になるようです。
必然、妊娠するには適しているともいえます。逆に、玉自体が小さいとやはり精液や精子の量も少なく、妊娠する可能性も低いということになります。
年齢との関係
これは年齢が若いと多少大きいかもしれません。つまり年を取ると若干小さくなることも考えられますが、それほどの差はないとの報告があります。
ただ、基本的にやはり健康な人ほど、大きめの玉をお持ちのようです。
不妊の原因
以前は不妊というと、そのほとんどが女性側に責任があるというのがほとんどでした。ですから、結婚して子供ができないと、そのほとんどは、妻の責任とされ、運が悪いと離縁されるということもありました。
ですが、最近では男性側に責任があることも認識されてきています。というか、以前から男性側に責任があったのですが、世の仕組みということになると思うのですが、男性側には責任は問われなかったことは事実です。
ここでは、主に男性側に原因がある不妊についてお伝えします。
運動不足
運動不足で不妊ということもありえます。運動をすることにより、身体の内部の血液が循環すると、血液中やリンパ液中の老廃物が排出しやすくなります。
それと合わせて、汗からそのような老廃物も排出されるのですが、実際に汗を流さない状況になれますと、体内の老廃物は溜まる一方です。そうすることで、健康が保たれるわけです。それと、特に男性側にはそけいヘルニアが原因の場合もありますが、運動することで解消されます。
一般論として、運動をしていたほうが、肉体的にも精神的にも若々しさも保てて、当然活力も出てくるわけです。
ホルモンバランス
さきほどのテストステロンもそうですが、ホルモンの重要性は考慮しなくてはいけません。このバランスが崩れていると、当然に健康的な精液も出ませんので、必然妊娠する可能性も少なくなります。
このホルモンは先に述べた運動をたくさんする人のほうが、たくさん出るというようにも言われています。
たばこ
たばこは不妊ということでは影響します。たばこを吸う人は、吸わない人に比べてその妊娠率は男女ともかなりの低レベルです。それにあわせて、やはり健康的な精液は作られにくいと思われます。
アルコール
これも飲み過ぎはよくないですが、ほとんどの人が飲みますので、それほどの影響はないかと思われます。むしろ、酔うことにより相手との交渉が減ったり、うまくいかないことが原因と思われます。
ストレス
これも何かしらあらゆることで影響を及ぼしています。本人はあまり深く考えなくとも、実は思い悩んでいたり考えてしまうこともあります。これらは微妙に精神に影響を与えています。
ただこれも、肉体的には問題なく、その行為自体に影響を与えていることと思われます。
生活習慣病
俗にいうメタボの人は、精子の活動がにぶいという統計が出ています。あまりいいたとえではありませんが、全世界を見ても、栄養が行き届いた先進国では子供の数は少ない傾向があり、逆に貧しい国の家庭は、子がたくさんいるケースが目立ちます。
体つきでは決めつけられませんが、一日に食事をする回数が少ないほうが、精力も盛んになるようで、逆に肥満気味の人は、あまり性的意欲も起きてこないという現象も報告されています。
これらは男性の勃起力にも影響していると思われます。そういう意味で、生活習慣病も不妊への影響は可能性としてありうると考えられます。
電磁波
意外に盲点なのが、この電磁波です。現代ではパソコン、炬燵、電気毛布、電子レンジなど家の中を見回すと、電磁波が発生するものに囲まれています。これは、精子の数を減少させるということが言われています。
この電磁波は、その玉にあてないことが肝心です。家電製品では、これらのスイッチを入れる時は離れて使用するようししたほうがいいでしょう。また、携帯も以前は電磁波を発生させていましたが、最近の機種はあまり出ていないようです。最も、股間の玉の近くでは使用しないので、もともと問題はなかったと思います。
不妊の検査方法
不妊を検査する方法を紹介します。
血液検査
血液を調べるのは主にホルモンもバランスです。ここでバランスが悪いと、不妊の要因になるということです。これは男性も女性も不妊治療のときに調べてバランスを見ます。
精液検査
精液を採取し、その量や精子の数、精子の奇形率を調べます。この検査でほぼ不妊の理由が決まるようです。後にも述べますが、最近では精子の数がいろいろな影響により減少気味となっているようです。
通常の数は、一回につき1.5mlであり、精子の数も3,900万以上であれば問題ありません。ですが、実際には自分では測れないので、病院での検査となります。
染色体検査
もう少し細かい検査となると、この染色体検査となります。これは、精子の染色体に異常がないかのチェックです。乏精子症などでは、染色体の異常などが見つかるケースがあります。そうなりますと、いくら精子の数がきちんと満たしていても、うまく受精できないことが考えられます。
詳しくは、精液の検査方法について!注意点や価格について紹介を読んでおきましょう。
金玉に関する病気などについて
金玉に関する病気を紹介します。
陰嚢水腫
これは、金玉の袋の部分にリンパ液が溜まることです。主に幼児に見られす現象で、ほぼ自然に治るケースがほとんどです。ただ、成年になってもこの水腫があるようですと、きちんと精液、精子が作られるにくくなる可能性が低くなります。
鼠径ヘルニア
これは、いわゆる脱腸という症状で、腸の一部が金の玉の袋へ飛び出してしまうことです。そうすることで、男性の機能が損なわれてしまいます。
放っておくと、腸閉塞といい、排出機能がストップしてしまったり、腸の一部の細胞が死滅することも起きます。
前立腺肥大
特に理由が定かでないとのことですが、肥満や高脂血症、高血圧が原因と考えられます。前立腺が肥大することになり、いわゆる排尿が困難になる等の症状がでます。
よって、これも精液や精子が作られにくくなります。
睾丸炎
睾丸そのものが細菌などの影響により、炎症を起こすものです。症状としては腫れたり、痛みを伴います。また、熱が出る場合もあります。
尿道下裂
きわめてまれなケースで、尿を排出する尿道が、先端まで通っていないことをいいます。いわゆる竿の部分の手前にあるため、排出が困難になったりします。これは一般に手術をして治すしかないと思われます。
結核
結核を起こすと、無精子症となることもあります。主に高熱を出すことにより、男性の精巣部分破壊されてしまうからです。これは結核に限らず、高熱を出す病気全般です。ですから、おたふく風邪や三日麻疹などは、大人のように生殖機能が成長した後にかかると、無精子症となることが多いのです。
これらと合わせて、結核菌の影響により、精子のない精子症、精液自体が少ないもしくは精液が出ない精液寡少症、無精液症にかかる場合があります。
精液寡少症
これは精液自体が少ない症状をいいます。当然精子が動きづらい状況ということもあり、妊娠しにくい状態となっているわけです。
無精子症
精子ができない状態をいいます。先に述べた結核で熱の影響を受け、精子ができなくなってしまうことです。
乏精子症
精液の中に精子があるのですが、3,900万ほどの数がないと、妊娠はしにくくなります。その精子の数が圧倒的に少ない状態です。あるいは数も少ないのですが、元気な精子が少ない、または精子の形が奇形が多い場合もあります。
これも結局卵子にたどり着けずに妊娠に至らないということになります。
まとめ
いかがでしたか。ちょっと女性のは馴染みない、これからもあまり関係ないことばかりではありましたが、男性にとってはかなり重要なことではあります。特に、最近はストレスなどの影響もさることながら、テクノストレスのようなものと電磁波のものと昔では考えられないことが原因となっていることもあります。
そのようなことから、世界的に見ても特に日本は、かなり危険な状況になっているということを十分に認識する必要があります。
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