職人気質ってどういう意味?性格の特徴や向き合い方を知ろう!

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自分の職場や取引先に、仕事に集中するあまりに気難しいタイプの人はいませんか?もしかしたら、その人は物事を突き詰めようとする「職人気質」な人なのかもしれません。

私達人間の中には様々なタイプの人が存在していて、リーダーシップがある人もいれば、大きな戦略を立案する参謀タイプの人や、協調性があり人と人を有機的に結び付けることが上手な人もいます。

そんな様々なタイプの人間がいる中で異彩を放つのが、職人気質の人です。物事を究めようとする姿勢や仕事に対する誇り・プライドから、ややもすると孤高で取っつきにくいイメージがありますよね。

そこで今回は、職人気質な人の特徴を明らかにしつつ、職人気質の人との上手な向き合い方について、ご紹介したいと思います。

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職人気質とは?

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そもそも「職人気質(しょくにんかたぎ)」とは、どのようなことを言うのでしょうか?日本語は便利で、漢字の文字から職人に多く見られる気質・性質だということをイメージできますから、詳しく言葉の意味を調べた方は多くないのではないでしょうか。

そこで、まずは職人気質の意味・定義を確認しておきたいと思います。

職人気質の意味・定義

職人気質の意味・定義を、いくつかの国語辞典にあたって調べてみると、概ね次のような意味・定義を有するようです。

  • 職人に多く見られるような特徴的な性質
  • 自分が有する技術や技能に自信を持っていて、それを誇りに感じている性質
  • 金銭や名誉などのために簡単に妥協せずに、自分が納得するまで仕事をする実直な性質

職人気質を現代に当てはめると

そもそも職人は、自分の技術や技能を磨いて物作りをする人のことで、製作された物の良し悪しによって自分の評価やその後の仕事量が左右されます。そのため、ときには金銭的な面を度外視してでも良い物を作ることに迫られたという側面はあるでしょう。これは、昔の職人も、今の職人も変わりません。

しかしながら、現在ではテクノロジーの進化によって、物作りは大量生産が当たり前になっています。そのため、職人は伝統工芸士のような側面を強めつつあります。

ですから、職人気質という性質を現代に当てはめ直すしてみると、仕事に対して強いこだわりを持っている人や、仕事に対して完璧主義である人などが、職人気質を持っていると言えるでしょう。

職人気質のイメージ

職人気質の意味・定義からすると、現代にあっても仕事に対して強いこだわりや責任を持つとともに、集中力を高めて細かな作業を精密にこなす手先の器用な人という良いイメージを持つ方が多いでしょう。

しかしながら、一方でコミュニケーションの能力が欠けているかのような悪いイメージを持つ方もいるかもしれません。たとえば、現場仕事(大工、配管工事、基礎工事など)や精密作業を黙々とこなすことから、現実にはそうでなくても寡黙で取っつきにくいイメージが先行してしまうのです。

ですから、他の日本語の言葉でもそうですが、職人気質という言葉は使われる文脈によって良い意味でも悪い意味でも使われているのです。

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職人気質を有する人の性格的特徴

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それでは、どのような人が職人気質と呼ばれる性質を有していると言えるのでしょうか?

前述したような職人気質の意味・定義を踏まえて、もう少し具体的に職人気質と言われる性質を有する人の特徴を分析してみたいと思います。

自尊心・プライドを持っている

職人気質の性質を有する人は、自分が有する技術や技能に自信を持っていて、それを誇りに感じています。そのため、自分の仕事に対して強いこだわり・自尊心・プライドを持っているのです。

それ故に、自分が能力を認めている相手以外の人に、仕事内容に口を出されたり、勝手に評価されることは、自尊心やプライドを傷付けられるように感じる傾向があります。つまり、それまでに自分が苦心して磨き上げてきた技術・技能の価値や真価を、認識できているかどうかも怪しい人に語って欲しくないのです。

ですから、自分が有する技能や技術あるいは作り上げた製品に対して、上っ面のお世辞を言われても嬉しいとも感じません。自分の磨き上げてきた技術・技能であれば、一定以上の成果が出るのは当たり前のことですから、職人気質の性質を有する人にしてみれば褒められることでもないのです。

手抜きをしない

このように自分の技術や技能に絶対的な自信を持てるようになるには、自分自身に対して正直でなければなりません。というのも、自分自身に対して嘘やごまかしをしていては、技術を磨き上げる努力が継続できないからです。

そのため、職人気質の性質を有する人は、自分の仕事に対しても手抜きをすることがありません。手抜き仕事は、自分をごまかすことであり、完成した物を納めるお客様に対しても信頼を裏切り嘘をつくことになるからです。

このように職人気質の性質を有する人は、自分の仕事に対して全力で挑みますから、周りの人からは正直すぎると思われる傾向もあるようです。

根気強く、集中力が持続する

職人気質の性質を有する人は、結果として自分の技術や技能に絶対的な自信を持つようになっていますが、そこに至るまでには基礎技術を根気よく身につけたり、技術の向上をするための試行錯誤を繰り返しています。そのために、職人気質の性質を有する人は、必然的に根気よく仕事をする術や集中力を持続させる術にも長けています。

集中力や根気があるから職人仕事ができるのか、職人仕事をしているから集中力や根気が身につくのかはわかりませんが、いずれにしても職人気質の性質を有する人の性格的な特徴として、根気強さや集中力が持続することは外せないでしょう。

ちなみに、職人気質の性質を有する人は、自分の仕事だけでなく趣味の分野においても、一度その対象にのめり込むと集中力を発揮して、他の人に比べると短期間で上達し玄人はだしになる傾向があります。

細部にもこだわる

職人気質の性質を有する人は、このように仕事に手抜きをせず、根気強く取り組むことから、通常の人が見逃すような細部にまで丁寧な仕事を行います。

その細部までの丁寧な仕事ぶりは、通常の人から見ると几帳面すぎると映ったり、凝り性すぎると映ったりしますが、職人気質の性質を有する人にとっては当たり前の仕事であって本人は几帳面や凝り性とは認識していないことがほとんどです。

仕事に対しては誰にでも厳しい

職人気質の性質を有する人は、仕事に対する自尊心やプライドから、手抜きをせず、細部にもこだわりを見せますが、加えて仕事に対する姿勢も厳しいものがあります。

この仕事に対する姿勢の厳しさは、当然ですが自分を律する厳しさであり、また自分の仕事に関係する人に対しても高い水準を求める傾向にあります。職人気質の性質を有する人だけで完結する仕事であれば自分を律する厳しさだけで十分ですが、製作物の一部に弟子や同僚が関わる場合は、これらの人に対する要求が高くなります。

そのため、これらの人と職人気質の性質を有する人との人間関係の程度によっては、厳しすぎると反感を抱かれる可能性もありますが、職人気質の性質を有する人は仕事に対しての妥協はしません。

ただし、本当に職人仕事で生活をしている人は、信頼関係の無い人との共同作業はしないでしょう。とはいえ、職人気質の性質を有する人は、なにも本当の職人だけではなく、会社に属していることもありますから、そのような人の場合は人間関係がギクシャクする可能性は否定できません。

気難しさがある

このように職人気質の性質を有する人は、自分の仕事に対する自尊心やプライドから、ときには仕事に関係する人にも厳しい要求を突きつけることがあります。

そのため、周囲の人からすると、職人気質の性質を有する人は気難しい人だという印象を抱きやすくなります。また、仕事に対する妥協をしませんから、同様に職人気質の性質を有する人は頑固だという印象も抱くかもしれません。

職人気質の性質を有する人が、本質的に気難しく頑固であるのか否かは別にして、少なくとも仕事で関わる人に対しては、気難しく頑固な印象を与える傾向にあることは否定できないでしょう。

アスペルガー症候群の症状とも重なる

職人気質の性質を有する人の中には、アスペルガー症候群と診断される人もいます。

アスペルガー症候群とは、発達障害の一つですが知的障害はなく、むしろ知能的には平均以上の場合が多いとされる病気です。アスペルガー症候群の大きな特徴として、社会的なコミュニケーションが不得意であることが挙げられ、気難しさや頑固と通じる部分があります。

また、もう一つの特徴として、興味の対象がとても狭く、かつ興味をもった事柄に対して異常ともいえる集中力を発揮することが挙げられ、根気強さや細部にこだわる点などと通じる部分があります。実際に、学者・研究者・音楽家・芸術家・映画監督・プログラマーなどで著名な人の中には、アスペルガー症候群と診断された人が数多く存在します。

ただし、注意したいのは、職人気質の性質を有する人とアスペルガー症候群はイコールではないということです。あくまでも、アスペルガー症候群と診断された人の中に、職人気質の性質を有する人がいたということにすぎませんので、誤解のないように留意ください。

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職人気質を有する人との向き合い方

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それでは、このような職人気質の性質を有する人が取引先や会社の同僚にいる場合、どのように向き合い、付き合っていけば良いのでしょうか?

そこで、職人気質の性質を有する人との向き合い方や対処法について、ご紹介したいと思います。

上っ面のお世辞は厳禁

普通の人は、お世辞と分かっていても褒められれば悪い気はしないものですが、職人気質の性質を有する人に対して上っ面のお世辞を言うと逆効果になってしまう可能性があります。

というのも、前述のように職人気質の性質を有する人は、自分の技術や技能に自信を持ち仕事に対する自尊心やプライドを有しているからです。自分が磨き上げてきた技術の価値を理解していると自らが認めた相手以外の人から勝手に評価されても、嬉しくないのですね。むしろ、上っ面のお世辞を言うことにより、職人気質の性質を有する人からは、技術の価値すらわからずにゴマすりをする信用できない人と認定されかねません。

誰でも一度は人間関係において自分の失敗やミスなどによって、相手から信用を無くした経験があるでしょう。一度信用を失った相手に対して、その信用を回復させるのは非常に大変です。

ですから、職人気質の性質を有する人に対しては、その自尊心やプライドを尊重して、上っ面のお世辞を言うことは控えましょう。職人気質の性質を有する人の仕事の邪魔をしないように、それでいて仕事ぶりを丁寧に何度も観察することで仕事ぶりへのリスペクトを態度で示すとともに、こちらの存在をアピールして人間関係を構築した上で、本音ベースでやり取りをすると良いのではないでしょうか。

上手く言葉を引き出す

職人気質の性質を有する人は、もちろん人によってはおしゃべりな人もいるとは思いますが、どちらかというと寡黙なタイプの方が多い傾向にあるようです。というのも、職人気質の性質を有する人は、営業職のような対人関係で仕事をするよりも、対物関係で仕事をすることが多く、必然的に言葉を発しないで黙々と仕事をすることが多くなるからです。

お世辞を控えざるを得ないと、話の取っ掛かりにも苦労することになりますが、商談や重要な打ち合わせなどでは、そうも言っていられません。必要な事柄については、単刀直入にこちらから話しかけて、職人気質の性質を有する人の言葉を引き出さなければなりません。

必要事項についての具体的な質問をあらかじめ用意しておき、職人気質の性質を有する人が回答しやすいような流れを作り出せると良いでしょう。

仕事に対する信頼を示す

前述のように職人気質の性質を有する人は、自分の技術や技能に関して自信を持っていて、しかも細部にまでこだわり、手抜き仕事をしません。つまり、職人気質の性質を有する人は基本的に自分の仕事に対して手抜きをしませんから、仕事を依頼する側からすれば、安心して仕事を任せられるタイプの人です。

ですから、職人気質の性質を有する人と仕事を一緒にする場合には、仕事の大枠とスケジュールなどを伝えて、あとは仕事に対する信頼を示して任せてしまうと良いかもしれません。

ただし、手抜き仕事をせず細部まで丁寧に仕事をする姿勢は、ときとして現代の情報化社会においてはスピーディーさに欠ける場合もありますから、納期やスケジュールの共有にはしっかりと目配りする必要があるでしょう。

深くも浅くもない適度な距離感

職人気質の性質を有する人は、仕事を安心して任せることができる一方で、仕事に対する気難しさ・頑固さ・寡黙さも持ち合わせている傾向があります。

それ故に、取引先である場合は別として、職人気質の性質を有する人が会社の同僚である場合の付き合い方については、難しいものがあります。

ですから、職人気質の性質を有する人との付き合い方については、深くもなく浅くもないといった適度な距離感を保つと良いのではないでしょうか。

新人教育は任せない

職人の仕事には、それまでの職人が試行錯誤して失敗の経験者として積み上げてきた経験則というものが存在しますが、書籍のような形でマニュアルが存在するわけではありません。つまり、職人の世界でイメージされる指導方法は、いわゆる「技術は目で盗め」・「見て覚えなさい」ということなのです。

また、会社組織に属する職人気質の性質を有する人は、会社のマニュアルが存在していたとしても、往々にして自分独自の方法論を編み出しています。そのため、職人気質の性質を有する人の仕事の進め方と会社の定める仕事のマニュアルでは、結果的に同じ成果を得ることができても、その過程が大きく異なっているということがあり得るのです。

ですから、業務の平準化を目指す会社としては、このような職人気質の性質を有する人に、アルバイトの学生たちや新卒社員などの教育を任せないほうが良いでしょう。近年は求人情報を見ても、給与や時給の水準が上昇し、経験を要するような仕事でも新卒歓迎としているなど人不足が深刻となっています。会社の新人の扱い方によっては、会社の存続にまで影響しかねませんから、注意をしたほうが良いかもしれませんね。

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まとめ

いかがでしたか?職人気質な人の特徴や、職人気質の人との上手な向き合い方について、ご理解いただけたでしょうか?

たしかに、職人気質の性質を有する人は、物事を究めようとする姿勢や仕事に対する誇り・プライドから、ややもすると孤高で取っつきにくいイメージがあります。

しかしながら、職人気質の性質を有する人は、基本的に自分の仕事に対して手抜きをしませんし、仕事内容や仕事の成果におけるクオリティーが高いので、仕事を依頼する側からすれば、安心して仕事を任せられるタイプの人です。

ですから、気難しいからといって敬遠するのではなく、上手く向き合うことによって、頼もしい存在としてみてはいかがでしょうか。

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