アスペルガー症候群が成人に現れた時の症状は?対処方法も紹介!

あなたもこんな経験ありませんか?成人になってから、または社会人になって周りにいるこんな人。

約束が守れない。後先考えないで直感的な行動をとる。片付けられない。一方的に話し人の話を聞かない。物事の優先順位が分からなくなる。キレやすい。落ち着きが無い。

この項目でいくつも当てはまるような人がいたらそれはアスペルガー症候群かもしれません。あまり聞きなれない障害ですが、このアスペルガー症候群は大人の発達障害ともいわれる自閉症のひとつです。

見た目は変わらず、知能も一般的かそれ以上にある。しかしちょっと変わった人などと位置づけされることの多い人は大概がこの障害を持っているといわれます。ここではなかなか本人も周りも気がつかない障害である成人のアスペルガー症候群についてまとめてみました。自分や周りの人に当てはまるものがあるでしょうか?

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アスペルガー症候群とは?

怒る女

アスペルガー症候群とは、自閉症という大きなくくりのひとつにあげられる障害です。

実は、2013年5月には精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)という精神障害の分類のための標準的な基準が、アメリカ精神医学会によって出版され、その中でアスペルガー症候群は自閉症スペクトラムという分類に統一されることになりました。

自閉症スペクトラムとは、知的障害を伴う自閉症から、高機能自閉症といわれる知的遅れがない自閉症やアスペルガー症候群、さらに関連した障害も含めてひとつのくくりとして総合的に扱うという意味を持ちます。

このような考え方によって、今まで個々に診断治療してきたもので不都合のあったところが、総合的に判断できるようになり、障害を持つ人の新しい治療の糸口になることが期待されています。

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成人のアスペルガー症候群の特徴

主に成人のアスペルガー症候群について、大きく4つの特徴があります。

社会性・対人関係の障害

自閉症の大きなくくりのひとつとしてこの障害がありますが、自閉症と大きく異なることのひとつは、言語や知能の発達に遅れが見られないということです。

知能的には一般の正常値かそれ以上の知能を持つ人も多く、言葉も達者な人も多いので見た目には何の問題も無いように映りますが、社会性や対人関係が上手く出来ないのが特徴です。

会話をしても目線をそらしたり、表現力が乏しい、会話している人の態度や身振りなどの気持ちを察することが出来ず、一方的に話し平気で人を傷つけるような言葉を発したりすることがあります。

またスポーツなどでも仲間との協力プレーが苦手で常に一番になること、勝つことのみを追求してしまう、またそのこだわりが強く完全主義や正義感の強いこともあり、他の人にも強要したり、融通が利かないなどの面があります。

これらの行動は、アスペルガー症候群に見られる典型的な行動です。

会話コミュニケーション能力の障害

会話コミュニケーション能力が低いことも特徴です。

・会話の際には自分の話したいことだけを話し人の話を聞かない

・同じような言葉の言い回しを多用する

・会話の間がなく、細かいところの話にこだわる

・話の内容が興味をもったことにすぐ移るので話が飛び飛びになる

など一緒に会話している人が疲れてしまうようなことをしてしまいます。

また想像力に欠けるところがあるので、会話の中の表裏の心理を読むことが出来ずそのまま言葉どおりに受け取ってしまい、コミュニケーションに失敗してしまうなどの例が挙げられます。

ひとつのことにこだわる

自分の興味のあること、分野に関して異常なまでのこだわりを示すときがあります。

膨大な時間や労力をかけても、自分の興味のあることに関して極めようとします。またその中で自分なりのルールなどを決めたりするので、時にそのルールどおりに行かないと不機嫌になったり、パニックになったりします。こだわりが強い分、切り替えが聞かないのが特徴です。

知覚・感覚の障害

知覚や聴覚、感覚などが敏感または鈍感なことが多いのも特徴です。

騒がしいところを極端に嫌ったり、または騒がしくないとダメだったり、嗅覚が異常に優れていて食べ物の好き嫌いが激しい。また誰かに触られるのが極端に嫌うなどが挙げられます。そのような感覚を持つ人も多くいます。

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アスペルガー症候群の男女比とその特徴

怒る男

この障害の男女比は9対1で男のほうが圧倒的に多いのも特徴です。

特に男の場合は、他者に対し攻撃的であることが多く、これは成人になってからというよりも幼少のころから大人になるまで、ずっとけんかや争いが絶えないことが多いです。

対して女性のほうは自分に攻撃的であることが多く、拒食症や過食症などの摂食障害にあらわれたり、自分を傷つけたりする自傷行為に走ることが多く見られます。もちろん個人差はあるので、一概には言えませんが、このような行為を見つけたらこの障害を疑ってみても良いのかもしれません。

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アスペルガー症候群の合併症とは?

このアスペルガー症候群の人が陥りやすくもっとも危険な状態は、合併症のように他の症状が合わさることです。

アスペルガー症候群は自分で判断することは難しく、周りの理解がないと本人も周りも上手く社会生活を送るのが難しい障害です。なので周りの理解が得られなかったり、本人や周りが障害が分からなかったりすると、単なる付き合いづらい人というレッテルを張られてしまいます。

その結果、社会で生きづらくなり、うつ症状になったり、アルコール依存症やギャンブル依存症などの各種依存症になったりします。そうなるとより社会生活になじめず孤立することになります。

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アスペルガー症候群の人に合う職業と合わない職業

このようなアスペルガー症候群の人が成人して社会と上手に付き合っていく方法はあるのでしょうか?アスペルガー症候群の人の特徴を踏まえて、合う職業と合わない職業があるといわれています。

このような障害を持つ人に共通して考えてほしいのは、自分の障害を理解したうえで、その特性を知ることです。

自分はどのようなことに興味があり集中してしまうのか、どんなことが得意であるか、またそれに関連して収入を得られるものはあるのか。そのように自分が一番出来ることを優先して考えてください。

なぜなら合うといわれている職業は、ひとつのことにこだわりを持つことから、研究職や学者などの専門科や特殊分野に精通するような職業といわれています。

また合わない職業は協調性が必要な職業や営業などの接客業といわれています。このアスペルガー症候群の特色から様々なことを同時に考え行動し、周りの人の考えや空気を読まなければいけない職業は不向きであると言えます。

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アスペルガー症候群の人と上手に付き合うには

幸せカップル

ちょっと変わってると人から言われたりして自覚できるのは、まだいいほうかも知れません。

多くがその理由も分からずに周りから人が離れていったり、自分はちゃんとしているつもりでも周りから攻められたり避けられる。また反対に周りの気持ちが理解できずに常に周りに攻撃的になったりするようなことが続いて、自分のことが分からなくなり二次的障害や合併症などを引き起こすことでやっと気がついたりすることが多いのが現実です。

このような状態になってからでは社会生活を上手く続けていくのは難しいといえるでしょう。そうならないためには周りの協力が不可欠です。もし、周りにそのような危険のありそうな人がいた場合、どのようにしたらよいのでしょうか?

まずは本人や周りが障害に対して理解をすることです。お互いがアスペルガー症候群に対する正しい認識と理解を示すことでずっとお互いが生きやすくなります。その上で、障害を持つ人が適正な職業についているか、特性を生かせているのか、自分の障害とあっているのかを判断しましょう。

そしてお互いに認めることが出来れば障害を持っている人とそうでない人の共存する社会は上手くいくのではないでしょうか?

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まとめ

いかがでしたか?

周りや自分に当てはまりそうな項目はありましたか?

どんな障害も本人と周りの正しい認識と理解で社会生活を上手に乗り越えていけます。まずは周りをよく見てみましょう。あなたにも出来ることがあるはずですよ。

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