会話の中で「存在感がないね」と会社の上司や友達や初対面の人に言われたことがありませんか?
どうして自分には存在感がないのか?またどうすれば存在感を出せるのか?を理解している人は少ないでしょう。
今日は存在感がない人の特徴や原因とその対処方法について紹介していきます。
自分に存在感がない原因を知って有効な対策をして、誰にでも愛される自分独自のキャラクターを持った存在になりましょう。
存在感がなくなる原因
存在感はどうしてなくなってしまうのか?その原因について紹介していきたいと思います。
該当している原因はないか確認してみましょう。
自分から発言しない
自分の考えや意見を自分から発言しない人は存在感が薄くなってしまいます。
空気を読んで「今は発言しないでおこう」と控えることは重要ですが、必要以上に発言を抑えてしまうと影が薄くなってしまいます。
意見を場に出さない限り、自分の存在感がどんどん小さくなってしまうでしょう。
個性がない
平均的な成績で、特に運動ができるわけでもなく、特技があるわけでもなく、熱く語れる趣味もない。そんな人には個性がありません。
発言内容もどこか本やコメンテーターの発言などで聞いたことのある話しかしない。そんな意見ではどんどん影が薄くなってしまいます。
それは性格的あものだけでなく、ファッションや髪型でも同じです。
大学生ん女性がみんな茶髪に巻き髪、男性がマッシュに黒髪という街中を見渡せば必ず視界の中に一人はいる。そんな人は性格的な個性もないとどんどん存在感がなくなっていくでしょう。
自己表現をしない
映画をみている時に主人公などばかりに目がいって後ろの店員や通行人などの役者には目はいきませんよね?
これと同じで、彼らは風景として存在しているので自己主張をしません。感情豊かに表情やセリフで演技している主役や役付の人に対して、淡々と自己の感情を表現せずに行動を行なっているだけの存在には存在感は出てきません。
リアルであれば個性のある店員さんがお客さんに話しかけたり、商品を進めたりするシーンがあるはずです。そんなそれぞれの表現方法がみられないと存在感がなくなってしまうでしょう。
目立たないようにしている
元々の性格的、もしくは過去に失敗をした経験から人目を過剰に避けて目立たないように生活することが癖になっている人も存在ます。
食堂ではいつも端の席に座る、飲み会でも端の席に座る、講堂でも端の後ろの席に座るなど、常に目立たない所に身を置いている人は存在感が無くなります。
周囲に存在感がなさすぎて名前も覚えてもらえないということも度々あるでしょう。
存在感がない人の特徴
その場にいるのに、居ないような存在。それが存在感がない人です。存在感がない人にはどんな特徴があるのでしょうか。その行動や性格的な特徴について挙げていきます。
こんな行動や性格の人は存在感がなくなってしまっている可能性があります。チェックしてみてください。
いつも後ろを歩いている
3人以上で道を歩いている時に後ろにポツンと一人だけ歩いている人。どんなメンバーでもほとんどの場合こうなります。
これが存在感が薄い人です。会話の中に自分から入っていくことができずに、話に一人だけ混ざれない状態でも周囲は御構い無しに話を続けます。
「あれ?これ俺いらないんじゃね?」と思いながらも人数合わせのために参加しています。
存在感のない人は害がなく、誰にとっても無害な存在なので親しみやすい分、無視されることも多いのです。
逆に会話にしっかり参加できている人が存在感ないね、と言われることはほとんどないでしょう。
人の目を気にしすぎている
目の前の人だけでなく隣に座っている他人や店員さんの目などが気になって「うるさいと思われているのではないか」「自分の意見は間違っていると思われているのではないか」と気にしすぎている人も結果的に発言ができなくなってしまって存在感が無くなります。
周囲に気を使いすぎるあまりに存在感がなくなっているタイプの人です。
能力や個性はしっかり備わっていても、それをコミュニケーションで表現することができないとキャラクターは薄まってしまいます。
緊張して前に出ることができないひな壇芸人と一緒です。
相手の表情や場の空気を読みすぎると逆に自己表現ができなくなるので、ある程度は相手に任せる会話をすることも大事でしょう。
あまり笑わない
笑顔や笑みというものは人の脳に強烈なインパクトを与えます。
笑わない人と会話しているよりも、楽しそうに笑いながら話している人との記憶の方が脳には残りやすいという傾向もあります
ですから結果的に笑わない人の印象は記憶には残らず、存在感がなかった人として認識されてしまいます。
笑っているだけでムードメーカーやムードキーパーとして存在価値が高まりますので笑顔を忘れないようにしましょう。
声が小さい
声が小さくて聞き取れない。存在感がない人は必ず声が小さめです。
ボソボソと喋り何を言ってるのか、静かにして聞かないと聞き取ることができません。実は全然喋らないなあと思って居たら誰にも聞こえない声で発言をして居たということもあります。
元気がない人、やる気がない人、自信がない人は特に声が小さくなりがちです。
逆に存在感がある人は声が大きい人や声が大きくなくてもよく通るいい声をしている人が多いです。離れたところからもよく通り自信のある声を出している人は、声に自信が籠って居て迫力があります。
その声にみんなが自然に耳を傾けるので気になってしまうのです。
自信を持っていない
自信が持てて居ないと先ほども言ったように、声が小さくなりますし人を惹きつける魅力を出すことはできません。
自信を持てないと存在感がなくなる大きな原因が三つあります。
- 声が小さくなる
- 発言する機会が少なくなる
- 取り組む意欲や熱量が低下する
見た目に現れるキャラクターや個性は自信から生まれているものがほとんどです。自分の趣味に対する自信。存在に対する自信。意見や信念に対する自信。これらを持ち合わせて居ないと存在感を醸し出すことはできないでしょう。
すぐに相手の意見に同調してしまう存在は空気にすぎません。モンスターに例えるとわかりやすいでしょう。自信満々で自分の意見を持っている存在はドラゴン、自分の意見に自信を持って居ないイエスマンはスライムです。
自分が主人公だった場合にモンスターとして出現した時の敵の存在感は一目瞭然でしょう。
エネルギー消費量が少ない
いわゆる省エネ人間というやつです。
聞いたことはありますか?電力消費節約と同じで、自分のエネルギーもできるだけ省エネで生活している人のことです。本業には本気で取り組みますが、それ以外のことに対しては省エネでできるだけエネルギーを消費しないように過ごしている人のことです。
このタイプの人は意図的に存在感を無くして、エネルギーを使う行動を引き寄せないようにしている癖が付いていて、狙って存在感を消しているのでしょう。
しかしあまりにも長期間、存在感を消して過ごしているとそれがデフォルトとなり、存在感を出せなくなってしまうことも少なくありません。
欲がない
とにかく出世したい、たくさんの異性とセックスしたい、お金を稼ぎたい、友達を増やしたい、成功したい。そんな欲がない人はあまりエネルギッシュに活動をすることはなく、無欲で存在感がないという場合が多いです。
欲は欲でも睡眠欲や安心を欲している人は特に周囲に与える影響力が少なく、存在感が少なくなるでしょう。
逆に性欲、金欲、名誉欲などが強い人は存在感が強く、それに伴うマイナスな印象はありますが周囲に与える影響は絶大です。
オーラや存在感を出す5つの方法
ではそんな「存在感がない」と言われてしまう人が存在感を出すために必要なことについて紹介していきます。
オーラや雰囲気で存在感を出す方法にはどんな手段があるでしょうか?見ていきましょう。
1:自分から話しかける
自分からもどんどん相手に話しかけてアプローチしていきましょう。消極的で受け身な状態がもっとも存在感が消えてしまいます。
自分からも話題を降って、自分が何に興味があるのかどう言ったキャラクターなのかを相手に提示していくことが重要です。
会話でのコミュニケーションをして自分を表現しないと相手はあなたのことがわかりません。話しかけられるのを待つのではなく、積極的に相手に関わって関係を持ちましょう。
2:何か特技を持つ
本当は自分に自信を持ってください。と言いたいのですが、「自信を持つ」と一言で言っても何をすればいいのかが具体的に見えてきません。
ですので、何か自分が得意なことや人よりも詳しい知識などを専門書などを数冊読んで深掘りしておきましょう。
興味のあることの深掘りですから、何も苦ではないはずです。そしてその知識を会話の中で披露するのです。あまり上から目線になったり、相手が興味を示してないのにいきなり10を説明して「詳しいよ自分」という雰囲気を出すとナルシストっぽくなるので、あくまでもスパイスとして2〜3説明して相手が食いついてきたら話すというテクニックを使って相手が楽しめるように話を展開することを意識しましょう。
あくまでも自分の個性を出すためではなく相手を会話で楽しませることを意識することが重要です。これで勝手に相手が自分の個性や特性を理解してキャラクターが出来上がります。
3:「話しかけるな」オーラを出さない
稀に話しかけるなオーラを出している人がいます。もしくは「誰とも話したくない」オーラでしょうか。
相手に対する興味がまったく感じられず、完全に自分の世界に入ってしまっている人です。会話になかなか参加できないとどうしても聞く意欲が削がれてしまいますが、いつでも会話に飛び込む姿勢を忘れないことが重要です。
4:ツっこみを覚える
会話をしっかり聞いていれば必ず人はボケる瞬間が出てきます。そんな時にしっかりツッコむことをしていればそのツッコみかたでキャラクターが出てくるので効果的です。
お笑い芸人さんやタレント、著名人の人のツッコミ方を参考にしてボケに対するツッコミのボキャブラリーを増やしておきましょう。
変なツッコミでも慣れればツボにハマることがあります。そしてそれでいじるネタが生まれてキャラクターが成立することもあります。ツッコミなのにボケになっている人などは愛されキャラとして存在価値が高くなりますので参考にして見てください。
大勢でいる時の自分のキャラを最大限に出す手段としても、上司部下の上下関係の中での存在感の出しかたとしてもツッコミはかなり効果的です。
5:自分のツボを理解させる
相手に自分の笑いのツボを理解させることが結果的に存在感をあげるポイントとなります。
笑いのツボがわからない人ってなんだか不気味な印象がありませんか?どういうことが好きなのかがわかるだけで、その人がなんとなくどんな人生を送ってきて、どんな教育を受けてきたのかがわかってしまいます。
歌ネタが好きな人はわかりやすい人だな〜とか、シュールな笑いが好きな人はちょっと知的なのかな?ということを感じますよね。
人が笑っている瞬間というのは少なからず相手に情報を渡している瞬間でもあります。ですので自分が笑っている瞬間を相手に見せるだけでも存在感を示すことができるのです。
もちろんバカにした笑いではなく、相手の気分を高める笑いであることが好ましいです。
一緒に笑える瞬間があればなおいいですね。まずは相手と一緒に盛り上がれる瞬間を作るということを意識してみるといいでしょう。
まとめ
存在感がないと言われて言われてしまうことは非常に悲しいですよね。
自分の存在を拒否・否定されているような気がしますし、どうしてそんなひどいことを言うのかという憤りさえ感じます。
しかし、その言葉はもっとあなたのことを知りたいという言葉の裏返しでもあります。不幸や不安を感じやすい日本人、さらに自己主張ではなく協調性を重んじている国民性がありますからすぐに自分を出すことは難しいかもしれません。
そんな時は、「自分を出すまで時間がかかるんですよ。つい気を使ってしまって、自信がないんです。」と謙遜しながら勇気がないんだと言うことを伝えましょう。
そうすれば相手も理解してくれるはずです。個性は必ず誰にでも存在しているので無理に出すこともありません。焦らずに積極的に人と関わって魅力的な部分を理解してもらえるようにしましょう。
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