咳が長引く原因を紹介!ストレスや空気の汚染に要注意!

咳はごく一般的な風邪の症状なので、市販の風邪薬や咳止め薬などで様子を見ていることが多いかもしれません。

しかし、咳といっても原因はさまざまで、長期間咳の症状が長引いている場合は、何らかの異常のサインかもしれません。慢性的に症状がある場合は注意が必要です。気になる症状がある場合は病院で適切な処置を受けるようにしましょう。

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なぜ咳が出る?

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外から気道に侵入してきたちりやほこり、ウイルスや細菌などが粘膜を刺激して反射的に起こる強い突発的な反応が咳(咳嗽=がいそう)です。肺や気管などの呼吸器を守るために、このような異物を気道から除去しようと働く防衛反応です。

肺や気管、気管支などに溜まった痰(たん)を体外に排出する働きもあります。痰はウイルスや細菌などの病原体、ほこりなどをからめ取ったものです。痰と一緒にウイルスを排出することで速やかに風邪を治そうとしています。誤嚥(ごえん)などによって飲み物や食べ物が気管に入ってしまった場合なども咳をして体の外に出そうとします。

咳はエネルギーを激しく消費します。一晩続くだけでも体力を消耗するので、風邪を引いている場合などは栄養状態にも注意しましょう。

咳の衝撃はとても強いので、骨が弱っている人は自分の咳で肋骨を骨折してしまうことがあります。

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日常生活における咳の原因

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原因がわかりやすいもの

・煙やほこりなどを吸い込んでしまったとき
・誤嚥
・暖かい食べ物の湯気や冷たい空気を吸い込んだとき
・ストレス
・こしょうや唐辛子などの香辛料
・薬品やガスなどの刺激臭

原因が取り除かれれば、咳はすぐに止まります。湯気などにむせるような場合は、もともと気管が弱いか、弱っていることがあるようです。

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疾患による咳の原因

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何かの病気が原因となって咳が出ているケースです。咳が長引く場合は深刻な病気が隠れているかもしれないので、早めに医師の診察を受けましょう。

3週間未満で治まる咳

・風邪やインフルエンザなど感染症
・急性気管支炎

いわゆる風邪の症状といわれるものです。風邪が治ると同時に咳も治まってきます。

咳が長引く場合 3週間~8週間以上

3週間〜8週間以上咳が続いているようなら、かなり長引いているといえます。原因は感染症以外の可能性が高く、病院で処置を受ける必要があります。

・感染後咳嗽

風邪は治ったのに咳だけ残っている、咳だけ治らないというのがこの症状です。最近よくみられる症状のようです。感染症が原因で喉が傷つき、咳が出やすくなっています。長くても4週間程で咳が止まれば、それほど心配することはありません。

・咳喘息(アレルギー性)

8週間以上長引く咳の原因として増えてきているのが咳喘息です。喘息ではありませんが、喘息と同様にダニやホコリなどのアレルゲンが原因になったり、気温や季節の変わり目などに症状が出ることが多いといわれています。

「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘息特有の喘鳴や呼吸困難はありません。乾いた咳が続き、痰はほとんど出ません。放っておくと3~4割の人が喘息に移行してしまうといわれています。

・喘息

咳喘息と同じようにハウスダストやタバコの煙、季節の変わり目などに症状が出やすく、ぜん鳴や呼吸困難を伴います。症状は一過性ですが、くり返し起こるのが特徴です。

・アトピー咳嗽

咳喘息の様な症状ですが、喘息の薬が効かず、喘息に移行することはありません。

・百日咳、マイコプラズマ

百日咳はコンコンと激しい咳が2~3週間続きます。マイコプラズマは風邪の様な症状から激しい咳が続く感染症です。

感染力が高いのが特徴で、家族の誰かが感染するとみんなに移ってしまいます。肺炎を起こすこともあります。

その他

鼻の病気

・副鼻腔気管支症候群、後鼻漏(びこうろう)

肺の病気

・肺炎、肺結核、肺血栓塞栓症、肺がん、肺水腫、肺気腫、気胸

・慢性閉塞肺疾患(COPD)
細気管支炎や肺気腫によって、肺が正常に機能しなくなり、酸素不足や息切れを起こす病気です。慢性的な喫煙などが原因といわれています。

気管の病気

・慢性気管支炎、気管支喘息

胃・食道の病気

・胃食道逆流症(GERD)

その他

・心因性咳嗽
・ACE阻害薬(高血圧の薬)の副作用

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咳の種類

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痰があるかないか、咳が続いている期間などが原因を判断する基準になります。病院では必ず聞かれるのでいつから症状があるのか把握しておきましょう。

乾性咳嗽

いわゆる「空咳」、乾いた咳のことです。痰を伴わない、出たとしても少量でさらさらとした粘り気のない痰です。

咳喘息
アトピー咳嗽
百日咳、マイコプラズマ
胃食道逆流症(GERD)
心因性咳嗽

湿性咳嗽

痰を伴う湿った咳のことです。

短期で治る咳
風邪、インフルエンザなどの感染症

長期間続く咳
喘息
鼻の病気
肺の病気
慢性閉塞肺疾患(COPD)

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咳が長引くときは何科を受診する?

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咳が出るときは、耳鼻咽喉科または呼吸器科に行きましょう。

咳が長引く場合は必ず原因があり、重い病気が隠れている可能性も捨て切れません。正確な原因をつきとめて悪化を防ぐためには、早期診断・治療が大切です。3週間以上、とくに8週間以上続いたら、専門医を受診しましょう。

咳が出る時間帯、咳が出るきっかけ、どのような種類の咳が出るか、アレルギーの有無、いつからどれくらい続いているかなどの症状をメモしておくと、診断がスムーズになります。

家族のアレルギー歴やペットの有無なども参考になります。

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予防・対処法

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咳を予防する方法について紹介します。

部屋の加湿、マスク

人間にとって快適な湿度は40~60%といわれています。

加湿器で調整したり、濡れたタオルを干してもいいです。喉を乾燥させないためにマスクをすることも大切です。

うがい、鼻うがい、手洗い

風邪を予防することがまず第一です。冬は特にインフルエンザが毎年流行するので、うがい手洗いをきちんとして風邪を引かない様にしましょう。鼻の粘膜にも最近やウイルスが付着することがあるので、鼻うがいも効果があります。

大根とはちみつ

大根には咳やのどの痛みを鎮め、殺菌をする作用があります。はちみつはのどに潤いを与え、炎症を和らげます。

スライスした大根をはちみつに漬けて一晩置いた「はちみつ大根」は昔から民間療法として使われていました。スプーンですくって舐めたり、お湯などで割って飲むと、のどの痛みや咳を抑えてくれます。はちみつ大根については、咳止めはちみつの恐るべき効果とは?大根やレモンと一緒に!の記事を参考にしてみてください。

ストレス解消

ストレスによって免疫力が下がり、咳が長引くこともあります。ストレスを溜めていても体に良いことはありません。

自分にあった方法でストレスを解消しましょう。マッサージに行ったり、体を動かしたり、十分な睡眠をとることも大切です。

部屋を掃除する

ほこりやハウスダストが、咳や喘息の原因になることがわかっています。

アレルギーがある人はできるだけほこりを溜めない様に、こまめに掃除することを心がけましょう。

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まとめ

咳や痰は体に侵入したウイルスや異物を体の外に出すための防衛反応です。8週間以上咳が長引く場合は、喘息や肺の疾患などが疑われます。

病院へ行く場合は症状を的確に伝えられるようにメモなどをしておく。風邪をひかないようにすることが咳を予防することにもなります。

のどに痛みがあると食べ物を飲み込んだり、声を出すだけでもつらいです。咳はとても体力を使い、ただでさえ風邪でつらいのにぐったりしてしまって、このまま一生治らないんじゃないかという気持ちにすらなります。でも大丈夫です。必ず治るので、なるべく咳が出ないようにして風邪が治るのを待ちましょう!

日頃からうがい手洗いを徹底し、体力をつけて風邪をひかないようにしましょう。

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