あなたの周りには懐が不快人はいませんか?自然とその場の雰囲気が優しくなり、周囲にいる人の態度も優しくなるから不思議ですね。
懐が深い人は器も大きい気がして頼りがいがあり、大人な雰囲気を漂わせていて、男女問わずかっこいいなと思います。
出来れば懐が深い人になりたいと思っていてもどうしたらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。懐が深い人にはある共通点があるようです。共通点を知って懐が深い人になる方法を知って懐が深い人へ近づいていきましょう。
懐が深い人の8つの特徴
ではまずは懐が深い人の特徴についてみてみましょう。
①間違いをしつこく責め立てない
誰しも間違いを犯してしまうことはよくあることです。人によっては些細なことでも激しく責め立てたり、ネチネチといつまでも言い続けたりするものです。
懐が深い人は間違いを犯してしまった人に対してしつこく責め立てることがなく、間違いを犯してしまった人に対してさりげなくフォローをします。もちろん大きなミスであれば一度は叱りつけるものの、それで終わりで責め続けることがありません。
なぜなら間違えてしまった本人が一番つらい思いをしていることを知っているからです。一度言えば反省することを知っているからネチネチと責め立てることが無いのです。
②些細な出来事やハプニングでイライラしない
人というのは些細な出来事やハプニングが起こったときに焦ったりイライラしてしまいがちですが、情が深い人はいちいち気を取られることなく、いつも穏やかです。
例えば、外出先の混雑しているような場所でぶつかりそうになったときなどに、イライラして突っかかることなく、「急いでいるみたいだから仕方ないよね」という気持ちで気にしません。
自分が見逃して許してあげることで、その出来事が大きな問題に発展しないことを理解しているからです。
③周りへの影響を考えて行動することができる
懐が深い人は自分勝手に行動することは決してありません。いつも周囲に気を遣って、自分の行動が周りの人にどのような影響を与えるのかを考えて行動しています。
もちろん自分の目的もやり遂げますが、周りの人に不快な思いをさせないように気を遣い、気配りを忘れないのです。
④物事の本質をよく見て行動することができる
懐が深い人は今やるべきことや大事にすべきことをしっかりと判断して、その時の状況に応じて行動することができます。自分の感情や目先の結果に振り回されて判断を誤るということは決してありません。
時には自分を犠牲にしてでも大事なものを守り抜きます。
⑤どんな相手に対しても平等に接する
懐の深い人は自分の感情や偏見で、相手によって態度を変えて接することはありません。また、過去にトラブルや言い争いをしたような人に対しても、過去のことだからと気にせず、今までと同じように接していきます。
人というものは苦手な人に対してはよそよそしくなったり、上司や偉い人に対してペコペコとしたりごますりをしたりするものですが、懐が深い人は態度を変えることなく接することができるのです。
ただしその接し方は馴れ馴れしいというわけではなく、礼儀正しいということですので意味をはき違えないようにしましょう。
⑥困っている人がいれば手を差し伸べる
困っている人がいても知らんぷりをする人がいますが、懐が深い人は決して知らんぷりをすることなく、手を差し伸べます。
必ず困っている人に何があったのかを聞いて、自分に助けられることは無いか考え、助けられそうであれば率先して動き、自分に助けられそうでなければ、困っている人の助けになるように行動したり、有益な情報を伝えようとします。
⑦相手の良いところを認めることができる
相手の才能や長所について認めることができずに嫉妬心丸出しにする器の小さい人が最近多いですが、懐が深い人は相手の才能や長所をしっかりと認めて、賞賛することができます。
やたらライバル心をむき出しにしたり、その才能などを妬むことはありません。状況によっては相手を立てたり、褒めることができるため、人間関係を良好なものにしやすいと言えます。
⑧感謝や謝罪の言葉を伝えることができる
大人になればなるほど感謝や謝罪の言葉を素直に言えない人が多くなっていきますが、懐が深い人はなにかしてもらったときは「ありがとうございます」と感謝して、悪いことをしてしまったときは「ごめんなさい」ときちんと謝罪することができます。
プライドが邪魔をして感謝や謝罪が出来ないということはなく、客観的にどのしたらいいのかを判断して行動に移すことができるのです。
懐が深い人になる方法とは
では懐が深い人になるにはどのようにしたらいいのでしょうか。ここでは懐が深い人になる方法をご紹介します。
①人間観察をする
懐が深い人になるにはまずは人間観察をしてみましょう。周囲の状況をしっかりと観察することで、状況を判断する能力が身に付くのです。
人間観察をすれば、困っている人やトラブルなどがあった時にすぐに行動したり考えることができますし、その人の表情をよく見て気を遣うことができるのです。
そのため、懐が深い人になるにはまずは人間観察をしてみましょう。
②人の失敗を責めたり笑わない
情が深い人は人の失敗をネチネチと責め立てたり、人の失敗を笑ったり嬉しそうな顔をしたりしません。
たとえ家族や友人、会社の同僚や部下など周囲の人が失敗を犯したとしても激しく責め立てるのはやめましょう。
「やっぱりお前はダメな奴だ」「もっとちゃんとしないとダメだ」などという言葉で責めるのは禁物です。
③怒るのではなく叱る
「怒る」ことと「叱る」ことは似て非なる者です。怒ることは「自分の名誉や地位、自尊心のために相手を責めること」です。例えば、自分の言うことを守らなかった相手に対して自尊心を傷つけられたという想いで相手を責め立てるのです。
一方、叱るは「相手の名誉や地位を守りつつ、相手を正しい方向へ導きたいと思うこと」です。相手が非常識な事をしたりしたときにそれを諭すために注意するのが叱ると言う事なのです。
懐が深い人は怒るのではなく叱ることで相手のプライドを守りながらもいけないことをしたのだとわからせるのです。
このように何かを注意するときは怒るのではなく叱るようにしましょう。
④いつも笑顔でいる
懐が深い人はいつも落ち着いていて表情が穏やかです。もし怒ったような顔をしていたり、無表情、不満そうな顔をしていることが多い場合は笑顔でいる練習をしましょう。
顔は笑って心では泣いているという言葉がありますが、良い人間関係を築くためには笑顔が必要不可欠なのです。
⑤サポート役を目指す
懐が深い人になりたいのであれば、「自分が一番になりたい」「自分だけが幸せになればいい」などという感情は一切捨てましょう。プライドも時として邪魔になってしまいます。
高すぎるプライドは捨てて相手をサポートしよう、縁の下の力持ちでいようと心がけることで我の強さを抑えることができるでしょう。誰かをサポートすることで、物事がうまくいき、人間関係も円滑にすることができるでしょう。
⑥聞き役に徹すること
誰かと話す時は自分の話ばかりをするのではなく、相手の話をしっかりと聞いて聞き役にまわるようにしましょう。盛り上げ役も必要なのですが、聞き役のほうが周りの人間からの評判が良く、人が集まりやすい傾向があります。
人から話を聞いて特にアドバイスをすることなく、リアクションを取りつつ話を聞くだけでも周囲の人は好意的にとらえ安心感を得ることができるのです。
⑦比較しない
人と言うのは自分と他の人を比較してしまいがちですが、そのようなことをしていると、自分が相手よりも劣っていると悲観してしまい、ストレスになってしまいますし、いつまで経っても幸せにはなれません。
このような状態では心に余裕がなくなってしまうため、懐が深い人には到底なれません。自分と他の人を比べずに、「人と言うのはそれぞれなのだから違って当然なのだ」と思うことでストレスをため込んでイライラすることが無くなるでしょう。
⑧見た目で判断しない
人というのはつい相手を見た目で判断してしまいがちです。見た目や学歴、経歴で偏見を持ってしまい「あいつは高卒だから使えない」「あんなチャラチャラした格好してるからろくな人間ではない」などと思うのはやめましょう。
懐の深い人は誰に対しても平等に接することができるのですが、それは相手に対して偏見を持っていないからです。偏見を持たないことで人間関係を良好に保っているのです。
相手の見た目や学歴などでいろいろ考えて偏見を持つことは簡単ですが、相手の本質を見抜くにはやはり実際に接してみるしかありません。そのため、偏見を持つより先に接してみましょう。
⑨自分の価値観を押し付けない
人というものは自分と相手の価値観が違うと相手に自分の価値観を押し付けてしまいがちです。そしてその価値観を相手が分かってくれないと自尊心が傷つけられたと思ってイライラしてしまいます。
もちろんある程度自分の考え方や価値観を持つことを重要なのですが、それを周りに押し付けてしまうとどんどん人は離れて行ってしまいます。
そのため、自分の価値観を押し付けずに相手の価値観も尊重しましょう。「十人十色なのだから価値観が違っても仕方がない」というように捉えるとイライラしないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?懐が深い人の特徴を見て、自分の周りにいる人や自分は当てはまっていたでしょうか。懐が深い人は周りの空気を良くして人間関係を良好にする力があるため、会社や近所に1人でもいると安心感が得られると言えるでしょう。
もし自分が懐が深い人になろうと思うのであれば、まずは人間観察を始めて1人1人を良く見て本質を見抜けるようになると懐の深い人に一歩近づけることができるでしょう。
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