鼻の中のかさぶたが治らない!原因や対策を紹介!

鼻の中にかさぶたが出来、不快な思いをされた経験はありませんか?鼻血などが発生した後に出血部にカサブタができて、むず痒くなったり鼻の粘膜に接触して鼻くそみたいで取りたくなってしまいますよね。

ついつい気になって触ってしまって、それによって出血してしまい、なかなか治らないといった方もいるかと思います。いつまでもカサブタが治らない、早く直したいと言う人のために必見の情報を紹介していきます。

今回は鼻の中にできてしまうかさぶたの原因、その対策についてまとめました。

特に乾燥しやすい時期や、花粉症の人などに鼻血が出やすい春の時期には特に関係する記事でうすので、この問題に備えて対策法をしっかり熟知しておきましょう。

鼻の中のかさぶたの原因

鼻の穴

鼻の中にできるかさぶたには、幾つかの原因が考えられます。頻繁に発生しやすい人はどの原因に当てはまるのかを知って置きましょう。

まずは原因を特定しないことには対策をすることも出来ないので、自分でセルフチェックしていきましょう。

萎縮性鼻炎

あまり聞きなれない病名ですが、慢性鼻炎の一つとして「萎縮性鼻炎」という病気があります。

これは鼻の中の粘膜が萎縮、つまり薄くなってしまうことで鼻の中が広がり、粘膜が乾燥して炎症を起こす病気です。

通常鼻の粘膜は粘液を分泌しており、ほこり等を排出する細胞が存在しています。これによって常に適度な潤いが保たれているのですが、萎縮性鼻炎になることによってこの潤い機能が低下し、乾燥することによってかさぶたが出来てしまうのです。

原因としてははっきりと明らかにされていませんが、鼻の手術等によって粘膜を切除した場合によく見られます。その他にビタミンや鉄の欠乏、細菌感染、甲状腺やホルモン異常やアレルギーとの関連性もあるようです。

萎縮性鼻炎には「単純性萎縮性鼻炎」「悪臭性萎縮鼻炎」の二つの種類があります。

単純性萎縮鼻炎の場合は匂いが少ないのですが、悪臭性萎縮鼻炎の場合はその名の通り、強い悪臭を伴います。

また、かさぶたができてしまうことで鼻づまりや頭痛、匂いを感じられない等の症状が起こることがあります。

悪化すると鼻血を何度も出してしまう場合もあります。

ドライノーズ

ドライアイは有名ですが、ドライノーズというものもあります。

ドライノーズとは、冬場等の空気が乾燥する季節や、空調利用により湿度が低下している環境の中に長時間過ごすことにより、鼻の粘膜が乾燥してしまう状態を言います。

症状としては、鼻の中がカサカサしているような乾燥感や、ムズムズした感覚があります。その他にも、鼻の奥の方でツーンとした痛みを感じることもあります。

この乾燥によってかさぶたが出来、剥がれてはまた出来るというように繰り返し起こるのがドライノーズの特徴の一つです。

気になって自分でかさぶたを取ってしまうことも、症状を繰り返したり、治りが遅くなってしまう要因となります。

あまり知られていない割に、実はドライノーズの症状を持っている人は症状を抱えている患者全体の3割近くいると言われています。

鼻前庭炎

聞きなれない名前が続きますが、鼻の中にかさぶたができる病気として「鼻前庭炎(びぜんていえん)」という病気もあります。

これは鼻前庭と呼ばれる、鼻の孔の内側の皮膚と粘膜のちょうど境目あたりにある部分に炎症が起こる病気です。

バイ菌のついた手で鼻の孔をいじったり、鼻毛を抜いて傷ができてしまうことによって、そこから細菌が感染し炎症が起こります。

炎症が起こると”おでき”のような出来物が出来、かさぶたが溜まったり、痛みや黄色い鼻水が出るといた症状を起こします。

鼻の刺激

病気の他に、鼻をほじる癖があったり、頻繁に触れて刺激を与えている場合にもかさぶたが出来てしまう場合があります。

鼻の中は毛細血管が張り巡らされている為、非常にデリケートです。

ちょっとした刺激で鼻血が出る場合もあり、それがかさぶたになってしまっている可能性もあります。特に爪を伸ばしている状態で鼻をほじってしまうと鼻の粘膜を傷つけやすい傾向があります。

また、鼻の奥の方をほじろうとすると鼻血が出やすく、それによって奥にカサブタが発生することもあるでしょう。この場合が最も不快感のあるカサブタができやすいので、鼻の奥に鼻くそがある場合には鼻をかむことで排出するか、鼻の手前に来るまで待つなどの対策をしたほうが良いでしょう。

奥は特に粘膜が薄く傷つきやすいので、鼻をほじって掃除をする際には注意しましょう。

かさぶたの治療方法

怪我の犬

かさぶたが出来てしまった場合の、原因別治の療方法をご紹介します。治療方法を知ってカサブタを正しく早く治療していきましょう。

委縮性鼻炎の治療

単純性委縮鼻炎の場合、特に治療をせずに自然治癒するケースが殆どです。

悪臭性委縮鼻炎の場合は治療が必要となりますが、原因が明らかではない為、現状では確実な治療方法がまだ確立されていません。

抗生物質の入った軟膏を患部に塗り、細菌を殺して感染を抑える治療がメインとなります。軟膏の他に、内服薬や静脈注射といった抗生物質を使用する場合もあります。

また、症状に応じてビタミンや鉄分を補う為の内服薬を使用することもあります。これで治らない場合、手術をする方法もあります。

広がってしまった鼻腔を狭める為に、粘膜や骨を移植するといった方法で、乾燥を抑えてかさぶたが出来にくくする目的があります。

いずれにしても、軽症のうちに治療を受けることが大切です。

耳鼻科での治療が受けられますので、頻繁に鼻血やカサブタが発生しやすい場合には専門家の診断と治療を受けるようにしましょう。

ドライノーズの治療

ドライノーズの場合、まず市販薬を試してみることをお勧めします。

「ドルマイシン軟膏」という、抗生物質を配合した抗菌作用のある軟膏薬が販売されています。これを1日1~3回、直接又はガーゼやティッシュを使用して患部に塗布します。

ドライノーズ用のスプレーも販売されています。乾燥している状態でかさぶたを取ってしまうと、更に傷が出来てかさぶたを繰り返してしまいますので、スプレーを使って鼻の孔の洗浄と潤いを与えてから優しく取り除くと良いでしょう。

その他にも入浴なども効果的です。入浴で鼻の中を上記でしっかり潤すことでドライノーズの症状が改善されます。普段シャワーだけしか行っていない場合は、たまに浴槽にお湯をはって入浴をしてみると良いでしょう。

鼻前庭炎の治療

最も有効な治療方法は、とにかく鼻をいじらない、触らないことです。

鼻の中だけではなく、鼻の頭にある毛穴の黒ずみが気になって脂を絞ってしまう行為も炎症を起こすきっかけとなりますので気を付けましょう。

化膿が酷い場合には、抗生物質の軟膏や内服薬が必要となります。

外側から炎症が見えやすい位置に化膿を起こしてしまうことが多い為、気になってしまうと思いますがとにかく触らないことが早期回復に繋がります。

どのくらい経てばカサブタを取っていいの?

カサブタは皮膚や粘膜などに発生してしまった傷からバイ菌やウイルスなどが侵入してきて感染症にならないために、傷口を血で固めて保護している自己防衛反応になります。

ですので、まだ傷が完全に塞がっていない内にカサブタを剥がそうとする行為は感染症などに繋がるリスクの高い行為です。しかも、傷が治っていない内にカサブタを取ってしまってもカサブタは再び出来てしまうので、逆に治りが遅くなってしまう事にも繋がります。

どのくらい経ってから取ればいいの?という質問への回答としては、「自然に剥がれ落ちるまでそっとしておく」が最良の選択となります。

保湿をしっかりして鼻の中を潤して治りを早くしてあげるなどの対策で治癒時間を短縮していきましょう。

鼻の中のカサブタの治癒期間はどのくらい?

基本的に小さなカサブタであれば皮膚でも粘膜でも早くて2〜3日、長ければ1週間程の時間で完治してしまいます。

更に肌のターンオーバーの期間が28日ですので、傷跡など薄くなっている皮膚の状態から新しい状態に入れ替わるまでが約1ヶ月ということになります。

なるべく触れないようにして我慢して74時間は耐えましょう。

しかし、カサブタが発生している原因が粘膜などの疾患が関係していた場合は、治ったと思った先から傷が発生しカサブタが出来てしまうことがありますので、病院で鼻腔スプレーなどの治療薬をもらって治療を行ったほうが良いでしょう。

鼻の中の乾燥を防ぐ対策

保湿

いずれの状況も、鼻の中が乾燥することによってかさぶたができてしまうことが分かりました。

それでは鼻の中の乾燥を防ぐ為の対策はあるのでしょうか。かさぶたが発生することを予防する予防方法について紹介します。

マスクをつける

マスクをつけることで鼻の中が加湿され、乾燥を防ぐことができます。

特に乾燥が気になる時は、湿らせたガーゼを入れたり、現在は”濡れマスク”といった加湿に特化した商品も多く販売されています。

これらを使って、日頃から上手に乾燥対策を行いましょう。

マスクを付けることで、鼻に出来ているかさぶたが人から見えないように隠すことも出来ますので、二つの意味でも対策できます。

鼻までしっかり隠れるマスクを着用してドライノーズなどの問題を回避していきましょう。外に出る時はマスクを付けて対策してみてください。

室内の加湿

既に挙げた通り、乾燥した環境に長時間いることも、鼻の中の乾燥原因となります。

長時間過ごす室内では、加湿器を用いたり、濡らしたタオルを干したりして、適度な湿度を保つようにしましょう。

また、観葉植物を置くことも加湿効果が期待できます。その際、できるだけ大きな葉っぱの植物を置くと、葉っぱから蒸発する水分が多くなるようです。

加湿での適度な室内の湿度は40%〜60%の間になります。常にこの湿度をキープしている状態がベストな環境といえますので加湿器でしっかり湿度を管理していきましょう。

むやみに触らない

何度もお伝えしている通り、鼻の中を触ることが鼻の粘膜を傷つけたり、細菌に感染してかさぶたを作る原因となってしまいます。

気になってもむやみに触らず、異物を取り除く場合はティッシュやガーゼを使って優しく触れるよう気を付けましょう。

また、鼻血が出た時にしっかり鼻に詰め物をして血を吸っておくことでかさぶたを出来るだけ小さく薄くすることが出来ます。時間が経って硬くなったり、ホコリや鼻くそなどが付着してくるとサイズが大きくなったり、違和感が大きくなってきますのでその場合には水などで鼻の中をかさぶたを取らないように掃除して無駄な汚れを落としていきましょう。

ワセリンを塗る

油のみで出来たワセリンを鼻の中に塗ることで、乾燥を防ぐとともに鼻につく汚れも落としやすくなります。汚れがついてきたら水で洗い流して鼻をかみ、水気をあらかた飛ばしてから、もう一度ワセリンを塗っていきましょう。

気になる場合は病院へ

かさぶたを何度も繰り返してしまう場合は、病院を受診して下さい。病院で適切な治療を受けることによって、意外とすぐに治ってしまうことも多いのです。

鼻の中ということで、耳鼻科を受診する方が多いかも知れませんが、この場合は皮膚科に行くことをお勧めします。

耳鼻科よりも皮膚科の方が、炎症にダイレクトに効果のある処置を行ってくれる場合が多いようです。行きつけの病院がある場合は耳鼻科でも構いません。

信頼できる専門家の先生に診てもらって早めに治療を行っていきましょう。

病院で行われる治療法としては、炎症が発生している場合には抗炎症剤や抗生物質の軟膏などが処方されたり、ビタミン剤などが処方され血流を良くしたり、血管を強くして治療が進みやすくする治療法が行われます。

もし、代替治療で自分でこの治療を行う場合はビタミン剤ではビタミンB群やビタミンCなどを摂取して粘膜を強くしていくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

鼻の中のかさぶたは、鼻の粘膜の乾燥が原因となっていることが分かりました。

冬場などの乾燥する季節だけでなく、最近は空調設備により一年中乾燥しやすい環境下に置かれることが多くなりました。

日常で乾燥対策をしっかり行うことによって、鼻の中だけではなく、喉などの乾燥による炎症も防ぎ、風邪予防にも繋げることができます。

また、鼻の粘膜は非常にデリケートであることもお分かり頂けたかと思います。

かさぶたが出来てしまっても直接触れることは避け、悪化させたり繰り返さないよう注意することが大切です。

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