豚鼻と聞いて何を連想されるでしょうか？団子鼻でなくて豚鼻とは、とてもいやな響きですが、でも、日本人にはとても多いですね。団子鼻と豚鼻には少し違いがあるのです。
日本人は西洋人のように堀が深くなく、割とやんわりとした雰囲気の顔が多いです。日本人の遺伝子を持っている人たちは、豚鼻が多いのではないでしょうか？しかし、世の中グローバル化が進むと、外人の堀の深い顔に憧れますね。
そこで今日は自力整形を試みようと思われる方にとって、朗報な豚鼻の治し方を紹介します。自力整形で根気が続かない方は、整形外科で手術を受けるのも一つの方法です。
自力でどの様にしたら自力整形が可能なのか？また、本当に自力整形で鼻は矯正できるのかなど詳しく見てみたいと思います。豚鼻について詳しく調べてみました。
豚鼻について
豚鼻と団子鼻の違いをご存知でしたか？私は同じだと思っていましたが、豚鼻と団子鼻には一つだけ違いがあります。
豚鼻と団子鼻の違い
それは、鼻の穴がむき出しになっているのか、なっていないのかの違いがあります。しかし、団子鼻の人には豚鼻の人が多いことも事実です。
豚鼻より団子鼻の方が聞こえが良いので同じにしている人もいます。
太ることで豚鼻
太ってくると豚鼻になり易いです。太ることで鼻の下の肉もつきます。そのため、鼻の肉が引っ張られて鼻の穴が良く見えるようになります。
自力整形で矯正される理由
鼻の骨は軟骨で出来ていて、鼻骨の成長は歳に関係なく一生続きます。ですから、鼻の形を自分の好きな形に導くことで鼻の形は変えられます。気長に根気よく挑戦してみてください。
鼻をつまむことで形が変わるため、それに癖をつけていきます。それほど難しいことではありません。鼻は軟骨で出来ているので、鼻の形は変わりやすいのです。
ただし、正しい鼻の摘まみ方をしないと鼻の形が歪になることがあります。正しい鼻の摘まみ方をしましょう。
正しい鼻の摘まみ方は、鼻の頭の少し上の部分をつまむほうが良いです。そうすると、鼻の頭が下がって鼻の穴が見えにくくなります。
豚鼻の鼻の穴を見えにくくしたり、鼻を高くして豚鼻の穴を縦に持ってくることで豚鼻を強調しなくて済みます。
鼻の骨は軟骨で出来ていますので、セルフケア次第では自分好みのお鼻を手に入れることが可能です。
豚鼻の治し方のセルフケアの方法
さて豚鼻のセルフケアには、どのような物があるのでしょうか？
マッサージから鼻うがいまで色々ありますのでご自分に合った方法で挑戦してみてください。
マッサージケア
マッサージケアのやり方は、毎日お風呂上りやメイク落としの時に習慣的に癖をつけることが大事です。最初は少しめんどくさいと思われるかも知れませんが、慣れれば簡単にできてきます。
矯正マッサージは家で人知れず毎日の習慣にすることで、自分の思い通りの悩みのない鼻に近づけることができます。
マッサージ法
小鼻の脂取りをすることで、豚鼻の小鼻の肉が取れてスッキリします。やり方は次の方法です。
小鼻の脂肪をとる
小鼻の脂肪をとります。両手の人差し指と中指で小鼻を拝むように挟みます。白くて臭い脂肪が出るまで強めにクルクルマッサージしながら、余分な皮脂を絞り出していきます。（脂肪が余りない方は温かく小鼻がなる程度でかまいません。）
顔の彫を作る
鼻が高くなるように、両手の中指と薬指で鼻をつかむように小鼻を挟みます。そのままの状態で鼻が高くなるように引っ張ります。
小鼻から鼻骨、眉間の間を丁寧に圧力を加えていきます。鼻筋が通ってきたと感じたら、親指の腹で眉間のくぼみを骨に添ってじわじわ押していきます。
ここまでくると鼻筋がはっきりして、鼻が幾分細くなってきます。
隆鼻形成
小鼻の脂取りから行って、鼻の彫り作りをして形を整えます。形が整ったところで鼻を摘まみ上げ固めていきます。
手でつまんだ方が器具を使うより早いですが、市販の鼻つまみ専用器、シンクロ競技用の鼻栓、ばねの弱い洗濯ばさみなどでつまんでもかまいません。
フェイスビルダー法
この方法は人差し指一本で豚鼻を治せます。思いついたときにやると良いですが、人前ではみっともなくてできません。
人差し指で鼻先を上向きに押し上げながら、鼻の下を伸ばす感じで上唇を思いっきり引き下げる。
その状態を4～5秒保持してから鼻の下を伸ばすのをやめる。これを1セット、35回繰り返します。1日2セットくらいが目安
ミヤビ法
ミヤビ法は、隙間を骨と骨との間に作り上げるように鼻骨を摘まみ上げる方法です。鼻叩きで鼻骨が成長するので、ミヤビ法で隙間を作ることに期待が持てます。
ミヤビ法は低い鼻を持ち上げる方法です。この方法は賛否両論がありますが、しかし、豚鼻を気にしてこの方法を知らなかった人は、解消法として一度試してみるのも良いでしょう。
- 目頭から両指を下ろしてくるとポコッと骨の膨らんでいる部分（鼻骨）がある
- 鼻骨を中指と人差し指で両手で挟む
- 高くしたい鼻の骨と、皮膚をはがすように挟んだまま前方へ押し上げる（両手の指の力が均等に入るように）鼻を摘まんで上に持ち上げる
- この状態を1分程キープする
このポイントは真直ぐ押し上げないと、鼻の形がいびつになり返っておかしくなりますので真直ぐ押し上げることがコツです。
鼻叩きマッサージ法
鼻叩きマッサージ法は、鼻の軟骨の部分を叩いて鼻を高くします。やり方は
- 硬骨の鼻の低い部分の丁度目頭の部分を500回たたく
- 目頭の部分から下ろしてくるとぽこっと膨らんだ骨（鼻骨）があるところを500回たたく
- 指を曲げた関節の部分で叩くと良い
骨は外部からの刺激により成長し強くなります。鼻は一生成長し続けるので遅い事はありません。
鼻を自分の思う鼻にするため、努力して鼻叩きマッサージ法を心見ては如何でしょうか？
冷水で鼻を冷やす
豚鼻を冷水で治します。冷水で豚鼻を治す方法は、とても簡単にできますので一度挑戦してみてはいかがでしょうか？
冷水で鼻を冷やすと引き締め効果があります。マッサージと併用して、毎日行えば効果も抜群に上がります。
人の鼻は、寒さによって細く小さくなる様にできています。世界を見渡せば分かるように、北米などの寒い地域に住む人と、アフリカなどの暖かい地域に住む人と比べてみて下さい。
寒い地方の人は細い鼻の人が多いです。それは、人の鼻は器官を守るため細くなっていきます。ですから、人の鼻は寒い地域に行けば自然と鼻が引き締まります。
鼻を冷水でパシャパシャやったり、保冷剤を冷蔵庫で冷やして、鼻にあてたりすると鼻が引き締まります。
やりすぎると肌荒れを起こしたり、赤鼻になるので気を付けてやりましょう。冷水法のやり方
- 鼻に冷たい水をかける
- 5分ほど鼻が十分引き締まったと思われるところまでやる
- 引き締まった鼻の確認
- 毎日1～3回繰り返してやる
ここで、気を付けないといけないことは、頻繁にやり過ぎたり水が冷たすぎるとあかぎれを起こす可能性があります。
豚鼻を治すには、毎日朝起きたら必ずやる癖をつけて日々積み重ねることです。1日2日で鼻がすぐ引き締まることはありませんが、長期に毎日積み重ねることで豚鼻は解消されます。
ノーズクリップ法
ノーズクリップ法はピンセット法とも言います。これは、シンクロナイズドスイミングの選手からヒントを得た方法です。最も豚鼻を治すのに一般的な方法です。
この方法は一度は豚鼻の人なら考えられるもっとも簡単な方法です。一度はやられた方も多いのではないでしょうか？
洗濯ばさみで挟む強烈な方法から、専用グッズまで幅広くあります。理屈としてはノーズクリップを鼻につけていると、鼻は軟骨なので形状を維持した状態で長期継続すると矯正できるということは分かります。
やり方はただ鼻を挟むだけのことです。用いられる道具は人それぞれです。ノーズクリップをつけた時間に比例して効果があがるのがノーズクリップ法です。
鼻うがい
副鼻腔に溜まっている老廃物を外に出す鼻うがいは、鼻を引き締める効果があります。しかし、正しい方法でやらないと鼻腔への刺激が起こって痛い目にあいます。
鼻うがいは蓄膿症や花粉症に効果がありますが、鼻筋を通す美容法としても効果が期待されています。
鼻うがいのやり方
- 濃度1％の食塩水をつくる
- 片方の鼻を抑えて、もう一つの鼻の穴から食塩水を喉ぐらいまで吸い込む
- 口から吸い込んだ食塩水を吐く
鼻うがいの注意点として、正確な濃度の食塩水を作ることと、一日に5～10回までを目途にやり過ぎないことが必要です。
また、塩水を上手に作れなくて不安な人は、ハナノアシャワー鼻うがいを使うと衛生的にやれますし、初めての方には心配なく利用できます。
鼻整体法
鼻整体法は顔の歪みをとることです。鼻整体をすることで鼻を小さくしたり鼻の形を綺麗にする効果があらわれます。
鼻豚が骨格の原因であれば鼻整体で変えられることができます。しかし、鼻の大きさを変えることは難しいです。
姿勢やかみ合わせなど全く問題がない人は、鼻整体での豚鼻を治すことは不可能でしょう。しかし、豚鼻で猫背で噛み合わせの悪い人は治せる可能性は高くなります。
顔に歪みがある人は、いきなり鼻整体をやっても無理です。まず顔の歪みを無くすことです。
鼻の穴を小さくする方法
鼻の穴を小さくする方法は、鼻の筋肉によって小さい穴の状態を作る事です。
片鼻呼吸
片鼻呼吸とは片方の鼻の筋肉を自由にコントロールできる方法です。片鼻呼吸をすると空気を吸い込んでいる間は鼻の穴が小さくなります。
空気を吸い込んでいる時は、鼻の筋肉が緊張した状態になります。この状態を自由自在に作り出すことが訓練によってできるようになります。
最初のうちは難しいと感じます。しかし訓練していくうちに、簡単にできるようになります。
- 片方の鼻を指で押さえて、もう片方の鼻の穴で息を大きく吸い込む
- 吸い込む方の鼻の穴が小さくなるのでその時の筋肉の感覚を覚える
- 筋肉の感覚を覚えるまで訓練する
最初のうちはとても難しく、鼻の筋肉が小さくなっている感覚も掴めないかもしれません。しかし、意識をして鼻の筋肉に力を入れる訓練をしているとできるようになります。
最終的には両側の鼻の穴の筋肉を緊張させるようになることです。できるようになると今度は力の入れすぎを鏡でチェックして、豚鼻が治っているところで緊張させます。治ってないところで緊張させると顔が変な顔になってしまいます。
鼻豚の治し方はメイクで矯正する
鼻豚をメイクで矯正できるでしょうか？メイク術で少しは鼻豚も解消されます。色々なメイクの方法を見てみました。
メイクで豚鼻を矯正するには、鼻の両脇を少しダークトーンにして、自然なライトベージュのハイライトでシェーディングして鼻筋がスッと通った感じにするのが効果的です。
顔全体を「縦長」の印象に作るため、アイラインとリップラインは上下に太めに入れます。こうすることで横に広がった豚鼻をカバーしてくれます。
鼻筋にはハイライト、目頭の横に眉毛用パウダーで影をいれます。目の印象を強調して鼻からの視線をそらせます。
メーク時にダーク系のチークを頬からいれて、シャープな雰囲気に作り上げます。そして、ホワイトのフェイスカラーを鼻筋に入れることで豚鼻の印象が大きく変わります。
豚鼻の治し方は美容整形手術で行う
整形外科の高須クリニックでは、注射一本5分の施術でプチ整形が行われています。美容整形では現代このようなやり方で人気を集めています。
自力で長い時間かかって豚鼻から自分の思い描く鼻に少しでも近づくことができるかは未知数です。しかし、整形手術で注射一本なら余り抵抗もなく受けられる人が居るのかもしれません。
ヒアルロン酸注射の整形
このヒアルロン酸注射の方法は、確実に鼻が高く豚鼻から少し改善されるでしょう。そして、早く効果が現れます。しかし一生涯効果が続くものではありません。
一生涯鼻を高くしたいと思われる方は、自分の理想とする鼻の手術を決断される方もいます。しかし、副作用はないのでしょうか？
パロットノーズ変形の副作用
日本人の鼻は軟部組織が多いです。団子鼻や豚鼻の原因は、軟骨ではなく軟部組織のためです。鼻翼軟骨が薄く、柔らかく、小さいのが日本人です。
そのため、部分切除、軟骨間縫合だけでは手術結果が出てこないことがあります。これは鼻翼軟骨自体が鼻尖の大きさが原因ではないためです。
手術をするときにパロットノーズ変形を起こすことがあります。パロットノーズ変形を起こしやすい手術部位は大きくて丸い鼻先に対して
- 軟骨同士を縫い合せる術式を行うため、左右の大鼻翼軟骨の間の脂肪や軟部組織を切除した場合
- 糸だけで切開しないでやる術式を行った場合
このような術式を行った場合にパロットノーズ変形の副作用が出ることがあります。これは手術操作のやり方がまずいからです。
鼻尖縮小手術
鼻尖縮小手術（鼻尖形成手術式）はオープン法で行う必要はなく、クローズ法で行うことができます。
オープン法で行わないで、パロットノーズ変形の副作用を起こさせないためには、鼻尖の中央部の軟骨、皮膚の連続性、結合組織が保たれることが必要です。
鼻尖縮小手術で適している鼻は、軟骨が発達している鼻です。鼻の中の内側2㎝ぐらい切開して、軟骨を切開縫合して1週間ほどギブスで固定します。
鼻尖縮小手術は豚鼻の100人患者様がいれば、100通りの手術方法があります。手術後は3～7日程度ギブス固定やテーピング固定をします。
手術を終わるとギブスやテーピングで固定してから、マスクで帰宅でき入院は不要です。
蝶形骨
蝶のような左右対称の形の蝶形骨は、鼻と脳の境目にある骨です。副鼻腔の一つである蝶形骨洞を形成している骨です。
豚鼻の手術の時の注意点
豚鼻を改善するには鼻中隔延長手術、鼻尖縮小手術３D形成をやります。鼻中隔延長手術の場合種類が色々あるため、カウンセリングで医師の得意とする材料を提示することがあります。
そのため必ずしも個人の為のインフォームドコンセントが行われているとは限りません。同じ鼻中隔延長手術で使用する軟骨のメリットが違います。
手術前に色々お尋ねしてご自分が納得したうえで行う事が大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？鼻は軟骨で出来ていて一生涯成長が続くそうですから、ぜひ自力のセルフケアをやってみてはいかがでしょうか？
整形手術も今の世の中は普通になりつつありますが、親からもらった顔に後は自分の年輪を重ねることで、顔にその人の年輪が刻まれるものです。
女優さんたちは殆どの人が整形手術をしているので、一般の人もあのようになりたいと思うのは分からないでもありませんが、しかし、女優さんはそれが仕事ですから一般の人が美容整形手術をするのとは何か違いがあるように感じます。
もし整形手術をするのであれば、手術を多くやっている医師を選ぶことが大切です。大手の病院でも担当医が必ずしも多くの手術を手掛けているとは限りません。
関連記事として
・鼻筋がない原因は？NGな生活習慣を知ろう！メイクで対処できるって本当？
これらの記事も読んでおきましょう。