朝からつらい!寝起きに起きる頭痛の原因と対策方法

朝起きて、ズキズキと頭が痛む、、、昨日の夜はそんなことなかったのに、、寝起きから最悪の気分だ。
なんてことありますよね。できることならスッキリと目覚めたいものです。朝から気分が悪いと、1日中淀んだ気分のまま過ごすことになってしまい、台無しになってしまうことでしょう。

もし、見たかった映画を観に行く!や好きな人とのデートがあるなどのイベントが有る時に頭痛が発生していればなおさらです。

こんな時は早く頭痛や朝に気分が上がらない問題を解消して負のスパイラルから抜け出したいですよね。

なぜ起きたら頭が痛いのか。どのようにすれば寝起きの頭痛を防げるのか。

寝起きの頭痛の原因と対策方法を紹介します。朝の頭痛の症状の問題を解消していきましょう。

寝起きに頭痛が起きる原因

頭痛

寝起きに起きる頭痛が発生してしまう原因を知っておきましょう。原因にはいくつかの要因が考えられます。

自分に当てはまっている原因が無いかどうかチャックしてみましょう。

①二日酔いによるもの

寝起きの頭痛といえば、二日酔いによって起きるていることは多いですね。二日酔いが頭痛を起こす原因は二つあります。

まずアルコールを摂取しすぎると、血管が膨らんでしまいます。頭の部分の血管が膨らむことによって、近くに存在している脳神経を圧迫してしまい頭痛を起こしてしまう場合です。

次に、お酒を飲みすぎると水分を失うことにより、軽い脱水状態になります。低髄液圧症候群という状態になってしまうためです。以上の二つの理由から二日酔いにより、頭痛が起きてしまうというわけです。

ですので、アルコールを薄めるためと失った水分を補給するためにしっかり水分補給を行う必要があります。

コップ1杯の水でも大きく変化してきますので、出来れば睡眠してしまう前にしっかり水を飲んでから寝るようにしましょう。

また、アルコールのを分解できる酵素の働きには個人差があり、限界値と言うものが決まっています。その量を超えて摂取してしまったり、日本酒、焼酎、ビール、ワインなどいくつもの種類のアルコールを摂取すると、より分解が複雑になり体内にアルコールが停滞しやすく酔が深くなりやすくなります。

出来るだけアルコールの種類は1種類に決めて飲んだほうが良いでしょう。

②寝ている時の姿勢によるもの

眠っている時の姿勢が良くないと頭痛を引き起こす原因になります。眠る時にキチンとした体勢で寝ていないと肩がこってしまいます。この肩こりが、頭痛を起こす原因となっています。

これは緊張型頭痛と呼ばれる症状になります。

また枕の高さが自分の体格と合ってないものを選ぶと、肩や首を痛めることになるので自分に合った枕を使うようにしましょう。

他にも狭い空間で寝ることが問題となってしまうこともありますので、狭い空間で熟睡してしまうと、問題が発生しやすくなってしまうでしょう。

③生理によるもの

生理痛によって、寝起きの頭痛が起きている場合があります。生理の時は、ホルモンバランスが崩れています。その際、エストロゲンという成分が減少することで、血管が膨らみ頭痛を引き起こします。

また、生理によって、食欲がなくなり栄養不足になり頭痛を引き起こす可能性もあります。

また女性は月経中や月経前には、朝に憂鬱な気分になってしまう事も多くあります。

これは月経前症候群PMSと言う症状で、月経の1週間〜2週間前ほどの期間から発生します。症状には個人差がありますが、酷い人では頭痛の他にも、体のむくみ、めまい、貧血、立ちくらみ、吐き気、腹痛など多くの症状が発生します。

生活習慣などを出来るだけ改善して、ホルモンバランスを整えることが重要でしょう。

④寝すぎによるもの

睡眠時間を長くとってしまうと、頭痛を引き起こす場合もあります。寝すぎることで、人間は緊張から解放されます。それにより頭の血管が膨らんでしまい、頭痛を引きおこすことがあります。

また、寝すぎることによって、交感神経と副交感神経が、こんがらがってしまうことにより頭痛を引きおこすこともあります。

起きているのに、なんだか頭がぼーっとしている、頭の奥の方がずっしり重いなどの場合には風交感神経がまだ優位な状態にあり、交感神経が起きていないために脳が混乱していたり、正常に働いていない状態になります。

赤ちゃんにはよく見られる状態になりますが、日光を浴びたり、シャワーを浴びることやストレッチを行うことで脳がだんだん起きてきます。

急激に起こそうとすると転倒して怪我をしてしまう可能性がありますし、頭痛などの問題も悪化してしまうのでゆっくり体を起こしていきましょう。

⑤ストレスによるもの

普段からストレスを抱えすぎている人は、寝起きに頭痛を起こす場合があります。人は目覚めた時に、副腎皮質ホルモンという成分により血の流れをよくする働きがあります。

しかしストレスを抱えすぎている人は、この副腎皮質ホルモンが上手く働いてくれず、血の流れがよくないため頭痛を引きおこすことがあります。

また、ストレスによって睡眠をとっている段階でも交感神経が休まらずに、ずっと脳が活発に活動している状態で睡眠障害に繋がり脳がオーバーヒートしてしまっている場合もあります。

しっかり休めせるためのサインでもありますので目の奥をえぐるような痛みが発生している場合にはしっかり休んで脳と目を休ませていきましょう。

頭痛の種類と対策

頭痛

頭痛には3種類の頭痛があります。この頭痛の種類は痛み方の症状の特徴によって判断することが出来ます。

自分に発生している痛み方を比べてみて適切な対処法をとりましょう。

片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛の3つの頭痛の特徴と対処方法について紹介しますので自分の症状を性格に見極めて対策していきましょう。

①ズキズキとした痛み

これは主に偏頭痛という一番多い頭痛が原因です。特に女性の人がなりやすいです。
偏頭痛が起こる仕組みは、血管が膨張して三叉神経という頭にある神経を刺激することで痛みが生じています。

偏頭痛の症状は、頭の片側、もしくは全体がズキズキと痛む症状です。頻繁に何回もなることが多く、1度の偏頭痛で2、3時間痛むなんてこともあります。ひどい人になると、めまいや吐き気を感じることもあります。また偏頭痛は、目がチカチカしたり、手足がしびれたりした後に頭痛が生じるという場合もあります。

〜対処方法〜

偏頭痛になったときの対処方法を紹介します。

・カフェインを摂取する

コーヒーなどに入っているカフェインは、摂取することで膨らんだ血管を収縮する作用があります。
また、コーヒーには神経を落ち着かす効果があります。コーヒーが苦手な方は、緑茶や紅茶からカフェインを摂取するようにしましょう。

・痛い部分を冷やす

膨らんだ血管を冷やすことで、血管が縮まらせ痛みを和らげることが可能です。シャワーなどで熱を与えると、逆に血管が膨らんでしまいます。偏頭痛の時は、温める行為は避けてください。

・光を遮断する

偏頭痛の時は、目から入ってくる光が症状を悪化させることがあります。できるだけ目から入ってくる光を遮るようにしましょう。

もし、外出などしなければならない時は、サングラスを着用するか日照りの強い場所は避けるようにしましょう。

・偏頭痛に効くものを食べる

効果的なものを食べて、症状を軽くしましょう。

・マグネシウムを多く含む食物で、アーモンドや大豆
・ビタミンB2を多く含む、サバやレバー、納豆

これらのものを食べてください。血流が良くなり症状を軽くすることができます。
逆に偏頭痛の時は食べない方が良い食物もあります。

・チラミンを多く含む、チーズやチョコレート
・亜鉛酸を多く含む、ベーコンやソーセージ
・グルタミン酸ナトリウムを多く含む、インスタント食品

これらのものはなるべく食べないようにしましょう。症状が悪化する恐れがあります。

・ツボを押してみる

頭が痛くてベッドから動けない、、、。そんな時はツボを押してみましょう。

・完骨(かんこつ)

完骨は耳の後ろ側の骨が一番出ているところから1㎝ほど後ろのくぼみにあるツボです。不眠症などにも効果ありとされています。

他にも、頭痛、顔のむくみ、首の凝り、眼精疲労などにも効果があるツボですので是非試してみてください。

・瞳子髎(どうしりょう)

瞳子りょうは目尻から1㎝外側にある目尻のくぼみ付近にあるツボです。目の疲れや眼力の向上、目尻のシワや顔のたるみの改善など健康の他に美容にも効果ありとされています。

・外関(がいかん)

外関は手の甲側の手首の付け根のシワの部分から3㎝ほど離れた手首の骨の中央部分にあるツボです。外関には痛みをやらげる効果の他、リラックス効果で自律神経を整える効果もあります。

5秒程息をゆっくり吐きながら、指先でじんわり押していきましょう。

以上のツボを押してみましょう。痛みが緩和することができます。ツボ押しはいつでもどこでもおこなえる対策法ですので、気軽に試してみてください。

②締め付けるような痛み

あまり聞きなれない頭痛ですが、これは緊張型頭痛と呼び寝起きになる可能性があります。

緊張型睡眠が起こる仕組みは、二つあります。まずデスクワークや、寝ている時の姿勢などから肩の筋肉に乳酸がたまって神経を刺激することによって起こる、身体的なものによる場合です。

次に、ストレスを溜めすぎたことにより「脳にある痛みを調整する部分」が上手く働らかなくなり痛みを引き出す場合です。症状としましては、緊張型頭痛は頭をゆっくりと締め付けるような痛みがあります。しかし偏頭痛と比べると痛みは柔らかなのが特徴です。

〜対策方法〜

緊張型頭痛になった時の対処方法と予防方法を紹介します。

・痛い部分を温める

偏頭痛とは違い、幹部を温めるようにしましょう。
肩や首などの顔まわりの筋肉をほぐして、血の流れをよくすることが必要となります。ただし、いきなり熱を加えるのは体にとって負担になりますので、温めたタオルなどでゆっくりと温めてあげましょう!

また、しっかりとお湯につかって心身ともにリラックスするのもオススメです!

・枕を変えてみる

寝ているときに、肩がこってしまうことによって緊張型頭痛を引き起こしている場合があります。寝ている時の状態をよくすることで、緊張型頭痛を予防することができます。

猫背の人は高い枕が楽に寝返りが打てる傾向があります。しかし、横の姿勢に寝返りを打った時に首の筋肉を痛めやすいのでそれによる問題が発生しやすいこともあります。

・ストレスを発散する

精神的ストレスからもなる可能性のある緊張型頭痛。
ストレスが溜まっている状態だと、頭痛治りにくいのです。リラックスをすることで、ピリピリしている神経が落ち着き、頭痛を緩和してくれることでしょう。

・運動をする

日々の運動によって緊張型頭痛は予防することができます。運動をすることで、ストレスの発散にもなりますし血の流れを良くすることができます。普段から体を鍛えておくことで、緊張型頭痛を引き起こしにくい体をつくりましょう!

・市販薬を使用する

バファリンやロキソニンやイブクイックなどを使用する事で緊張型頭痛の様な頭痛は改善することが出来ます。実はドラッグストアなどで販売されている頭痛薬のほとんどは緊張型頭痛を改善する事に特化している商品が多く、片頭痛や群発性頭痛のような症状に関しては改善が見込めないというものになります。

しかし片頭痛に関しては脳のなかのセロトニンなどの分泌不足が原因で発生している問題があり、薬を飲むことで安心して症状が落ち着くなどの場合もあります。

自分に効く薬を探して利用するようにれば良いでしょう。

③えぐられるような痛み

群発頭痛という、こちらは頭痛の中でもかなり苦しい頭痛です。

群発頭痛は、発症してしまうと何度も頭痛を感じることから群発と呼ばれています。群発頭痛が起こる仕組みは、三叉神経が関係されているとされています。また内頸動脈という神経が、なんらかの事象により刺激され、圧迫されることで引き起こすとされています。

しかし、詳しい原因に関しては解明されておりません。症状としては、えぐられるような痛みが生じ、立っていられなくなるほどです。
他の2つの頭痛に比べると、群発頭痛になる人は少ないとされています。

〜対策方法〜

えぐられるような痛みの群発性頭痛の対策方法について紹介していきます。

・病院へ行く

群発頭痛は一度発症してしまうと、自分の力で解決することは難しいです。
神経内科、もしくは脳神経外科での診察を受けましょう。

・お酒とタバコを控える

出来れば群発頭痛は発症させないこものです。

日々の生活習慣を見直して、発症させないようにしましょう。アルコールと関係が強いとされており、過度な飲酒をされている方は控え目にしましょう。また群発頭痛が発症している際に飲酒すると、より頭痛が増すことになりますので、禁酒してください。

また群発頭痛を抱えている人は、ヘビースモーカーの人が多いのも事実です。1日に何本も吸っているという人は、群発頭痛を発症させる可能性がグンとあがっています。本数を制限しましょう。

まとめ

寝起きに頭痛が起きる原因

  • 二日酔い
  • 寝ているときの姿勢
  • 生理
  • 寝過ぎ
  • ストレス

頭痛の種類と対策

ズキズキと痛む偏頭痛

  • カフェインを摂取する
  • 痛む部分を冷やす
  • 光を遮断する
  • 偏頭痛を和らげるものを食べる
  • ツボを押してみる

締め付けるような緊張型頭痛

  • 痛みを感じる部分を温める
  • 枕を変えてみる
  • ストレスをためない
  • 運動する

えぐられような痛みのする群発頭痛

  • 病院へ行く
  • お酒とタバコを控える

以上が今回の記事のまとめです。

頭痛の種類によって、対象方法が異なるので自分がどのタイプの頭痛かを見極め対処してください。間違った処置をすると、症状が悪化する恐れがあるので注意しましょう!

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