喉が痛い!声が出ない!声が出ない原因と対処方法

朝、目が覚めてさぁこれから仕事だ!

なんてときに、声がでない!喉がガラガラだ!なんて経験は誰にでもあると思います!さらに風邪が発生しやすい冬なんかは特に喉が痛みやすい季節ですよね。

声を仕事にしている場合などでも喉を前日の酷使によって痛めてしまう事もあるでしょう。

少しでもマシにしたい。すっきりしたい。早く喉の調子を取り戻したい!と言う人のために今日は喉が痛い時や、声が出なくなる症状の原因と対処方法や改善するべきことをお教えいたします!

しっかり対策と予防をして症状を改善していきましょう。

声が出なくなる原因

喉が赤い

喉が痛すぎて声が出しづらくなっていませんか?しゃがれた声になってしまったり、声をだすときにかすれてしまってよく聞き取れなかったり、この問題はどうして発生してしまうのでしょうか?

喉の痛みによって声が出にくくなってしまう原因について明らかにしていきましょう。

①声の出しすぎによるもの

一番多いのがこのパターンだと、思われます。友達とカラオケに行って朝まではしゃぎすぎた、部活などの声だしをはりきりすぎた、声を使う仕事で1日中声を出していた、などの行為が原因になって声が出なくなっていしまいます。

声が出ないとまではいかなくても、喉がガラガラになり、かすれた声になってしまいますよね。喉の筋肉を連続して酷使することによって、喉が痛んでいるのです。大声を出すという行為は喉の筋肉をとても疲労させる行為なのです。

特に影響を受けている部分が声帯になります。声帯を酷使しすぎたことによる影響で声帯が炎症を引き起こしたり、腫れてしまうなどの問題を発生させて声を出すことが困難になります。

無理に声を出そうとして更に炎症を繰り返してしまうと、更に声帯の炎症がひどく進行し、ポリープが出来てしまって、常に喉に痛みや違和感が発生してしまい、声も常にしゃがれているなどの問題に発展してしまいます。

声を仕事にしている人などは特に問題となる症状ですので、声の出しすぎで喉を痛めてしまった場合はしっかり休ませるようにしましょう。

②風邪によるもの

喉の奥で、ウイルスが蔓延して声を出す部分が炎症を起こしているため、声がでなくなる場合があります。喉の痛みが気になったら風邪の初期症状かもしれません。

通常は、風邪をひいただけで声がでなくなるなんてことはあまりありません。しかし風邪をひいているのにも関わらず、喫煙したり大声をだしたりすると、喉の奥が炎症を起こす場合があります。風邪をひいた時は安静にしましょう。

ウイルスが最も影響を与えるのは喉の上咽頭の部分にある咽頭扁桃と呼ばれる部分になります。風邪を起こして喉が炎症を起こした時に、鏡で見て大きく喉の腫れや赤くなって炎症しているのがわかる部分です。

さらに風邪によるウイルスや菌も声帯に影響をおよぼすことがあるので、その場合には声が出しづらい状態になってしまいます。声帯は上咽頭からさらに深部の中咽頭を経て、下咽頭の部分にある器官ですので、かなり深部にまでウイルスが侵食していることが推測できます。

出来るだけ口呼吸をしないようにマスクなどを着用して、声を保護していきましょう。風邪の初期症状の場合には早めに市販薬などを飲めば症状の進行を食い止めれますので体の不調には敏感に反応していきましょう。

③乾燥が原因で喉が傷つきやすくなっている

空気が乾燥しやすい気候の時期。日本で言うと冬やその前後の時期が乾燥しやすく、更に富士山などの高所に位置している場所と北風の強く吹く太平洋側は乾燥した風が通り抜けやすく乾燥しやすい地域となっています。

乾燥によって喉や口の粘膜が乾燥してしまうことで、喉が痛くなります。更に乾燥している空気中にはウイルスが繁殖しやすい状況になっていて、それに伴いウイルス感染症などにも感染しやすくなります。

部屋の中で使用しているエアコンの影響でも乾燥が強く発生しやすくなりますので、湿度を50%以上に設定して喉を保湿していきましょう。

乾燥している時期でのエアコンの使用では特に喉が影響を受け易いので、しっかり対策をしていきましょう。

④栄養不足によるもの

喉にも口内炎が発生することがあります。喉の上咽頭の部分に口内炎が発生し、激痛を発します。唾を飲み込むのも痛いほどに喉が痛んでしまい、食事とともに声をだすことも辛くなります。

声帯が炎症しているときの様にしゃがれた声になるわけではありませんが、声を出すために喉に力を入れる度に痛みが生じてしまうのでどうしても声が出しづらくなります。

口内炎の大きな原因は胃腸の不調による栄養の吸収不足や食事内容が偏っていることでの栄養不足が影響して発生する問題になります。

主に粘膜や肌に働きかける栄養素としてはビタミンB類やビタミンD、その他にそれらの栄養素の吸収率を上げたりするためにビタミンCなどの栄養素が有効になります。

またこれらの栄養素は他の栄養を代謝するためにも消費されるビタミンですので、糖質や脂質などを多く含んだ偏った食事をしてしまうと相殺されてしまいますので注意しましょう。

⑤飲酒・喫煙

飲酒や喫煙という行為によっても喉が影響を受けて痛んだり声がしゃがれたり、枯れてしまう事があります。

飲酒では知らず知らずの内に羽目を外しすぎてしまい、声を思った以上に大きく出してしまっていて声が枯れてしまったり、アルコールの影響で喉への血行が良くなり、喉が充血しそこに刺激が加わることで負荷が大きくかかってしまい、声が枯れてしまう、炎症が起きてしまうと言う問題に繋がります。

喫煙では煙の一酸化炭素やニコチンの影響で血流が悪くなったり、タバコの煙が粘膜の水分を奪ってしまい乾燥を引き起こす事や、タバコの煙によって喉が低温やけどを引き起こしてしまう可能性もあります。

更に、タバコやアルコールは体内で多くのビタミンやミネラル類を消費して代謝や分解を行わなくては行けない毒素になりますので、結果的に上記の原因にもある栄養不足の問題にもつながります。

特に喉のイガイガ感や声がしゃがれてしまう症状を感じている場合や喉の乾燥を頻繁に感じている場合は、これらが原因になっていることが考えられます。自分が喫煙していなくても、副流煙でも影響を受けますので、出来るだけタバコのそばから離れて生活するようにしましょう。

声が出ない時の改善方法

喉ー5

喉が痛くて声が出なくなったときの改善方法を紹介します。

喉が痛くて仕事に集中できない、どうしても早く喉の調子を元の状態に戻したいと言う人はおの項目を参考にして声の調子を復活させていきましょう。

① 声を出さずに喉を休める。

カラオケなどで、前日に声を出しつづけたことにより、喉の筋肉を休ませないために声がガラガラになります。筋肉痛になったときは、無理をせず休みますよね?

喉も同じなのです。無理をせずゆっくり休ませてあげましょう。そうすることによって、少しづつ回復してゆき次第に普段の声に戻ることになります。

②ノド飴を舐める

定番ではありますが効果的です。特にハチミツの入ってるものがオススメです。実はハチミツは水と合わさることによって、過酸化水素というものを作り出します。

この過酸化水素という物質は、ウイルスが入り込むのを防ぐ効果があります。

③お茶でうがいをする

お茶には、カテキンという成分が多く含まれています。このカテキンは殺菌作用があり、喉を綺麗にしてくれます。風邪気味で喉を痛めているときに効果的といえます。

また緑茶にはビタミンが含まれており、免疫力を高めることができます。

しかし、烏龍茶などの一部のお茶には喉の脂を取ってしまう作用があるため、逆に喉を乾燥させてしまう事もあります。

普段の水分補給などは出来ればスポーツドリンクなどを飲んで水分を補給しながら喉を潤して、喉を殺菌したい時にイソジンなどがなければお茶を利用してうがいを行ってみてみてください。

④マスクをして眠る

寝る際にマスクを着用してみましょう。思いのほか効果を得ることができます。
寝ているときは、とても乾燥します。喉にとってはとても良くない環境なのですがマスクを着用することによって、寝ているときに喉が潤い、保湿されている状態を保つことができます。

またマスクをして寝ると、体が冷えるのを防ぐことができ風邪の予防にもつながります。喉に少しでも不快感を感じたときはマスクをして寝てみてはいかがでしょうか。

⑤喉に優しい食事をとる

喉を痛めてしまった時は、なるべく早く治したいものですよね。
そんなときにオススメの食べ物を紹介します。

  • 玉ねぎ
  • 大根
  • ネギ
  • レモン
  • 黒豆
  • しそ
  • マシュマロ
  • はちみつ
  • 大根

これらには喉の炎症を抑えるものや、ビタミンが豊富で殺菌作用のあるものなどがあり、喉の痛みを和らげる効果のあるものが多く、摂取したい食物です。

また、極端に冷たいものや熱すぎるものは喉にとっては刺激が強すぎるので、喉の調子が良くないときは控えるように心がけましょう。

⑥鼻呼吸を行う

口呼吸で呼吸を行っている人は、喉に直接菌やアレルギー物質が含有されている空気をそのまま送り込んでしまうので、風邪症候群などの感染症や喉の乾燥が発生してしまう機会が多くなってしまいます。

鼻呼吸では、鼻毛や鼻の粘膜である程度の空気の除菌を行って喉や肺に空気を送り込むのでこれらの問題になりづらく出来ます。

また鼻で呼吸して口から吐くと言う呼吸法ではリラックス効果もありますので、自律神経を整えることで免疫力の向上も目指せます。

他の対策法とあわせて行って喉を休めていきましょう。

声がでない症状のある炎症

喉頭蓋炎

声が出なくなった。でも放っておけばそのうち治るだろう、なんて考えていると、もしかしたら大変なことになるかもしれません。

喉が炎症を起こしている場合です。
喉に起こる炎症には声帯炎がありますが、以下の二つに分けられます。

・急性声帯炎
・慢性声帯炎

まずこの急性声帯炎ですが、よく芸能人や歌手の方が発症していますよね。急性声帯炎は主に風邪になったときに発症しやすいとされています。

風邪のウイルスや細菌などが、喉に軽い炎症を起こします。その軽い炎症が起きている時に、喉を酷使したり、タバコを吸ったり、はたまたお酒を飲みすぎたりすると、急性声帯炎が発症してしまいます。

急性声帯炎になってしまうと、放置しているだけで治ることは少なく、漢方薬や処方薬を服用しないといけません。二、三日経っても声がでない場合はすぐ病院に行くことをオススメします。

さらにこの急性声帯炎を放置したままにしておくと、発症するのが慢性声帯炎です。
慢性声帯炎は、喉にポリーブが出来る可能性があります。ポリーブが出来てしまうと、治療に時間がかかります。病院に行くのはもちろんですが、アルコールを控えて、喫煙者は禁煙してください。

精神的ストレスから声が出なくなる病気 

無害な心雑音

のど仏にのあたりに急にぎゅーっと強く押仕込まれる様な痛みが発生したり、声を出そうと思っても中々思うように言葉が発せなくなってしまう問題に陥ってしまうことがあります。

事故や人間関係でのトラブルが原因で、心に強いショックを受けた場合に発生してしまう問題です。子供だけでなく大人でもこの問題はいつ自分の身に訪れるかわかりません。

この問題について知っておいて失声症への理解を深めておきましょう。

・失声症

カラオケに行ったり、風邪をひいて喉を痛めてしまった訳じゃないのに、声が出なくなることもあります。今まで普通に話せていたのに、急に喋れなくなってしまうことがあります。

これは「失声症」というストレスからくる病です。

強いストレスを感じた際に、自律神経がバランスを崩してしまい、脳の声を出すという体の仕組みが機能しなくなった状態です。特に女性の方がなりやすく、急に発症することもあります。失声症になっている時は心身ともに休ませ、リラックスすることが大事です。

また、喉自体に炎症が起こったりしているわけではないので、精神科や心療内科での適切な診察を受けることが必要となり、失声症と向き合うことが必要です。

まとめ

声がでなくなる原因

  • 声を出しすぎて喉の筋肉が痛んでいる
  • 風邪をひいて喉の奥で炎症が起こっている
  • 乾燥が原因になっている
  • 栄養不足で栄養が不足している
  • 飲酒や喫煙で喉が影響を受けている

声がでなくなった時の改善方法

  • 喉を休める
  • ノド飴を舐めたり、お茶でうがいをして喉を潤す
  • マスクをして寝ることで保湿したまま寝る
  • 喉に優しい食事をとる

声がでなくなる症状

  • 急性声帯炎
  • 慢性声帯炎

声が出なくなる病気

  • 失声症

以上が今回の記事のまとめです。
基本的には酷使すると声がでなくなるといった場合が多いので、風邪をひいた時や喉に違和感を感じたときは安静にしましょう。

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