黄色のおりものが出るのはなぜ?病気の可能性について!

女性の身体は、とってもデリケート。季節の変わり目や生理前後は、身体の中で沢山の変化があります。
それに毎日元気よく過ごしていても、その時々の状況でホルモンのバランを崩してしまったり、体調が悪くなったり。

そんな中、トイレに行ってあれっ?と思うことはありませんか?今回は、なかなか人には聞けない、「おりものの量や色・におい」について調べてみました!

おりものについて

子宮

おりもの(帯下:たいげ)は、女性なら誰しも経験があると思います。そしておりものそのものは、無自覚のうちに体外へ出ていきます。その時、下着についていたり、トイレで用を足したついでに確認できるかと思います。では皆さん、自分のおりものの正常な状態をどれだけ知っていて、確認しているのでしょうか。

「えー!?おりものなんて、確認していない!」と今まで無関心だった、そこのあなた!実はこれ、とっても大事な事なのです。おりものの色や量の正常・異常で、女性内性器(膣・子宮・卵巣等)の異常が早期発見できる場合もあるのです。

おりものの正常な量

まず初めに、おりものとは一体何でしょうか?それにおりものの働きって一体何でしょうか?

今まで全く気にしていなかったからこそ、気になって少しの量のおりものも「大丈夫かしら!」と心配してしまう事もありますよね!そもそもおりものとは、膣の自浄作用の為にあるものです。

けれど量も色も、そして臭いも「個人差」が大きいうえに、感じ方や体調で正常範囲の判断もしにくいのが現状です。

量に関して1つの目安としては「下着を常に変えていなければならない」という状況だと、何か異常のある可能性が高いでしょう。

おりものの量が増える時

おりものそのものは、女性ホルモンのひとつ卵胞ホルモンの分泌に比例します。初経が始まる頃、卵胞ホルモンの分泌が活発化します。その為、おりものもたくさん分泌されるようになります。

月経が規則正しくなると、月経と月経の間の時期(排卵期)に卵胞ホルモンの分泌も多くなります。この時期のおりものは、卵白のような粘り気のあるおりものが一般的です。なので、ちょうど月経と月経の間の時期(排卵期)に、「おりものの量が、気持ち増えたかな?」と感じるのが一般的です。

また、妊娠が成立してからも卵胞ホルモンの分泌が多くなるので、おりものの量も増えます。

量が少なくなるとき

おりものの量は、女性ホルモンの働きによります。量が少なくなるのは、女性ホルモンの分泌が少なくなる更年期です。が、これも個人差があるので、一概に言えません。

しかし平均して、40代の頃から少しずつおりものの量が減ってきて、閉経を迎えると一気に少なくなるのが一般的です。

多すぎる場合は病気の可能性も!

おりものの量が気のせいか多くなり、けれど色もにおいもいつもと一緒で外陰部のかゆみもない場合、気にしない、という女性が中にはいらっしゃるかと思いますけれどこうした場合、実は「子宮腟部びらん」の可能性があります。

この「びらん」は、大人の女性ならば約7割の女性が持つ生理的な変化ですので心配はいりませんが、先程にもあるように「下着を常に変えていなければならない」という状況が続いていたり、おろものの中に出血を認めたりする場合は、婦人科で相談してみましょう。※「びらん」とは一般的な解釈でいえば「ただれていること」です。

けれどここで使われる「子宮膣部びらん」は、病的にただれているのではなく、「ただれているように見える状態」であることを表しているだけですので、基本的には心配はいりません。

そして、月経以外での出血や痛みとした基本症状がないため、内診の時に医師に言われ事で知る事が多いでしょう。また、医師の判断にもよりますが、「びらん」がある場合、自己を守る事も踏まえて、定期的にがん検診を受けておく事をお勧めします。

妊娠初期症状

妊娠をするためにもおりものは重要な存在であり、膣内を綺麗に洗浄する効果で受精する可能性を高めてくれる効果があります。女性にある排卵期には特に、おりものが通常より分泌量が減り色が黄色いという特徴があります。

そして、妊娠初期症状のおりものでは、色が透明や白や黄色や茶色などの傾向が見られます。

なので、排卵期でないのにも関わらず、黄色いおりものが出ている場合は妊娠初期の可能性があります。さらに、おりものの量が増えている場合も妊娠初期症状の可能性が高まります。

その他に、排卵日でもないのに黄色いおりものが出て粘り気がある場合は、別の原因がある可能性が考えられます。病気の可能性も考えられるので、心当たりのある場合は婦人科や性病科を受診しましょう。

黄色いおりものは、病気が原因かも

診断

どういったおりものがあったら、健康に問題を抱えていると判断するのでしょうか?また、普段のおりものと色が違う場合、病気が潜んでいる可能性があります。

病気が潜んでいる場合、一般的には「黄色いおりもの」が主に出てきます。

しかし「黄色いおりもの」と言っても、深刻な病気をはじめ、比較的軽度な雑菌によるものなど、その要因も様々です。また、「黄色いおりもの」が出ない場合もありますし、「痛み」や「かゆみ」「水泡」が出来る場合もあります。

こうした症状が出たり、日常生活を送る上で不快な症状が出始めたら、基本的には自分では治せません。心当たりがあるなら、早めに婦人科へかかりましょう。ここでは異常とみられる一般的な病気を、「色」と「におい」などで説明していきます。

カンジダ膣炎

特徴:おりものが白くて、豆腐かすのようにボロボロしている。基本的な症状はおりものの異常分泌と膣内と外部のかゆみです。掻くことによって外陰部の炎症が進むと、かゆみの他にひりひりするような痛みも発症することがあります。

これは男性にも引き起こることで男性の場合も同じで、炎症によって痒みなどを引き起こします。男性の場合はインキンタムシという状態になり、皮もめくれたりします。

原因:カンジダ菌という真菌、カビの異種にによって引き起こる、腟炎です。カンジタ菌というのは粘膜や消化器官や皮膚などに常在している菌のことで、空気中にも沢山存在しています。健康的な人も必ず持っている菌なので基本的には悪さをするような菌ではありません。

しかし、免疫力が低下している場合に10%ほどの確率で感染してしまいます。

その他:外陰部の痒み
※女性の感染症のうちでは比較的頻繁にみられ、また、再発しやすい疾患

性行為がなくても発症する可能性があるのがこの病気です。高校生などが性行為をしていないのに病気になったなどと、相談しにくることもあるようですが免疫が低下することで誰にでも発症する病気です。

クラミジア感染症

特徴:悪臭のある、黄色いおりもの・量が増えることがある・時として黄緑色のおりものにみえることがあります。また、不正な出血や、下腹部に痛みを発したり、性交時に痛みを伴うことがあります。特に女性の場合は痛みを発症しないことが多く、そのため放置することで肝周囲炎や卵管炎にまで発展してしまうことがあります。

原因:クラミジア・トラコマチスという細菌によって引き起こされる、感染症です。性交によって感染していく性感染症です。クラミジア・トラコマチスは偏性細胞内寄生体という宿主の細胞内でしか生存できない非常に生命力の弱い菌です。そのため感染者との性交や粘膜の直接接触でしか感染しません。

その他:時として排尿痛みがある。痛みがないために症状に気づかずに放置しておくと、子宮頸管炎・ 卵管炎・卵管周囲炎といった症状を引き起こす。中には子宮外妊娠や不妊症に繋がることも!

日本で最も多い性感染症です。日本にはおよそ100万人以上の患者がいると言われています。特に、初期では感染しても症状を感じにくく感染を広げてしまう事が多いようです。近年特に10代、20代の感染者が増加している傾向にあるようです。

また口内にも感染することがあり、のどの腫れや痛みや発熱なども引き起こります。

トリコモナス膣炎

特徴:黄色や黄緑色の泡立ったおりものです。感染後5日から1ヶ月ほどで症状を発症し、炎症によって陰部の腫れやかゆみや痛みなども発症します。排尿時や性交時に痛みを発症することもあります。

原因:トリコモナス原虫によって引き起こされる、感染症です。基本的には人から人へ、性交を通して感染していく感染症です。しかし、この寄生虫は宿主の体外に出ても水のあるところなら暫くの間は生きることが出来ます。そのため、プールやお風呂場やトイレなどでも何千する危険性があります。

その他:外陰部の痛みやかゆみを伴う。また、症状が進むと免疫力低下を招き、ほかの感染症のリスクも高まりますから、早めの対応が必要!

子宮内膜炎や卵管炎

特徴:悪臭のある、膿のような黄色いおりものが現れる場合があります。また量も増えることがあります。子宮内膜炎では、痛みや微熱などを症状として発する場合が多いですが、卵管炎では痛みなどの症状が発生しない場合があり、気づきにくい特徴があります。少しでも膣内や下腹部に違和感を感じた場合は一度婦人科を受診してみるのが良いでしょう。

原因:細菌感染による、感染症です。基本的には膣の入口付近から感染が始まり、どんどん内側に感染していく上行感染で感染していきます。特に卵管などの部分は非常に感染に弱く、一度菌が卵管まで侵入してきてしまうと、簡単に感染し炎症してしまいます。衛生的に綺麗でないタンポンや避妊具を長時間膣内に入れておくことで感染するケースが多いようです。

その他:発熱や下腹部痛を伴います。クラミジアなどの性感染症が進行して、卵管炎などに発展するケースもあります。

淋病

特徴:悪臭のある、膿のような黄色いおりもの(おりものの変化は、感染後3~9日後)やかゆみなどが現れます。

症状:症状が進むと発熱や下腹部痛を起こし、不妊の原因にもなります。

子宮頸管炎や尿道炎も引き起こる場合があります。しかし、自覚症状が無いことが多く、慢性化してしまう可能性が高い特徴があります。

原因:淋菌という細菌によって引き起こされた、感染症です。人から人に感染することでもその拡散にも繋がっています。クラミジアと一緒で喉への感染も認められ、オーラルセックスなどでも感染していきます。

その他:目に感染した場合、失明することも!その他にも妊娠中の人婦が淋病にかかることで、赤ちゃんが結膜炎になる可能性が高まり、最悪の場合赤ちゃんも失明してしまう可能性があります。

膣内に異物が入っている

特徴:強い悪臭があるおりものが出てきます。痒みや痛みを発症する可能性もあります。異物があったが為に膣内が軽く炎症を起こしている可能性があります。

原因:タンポンやコンドームを入れたまま、そのまま放置してしまった場合に発症します。大量に雑菌が発生してしまうことにより粘膜内が炎症を引き起こすことにより、症状が現れます。病気にまで発展しなくとも、このような症状は不衛生にすることなどで引き起こることがあります。

その他:かゆみも伴う場合もあり、時として免疫力低下による雑菌の増殖が見られます。タンポンにせよ避妊具にせよ清潔には作られていますが、異物に違いはありません。使用時間は必ず守るようにしましょう。

細菌性腟炎

特徴:生臭いおりものが続く事があります。排尿時に痛みや、膣外と内部にかゆみを伴います。

原因:抗生物質の使用や免疫の低下、過度なストレスや睡眠不足、ピルの使用、ダイエット、過剰な膣内の洗浄などでも引き起こります。細菌性膣炎はカンジタ膣炎やトリコモナス膣炎と同じ細菌による膣炎ですが、この症状は特定の原因菌が居ないことが厄介な点として挙げられます。

基本的にはこの細菌性膣炎はデーデルライン桿菌と呼ばれる、膣内の75~95%を占めている別名ラクトバチルスと呼ばれる良性の常在菌によって膣内の健康が保たれています。

しかし、何らかの理由でこの常在菌が少なくなってしまった場合何かしらの菌が膣内に大量増殖し、症状が発生します。

その他:おりものが臭うことやかゆみなどの症状を発症することはありますが、自分では症状に気づかない事が多くあります。性交時に彼氏などが異臭に気づき、細菌性腟炎であったことが初めて確認されることがあります。

おりものを確認する方法

トイレットペーパー

おりものの「正常」と「異常」な範囲を書き記しましたが、ではいつ・どこで・チェックしたら良いのでしょうか?一番良いのは、トイレでチェックをするのがやはり一番良いかと思います。

おりものの色はトイレットペーパーでチェック

今まで「黄色いおりもの」は、異常な場合が多い、とさて名してきましたが、実は異常がある時だけではないのです。個人差にもよりますが、透明や乳白色(クリーム色程の黄色みも正常範囲)の一般的と言われる正常なおりものも、一度下着に付着し、時間が経ってしまうと黄色く変色してしまうのです。

その状態を見て「異常」と心配してしまう方も中にはいらっしゃいますので、大事なこのサインを見落とさないためにも、「トイレに行った際、トイレットペーパーについたおりものの色を確認する事」を、一つのタイミングと捉えていくと良いでしょう!

常在菌は、健康のバロメーター!

菌

また人には常在菌という、体内に常に存在している菌もあります。(例えばカンジダ菌も、常在菌の一つです)そうした常在菌は、健康な人の粘膜や皮膚にも常に存在し、内性器ばかりにあるわけでもありません。

健康という名のもとに、それぞれの菌がバランスを保っているのです。しかし体調不良というきっかけで、ホルモンバランスの変化や免疫力が低下すると、その常在菌が異常増殖してしまい、結果、発病につながるのです。

そして一度完治しても、再度体調不良が続いた場合再発する事もありうるのです。その為にもしっかりと食事を摂り、睡眠不足をさけ、健康的な生活を送るように心がけましょう!

専門的な洗浄アイテムについて

シャボン玉

陰部は繊細です。清潔に保った方が良いのですが、洗いすぎて刺激を加えすぎても良くありません。専門的なジェルや石けん、美容液を使用して清潔にしましょう。


生理中のニオイやムレに、コラージュフルフル泡石鹸

菌には様々な種類があるので、菌を抑える成分とカビが増えるのを抑える成分を配合している石けんです。一般的な石けんには含まれていない成分なので、陰部に繁殖しやすい菌に効果的です。さらにこの配合された成分は低刺激なものを使用しているので、「肌への低刺激」と洗浄力」が優れている商品です。

ニオイ・おりもの対策ジェル inclearインクリア

こちらは膣内洗浄機になります。といっても、殺菌能力に特化しているのではなく、自浄作用を促進する効果のある膣内洗浄機なのです。つまり、購入するのを辞めたからといって、効果が薄まるのではなく、自発的に嫌な匂いを軽減する体質をサポートしてくれる製品です!



デリケートゾーンの臭い・黒ずみケアに!生ジャムウソープ

こちらは石けんにしては少し高価な商品です。しかし、これ1つで、保湿・洗浄・ニオイケア・黒ずみ対策・アンダーヘアのケア・引き締めの効果を得ることが出来る優れものです。ジャウムとは、天然素材を特別な製法で仕上げているもので、美容効果が高いものなのです。



デリケートゾーン黒ずみ・ニオイケア美容液【ピンキープラウド】

こちらはデリケートゾーンに高い効果を発揮する美容液です。オーガニック成分を使用しているので、生理の時期などのデリケートな時期にも使用することが可能です。少し価格は高めですが、オススメの商品です。

これらの商品はデリケートゾーンを洗浄するために開発された商品なので、非常に高い効果を得ることが出来ます。これらを上手く使用して、陰部を清潔に保つようにしましょう。

まとめ

なお、思春期以前や、閉経後の場合はほとんどおりものはみられません。そのような時期に、おりものがあったり、量が増えてきたり、または例え微量でも出血が見られた場合、異常を知らせるサインになります。

「何か変だな」と少しでも感じた場合は、婦人科へ相談されることをお勧めします。それでは快適で、健康的な生活を!

関連記事として

生理前に太る3つの原因とは?いつから太りだすの?

生理前に頭痛や吐き気を感じる原因と対策方法の紹介!

生理が遅れている原因は?病気の可能性や改善方法など

生理前の眠気の5つの対策方法を紹介!眠い体をなんとかしよう!

生理中の食事は何がいい?貧血や頭痛が多い人におすすめ!

これらの記事も合わせてお読みください!

  
  
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする