ストレス太りを解消する方法は?原因を知って対処しよう!

現代はストレス社会です。誰でもみんな、程度の差こそあれ、何らかのストレスを抱えています。

仕事や家庭、育児や人間関係、健康や病気などなど、理由は人それぞれですが、日常生活の中で、ストレスの原因は数え切れないほど存在します。そして、そのストレスにより、ヤケ食いやドカ食いをしてしまい、太ってしまう人がたくさんいます。

それでは、ストレスをどうやって発散するのでしょうか。ストレス発散法も人それぞれで、いろいろな方法があります。

食べることでストレスを解消する人たちもたくさんいます。たくさんストレスをためて、ヤケ食いドカ食いをすれば、太るのは当然です。ストレス解消法を食べることだけに頼ると、太り続けて大変なことになってしまいます。

そこで、今回はストレス太りの原因と解消法を解説していきたいと思います。

ストレス太りについて

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イライラすると何かを無性に食べたくなったり、疲れたときに無性に甘いもの、カロリーの高いものを食べたくなったりするのはなぜでしょうか。疲れていたり、ストレスを感じると、人はついつい食べ過ぎてしまうのです。

では、なぜストレスを感じると食べたくなるのでしょうか。これは、カロリー制限すれば治るとかそういうものではありません。ストレス太りのメカニズムがどうなっているのかを見ていきましょう。

ストレス太りの原因コルチゾール

人間は、ストレスを感じると体内にコルチゾールというホルモン物質を分泌します。このコルチゾールは、生命の危険を感じ取って、脂肪やエネルギーを蓄える働きを持っています。日常のストレスを脳が危険信号と感じ取ってしまうのです。

そのため、人間関係や仕事などでストレスを感じると、甘い物や脂っこい物が欲しくなります。そして、その摂取した甘い物や脂っこい物を出来るだけ体内にエネルギーとして確保しておきたいと脳が考えます。そして、それが肉となり身につきます。これがストレス太りのメカニズムです。

コルチゾールで体温が低下

コルチゾールが異常分泌で増えると、代謝に働く甲状腺ホルモンの機能が低下してしまいます。甲状腺ホルモンの機能が低下すれば、基礎体温が下がり、体のエネルギー消費量がどんどん減ってしまい、その結果として太りやすくなります。

コルチゾールで筋肉量低下

コルチゾールは、筋肉細胞を分解する成分です。そのため、ストレスを受け続けると、筋力が低下してしまいます。筋力が低下すれば、基礎代謝が下がり、その結果として太りやすくなります。

ストレスによるホルモンバランスの乱れ

ストレスを感じると、人間はいろいろな場所に変化が起きます。ストレスを感じたら、脳内では太りやすい体にするように指令が出でるのです。脳は、ストレスを感じるとドーパミンというホルモンを分泌します。このドーパミンは摂食中枢を刺激して、食欲が増進してしまいます。これがドカ食いの原因となりますし、いくら食べても食欲がなくならない理由です。

また、レプチンという食欲を抑制するホルモンがありますが、ストレスを受けるとこのレプチンの働きが鈍くなります。食欲を抑制する働きが落ちれば、異常に食欲がでてきてしまい、大食いの原因となるのです。これにより、ストレス太りへとつながってしまいます。

ストレス太りになるとこんなことも起きる!

ストレスを感じて太るのは男女ともにあることですが、どちらかというと女性の方が多いです。しかも、ストレスを感じて、食欲が増進する時というのは、甘い物や脂っこい物など、太りやすい物を好んで食べてしまうのです。

ストレスを感じるたびに、そういった太りやすい物を食べ続けていると、ただ体重が増えてしまうだけでなく、体がだるいとか疲れやすいなどの体調不良に加えて、肌荒れや便秘、免疫力が低下するなど、いろいろな面で悪い影響が出てきます。

ストレス太りが悪化すると……

ストレス太りは健康面でも美容面でも良くない影響があります。そんなストレス太りを放置し、欲望のままに食べ続けていると、ストレス太りから過食症になってしまうことあります。

食べることで、ストレス解消になっていたのですが、ストレス太りで太った自分にストレスを感じるようになってきて、まさに悪循環になってしまうのです。

食べないとストレスは解消されないけれど、脂肪がついた自分の体にもっとストレスを感じてしまうのです。だから、ドカ食いをするのですが、ドカ食いをした分をはき出して、帳消しにしようとするようになります。

食べると吐くを繰り返し続けると、過食症という病気になってしまいます。過食症は、食べ過ぎで太るだけでなく、食べていても吐いているので、人によってはやせていき、ひどいときは死に至る場合もあります。ストレス太りを甘く見ていると、非常に怖いのです。

ストレス太りで貧乏に!

ストレス太りで、たくさん食べると当然ですが食費がかかってきます。

食費が増え続けた結果、貧乏となり、自分の好きな物を購入したり出来なくなり、さらにストレスをためる。そして、どんどん食べる量がエスカレートしていく。こんな、悪循環に陥ることがあります。

ストレスは病気のリスクにもなる

ストレスは、内臓に負担をかけます。特に、腎臓や肝臓、甲状腺に影響が出ることがあります。ストレスで腎臓がやられると、水分を体外に排出する機能が落ちて、むくみの原因になります。

ストレスで、肝臓がやられると、タンパク質の分解がうまく機能しなくなります。これもまた、むくみの原因となります。ストレスで、甲状腺機能がやられると、ホルモン分泌の機能がうまく働かなくなります。ホルモン分泌がうまく働かなくなると、代謝が悪くなり、脂肪の分解がうまく進みません。

これらは全て、ストレス太りの原因となります。

ストレス太り解消法の鍵はセロトニン

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ストレス太りを解消するためにはどうしたらいいのでしょうか。糖質ダイエットやカロリー制限、食事ダイエットなど、いろいろなダイエット法がありますが、ストレス太りには普通のダイエットではだめです。

ストレス太りの原因はホルモンバランスが乱れるためだと書きました。ホルモンの分泌は、脳からの命令で行われます。脳がストレスを受けることで、このホルモンの分泌の命令が狂ってしまうのです。そのため、ストレス太りを解消するには、ストレスを受けてダメージを受けた脳を回復させる必要があるのです。

脳を回復させるセロトニン

幸せホルモンとも呼ばれる女性ホルモンの一種にセロトニンというものがあります。セロトニンは、ストレスでダメージを受けた脳を回復する働きがあります。

そして、ストレス太りを解消する鍵となるのです。それでは、具体的なセロトニンの働きをみていきましょう。

感情をコントロール

セロトニンは、感情をコントロールするのを助けてくれます。ストレスを受けると、感情をコントロールするのが難しくなり、イライラしたり、悲しくなったりします。すぐにキレる人やすぐに感情的になる人は、セロトニンが不足していることが多いです。

セロトニンにより、感情をコントロールして、心の平温を保てるようになるのです。

自律神経をコントロール

自律神経は、内臓の働きをコンとルールしたり、ホルモンバランスの調整など重要な役割を担っています。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。簡単に言うと、交感神経は活動する神経で、副交感神経は休む神経です。この2つの神経がお互いのバランスを保ちながら、自律神経が成り立っています。

ストレスを感じて自律神経が乱れると、交感神経が常に優位な状態になってしまいます。すると、代謝が悪くなったり、感情のコントロールがしづらくなったりします。それによりストレス太りが起こります。この自律神経を整える働きがセロトニンにはあります。

衝動をコントロール

ストレスがたまると、突発的に食欲が高まり、食事量が増え摂取カロリーが増加します。ストレス太りも、食欲という欲望、衝動を抑えきれない事が原因の一つです。

セロトニンがあれば、ストレスを感じても、突発的な衝動である食欲を抑えてくれて、ストレス太りを防いでくれるのです。

セロトニンを増やして太りにくい脳を作り出す方法

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ストレス太りを解消するためには、食事制限などでダイエットを行うよりも、セロトニンを増やす方がダイエット効果があるとわかりました。

それでは、どうすれば、セロトニンを増やすことができるのでしょうか。

自分の好きなことをして、趣味をもつ

自分の好きなことをしているときは、ストレスを感じにくく、セロトニンが分泌されやすいです。自分の好きなことは人それぞれ違うため、何がいいとはいえませんが、自分の趣味など何か好きなこと、没頭できることを見つけることは大切です。

まだ、好きなことや趣味といえるようなことを見つけられない人は、趣味を見つけるためにいろいろとチャレンジしてみるのもいいかもしれません。趣味を見つけるために、色々な新しいことに挑戦すること自体が楽しいでしょうし、セロトニンを増やす秘訣となるかもしれません。

恋をするとセロトニンが増える!

恋をしているときは、ベータエンドルフィンというホルモンが分泌されていて、これはセロトニンの分泌を活発にすることが分かっています。また、セロトニンだけでなく、エストロゲンという女性ホルモンを分泌します。エストロゲンは代謝をあげるなど、美容にもいい働きをします。

恋をすると女性はキレイになるなんてよく言われますが、これは、恋をすることで、好きな人に振り向いてもらおうと身だしなみを気にするからだけではなく、ホルモンの分泌も関わっているのです。

恋と言っても、誰かに告白して、片思いして、三角関係になってなど、複雑なことをする必要はありません。あの人ステキだな、とかかっこいいなーなんて思って、ときめく心を持つだけでもホルモンの分泌を促すのです。

アロマセラピーでセロトニンを増やす!

アロマにはリラックス効果があります。そして、リラックスして、アロマを楽しめば、セロトニンが分泌されます。アロマの中でも、ラベンダーやクラリセージ、ベルガモットなどが、セロトニンを増やす香りといわれています。

また、グレープフルーツの香りは、食欲を抑制する働きがあるといわれています。あわせて、活用してみてもいいでしょう。

深呼吸するだけでセロトニンは増える!

深呼吸するだけでも、セロトニンは増えます。ストレスを感じると、呼吸が浅くなり、酸素が十分に脳にいきわたらなくなることがあります。

深呼吸することで、呼吸が浅くなることを防ぎ、脳にも酸素を運びやすくなります。また、ストレスでイライラしたり、高ぶっている神経を沈める働きもあります。

泣くだけでセロトニンは増える!

泣くだけでもセロトニンは増えます。あまりにもひどいストレスを感じての涙は、涙よりもストレスの影響の方が強くなるかもしれませんが、受けてしまったストレスはしょうがありません。それよりも、泣きたいときは、思いっきり泣きましょう。我慢する必要なんかありません。思いっきり泣いたら、その後は、妙にすっきりしたり、せいせいしたりするものです。

何事も我慢することはよくありません。

また、感動して泣いたときは、セロトニンの分泌が促されます。映画や本、芝居などで、感動できるものを堪能し、思いっきり涙を流してください。

食事でセロトニンを増やす!

ストレス不足解消には、食べることをやめるべきだと考える人もいますが、食べることはやめられません。それならば、少しでもストレス太りにつながらないものを食べましょう。また、せっかくですので、セロトニンを増やす食べ物を摂取するべきです。

セロトニンを増やす食べ物は、マグロやかつおなどの赤身の魚、納豆や豆腐、味噌などに含まれる大豆が入ったもの、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品、また、しょうがやとうがらし、にんにくなども、効果的です。こういった食品には、トリプトファンという成分が多く含まれています。

歌を歌って、セロトニンを増やす!

歌を歌っても、セロトニンを増やすことができます。ストレス解消法がカラオケだという人がたくさんいます。歌を歌うことは、ストレス発散になります。大きな声で好きな歌を楽しく歌えば、セロトニンが分泌されます。

一人カラオケでも、大勢でわいわいでも、合唱サークルでも、歌を歌ってセロトニンを増やしましょう。

運動をすれば、セロトニンが増える!

ダイエットでも、健康のためにも、セロトニンを増やすためにも適度な運動は、体にとてもいいことです。特に、運動中でもリズム運動のような動きが、セロトニンを増やします。あまり、運動が好きではない人は、首を回したり、手首や足首をまわすだけでも結構です。血流が良くなり、脳に血液がまわれば、脳内のセロトニンも増えます。

ジョギングや、筋トレ、ウォーキングに、エクササイズなど、運動の種類は何でもかまいません。自分が楽しんで続けやすいものを選んでください。きつい運動をするよりも、気楽に出来る運動を15分以上続けてやる方が効果的です。

日光浴でセロトニンを増やす!

太陽光に当たることで、セロトニンを増やすことが出来ます。休日には、自然の中で日光浴をしてみましょう。仕事中でも、ちょっとした休憩時間になるべく外に出たり、窓際に行ってみましょう。

日光が目から脳に伝わり、セロトニンの分泌場所の脳幹を刺激して、分泌が活発となるのです。ほんの5分程度でも、効果はあるので、ぜひ空いた時間に取り入れてください。

よく噛むことでセロトニンを増やす!

食事をするときに、よく噛むことでセロトニンを増やすことが出来ます。食べ物をよく噛んで食べることは、ダイエットや健康のためにも重要な要素です。早食いは、満腹中枢が満腹の信号を出す前に、たくさんの量を食べてしまうので、食べ過ぎや過食の傾向があります。

よく噛み、食事をゆっくりすれば、セロトニンを増やしながら、食事量も抑えられますので、ストレス太りを防ぐことが出来ます。

しっかりと休憩をする!

仕事でも、家事でも、一つのことを根を詰めて一生懸命していると、時間を忘れて没頭してしまうことがあります。集中して取り組むのはいいことですが、あまり、無理をすれば体に負担がかかりますし、ストレスにもなってしまいます。そして、そんなストレスでも、たまればセロトニンが減少して、足りなくなってしまうのです。

だから、どんなに集中していても、どんなに忙しくても、しっかりと休憩は取らなければならないのです。深呼吸や首を回したり、ちょっと体を動かしたりしてください。ほんのちょっとの休憩や息抜きをすることで、セロトニンの現象を防げます。

まとめ

ストレス太りは、ただの肥満とは違います。ストレスでイライラしたり、疲れてしまったりして、ストレス発散に食べ過ぎることで起きるので、通常のダイエットなどだけでは解消しにくく、体脂肪が落ちにくいのが特徴です。ストレス太りを解消するには、ストレスを取り除き、セロトニンの分泌を増やしていくことが必要なのです。

そして、セロトニンを増やす方法は、たくさんありますが、リラックスをして、何事も考えすぎず、気楽に過ごすことが大切です。

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