鼻前庭炎とは?症状や原因、治療法や予防法を紹介!鼻をほじる人は要注意!

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「鼻前」とはなんとなく鼻の回りとわかりますが、庭炎となると、はてどこやらと思う人がほとんどかと思います。これは鼻の穴の入口、鼻毛の生えているあたりを指しています。

「炎」ということは つまり炎症を起こしていることで、鼻の近辺や頬が腫れたり、痛みや痒みが発症しています。

場所が顔の中心の鼻ということもあり、目立ちますし、ちょっと気になりますね。子供がかかる傾向が強いのですが、大人でもその鼻も回りのケアが甘いと、かかってしまうこともあります。今回はその鼻前庭炎について、お伝えいたします。

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鼻前庭炎とは?

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さて、この鼻前庭炎というのはどのような病気なのでしょうか?

鼻前庭の炎症

鼻前庭とは、先にも述べた通り、鼻の穴の入口部分です。つまりここが赤く腫れたり、痛くなる症状が出ることを鼻前庭炎といいます。

腫れると、かなり痛くてしかもそれはなんらかの処置をしないと、しばらく続きます。

菌による影響

顔にできるものとして、ニキビやできものがあり、これらは白く盛り上がった部分を押して、中に溜まっているものを出すことにより、出血し痛みは治まることが多いです。

これらのニキビやできものは体内に溜まった脂肪分が、通常の排出ができずに、余ったものが血管から近い皮膚を通して排出するために膨れ上がり、その部分が出ると痛みと腫れは引きます。

ですが、この鼻前庭炎の腫れや痛みは押し出して中のものを排出することは難しく、原因は菌によるものなので、その菌が無くならない限り治まりません。そのため基本的には薬を服用して治す内服治療が一般的となっています。

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鼻前庭炎に似た症状と関わる病気

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鼻の回りに出来るもの、痛みやかゆみなどの症状は他にもいろいろとあるようです。それらをご説明しましょう。

鼻せつ

鼻せつは鼻前庭炎が悪化したものと考えられ、鼻前庭炎同様に、痛みや腫れを引き起こしますおできで、鼻の内部を内視鏡で観察すると、腫れの他にかさぶたや出血していることもあります。

特に鼻せつは、腫れて大きく成長してくると出血部位として癖になり、非常にやっかいなので注意を要します。

副鼻腔炎

昔は蓄膿症といいましたが、今はこのような名称になっています。この病気は慢性的な鼻づまりなどが原因で、鼻の奥で炎症がおこり、腫瘍が出来てしまったり、副鼻腔につながる交通路が感染し膿んでしまうことです。

ですから、症状が悪化しますと鼻詰まりはひどくなり、膿が出る、腫れ、妙な臭い、鼻の奥や鼻の横に位置する上顎洞という部分の痛みがつきまといます。

主な治療法としては、粘液調整剤を投薬するとなっており、放っておくことは厳禁であり、鼻の奥から喉や脳にまで影響を及ぼす可能性があります。

詳しくは、副鼻腔炎って自然治癒するの?種類や原因を知ろう!を読んでおきましょう。

アレルギー性鼻炎

ハウスダストや食べ物などの原因物質の影響で鼻水が頻繁に流れ出てくる病気です。ほぼアレルギー体質によるものと考えられ、治すのはかなりの苦労が伴います。

確実な治療方法はなく、使用する薬はきちんと検査をしてその症状に合わせた対処法を行うことしかないため、今の症状を緩和するためのものとなります。

今のところは効果が認められている治療法に減感作療法があります。これは、少しずつアレルギーの基である抗原を身体の中に入れて慣れさせる方法です。方法はいろいろですが、注射により体内に入れる方法、薬を舌の部分で溶かして粘膜から吸収する方法です。ですが、最初はアレルギーの反応がかなり出る場合もあります。

このアレルギー性鼻炎には急性と慢性があり、それぞれの対処法により症状を緩和させます。

スギ花粉症、ヒノキ花粉症

毎年、2月頃からスギ花粉やヒノキ花粉などの花粉飛散の時期になると、その花粉を攻撃物質であるアレルゲンと勘違いして、身体の内部で異物と認識し、外へ排出するようになっています。その一部が鼻水、くしゃみを引き起こす原因であり、また眼などのかゆみを引き起こしています。

詳しくアレルギー検査を行い、そのアレルギーがスギ花粉やヒノキ花粉、ダニ、ハウスダストなのかアレルギー症状から血液検査をして、それに合う対処法と予防策を立てなくてはいけません。

これもきちんとした治癒する方法がなく、ステロイド剤やアレルギー剤などの市販薬の服用でだいぶ症状は治まります。

他にレーザー治療というものがあります。これは鼻の奥の粘膜をレーザーで焼くことで反応しにくくする方法です。基本的に焼いてもしばらくすると復活するので、期間としては数年ということになります。

この花粉症は、本来人間の身体は反応しないはずなのですが、昭和40年近辺頃より、加工品の食事の摂取が増え、そのような添加物の影響で身体が反応してしまうと考えられています。

鼻出血

鼻に異常があると、鼻をかむケースが増えます。これで鼻の奥の粘膜が弱くなり、元々血管が皮膚のすぐそばにあるために、その部分から出血します。鼻血のようにだらだらと流れることは少なく、鼻をかんだ時に、ティッシュに血が付いていたというような状態となります。

面疔(めんちょう)

症状的には鼻前庭炎と非常に似ています。が、できる場所が鼻の頭であったり、顔であったりと、一定のところではありません。またこちらの方が腫れ方も痛みもひどく、大きくなる傾向があります。

昔から、面疔はおできと捉えられていたことが多いようで、実際にはかなり大きくふくれあがります。

それと顔に面疔ができて、対処法を間違えると死ぬなんてことも言われていました。これは、顔の神経は脳に近いため、その菌などが脳に回ってしまわないかという危惧からこのようなことが言われています。現在でもその危険性はありますので、充分な注意が必要となります。

それと面疔はニキビの発展型ですが、その元となる菌自体が違います。ニキビはアクネ菌で出来ています。一方の面疔は黄色ブドウ球菌が原因で腫れてきます。これは放っておいても引っ込みません。

そしてその対処法としては、内服薬である抗生剤を服用する方法や、切開手術をすることが多いようですが、その対応を誤ると大変なことになるともいわれています。詳しくは、めんちょうが鼻に出来る原因は?症状や治療方法を紹介!を読んでおきましょう。

鼻炎

鼻炎にもいろいろと種類が多く、風邪の際、あるいはアレルギー反応で鼻水が出てきます。

主に鼻から入った菌を排除するその防衛的な反応であり、何が原因なのかを確認しておく必要があります。

鼻前庭湿疹

鼻の内側に湿疹ができるものを鼻前庭湿疹といいます。小児に多い症状ですが、鼻水などで鼻をいじったり、かんだりする刺激が原因と考えられます。

これは抗生物質の入っている軟膏を塗ることで解消します。

ドライノーズ

ドライアイはよく聞くと思いますが、ドライノーズは聞きなれないと思います。

これは、鼻の奥にある粘膜が乾燥する症状であり、奥がカサカサするような感覚であるとか、ツーンと痛みを感じることもあります。

詳しくは、ドライノーズとは?対策方法や症状、原因を知っておこう!を参考にしてください。

委縮性鼻炎

鼻の奥の骨が萎縮して空洞が広がってしまうもので、乾燥しやすくなりその影響でかさぶたができたり、鼻水が出たりします。さらに自分で感じる異臭が出ることもありますので、気づきにくいのですが、このような症状が出た場合は、速やかに病院での診断を受ける方がいいでしょう。

この萎縮性鼻炎の原因というのは、よくわかっていないケースが多く、空気汚染の影響とかアレルギーが原因とも考えられており、また、特に女性がかかる事も多いとので、ホルモンの影響とも考えられています。

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鼻前庭炎の原因

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原因としては、ほぼ上記の3つに絞られます。原因を知ることがかなりの予防法につながります。見ていきましょう。

ばい菌

鼻の中に生えている鼻毛の毛穴からばい菌が入ることです。特に鼻毛を抜くときなどは、その抜いた後の毛穴が傷ついてしまいますので、そこからばい菌が入って腫れるケースが多く、抜いた後の処置をきちんとすることが重要となってきます。

鼻は呼吸をすることで、外からばい菌を含め、ホコリなど様々のものが入り込んできます。ちょっとした鼻の中の傷からもばい菌が入ると、炎症を起こしやすくなります。

専門家に言わせると、鼻毛の処置に関しては、抜くよりも鼻毛カッターやはさみなどで切って処理することがいいとされています。そうすることで、毛を抜いた穴からのばい菌の進入を防げます。

毛穴の汚れ

鼻の毛穴は、鼻の内部の粘膜の関係で、吸収しやすい状態といえます。よく映画で麻薬を鼻から吸うシーンがありますが、鼻の奥の粘膜は吸収力が高いのです。

これは、普通に空気を吸うことでも同様で、ゴミやホコリと一緒にばい菌も入り込んできます。その際の鼻の内部の汚れや毛穴に付着した汚れの中の菌が体内に入り込んでしまうのです。

鼻の穴を掃除するのは難しいのですが、せめて外出から帰ったら鼻をかむことぐらいをすることで、多少は防げます。

鼻毛処理

先にも書いたように、鼻毛は空気の悪い都会などでは、菌や粉塵、ホコリなどが鼻の奥に入りにくくなるように、防ぐ効果があります。つまり鼻毛がないとダイレクトに鼻の奥に菌が入り込んでしまうからです。

ですから鼻毛の存在は不可欠のものなのですが、エチケットとして鼻毛の処理は必要であり、その処理は抜くと菌が毛穴から入りやすいので、鼻毛カッターなどで対処することが適しているといえます。

いじる、ほじる

むやみに鼻をいじることは、菌が入り込むことになります。これは用心しないといけません。

手に付いた菌などが毛穴や小さい傷から入り込むことで炎症を起こしますので、注意を要します。

かみすぎ

鼻をかみすぎることで粘膜に傷が付いたり、鼻の入り口辺りに刺激が与えられることにより鼻前庭炎になることがあります。

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鼻前庭炎の症状

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人により、様々な症状を引き起こし、大体2、3の複数の症状が現れます。

痛み、かゆみ

ばい菌によって腫れ上がった皮膚などが、圧迫されて痛みます。この痛みはかなりの間続くことも多く、場合によっては1週間近くも痛みが続くこともあります。

鎮痛剤で痛みを抑えることも可能で、痛みが引くのを待つ状態となることがほとんどです。

かさぶた

鼻前庭炎を起こしている近辺にかさぶたができます。じわりと毛穴の部分から血液が滲み出ることが原因と考えられますが、表面が乾燥することや死んだ菌が排出されて固まることも原因の一つとされています。

これは無理にはがしたりすると、非常にデリケートになっている皮膚も傷つけてしまうので、あまりいじらすにそっとしておく方が望ましいといえます。

出血

鼻前庭炎になってすぐに出血はありません。少し経ってから、分泌液などと一緒に血が出ることがあります。このあとにかさぶたとなることも多いのですが、出血の際には充分に注意しないと、さらにばい菌に犯されやすい状態です。

場合によっては味覚障害を引き起こしたり、悪化することも多くなりますので、注意を要します。

うみ(化膿)

人によっては、傷などがすぐに化膿する人もいるなど、ある程度は体質もあります。ですが、腫れて痛みが出ている状態で、そのあと対処をきちんとしていれば、ほぼ化膿することはありません。

ですが、このあとの対応がまずいと粘液性の膿がでてきて化膿することがあります。特に鼻は息を吸い込むその際に、ゴミやホコリと一緒にばい菌を吸い込みやすい状態ですから、マスクなどで保護することが望ましいと思います。

さらに傷口から膿が出ている場合は、痛みもさることながら、異臭や鼻のつまりがひどくなるケースが多く、この場合は悪性腫瘍ができていることも稀にあり、内視鏡検査などで徹底的に調べた方がいいでしょう。

ひび割れ

腫れの部分や鼻の内部がひび割れをして、そこでも痛みを発症します。

放っておくと、出血性のひび割れとなり、初期の段階で早めに治療を行うことで、この症状は防げます。

鼻水、鼻詰まり

あまり鼻詰まりの症状は出ないのですが、体質によります。ただ、原因が鼻前庭炎と考えにくいこともあり、別の理由で詰まっていると思う人がほとんどです。

このような場合に即効性のあるものとして、血管収縮剤があります。鼻の奥に噴霧するものが主流で、市販の血管収縮剤入りの薬で充分に効果が認められます。

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鼻前庭炎の治療法

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すぐには治りにくいのが、この鼻前庭炎です。薬を飲むことが痛みもなく早くに治癒する方法です。

投薬

菌が繁殖しないように、抗生物質を服用することが早い治癒につながります。放置しておいても自然に腫れや痛みは引いてきますが、時間がかかります。それはまだ菌が繁殖しているからです。

抗生物質を服用する薬物療法を行うことで、その菌の繁殖が妨げられると同時に、菌が減って症状も治まってきます。

塗り薬の軟膏など

場合によっては、抗生物質と一緒に使用すると効果がすばやく出ます。軟膏は、リンデロンVG軟膏という抗生物質入り軟膏が適していますが、これは医師の処方がないと手に入りません。

これに変わる軟膏がドラッグストアで販売していますが、効果はやはりリンデロンの方がいいようです。

切開

主に、鼻せつの際に行うようで鼻前庭炎ではよほどでない限り、切開しませんが症状がよほどの状態になると、中の腫れている部分を切開して取り出します。

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鼻前庭炎の予防法

医者01

基本的には、ぶどう球菌の繁殖を抑えたり、毛穴に入らないようにすることが大前提です。

鼻毛の処理のやり方を考える

これまでにも書いてきているように、鼻毛の処理は気をつけなければいけません。毛穴からのばい菌の侵入が一番多いので、鼻毛は抜かないで切るようにしたほうがいいでしょう。

この場合は鼻毛カッターという便利なものがあります。下手にはさみなどを使用すると、鼻の穴を傷つけかねせん。

鼻毛カッターでの処理が一番いいのですが、奥の鼻毛の処理はあまり切り過ぎないようにします。鼻毛は穴の中をある程度の湿度を保つ重要な役割を持っています。それが全くなくなるとばい菌も入りやすくなるので、風邪を引きやすくなったりすることもあります。

逆に鼻前庭炎や鼻炎など菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。これは、充分に注意を要します。

ばい菌の侵入を防ぐ

先に述べたように菌が鼻の内部に付着しないように、普段からマスクを着用したり、清潔に保つことが重要です。

鼻のかみ方を考える

鼻のかみ方も注意が必要です。普段からそれほど意識することはないかもしれませんが、柔らかめのティッシュを使用し、片方ずつゆっくりと何回かに分けてかむようにすることが望ましいとされています。

かみ終わったあとに、ティッシュで穴をぐりぐりとしてはいけません。これをすると、菌をこすりつけることで悪化することになります。

ほじらない、さわらない

あまり刺激を与えないことも大事です。

頻繁に触ったりすることで菌が付きやすくなり、さらに小さい傷などができやすくなります。その影響で鼻前庭炎になります。

マスクを着用する

外から菌が入らないようにするにはきちんと鼻の穴もマスクでカバーしておくことが望ましいです。

外出の際には必ずつけることが望ましいのですが、そこまで必要ないという方は、繁華街など人ごみの中のみでマスクを着用することがいいでしょう。

清潔を保つ

鼻の内部は粘膜も近いということもあり、清潔にすることが大事です。ただほとんどの人は、うがいをするけれども鼻に対しては何もしていないのが現状です。

もしできるのであれば、鼻うがいといって、水を入れて口から出すということをしてもいいかもしれません。これは実際にに出来るまでは慣れないと難しいと思います。

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まとめ

医師と看護師01

いかがでしたか。普段から、何気なく鼻の入り口が痛かったりとすることがあったけれども、放っておいて治っていたこともあったのかもしれません。または、多少痛かったが我慢していたら痛みが引いてしまったいうこともあったかと思います。

実際問題、常に菌にさらされる場所なので、完全な予防にはなりませんが、意識することが非常に大事です。

そして鼻前庭炎というものがあるということを知ったことにより、さらにその予防に関しては意識することができるようになるのではないでしょうか。

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