薄っぺらい人間の11の特徴!深みのある人間になるためには何が必要?

あなたの周りには薄っぺらい人間は存在していないでしょうか?またはあなた自身が薄っぺらい人間になってしまっていませんか?

薄っぺらい人間とは行動力の伴わない口だけの人間のことで、大きなことをいう割には全然実が伴っていない人間のことです。

表面的にはすごい人間を取り繕っているけれど、中身の浅さが滲み出てしまっています。

仲間や周囲からの信頼はなく、適当にあしらわれる悲しい存在です。そんな人の特徴と、そんな性格から脱するための対策方法について紹介していきます。

薄っぺらい人の11の特徴

薄っぺらい人にはどんな特徴があるのでしょうか?その特徴について紹介していきます。

ご自分にも該当している特徴がある場合は、周囲から「あの人は薄っぺらい」人だと思われている可能性が非常に高いので注意しましょう。

口だけで行動しない人

いわゆるビックマウスで大きな夢や野望を口にするけれども、それを実現するための行動を全くしていない人のことです。

口で夢を語るだけであれば誰でもできます。行動が伴わない発言には全く重みがなく心にも響かないので薄っぺらく感じられてしまうのです。

毎日時間ギリギリに出社して「俺はこの会社をよくしたい。この会社を変えるのは俺だ!」と言って定時に帰っている人と、毎日誰よりも早く出社して外回りをして会社の売り上げに貢献して具体的に「もっとここを改善して会社の価値を上げていくべきだ」と発言している人とではどちらの方が説得力があるのかは明白です。

口だけで行動をしない人になっていませんか?また、周囲にそれを体現している人がいるのであればそんな人にはついていかないようにしましょう。

他人の言葉でしか語らない人

著名人の言葉や”この言葉聞いたことがあるな?”という言葉をドヤ顔で発言している人はいませんか?

他人が精一杯努力して結果を出した末に導き出した答えを、我が物顔で発してアドバイスする人の言葉に重みが伴うはずがありません。

自分が経験した小さな苦労や失敗を拡大解釈して、その人の言葉に飾り付けることでいかにも自分がその著名人と同じステージに立ってるもしくは同じ境遇を経験したかのような言い方で相手に自分を大きく見せようとしていることが透けて見えてしまいます。

あまり不用意に著名人の言葉を使用して職場の部下や友人にアドバイスをしないようにしましょう。”本物”は人の言葉を借りなくても説得力があるものです。

嘘をよくつく人

薄っぺらく見えてしまうのは嘘をついているから。

ある場所では上司のことをバカにしているのに、上司の前では「本当に〇〇さんは上司として素晴らしい存在です」などその場しのぎな言葉を発している。

見えないところではかっこいいことを並び立てるくせに実際は保身を何よりも優先していて、意見に統一性がない。そんな人は薄っぺらい人だと呆れられてしまうでしょう。

自分の保身のためには平気で嘘をつく人は、信頼関係を築くことができず全ての発言が嘘だとあしらわれてしまうでしょう。

小さい嘘では人の興味を引けなくなったと感じた人は、さらに大きな嘘で自分を肥大させてしまい人間関係を破壊するにまで至ってしまうのです。

自慢話ばかりする人

とにかく自分の話をしたがる人、聞いてもないのに自分の過去にした武勇伝や成績について語って自分を大きく見せることに終始している人は薄っぺらい人だと言えます。

基本的に他人の自慢話を聞きたいと思っている人は存在しません。自慢話を聞いたところで全く聞き手にとってはプラスなことはないと言い切っていいでしょう。

自慢話をする人は「自分はすごい」と言いながら実は心の中では自分に自身が持てずに、自分を大きく見せることに終始している人が多い傾向があります。

その心理はかならず周囲に見透かされてしまっているので注意が必要です。

専門的な知識を持っていないのに発言する人

自分がその分野に対して専門的な知識や、見聞を持っていないのにも関わらずしゃしゃり出て前に前に出ようとする人も薄っペラい人の特徴です。

とにかく自分がその場の頂点でないと気が済まないというその人の性格が如実に現れているので、誰からも一目置かれることはないでしょう。

相手が地位的に自分よりも下の存在だったとしても学ぶことや、相手に任せることが重要であるシーンは必ずあります。

知識が浅いにも関わらず、それを隠すために前に出て行こうとする人は薄っぺらく見えてしまい、自分から墓穴を掘ることになるでしょう。

利己主義な人

利己的であることも薄っぺらくなってしまう人の特徴です。

利己的な人への印象には

  • とにかく自分に甘く他人に厳しい
  • 認知に歪みが感じられる
  • 聞く耳を持たない
  • 他人の利益を侵害する
  • 得をしている人のことを執拗に叩く

という心理的・行動的特徴があります。これはひとえに自分の利益をとにかく優先していることの現れでもあります。

そんな人は結局自分のことしか考えていないことの問題を周囲に露見していることに他なりません。人間としての徳の厚みは全く感じられず、愛情に浅く考え方も幼稚な人だと認識されてしまうでしょう。

綺麗事しか言わない人

口ではなんとでも綺麗事を言うことができます。

しかしそれを実際に成すことは非常に難しいことです。口では人助けをするといっていても実際にそれを行動に移すことは容易ではありません。

綺麗事の言葉でも、しっかりめんどくさい問題を解決しながらそれを行動に移そうとしている人は評価されますが、全く行動の伴わない綺麗事を発言している人は薄っぺらい人と思われてしまうでしょう。

綺麗事を平気で口に出すことができるのは、勉強不足や認識不足を露見する行為でもあります。迂闊に綺麗事を口にして”何もわかっていない”と思われないようにしましょう。

自信を持っていな人

いかにすごい偉業を達成した人でも、自分に自信を持っていない人は薄っぺらく見えてしまうことがあります。

今までの特徴とは真逆で、行動が伴っているのに自分自身に自信が持てていないタイプです。

あまり誇大に自分を大きく見せることはよくありませんが、逆に謙遜しすぎることも薄っぺらく見えてしまう問題に繋がります。

責任を負いたくない弱気な姿勢の現れにも取られてしまいます。適度に自信を持つことも必要なんだと言う意識を忘れてはいけません。

他人を見下す人

どんなにすごい偉業を達成した人でも、他人のことを見下して自分の満足感を実感しているような人は人間的に厚みが感じられず、信頼感を得ることができません。

どんなに成功していようが人間としての人徳を持ち合わせていないと薄っぺらい愛情がない人なんだと本心では思われてしまいます。

相手の心理に見え隠れするコンプレックスや悲観的な心情が見えるのでそれらを解決することが重要でしょう。

相手の財産や地位によって態度を変える人

相手の持っているお金や地位によって態度をコロコロ変える人も薄っぺらい人だと思われるでしょう。

さっきまで態度が偉そうだったのに、相手が社長だったり資産家と言うことがわかれば急に態度を急変させる。そんな人は厚みのある人とは言えないでしょう。

そして相手が”本物”かどうかを見極める能力がないと言うことですからいよいよ詐欺師感や上っ面の人間であることがわかります。

相手がどんな人物であっても態度を変えない、そんな人が周囲にも尊敬される厚みのある人物でしょう。

言い訳が多い

自分を擁護するための言い訳が多い人も、自分の権威を失墜させないために必死で薄っぺらい人に感じられるでしょう。

  • 素直に謝ることができない人
  • 反省をしない人
  • 自分の過ちを認めない人

は言い訳が多い傾向にあります。保身のために言い訳をして、嘘をついてでも自分の地位を守ろうとする行為は信頼と実績を剥ぎ落とし、自分を薄っぺらい人間へと失墜させます。

また言い訳をして責任を取ろうとしない人や、自分の言葉に責任を全く持っていない人も問題です。自分の言葉には責任を持ちましょう。

深みのある人間になるために重要な5つのこと

では深みのある信頼される人間になるために必要なことはなんなのでしょうか?その内容について紹介して言いたいと思います。

自分の尊厳を高めるために肝に命じておいた方がいい言葉や考え方について知っておきましょう。

常に勉強する

常に自分自身が挑戦者であるという意識を持って勉強に望むことが重要です。

自分がすでに高貴な位置に到達したと傲慢な態度をとってしまうと謙虚な姿勢や、学ぶ姿勢が失われてしまいます。それでは自分の意見が正しいと勘違いをしてしまいます。

相手の話を聞く姿勢を持ち、どんなに知識を蓄えても相手に敬意を示すことが重要です。

責任感を持つ

自分の発言と行動に必ず責任を持つこと。これが重要です。責任を持って発言することで容易に無責任な意見を言うことができなくなります。

薄っぺらい人の言葉は無責任だから「この人、口だけだな」とおもわれている部分が大部分を占めています。

ですので、逆に最終的に責任を取ればどんなに大きなことを発言しても大丈夫ということにもなります。とにかく無責任な発言はやめて「最終的にはこの発言の責任は自分が取るんだ」と言う意識を持った上で言葉や行動を選ぶようにしましょう。

自分の意見を持つ

他人の言葉を借りるのではなく、他人の意見に流されるのではなく、しっかり自分自身の意見を持つことが大事です。

自分の頭で考えて答えを出すためには、そのための材料を知っておかなくてはいけません。

結果的に初めの勉強をするということにも繋がります。自分の意見で発言して他人に伝えるためには勉強や調べることを自主的に行わなければその言葉の裏を補強することはできません。

自分自身のオリジナルの意見を持つと言うことがどれだけ大事なのかを認識できるでしょう。自分の人生で経験したことや勉強した内容に基づいた言葉でないと人を納得させられることはできません。

自分の経験則に基づく意見をしっかりと持つようにしましょう。逆に経験則や勉強の下地がない問題に関しては発言をしないことが懸命です。

他人への気配りや思いやりを忘れない

どれだけ自分が高い身分の人間になろうとも他者への気配りや思いやりを忘れてはいけません。

著名人の言葉にはこんな言葉があります。

細道で犬に出会ったら、権利を主張して咬みつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明だ。たとえ犬を殺したとて、咬まれた傷は治らない

〜エイブラハム・リンカーン〜

人は誰でも、他人よりも何らかの点で優れていると考えていることを忘れてはならない。相手の心を確実に掴む方法は、相手が相手なりの重要人物であるとそれとなく、あるいは心から認めてやることである

〜デールカーネギー〜

相手のことを認めて、否定する姿勢ではなく相手のことを尊重する気持ちを持つことが大事です。

小さな所作や対応にもその人の人間性が現れるものです。店員への態度が粗暴である人に人間としての厚みは感じませんよね。苦労や他人の傷を知っているからこそ人に優しくなれる、そして他人を認めることができる。そんな人としての懐の深さを持てるようになりましょう。

苦労する

とにかく苦労することにつきます。

どれだけ頭で考えていても実際に苦労や痛みを経験しなければ実の伴った発言や行動を取ることはできません。

さりげない所作や、言葉を発する時の微妙な間や声色にその人の人間味が現れそれが”本物”の人間の深みになります。

この仕草は本当に苦労を経験した人にしか味わうことができないでしょう。

まとめ

人としての薄っぺらさや深さを感じる感覚は人それぞれの感性によって異なるでしょう。

しかし多くの人が生理的に不愉快に感じる瞬間は似通っています。自分も同じように薄っぺらい人間にならないように自分の実力以上の発言をしてしまわないように注意しましょう。

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