ガングリオンの手術の費用や時間について!内容は?

みなさん、ガングリオンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ガングリオンとは、簡単にいってしまえば体にできたしこりのことを指します。しかし、どのようなものがガングリオンで、どんな原因でガングリオンができるか、気になりませんか?

今日は、ガングリオンとは一体何なのか、ガングリオンができてしまう原因とその手術による除去方法についてお伝えできればと思います。ガングリオンに興味のある方、体に何らかのしこりがある方、もしかしたら、それがガングリオンの可能性があります。ぜひともこの記事を参考にしてみてください。

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ガングリオンとは

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まず、そもそもガングリオンとはどういったものなのかを説明します。

人間には関節が複数あります。人間の関節は、骨と骨が向き合った状態で、靭帯で繋がっています。しかし、関節において向き合う骨は、互いにくっついている状態ではなく、関節腔という隙間があります。

そして、関節腔には、関節が快適に動くのをサポートする液体である滑液という物質出満たされており、滑液のおかげで、関節の曲げ伸ばしが快適にできるのです。

そして、人間の関節は、関節包という袋状の物質で包まれており、滑液の循環をサポートしています。

そして、滑液の主成分はヒアルロン酸なのですが、このヒアルロン酸が、何らかの理由で関節腔でうまく循環することができず、体外に腫瘍として表出したのがガンクリオンと呼ばれるものです。

ですので、ガングリオンは、関節内を満たすヒアルロン酸が何らかの理由で腫瘍となったものを指します。

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ガングリオンの原因

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では、ガングリオンが出来てしまう原因について説明します。

原因は不明である

原因を説明する、といってこのようなことを書くのは忍びないのですが、ガングリオンが出来てしまう具体的な理由は、未だ判明していないのが現状です。

滑液のかたまりがガングリオンですから、滑液を循環させる細胞が誤作動を起こして、体表に腫瘍としてのガングリオンをつくり出すこと自体は判明しています。しかし、具体的にどのような理由で細胞の誤作動が生じているのかは不明となります。

関節の酷使

関節にある滑液の異常がガングリオンですので、関節を酷使するスポーツ選手等に、ガングリオンが多いのではないか、と考える方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、滑液を循環させる細胞の誤作動が起こりやすいのは、関節に刺激が与えれるためであるので、恒常的に関節に負担をかけている方にも、ガングリオンができる可能性がないとは言えません。

しかし、ガングリオンは、若い女性が発症しやすいもので、発症者の過半数に該当します。そして、発症者のうち、主婦や学生といった方が大多数を占めており、逆にスポーツ選手や体を酷使する肉体労働をしている人の発症は少ないのです。

そのため、関節の酷使がガングリオンに直結するとは言えません。

外部的な衝撃

また、ガングリオンの症状は腫瘍ができてしまうことですから、体を強くぶつけたことによって、滑液を循環させる細胞に誤作動が商事、ガングリオンが発生すると考える方も居るかと思います。

しかし、ガングリオンの発症者のうちのほとんどが、外部的な衝撃を受けたわけでもないのに、ある日突然腫瘍ができてしまう、という方ですから、これが直接的な原因となるわけではないのです。

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ガングリオンの症状

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では、ガングリオンを発症した場合、体にどのような症状が出るかを紹介します。

痛みやしびれ

ガングリオンを発症しやすいのは、関節に近い部分で、具体的には手首周辺、膝、足の甲、手の指、背中にが多いです。

そして、ガングリオンが神経近くにできてしまうと、その神経を圧迫してしまいます。そのため、手足にしびれや痛みを引き起こしてしまいます。この痛みやしびれは末梢神経障害と呼ばれます。末梢神経とは、筋肉につながった神経のことで、末梢神経は脳から離れた神経を指します。

このしびれや痛みについては、ガングリオンがなくならないと消えないので、手術による除去をしなければ完治することはありません。

肩甲上神経麻痺

背中のガングリオンによって、肩甲上神経が圧迫されると、強い痛みやしびれが伴います。

肩甲上神経は、首の後ろから肩甲骨にかけて通っている神経のことを指します。肩甲上神経がガングリオンによって圧迫されると肩の筋肉の動きに障害を引き起こします。具体的には、肩が上がらなくなってしまったり、動かすのが困難となってしまったり、肩にかけての筋肉が正常に動かせないため、筋肉の量が減ってしまうといった症状を引き起こしてしまいます。

前足根管症候群

前足根管症候群とは、足首に存在する伸筋支帯とよばれる帯状の組織があるのですが、この帯状の組織の下にある深腓骨神経が圧迫されることで生じます。

ガングリオンによって深腓骨神経が圧迫されると、足の指にしびれが生じます。このしびれは、ガングリオンによるものもありますが、合わない靴を履き続けたことによっても生じるとされています。

手根管症候群

手根管症候群とは、手の付け根付近にある、骨と靭帯で形成された空洞である手根管にある神経が圧迫されることで発生します。

ガングリオンが手首付近に形成され、手根管を圧迫することで炎症が発生します。この炎症によって、手のしびれや痛みが現れます。

このしびれは、手根管に存在する神経の圧迫の程度によって症状が異なっており、圧迫の程度が重度であると、はしをもつことができなくなったり、筆記用具を用いて字を書くことができなくなってしまう恐れがあります。

足根管症候群

足首にも手根管と同様の構造があり、それを足根管といいます。足根管症候群は、ガングリオンに足根管にある神経が圧迫されることで発症するとされています。

足根管にある神経が圧迫されると、足のしびれや痛みを伴うのですが、このような症状は、坐骨神経痛と同様であるため、坐骨神経痛と思っていたら、足根管症候群であったということが多々あります。

痛みといった自覚症状を伴わない。

上で紹介した症状は、運悪く神経付近にガングリオンができてしまったために生じてしまいます。しかし、ほとんどのガングリオンは、神経を圧迫するような箇所でなければ、痛みやしびれを全く生じさせません。

そして、ガングリオンは、大きいものでピンポン玉サイズのものもあるのですが、ガングリオン自体が痛みを伴うことがないので、見た目に変化があるだけです。

しかし、ガングリオンが発症した個所が神経に遠い場合でも、大きくなると、神経を圧迫するようになってしまうので、大きくなってしまった場合は対処が必要となる場合があります。

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治療法について

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では、ガングリオンができた場合の治療法等について紹介します。

自然治癒

ガングリオンは、人によって数も大きさもまちまちです。そして、ガングリオンについては、それを切除するようなことをしなくとも、大半は自然に消滅してしまいます。

ですから、ガングリオンらしき腫瘍を発見しても、次の日にはそれがなくなっているということが十分あり得るので、日々のチェックが重要となります。

圧迫治療

次に、ガングリオンが大きくなってしまった場合、なかなかなくならない場合には、ガングリオンを直接つぶす手術である、圧迫治療が選択されることがあります。

圧迫治療については、素人でもやれそうですが、素人がガングリオンを潰してしまうと、その後の処置の不徹底によって、悪化を招く危険性があります。そのため、自分でつぶしてしまうのではなく、医療機関で正しく処置してもらうことをお勧めします。

穿刺治療法

穿刺治療法とは、体にできたガングリオンに直接注射針を刺し、ガングリオンの主成分であるヒアルロン酸を抜き取る治療法で、ガングリオンの治療において代表的な治療法になります。

しかし、一回の治療で完治しない場合が多いため、根気のいる治療法になります。また、ガングリオンの出来やすい個所が残ってしまうので、繰り返しガングリオンが生じてしまう恐れがあります。

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外科手術による切除

手術

上で紹介した治療法を試してもガングリオンが頻繁に生じてしまったり、ガングリオンによる神経圧迫による痛みやしびれが撮れない場合は、ガングリオンを切除する外科手術が選択されることがあります。

ガングリオンが小さい場合は、手術時間が減少するので体にかかる負担は軽減されるため、日帰りでの手術が可能です。大きいものであっても、手術そのものが容易であるので、重篤な症状を誘発するといった事態は生じにくいです。

手術の費用・時間

手術費用はガングリオンの大きさによって異なります。5センチ未満の比較的小さいガングリオンの場合は、2万円から3万円が必要となります。また、この程度の大きさの場合は、メスで体を傷つけることが少ないですから、日帰りで治療が可能な場合があります。

切除手術

ガングリオンは、滑液の循環させる細胞に異常が生じるために発生します。そのため、異常を起こした細胞を体から取り除かなければ、いつまでもガングリオンが生じる恐れがあります。

そのため、ガングリオンができた部分だけでなく、異常が生じた細胞を切り取る切除手術がガングリオン治療には効果的です。

ただし、切除する場合は、メスで体を傷つけますので、ガングリオンと異常が生じた細胞を切り取ることができても、ガングリオン付近の血管等を傷つけてしまい、障害が残ってしまう恐れがあります。

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まとめ

まず、ガングリオンとは、関節を効率よく動かすために存在する滑液が、その循環が上手くいかないために腫瘍として生じたものを指します。

ガングリオンができてしまう原因は、関節の酷使や、外部的な衝撃が考えられますが、滑液を循環させる細胞の異常であるとしか判明しておらず、異常の発生する具体的な要因は判明していません。

ガングリオンの症状としては、多くのものは体に害をなしませんが、神経に近い部分にガングリオンができてしまい、神経を圧迫することによって様々なしびれ、痛みを生じさせます。

ガングリオンの治療方法としては、自然治癒のほか、ガングリオンを押しつぶす圧迫治療、注射器でガングリオンの内容物を排除する穿刺治療法、ガングリオンを切除する外科手術があります。

ガングリオンは、ニキビの様なものですが、関節付近にできますので、すぐに見分けがつくと思います。気になる方は、ぜひとも皮膚科等に係ることをお勧めします。

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