笑顔の効果とは?作り方を知って幸せを呼びこもう!

「笑顔」。とても素敵で幸せな言葉ですよね。数ある人の表情の中でも最もポジティブなものすし、幸せの象徴だとも言えます。笑顔の人を見ているとそれだけでこちらもなんだか嬉しい気持ちにすらなれます。その人が身近な存在であればあるだけ、一層こちらも嬉しくなりますよね。まして、自分の力で誰かを笑顔に出来た時の充足感と喜びたるや、かけがえのないものでしょう。

実はそんな笑顔が、医学界からも研究対象として注目を集めつつあります。要するに、「ヒトの笑顔には、健康を推進する強い力があるのではないか」と医学的観点からも考えられ始め、そして研究がすすめられています。一説によると、1日の笑顔の経済的価値の合計は280万円にも及ぶとも聞きます。

今回の記事ではそんな笑顔がもたらしてくれる健康面のプラス効果、さらにはそんな笑顔の作り方を紹介致します。

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笑顔の効果

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というわけでまずは、笑顔の持つ力の紹介です。280万円にも及ぶ力とはどういったものなのでしょうか。今回はヘルスケア企業であるHealthTap社のCEOであり笑顔の研究を続けているロン・ガットマンの研究を参考に紹介します。

なぜ、どのように笑顔が健康にいいのか

笑顔は脳を強く刺激します。そして刺激された結果、様々な脳内物質・ホルモンが分泌されます。もうおわかりでしょうが、この脳内物質が健康効果のもたらすカギなのです。

笑顔をきっかけにして、コルチゾール、アドレナリン、ドーパミンなどといった、ストレスを減少させる脳内物質が分泌されるのです。さらに一方で、エンドルフィンなどのように幸福感を満たしてくれるホルモンが分泌され、気分が良くなると同時に、血圧の低下などの副次的な利益があります。

ちなみに、「脳を刺激し、幸福感を与えてくれる」と聞くとチョコや飴などの甘いお菓子を連想する方がおられます。確かにその効果とメカニズム自体は同じものです。しかし、その程度は天と地ほどの差があります。

欧米での研究によると、1回の笑顔が持つ効果と刺激はチョコバー2000個分に相当するそうです。また現金換算で例えると、25000円をただでもらった時と同程度の幸福度合いのようです。太らない分も含め、お菓子よりも遥かに健康面のメリットが大きいと言えます。

またこれは健康から少々話がそれますが、笑顔によって、周りの人から貴方への評価を評価・印象をより良いものにできると言います。現にペンシルベニア州立大学が実施した実験によると、よく笑顔を見せる人は周囲に好感を与え、さらに「デキる人」だと思われやすいという結果が出ました。

よって、ストレスを軽減し幸福になるためにも、また周囲からの評価を伸ばす為にも笑顔の持つ力を利用しない手はないのです。

将来の人生は笑顔に左右される?

ロン・ガットマン氏によると、カリフォルニア大学バークレー校は30年間に渡ってある研究を行ってきました。その研究内容とは、「卒業アルバムの写真の様子を分析し、そこから卒業生たちのその後の人生における成功や幸せを測定できないか」という驚くべきものでした。

そして実際に、卒業生たちの写真での笑顔を分析し測定することで、研究対象者達のその後の人生をある程度予測することが可能になったといいます。例えば結婚生活に対するその人の幸福度だとか、もしくは離婚したとしてもその結婚が持続した期間、さらにはその人を取り囲む家族や友人達の幸福度まで予測できたと言います。要するに対象者の笑顔から、どれだけその人自身や周りの人を幸せにできるか測定できたのです。

また、ウェイン州立大学が2010年に行なった研究も大変驚くべきものでした。その結果は今後も語り継がれるべきでしょう。彼らの行った実験とは、「1950年代以前のメジャーリーグの野球カードを調べ、そこに映ってる各プレイヤーの笑顔の程度から、寿命を調べよう」という奇想天外なものでした。

しかしさらに驚くべきことに、カードを通して「選手が笑顔を見せ続けた期間から、その選手の寿命がおおよそ予想できる」という結果が出ました。

笑顔を見せない、あるいは見せても長続きしなかった選手の平均寿命は72.9歳に過ぎませんでした。これに対して、大きく立派な笑顔を、長期間見せ続けた選手達の平均寿命は約80歳に及んだのです。

笑顔は伝染する

また、笑顔が幸せにするのは貴方に限った話ではないのです。あなたが笑顔でいることで、周りの人もそれにつられて笑顔になりやすくなります。すると彼らも幸福感を得られるのです。冒頭でも触れましたが、周りの人、特に非常に身近な友人や家族が笑顔だと貴方も嬉しくなって自然と笑顔になれますよね。それと同じことです。

ちなみにこの現象は「ミラー効果」と名付けられています。簡単に言ってしまえば、「好感を抱いている相手のしぐさや表情、感情を無意識に真似てしまう」ことです。人には無意識に、自分と同じ表情や仕草をみせる相手に好感を持つ傾向にあるため好きな相手に対してこのような反応を見せるのでしょう。

少し逸れましたが、好感を持つ相手(友人や恋人、家族など)が笑顔になると貴方も自然とその笑顔と感情を真似ます。すると両者が笑顔自体から得られる効果も大きいのですが、さらに「あ、この人も自分と同じように喜んでくれている」と感じることで一層互いの心が満たされ幸福感を得られるのです。

言ってしまえば、笑顔による相乗効果です。身近な人たちとより幸せになる手掛かりは笑顔にあったのです。

たとえ作り笑いでも効果あり

「そうは言っても、自分はあまり感情を出す方ではないし、笑顔がぎこちないから効果を得られない」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。ですが心配はいりません。たとえ少々無理をしてようが、作り笑いでも同じように効果があることが研究を通して明らかになっています。

これはヨーロッパ各地で行われた実験を通して証明されたことです。例えばドイツでは、「被験者にボトックス注射を行い顔の筋肉の動きを抑制したらどうなるか」というアグレッシブな実験が行われました。ちなみに、注射前後の脳の様子をMRIでスキャンすると言う徹底ぶりです。その結果、「表情の情報は脳にフィードバックされる。つまり、微笑むと感情もそれにつられて気分が良くなる」という興味深い結果が得られました。

また進化論を打ち立てたことで有名なダーウィンの著書、「種の起源」にも注意すべき記述があります。彼は表情が持つ力についての研究も行っていたのですが、それによると「もちろん笑顔は、嬉しい時や幸せな時に自然発生する。だが一方で、笑顔という行為自体に幸福感を増やし、気持ちをポジティブにする効果がある」とのことです。

要するに、笑うことで脳が「今、幸せなんだ」と判断する効果があるのです。これに基づくと、無理やりにでも笑顔を造ればだんだん幸せになってくると考えられます。ちなみに研究によると、笑顔になってると脳に判断してもらう最大の条件は、口角を上げることです。

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笑顔の作り方

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先程、「作り笑いでも十分な効果が見込める」ことを紹介致しました。ではそんな笑顔を十分に作る方法、訓練法を次は紹介したいと思います。

最も大事なパーツは?

一口に「表情」といっても、様々な要素・パーツから構成されています。目の部分、鼻周辺、頬、口、顎、などなどです。ちなみに表情に関わる筋肉は全部で60種類ほどだそうです。その中でも最も大事なパーツはどこでしょうか。先ほども少し触れたように、「口」が最も重要だと、研究から考えられるようになりました。

正確には、「口角が上がっているか否か」を基準にして、脳は今、貴方が笑顔かどうかを判断するのです。ですから積極的に、作ってでも笑顔になりたい方、訓練しようと思っておられる方はまず「口角を上げること」を徹底的に意識してください。それが最も大切なことなのです。

素敵な笑顔を作る練習

ここではさらに、「特に魅力的に笑顔を作るための訓練法」を紹介したいと思います。つまり、先ほど示したのが最低限の笑顔の条件であることに対して、ここで紹介するのはより魅力的な笑顔を作るための方法です。その練習は以下の通りですのでご参照ください。

  1. まず姿見の前に立つか、小さくてもいいので手鏡を用意して下さい。
  2. 上顎の歯が8本以上見えるまで、大きく口を開きます。(「イ」を発音する時を真似るとやりやすいです。)
  3. その後、口角をじわじわと上げましょう。目標は、上唇が穏やかなVの字になるくらいです。そこまで口角を上げましょう。少なくとも、上唇が平行だとNGです。
  4. そこまで笑顔が作れたら、それを鏡の前で10秒程キープしてください。
  5. ここで示した1-4を、1日で10セットを2回ずつ行ってください。つまり計20セットです。朝と夜に10セットずつ訓練するのがベストでしょう。

この訓練方法を毎日休まず、1-2週間ほど続けることで、笑顔に関する表情筋が徐々に発達していきます。筋肉が発達すれば、やがて自然と口角は上がり、歯も見えるような素敵な笑顔を簡単に作れるようになります。お試しください。

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まとめ

今回の記事は以上となります。こうしてみると、笑顔という日常的な表情がどれ程私たちの人生と生活を幸せで満ち足りたものに変えてくれるのかがわかります。特に、「作り笑いにも効果がある」というのは大きな救いではないでしょうか。

今、苦しい状況下にある人にとって、その苦しみを和らげ現実に立ち向かう力を与えてくれる手助けになるのですから。「苦しい時こそ笑え」とは昔からよく言います。つい最近までは私も信じていませんでしたが、これからは信じて実践していくつもりです。

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