日焼けのかゆみの対処方法を知ろう!原因や症状も知っておこう!

綺麗に日焼けすることに憧れる人は多いかもしれません。特に夏場であれば時間をかけてじっくりと肌に太陽光を当てて、日焼けしたいという人もいるでしょう。

一方で日焼けがかゆみの原因になることがあります。皮がめくれ、全身が無性にかゆくなる。日焼けにはそういった面倒なことが起こる可能性もあるのです。

では、日焼け後にかゆみを発症するのはどういった原因からなのでしょうか。また、実際に症状が出た時、どういった対処ケアをすればいいのでしょうか。これらのことについてみていくことにしましょう。

日焼けでかゆみが出る原因

日焼け

日焼けは軽度の火傷症状で、日光皮膚炎とも呼びます。皮膚が炎症を起こし、皮膚組織が破壊されているのですね。もちろん、深刻な影響が出るわけではありませんが、注意する必要があります。

かゆみを感じるのは日焼けによって損傷した皮膚を修復するためにリンパが患部に集中しているからといわれています。また、皮下組織のバリア機能が弱いので刺激に弱いという理由もあげられます。

日焼けはI度熱傷という状態で、皮膚に赤みがある状態と判断されます。伴って痒みや皮膚のめくれ、ひどいケースでは水ぶくれなどを発症します。この段階では注意が必要でしょう。

また、皮膚の乾燥が進むほど、かゆみが悪化することもあります。皮膚のケアと保湿の2つを行うことが、かゆみを最小限に抑えるポイントといえるでしょう。

重度の日焼けを起こす日常生活の原因

日焼けを起こしてしまうのは夏場が多いです。そして、日常生活でも特に重い日焼けを起こしてしまうケースもあります。具体的には以下のことがあげられます。

長時間、日光に当たっている

夏場の日差しは自分が思っているほど皮膚に損傷を与えます。短時間でも日焼けをしてしまうことってありますよね。長い時間当たるとなると、皮膚はかなり損傷してしまうことがあります。

アスファルトやガラスの照り返しにも注意

外におでかけする時、なるべく日陰を歩くようにしていても、皮膚には日光の紫外線が当たることがあります。それはアスファルトや建物のガラスの照り返しなどが原因です。

上からも下からも、そして横からも紫外線を浴びてしまうこともあります。かなり紫外線量が多いですから、そういった照り返すものが近くにあるようでしたら注意が必要です。

日焼け対策をしていない

日焼け対策には様々ありますが、基本的なポイントは皮膚を紫外線に当てないということでしょう。紫外線対策をしていれば、日焼けにはなりにくいです。

しかし、日傘をささなかったり、日焼けクリームを塗らなかったりすると、簡単に日焼けをしてしまうでしょう。後悔してもすでに遅く、皮膚は火傷を起こしてしまっています。

日焼けのかゆみと症状

手のかゆみ

日焼けで起こるかゆみは、人によっては耐えがたいものかもしれません。かいてもかいてもかゆいものですから、なかなか辛いことがあります。

日焼けを起こすと、かゆみ以外にも次のような症状を発症することがあります。

日焼けを起こした部分が熱を持つ

長時間、かなり強い紫外線に皮膚が当てられると、患部が熱を持つことがあります。伴って皮膚の炎症、日光湿疹、皮膚のめくれ、皮下組織の露出なども起こります。触れると痛みを感じます。

日焼けというと皮膚が赤くなったり、時間が経つと黒くなるなどのイメージがあるかもしれませんが、この症状ではその段階をスキップして、かなりの痛みを発症させます。

水ぶくれ

目にわかりやすい形で起こる症状として水ぶくれがあります。水泡とも呼びます。皮膚に水分が溜まってしまう状態です。この水分は滲出液と呼ばれています。

水ぶくれは達性II度熱傷という状態で皮膚が熱を持ってしまっている状態と同様、皮膚の損傷がかなり進んでいることが予想されます。このため、すぐさま日陰に入り、皮膚に紫外線を当てないようにする必要があるでしょう。

脱水症状

長時間の日焼けは皮膚の水分を失わせてしまいます。その結果、脱水症状を招くことがあります。人によっては倦怠感やめまい、たちくらみなんかを発症することもあるでしょう。

喉が渇いている時にはすでに脱水といいます。太陽光の下、日差しに当たっていて喉が渇いていると思ったらすぐさま水分を摂り、休息を取るようにしてください。

日焼けの種類

強い太陽光を浴びた後、時間差で皮膚が赤くなることってありますよね。この状態を「サンバーン」といいます。そして赤くなった後、かゆみや痛み、ひどいケースでは水泡や強い炎症を発症します。

皮膚が弱い人やもともと乾燥肌・敏感肌であるではすぐにサンバーンが起こることもあります。なので、皮膚を守るためにはその段階できちんと対処することが大切でしょう。また、そうでない人もサンバーンが現れたらアフターケアをするようにしましょう。

サンバーンの後、皮膚が黒くなっていく段階があります。この段階をサンタンといいます。この段階を過ぎると薄皮が向けていきます。

サンタンの段階でも、日焼けの範囲が広かったり、炎症が強かったりすると発熱や吐き気、頭痛などを発症します。人によっては入院をしたほうがいいこともあるでしょう。専門家や医師に診断してもらい、処方薬をもらう必要があるかもしれませんね。

どちらの段階にしろ、体に異変を感じた時はすぐさま対処する必要があるでしょう。日焼けだから大丈夫といって油断をしていると、思わぬ不調に見舞われることがあります。

日焼けのかゆみはいつまで続く?

日焼けの後、かゆみが出る。その症状は数日程度続くことが多いようです。その間、症状には波がありますが、なるべく掻かないようにしてください。症状が悪化してしまうことがあるので注意です。

メラニン色素異常

日焼けをしたとき、肌が赤くなった後、黒くなっていくのが一般的です。しかし、メラニン色素に異常があると、肌が黒くならず、ぶつぶつを発症してしまうことがあります。これをメラニン色素異常といいます。

メラニン色素異常は先天的に色素の産生能力が低いことに起因しています。ぶつぶつは数日で治りますが、あまり紫外線が強い環境下には長い時間いない方がいいでしょう。

皮膚のかゆみが出たときの対処法

保冷剤

では、日焼けをしてしまったあと、実際にかゆみやそのほかの症状が出た時はどういった対処をすればいいのでしょうか。

大切な皮膚を守るためにも以下のことをするようにしてください。

患部を冷やす

日焼けは軽度のやけど。つまり炎症症状です。このため、まずは患部を冷やすことが大切です。冷凍庫にある保冷剤や冷たい水に患部を当ててあげるようにしてください。

保冷剤で冷やす場合には冷やしすぎないようタオルで巻いてあげるといいでしょう。低温ヤケドになってしまうと、症状が悪化してしまうので注意してくださいね。

肌の保湿をする

ある程度、患部を冷やすことができたら次のケア方法として肌の保湿をします。日焼けによって水分量が減っているためですね。保湿をしないと肌はカサカサになってしまったり、抵抗力が下がるということも起こります。

保湿をするためには化粧水よりも保湿クリームを塗ることをおすすめします。市販で売っているものとしてはワセリンなどが効果的です。白ワセリンと表記があるものがいいでしょう。精製度が高く、効果が期待できます。

日焼け用の保湿クリーム・ローションも販売されていますから、そちらを買ってもいいかもしれませんね。

病院で処方される薬ではヘパリン類似物質という成分が含まれていることがあります。肌の乾燥を防ぎ、保湿する効果があります。血液が固まりにくくなる性質があるため、使用には注意が必要です。

熱いシャワーは使用しない

熱い夏場、汗をかきシャワーを浴びたいと思うことがあります。しかし、日焼けをして弱っている肌には熱い刺激は避けた方がいいでしょう。なるべく、冷水で済ませるようにしてください。

ムヒを塗る

薬局で売っているムヒ(池田模範堂)は市販薬の塗り薬として日焼けした肌のかゆみを抑える効果があります。

もちろん、肌に合わなかったり、かゆみが増すようであれば、使用を中止するようにしましょう。

かゆいときは掻かないが一番!

日焼けによってかゆみを感じる時、ついつい掻きむしってしまうかもしれません。しかし、それは皮膚にさらにダメージを与えているようなもの。より、症状が悪化してしまうことがあります。

このため、かゆくてもとにかく掻かないようにしてください。皮膚に傷がついてしまいますし、そこからばい菌が入り込んでしまうこともあるから注意が必要です。

かゆいときはその上に衣服を着て、掻けないようにするなどの工夫をしてみてください。反対に衣類と擦れてかゆくなるのであれば、なるべく肌を露出するのもいいでしょう。もちろん、紫外線には注意するようにしてください。

症状がひどいときは…

日焼けは自分が思っている以上に深刻なときがあります。皮膚の深い層まで炎症を起こし、熱を持ってしまいどうしようもないとき、患部を冷やすだけでは対処できないことがあります。

そんなときは迷わず皮膚科に行くようにしましょう。きちんと診断してもらい、適切な薬をもらうようにしてください。放置すると肌に痕が残ってしまうこともあるので注意が必要です。

また、そのほかの体調の変化にも気をつけるようにしましょう。体がだるいと思ったら休憩を取る。涼しい場所へ行き体を冷やす。水分補給をする。これらのことを忘れないようにしましょう。

日焼け止めにも注意を払う

日焼け止めクリームの種類は多種多様ですよね。薬局へいけばどれを選んでいいのかわからないほどの数が棚に並んでいます。選ぶときに注意してほしいが「紫外線吸収剤」です。

これは石油由来の薬剤で、その名の通り、紫外線を吸収し、皮膚に届かないようにする役割があります。しかし、この薬剤と肌との相性が合わず、返って肌のトラブルを起こしてしまうということがあります。購入の際には気をつけてみてください。

同じような理由でステロイド剤が含まれているものも避けた方がいいでしょう。ステロイドにはかゆみを止める成分が含まれていますが、副作用もあるので注意が必要です。

その他、紫外線散乱剤など様々な成分のいろいろな効果をもって、日焼け止めは紫外線を受け付けないようにしています。自分の肌に合うかどうかをきちんと見極めて、商品を買うようにしましょう。

シミを作らないためにも…

シミ

紫外線はご存知の通り、シミを作る原因になります。長時間、外出し紫外線を浴びると肌にダメージを与え、目に見える形でシミを作ってしまうでしょう。

シミの厄介なところは日焼けのようにすぐに起こるわけではなく、時間差があるということです。自分が思っている以上に紫外線に当たっていることもあります。

シミを作らないためには、その対処をきちんとする必要があります。日陰、日傘。時には余分な外出を控え、家でじっとしているなんてことも必要かもしれませんね。綺麗な肌を保つためには少々努力が必要なのです。

紫外線と皮膚がんの関係

強い紫外線を継続的に体に浴びることは皮膚がんといった深刻な病気を招くことがあります。ホクロやイボだと思っていたものが実はがんだった。そういう話もあるぐらい、皮膚がんは身近であることがあります。

確かに皮膚に軽度のやけどを作ってしまうぐらい紫外線。浴び続けることで何かしらの悪影響が起きることも想像に難しくありませんよね。日光に当たることは体に良い作用をもたらすこともありますが、日焼けをするほど当たるのはほどほどにしたほうがいいかもしれませんね。

紫外線アレルギーの発症

少しの紫外線に対して過度な炎症症状を発症してしまう。これを紫外線アレルギーといいます。発疹、皮膚のざらざら、乾燥などのアレルギー症状が皮膚に顕著に現れるようになります。

特徴としては突発的に症状を発症するということです。花粉症の発症と同じように、これまである程度の紫外線は大丈夫だったのに、突然皮膚に異常が起こり始めた。このような症状が出た時は、すぐさま病院へ行くようにしましょう。

皮膚を守るための日焼け対策

日焼け対策

では、そもそも日焼けをしない、かゆみを予防するためにはどういった予防法を実践すればいいのでしょうか。甘く見ていると肌を傷つけてしまう日焼け。以下の対策をしてみてください。

とにかく日差しを避ける

夏場の暑い日中歩いていて、日なたと日陰の温度差に驚いたことはありませんか。太陽の光はそれほど強いエネルギーを持っていて、皮膚に降り注いでいることがあります。

このため、そもそも太陽を避ける努力をすることが大切です。出歩く時は薄手の長袖を着る。日陰を歩く。日傘をさす。日焼け止めを塗る。これらのことが直接的に日光を避ける方法でしょう。

大した時間、外出していたいのに皮膚が赤くなっているということもあります。油断していると、気がついたら皮膚が傷ついていることがあるので、きちんと対策をしてくださいね。

食事に気を配る

肌が損傷してしまった時、体の代謝機能がよければ回復も早くなります。そして、その代謝機能を高めるのは普段から食べている食事にポイントがあります。体に悪いものを食べていれば皮膚の回復が遅くなってしまうのですね。

肌の代謝に良い栄養素としてはビタミンA、ビタミンB、ビタミンCがあげられます。これらは主に緑黄色野菜やフルーツなどに含まれています。日焼けした時はこういった食材を意識して食べてみることをオススメします。

男性でも日傘を

日傘は女性が使うものと一般的には考えられているかもしれません。デパートに行くとおしゃれな日傘がいくつも並んでいますから、女性にとってどれを選んでいいかわからないものです。

一方で夏場のあまりに強い日差しを避けるために、男性でも日傘をさすということがあるようです。実際、日傘をさしてみるとその温度差に驚かされます。日傘をさすだけでかなりの紫外線対策ができます。

日傘は女性がさすもの。そういった認識を覆すように、最近では男性用の日傘も販売されています。日焼けだけではなく、熱中症予防にも効果的なので、使ってみるのもいいかもしれませんよ。

男性に深刻な薄毛対策にも…

頭皮に紫外線が当たると、毛根の細胞にダメージを与えてしまうことがあります。これにより、髪の毛そのものを作ることが難しくなってしまうことがあります。つまり、薄毛の原因になるのですね。

また、日差しが強くなる夏の時期は皮脂の分泌量も多いですから、かゆみやフケの発生など、髪にとって悪い環境が出来上がってしまいます。頭皮を清潔に保つためにも、紫外線対策をしたほうがいいかもしれませんよ。

まとめ

夏場の日差しはとても強いですよね。日差しを浴びた車は車内に入ることすらできませんし、ボンネットを触ると火傷をしてしまうこともあります。

皮膚にも同じような紫外線が浴びせられていることがあります。そして、甘くみていると日焼けはもとより、より症状が大きな火傷を招くこともあります。

日焼けのかゆみが出るのは、皮膚が損傷しているというサインです。きちんとスキンケア・治療法を実践しつつ、外出の際には予防対策をするようにしましょう。

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