胸骨の痛みの原因は?痛む場所によって変わる対処方法

胸骨に痛みがあると、場所が場所だけに心配ですよね。痛み方もさまざまで、決まった時間に痛かむのか、慢性的なのか突発的なのか、ジワジワ痛むのか、ズキズキするのか、自分の痛みをよく把握しておきましょう。

胸骨の周りには、さまざまな臓器や神経があるので不安になるのもわかります。胸骨の痛みにはどのような原因が考えられるのか、その可能性をさぐっていきましょう。

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胸骨とは

胸骨1

胸骨は人の胸の真ん中にある大きめの骨で、縦型をしていて肋骨とつながっています。
「胸に手を当てる」という動作をする時に手を当てる、まさにその辺りにあります。

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胸骨の構造

胸骨2

胸骨は、胸骨柄・胸骨体・剣状突起の3部からなっています。

胸骨柄:胸骨の一番上の骨、菱形をしている扁平骨です。

胸骨体:胸骨柄の下にあり、長方形の形をしています。

剣状突起:一番下の骨で、肋骨の分かれ目・みぞおちのあたりまであり、人によって形はいろいろです。

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胸骨の痛みの原因となる症状

胸骨3

胸骨に痛みを感じる場合、さまざまな原因が考えられます。大きく分けて胸骨そのものが痛む場合と、その他の原因によって痛む場合があります。

胸骨そのものの損傷が原因の痛み

・外傷による胸骨骨折やヒビ

最近胸に強い衝撃があったり、ぶつけた、ボールが当たったなどの覚えはありませんか?車の運転中、事故や急ブレーキなどでハンドルに胸を強打し、骨折してしまうことがあります。胸骨の上の方にぶつけることが多く、呼吸をしたり、動く、触るなどをするとズキズキと痛みます。

また、肋骨は意外と簡単に折れてしまうことがあります。肋骨は骨の中でも細いため、高齢者や体が華奢な人は咳をしただけで肋骨にヒビが入ってしまうことがあります。ヒビの入る場所によって、胸骨が痛む場合もあります。

骨折自体はバストバンドなどで固定し、痛み止めや傷口の手当をする程度ですが、衝撃が大きく、呼吸器系や心臓に損傷がみられることがあります。圧坐、心挫傷、心破裂といった深刻な症状があると大変危険なので、すぐに専門医を受診しましょう。骨折の箇所や心臓に損傷がないかどうか必ず確認してもらいます。

その際は、いつ頃から痛いのか、どんな痛みがあるのか、骨折した可能性がある衝突があったかなどを正しく伝えられるようにしていくと、治療がスムーズに進みます。

・筋肉痛

胸には大胸筋という大きな筋肉があります。激しい運動をしたり、仕事で重いものを持ち上げたり、普段しない動作をしたとしたら、大胸筋が筋肉痛を起こしているかもしれません。普通の筋肉痛なら深刻な状況ではありません。自然に痛みが取れるのを待つか、ストレッチや軽い運動をして、筋肉の血流を促すことも効果的です。

「今日はだいぶ運動したな」という日は筋肉痛が出る前にお風呂につかり、筋肉を緩めたりマッサージしておきます。そうすると筋肉痛になりにくい、筋肉痛になっても痛みが軽いといわれています。

食事の面では、たんぱく質のものを積極的にとるようにしましょう。肉、魚、大豆などはたんぱく質の代表的な食材です。筋肉痛の治し方は、筋肉痛から回復する4つの方法と4つの予防方法!の記事読んでおきましょう。

胸骨以外に原因がある痛み

胸骨は体でもっとも大切な心臓や肺といった臓器を守っています。神経や筋肉などもたくさんあり、それらの痛みが胸骨の痛みのように感じることがあります。

・胸膜炎

胸膜に胸水がたまり炎症が起きてしまう疾患です。

胸痛に始まり、深呼吸や咳をするととても痛むのが特徴です。発熱や息苦しさ、呼吸困難を伴うことがあります。

・膿胸

胸膜が炎症し、膿がたまっている状態です。

主にブドウ球菌や肺炎球菌が原因で、胸痛、寒気を伴う高熱、咳、呼吸困難などの症状があらわれます。

・肋間神経痛

肋骨の間に沿って痛みがでます。肋骨の間には神経が通っていて、その神経に沿って痛みが走ります。ズキズキとした痛みが続き、人によっては息苦しさを伴います。1日~2日程度で治れば安心ですが、原因がわからないものと、帯状疱疹や心臓、肺などの痛みが原因のことがあり、注意が必要です。姿勢を悪くしている、同じ姿勢を長時間続けている、無理な体勢をした、などによって肋骨に圧がかかると痛むことが多いです。

この他に考えられる臓器の疾患には以下のようなものがあります。

・心臓系の病気

狭心症、不整脈、心筋梗塞、心臓神経症、心筋炎など

・呼吸器系の病気

肺炎、肺結核、気胸、肺気腫、肺血栓塞栓症など

・胃腸の病気

急性胃腸炎、胃食道逆流症など

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病院は何科を受診するか

胸骨5

明らかに何かにぶつけたり、強打したせいで痛くなったという場合は整形外科です。骨の損傷以外で痛みがありそうな場合は、呼吸器科(肺)や循環器科(心臓)がいいでしょう。

いずれの判断もつかない場合は、まずは身近な整形外科などに行き、医師と相談して他の科に転院することも考えられます。

痛みが続いたり、繰り返し同じような痛みがある場合は、必ず医療機関を受診しましょう。その際は、いつから痛いのか、痛みの程度やどんな痛みがあるのかなどを伝えられるようにメモなどをしておくといいです。また、痛みがなくなってから行くよりは、痛みがあるうちに医師の診察を受けるようにしましょう。

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健康維持のための対策

胸骨4

胸骨の痛みへの対策はその原因によってさまざまありますが、内臓系の疾患を避けるためにも、体の健康維持に気をつけておくことはとても大切です。健康的な日常生活を心がけ、免疫力を高めて生活習慣病などを予防しておいて損はありません。健康寿命を延ばして元気な毎日を過ごしましょう!

よく眠る

毎日一定の睡眠時間を確保できていますか?1日8時間寝るとすると人生の3分の1は寝ていることになります。

なぜそんなに睡眠が必要かといえば、体に休息を与え疲労回復をするためと、細胞の再生を促すためといわれています。脳や記憶にも深く関わりがあります。なるべく同じ時間に睡眠起床し、生活のリズムを一定にするようにしましょう。睡眠に関しては、眠りが浅い人へ!快眠できない原因と快眠する方法についての記事を読んでみてください。

よく食べる

日本食が今、世界で注目を集めています。世界に誇れる健康的な食文化が日本にはあるのです。日本の風土や日本人の体に合う食事を一度見直してみませんか。旬のものを旬の時期に食べる、食材を丸ごと食べる、地産地消のものを選ぶようにしたいです。

しかし、暴飲暴食はNGです。せっかく美味しいものを食べても、食べ過ぎは内臓に負担がかかります。特に、お砂糖そのものや糖質の多いものを控えることは、血糖値や高血圧を気にしない人も気をつけるようになってきました。おいしものを美味しくいただくためにも、体調を整えておきたいです。

よく動く

体を動かすことは体力作りには欠かせません。ストレッチや散歩などの軽い運動でいいので日頃から少しづつ長く続けていきましょう。体を動かすと体が温まり、血行を促進します。

血が巡ることで筋肉や内臓に栄養や酸素が行き届き、活動が活発になります。脳にも十分な酸素を補給されて、将来の記憶力低下や痴呆の予防を助けるといわれています。血行の促進に関しては、血行を促進するための7つの方法!今日から健康な生活を!の記事を読んでおきましょう。

ストレス解消

社会人になると仕事が忙しく、ストレスを発散する機会が減ってしまうものです。

しかしストレスは長期的になればなるほど体を蝕むことがわかっています。疲れがたまると食事やお酒に頼ってしまいがちですが、運動不足を解消したり、趣味に没頭したり、マッサージを受けるなど、気分転換やリラックスできるようなことを試してみましょう。

新しいことを始めてみるのもおすすめです。

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まとめ

胸骨が痛む場合、気をつけておきたいポイントをまとめました。

・胸に強い衝撃が当たると、肋骨や胸骨を骨折することがある。
・胸を強打したらすぐに病院へ行く。
・胸骨の痛みは、胸骨そのものが損傷して痛む場合と、他の場所の痛みが胸骨にあらわれる場合がある。
・外傷性の胸の痛みは整形外科へ。その他は原因に応じて呼吸器科や循環器科へ。
・日頃から健康に気をつけて、ストレスを溜めないようにする。

胸骨の痛みが長く続くと心配になるかもしれません。特に心臓が近いので、何かあるのではないかと不安になるのではないでしょうか。心配しているよりは、病院できちんと診断を受けて原因を明らかにし、早期に治療をすすめましょう。

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