脳を活性化させる食べ物や方法は?ゲームや運動が良い?

からだの健康を気にかけたり、トレーニングやメンテナンスはしますが、「脳の活性化」を意識することはなかなかないですね。

脳が活性化することはどのようなメリットがあるのか、また、脳が不活化するとどのような影響があるのか、活性化させるにはどのようなことをすればよいのかご紹介します。

日常の中にうまく取り入れて、脳もからだもいつまでも、元気で若々しくありたいですね。早速、今日から取り組んでみましょう。

脳は私たちのからだにどう働きかけているの?

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脳は私たちが生きていく上で、なくてはならないものです。脳からからだの各箇所に指令を出し、からだを動かしたり、さまざまなことを受け止め、考え、それらを感情や思考に変えたり、起こったで出来事や覚えておくべきことを、記憶として留めておくことができたり、とても複雑で、重要な役割を担っています。

脳は私たちのからだをなくてはならない臓器のひとつです。

脳が活性化するってどんなこと?

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人のからだは老化が進むように、脳も同じように老化か進みます。からだの場合は関節が硬くなったり、皮膚がたるんだり、筋肉量が減り贅肉が気になったり、視力や聴力が落ちるなど、さまざま症状が目に見えて分かり、自分自信でも自覚することがわりと容易です。

しかし、脳は目に見えるものでもなく、そういえば、最近物覚えが悪くなったなあとか、物忘れをするようになってきたなあなどと感じ、初めて年をとったなあなどと感じるものです。

からだの場合、ウォーキングや筋トレ、スポーツなどで意識的に若々しいからだ作りに取り組むことができ、またその効果を体感できやすいのですが、脳の場合は効果を感じることは難しく、意識的に継続することは難しくもあります。

脳が活性化すると記憶力や行動力、コミニュケーション能力、思考力、感情コントロールなど生きていく上で大切なさまざなな能力が活性化します。

からだの健康を考えるのこと同様、脳の活性化も意識づけて取り組みましょう。

脳を活性化させないでいるとどんなことが起こるの?

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脳の活性化は生きていく上で必要な能力を、より有効的に効果的に引き出してくれることにつながります。

脳の老化が進むと、さまざまな能力が十分に発揮されず、物忘れや判断力の低下、コミュニケーション能力の低下により、他者との交流が億劫になったり、ひどくなると日常生活に支障をきたすようになります。

脳の老化は必ずしも年齢に比例しているわけではなく、若い方でも脳を使って、いろんな物事を考え、いろいろなことに取り組んでいなかったり、長期にわたり過度のストレスにさらされていたりすると脳の老化は起こります。

脳を活性化させるためにできること

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脳は私たちの目に触れることはない場所なので、脳を鍛えるイメージはなかなか湧きにくいと思います。しかし、昔から、クロスワードパズルやなぞなぞなどで脳を活用する遊びを通したゲームや、最近では、若い人が活用するアプリなどでも「脳トレ」ができるゲームなども有り、親しみやすくなってきました。

また、そのようなものを活用しなくても、日常の生活を見直したり、少し工夫を取り入れれば自然と脳の活性化につながることもあります。

特に意識せずに、日々の過ごし方をちょっと工夫することで、脳を活性化できたらうれしいですね。では、どのような日々の生活スタイルの見直しが脳の活性化につながるのかご紹介しましょう。

パターン化した日々の動きに変化をつけましょう

人の生活は、日々のスケジュールによりさまざまな変化はあると思いますが、朝起きて、顔を洗ったり、着替えたり、朝食を摂ったりと、決まった一連の動作があると思います。

このような日々、当たり前に行っている日常動作もちょっとした変化を持たせることで脳は活性化します。脳にとって最もよくないと言われているのは、何も考えず、ただただくり返す行動だと言われています。

どのようなことでも、些細な変化を持たせる事が脳への刺激となり、活性化につながります。

朝食であれば、毎日ごはん食の方は、週に何度かパン食にしてみるとか、洗顔や歯磨き粉の香りやテイストを2種類以上準備し、日々の気分によって使い分けるなど、動作のひとつひとつに楽しみがもてるような工夫をしてみると良いでしょう。

通勤や登校での歩くルートを変えてみましょう

お仕事や学校での一日がスタートすると、さまざま事が起きたり、いろいろな人たちとの交流があったりで、自然と変化と刺激のある一日が始まりますね。

朝の支度をして、通勤、通学をする道は、大抵いつも決まったルートだと思います。

ときには、ルートを変えていつもと違う町並みを眺めて、いつもとは違う出会いや発見をすることで脳の活性化は進みます。

近年では通信ツールの発達から、スマホを見ながら通勤、通学を済ませてしまいがちですが、顔を上げて、町並みや空を見ながら、風や朝の空気を感じて歩くと良いでしょう。

いつもと違う風景を眺め、いつもと違う空気感を感じることは脳の刺激になります。

事前に計画を立てて行動してみましょう

行き当たりばったりの行動も、臨機応変な対応になるので、まったく考えて行動していないというわけではありませんが、それよりも事前にきちんと計画を立てて、考えながら、また、先の行動に見通しをつけながら行動することは脳の活性化につながります。

日常の中で最も、身近な「考えながらの行動」の一つに「料理」があります。料理の工程のひとつひとつが脳を活性化させる刺激の要素があります。

料理は事前にレシピを考え、計画を練ります。その後、食材や調味料、調理器具などを揃えるため、買い出しや準備をします。

調理の際に使用する、包丁や火は危険が伴うため、常に危険のないように気を配ります。調理では、食材のサイズ、火の通り具合、味付けなど考えながら調整します。

盛りつけはより美味しく見えるように、食器を選び、彩りや盛り付け方を工夫します。

そして、食べた時の「美味しい」という感覚や、自分以外の誰かから「美味しい」と褒められたときや喜ばれた時は、自身の大きな喜びとなり脳を活性化させます。

ここでは料理を例に挙げましたが、日曜大工や裁縫などの何かを作り上げる作業は、考え、道具を使い、ときには臨機応変に計画を変更しながら作業を進め、そして、完成した喜びや達成感に満たされます。もし、仕上がりが納得のいくものでなくても、つぎはどのようにすればいいかを考えるきっかけとなり、そのことが脳の活性化につながります。

何かに取り組むときは、事前に計画を立て、計画通りに動くために先を読み、時間を逆算しながら動くことは脳の活性化には非常によいことなのです。

適度な運動に取り組みましょう

日々の暮らしの中に適度な運動を取り入れることはとても大切なことです。

ウォーキングなどの運動を取り入れている方は、運動をしてしない人よりも認知症になりにくいと言われています。

運動の中でも、ウォーキングやランニングなどよりも、道具を使うなどする、複雑な運動の方が脳の活性化にはよりいいと言われています。

指を使うことに取り組みましょう

指先をこまめに動かすことは、脳の活性化にとてもいいと言われています。

例えば、ピアノ演奏は両手の指先をまんべんなく動かします。楽譜を見ながらの演奏であれば、楽譜の先を読み、どの指を使うかを考えながら演奏するので、脳の刺激につながります。

ピアノの限らず、ギターやフルート、サックスなど楽器演奏は脳の活性化につながります。

達成感や充実感を味わえる機会を作りましょう

なにかを成し遂げたあとの達成感や、人に認められた時、喜ばれた時の充実感など、嬉しい気持ちで満たされることは、とても良いことです。

ものを作り上げたり、他者の笑顔や喜びをイメージしながら行動することは、目的意識を持って取り組むことなので、考えながら動くことにつながります。

何かを考え、イメージしながら過ごすことは脳にとってとても良いことなのです。

脳の活性化を促す食材を取り入れましょう

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食べ物の中にも、脳の活性化にいいと言われる食材がたくさんあります。

それらのものを積極的に食生活のなかに取り入れてみましょう。どのような食材が脳によく、どのような調理をして食べるかを考えることもとても良いことです。

豆製品

豆のなかでも、大豆はさまざまな栄養素を含み、脳にもからだにもとてもいい食材です。

特に大豆やピーナッツに含まれる、「レシチン」という成分は、脳内の情報伝達がスムーズになるといわれており、脳全体の働きをよくすると言われています。

大豆そのものを煮豆などで食べるほか、納豆や豆腐などに加工されているものでも効果はあります。

チョコレート

勉強中や集中したい時はカカオに含まれるポリフェノールという成分が、脳の働きをよくするということが知られており、お店などでもポリフェノール含有量の多いチョコレートなどが販売されているのを見かけます。

チョコレートは記憶力、思考力を高める食品と言われています。

魚に含まれるDHAも頭をよくすることで有名ですね。

魚の中でも特に、さばや、あじなどの青魚はDHAを含むことで知られています。

炭水化物

ご飯やパンなどの炭水化物は、ブドウ糖となり、食後30分頃からどんどん脳へと送られていきます。

ブドウ糖は全体的な脳を正常働かせるには重要な栄養素で、脳にブドウ糖が不足すると、脳を働かせる脳内のエネルギーがなくなり、考える力が弱くなり、集中力、注意力にかけます。

お仕事や学校に行く前に、きちんとバランスのとれた食事を摂りましょうと言われるのはそのためです。

まとめ

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脳が活性化するということは、いつまでも元気で若々しくいられる秘訣の一つであり、とても良いことです。

特別なことをしなくても、日々の暮らしの中にちょっとした変化や工夫を取り入れることで脳にとって良い刺激を与え、それが脳の活性化にもつながります。

頭で考え、計画をたて、行動し、五感でさまざまなことを感じ、また考え行動することは脳の活性化につながります。

日々のなかに、ちょっとした楽しみや変化を作ることが脳の活性化にもつながります。

まずは楽しい計画をたてることから始めてみましょう。

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