赤ちゃんがお座りをしない!道具を使うとできるようになる?

赤ちゃんは誕生してから目覚しいほどの速さで成長しています。はじめはぼんやりしか見えていなかった目が、はっきりと見えるようになり、ものを目で追うようになります。パパやママを認識できるようになると、だんだんと表情も出てきて、徐々に赤ちゃんの意思で体を動かせるようになります。

お座りできるようになると、視界も広がり、行動も遊びもバリエーションが増え、赤ちゃんとのコミニュケーションも楽しくなりますね。

お座りはいつごろできるのか,どのようなことなことに気をつければよいかをご紹介します。

赤ちゃんのお座りについて

あかちゃんの成長には個人差があります。大きくうまれる子もいれば、小さくうまれる子もいます。成長のしかたもそれぞれですので、あまり神経質にならず、ひとつの目安にしましょう。

あかちゃんのからだの発育動作について

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あかちゃんは生まれてからの1年間で体重は約3倍、身長は約1.5倍成長すると言われています。それに伴い身体機能も発達してきます。からだについては、首・腰・足の順にからだの高い位置から徐々に安定してくると言われています。

あかちゃんの代表的な発達動作は以下のようです。

  • 首がすわる(3~4ヶ月ごろ)
  • 寝返り(4~6ヶ月ごろ)
  • ひとりすわり(7~8ヶ月ごろ)
  • はいはい(7~9ヶ月ごろ)
  • つかまり立ち(8~11ヶ月ごろ)
  • つたい歩き(8~11ヶ月ごろ)
  • ひとり歩き(1才~1才3ヶ月ごろ)

お座りができるってどういうこと?

赤ちゃん お座り

ひとつの動作であっても、できるようになるまで段階を経てマスターしていきます。

お座りについても、はじめは背中をぐにゃりと曲げて、前のめりになり両手を床につけて座り、誰かの支えがないと不安定です。上手になってくると、背筋が伸びて、手を離せる時間が長くなります。

「お座りができる」ということは両手を床につかず、1分以上ひとりで上手に座っていられることをいいます。

座りはじめの時期と目安

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個人差がありますが、おおよそ生後6~7ヶ月頃から床に手をついてお座りができるようになります。しかし、筋肉や神経など身体機能がまだ未熟なので、転倒などに十分気をつけて赤ちゃんの体に負担がかからないように、少しの時間から始めてみましょう。

まずは、ママのお膝にお座りさせて脇を軽く持って支えてみてください。この時、どっしり腰が座っている感じがあれば、必ず大人の見守りのもと、少しづつお座りを始めてみましょう。

月齢別にみるおすわりの過程と気をつけること

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・4~5ヶ月ごろ

両手を前について、なんとかお座りの姿勢がとれます。まだ、腰が座っていないので必ず、おとなの見守り・サポートが必要です。

・6~7ヶ月ごろ

寝返りができるようになると、腰が安定し始め、前のめりに床に手をついた状態でお座りできるようになります。この頃の赤ちゃんはしっかりと首が座り、自分の力で首を持ち上げることができますが、お座りの姿勢から、前方に倒れたときのための注意をしておきましょう。

7~8ヶ月ごろ

まだ不安定ではありますが、床から手を離してお座りできるようになります。まだまだ腰座りが不安定です。転倒対策も万全にしましょう。

・8~9ヶ月ごろ 

床から手を離し、背筋を伸ばして座わり、おもちゃなどでひとり遊びができるようになります。お座りが完全にできるようになると、テーブルなどを使ってつかまり立ちをできる子もいます。低いテーブルやテレビボードなどの上に置いてあるものにも気をつけておきましょう。

お座り期のあかちゃんへの気配り

これまで、ねんねだった赤ちゃんがおすわりできるようになると、視界が広がり、好奇心も出始めます。成長とともに何気ないものでのケガや事故も増えてきます。これまで以上にあかちゃんの周囲に気を配りまししょう。

あかちゃんの頭は重くてバランスがとりにくい

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あかちゃんは頭が重いので、おすわりが上手にできるようになっても、なにかのはずみで倒れることがあります。万が一倒れた時に頭をぶつけてケガをしないように家具の配置や、おすわりをさせる場所に気を配りましょう。

とくに、あかちゃんがおすわりした時に頭の高さにくる低いテーブルやTVボードなどは、くしゃみなどのタイミングでバランスを崩し、おでこや頭をぶつけたりします。

おすわりあかちゃんの前後左右に気をつけてあげましょう。

テーブルの上にも気をつけましょう。

コーンフレーク

この頃の赤ちゃんは、いろいろなものに興味が出てきて、手を伸ばすようになります。特にテーブルの上の食器には気をつけておきたいものです。

食器破損よるケガや、熱いものでの火傷などにつながります。などの工夫をしておきましょう。

プレイマットやベビーチェアなどの活用

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万が一、倒れても大丈夫なようにあかちゃんの活動場所に柔らかいマットを敷いておくなどの対策をするのもオススメです。

また、腰を支えることのできる様々なベビーチェアもありますので上手に活用してみるのもいいですね。

おすわり期のあかちゃんができること

おすわりができるころのあかちゃんは、好奇心も旺盛でいろんなことにチャレンジしようとします。ちょっと目を離したすきに、ケガや事故を引き起こす可能性も増えてきます。

日頃からあかちゃんがどのようなことができるようになっているかよく観察し、危険のないよう気にかけておくことも大切です。

指先が器用になります

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この頃の赤ちゃんは指先が器用になり、小さなものも指でつまめるようになります。それと同時に、いろいろなものを口に入れてしまう可能性もあるのでお薬や、ボタン電池など小さいものが身の周りにないか気をつけておきましょう。

行動範囲が広がります

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おすわりができる頃には、腰も安定してきて同時にはいはいや、ずりばいなどで移動もできるようになります。おすわりの姿勢から、いつの間にハイハイで移動していることも可能です。

このころの赤ちゃんには、コンセントや、洗剤などお家のなかには、危険なものがいっぱいです。危険なものがないかチェックしてみましょう。

視界がひろがり好奇心がいっぱい!

ベビーカー

これまでねんねで過ごしていた赤ちゃんも、お座りできるようになることで、高さや奥行を視覚的に捉えることができ、より立体的にものを見ることができるようになります。

上手にお座りできるようになったら、向かい合わせに座って、目を合わせてたくさん話しかけてあげましょう。

この頃になると、B型のベビーカーにもの乗れるようになりお散歩もこれまで以上に楽しくなりますね。

まとめ

赤ちゃん 行事

おすわり期になるころは、手先も器用になり、いろんなものを指でつまめるようにもなります。転倒対策のみでなく、おくすりやボタン電池など小さなものが身の周りにないか気をつけておかなければなりません。

からだの成長ととに、できることも増えて赤ちゃんの好奇心もどんどん出てきます。子育ては大変でもありますが、その何倍もの楽しみや喜びがあります。赤ちゃんがおすわりできるようになったら、向かい合わせで座り、目を合わせてどんどん話しかけてあげましょう。からだの成長とともに、心の成長にもつながります。

成長の仕方は個人差があります。おすわりができるようになるのも、筋肉や神経などの機能的な発達と並行していますので、目安の月齢であっても、無理にお座りの練習をするのはおすすめできません。

まずは、ママのお膝で腰の座りを確認しましょうね。座り始めは、おすわりの時間が長くならないようにしましょう。

発達がゆっくりな子もいますが、9ヶ月を過ぎてもおすわりの兆候がみられないときは検診時などに保健所や医療機関に相談してみるのもいいですね。赤ちゃんの成長・発達に合わせて楽しく子育てしましょう。

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