赤ちゃんのお座りの時期はいつ頃?便利なグッズも紹介!

赤ちゃんがおすわりができるようになる時期は、個人差が大きくあります。赤ちゃんによっては、おすわりにあまり興味がなく、先にずりばいや、つかまり立ちをしたがる赤ちゃんもいます。

この時期の赤ちゃんは、心も発達してきて、自己主張もでてきます。そのため、赤ちゃんの好みや成長の過程も、さらに個人差が大きくなってきます。急成長するこの時期の赤ちゃんの、心や身体の成長について紹介したいと思います。また、この時期にあると便利なグッズも紹介したいと思います。

赤ちゃんのおすわり時期について

お座り赤ちゃん2

赤ちゃんの成長過程は、個人差が大きく、あくまでも目安として紹介していきます。

生後3ヶ月頃

赤ちゃんがおすわり時期を見せ始める兆候がでるのは、生後ヶ月頃からだといわれています。縦型の抱っこひもや、縦抱きが多い赤ちゃんは、寝ている状態の視界とは違った、起きた状態の視界に慣れているせいか、比較的早い時期から、おすわりの兆候がみられることが多いようです。

この時期のおすわりの兆候とは、まだ赤ちゃんの興味の段階で、「寝ている状態を嫌がってぐずりだす」「抱っこをして膝の上に座らせると喜ぶ」などの兆候です。赤ちゃんの好奇心を育てつつ、まだまだ身体は不安定な状態なので、常に赤ちゃんの身体から手を離さずに支えるようにして赤ちゃんの好奇を育ててあげましょう。

生後4、5ヶ月頃

生後4、5か月頃になると、まだ不安定な状態ですが、両手を前に出してバランスをとり、おすわりらしい形になってきます。

しかし、まだ一人で支えるだけの筋力が十分ではないので、フラフラしたり、コロンと倒れてしまうことが多くあります。赤ちゃんの周りに気を配り、「周りに物を置かないようにする」「倒れたとき用にクッションを置く」「布団や柔らかいマットなどの上でおすわりをさせする」などの対策をしてあげるといいでしょう。

生後6ヶ月頃

生後6か月頃になると、赤ちゃんのおすわりにも安定感がでてきます。安定感がでてきたということは、腰や背骨を支える骨と筋肉が発達してきた証拠です。

おすわりをしていても、両手も自由に使えるようになり、遊び方も活発になり、遊べる範囲もとても広くなってきます。その分、手の届く範囲も広くなるので、「口に入れそうな物を手の届く範囲に置かないようにする」「コロンと倒れたときに危なくないように、赤ちゃんの周囲に気を付ける」など、目を離さずに見守ってあげましょう。

おすわりはあかちゃんの成長

赤ちゃんお座り3

おすわり時期の赤ちゃんは、近づいてきた物に対して目をつぶったり、大きな音に反応したり、視力、聴力ともに発達してきます。話しかけるとニッコリしたり、赤ちゃんにとって嫌な音を聴くと、泣き出したりすることもあります。人見知りが始まるのもこの時期が多く、他の人に抱っこされるのを嫌がったり、泣き出したりすることもあります。これは、赤ちゃんが、ママのことをはっきりと認識しているという成長の証なのです。

いろいろな物事が解るようになってきて、赤ちゃんの意思や喜怒哀楽などの感情も芽生えてくる時期です。ほんの小さなことでも、赤ちゃんにとっては、初めての体験の連続です。この時期の赤ちゃんにとってのママの存在は、更にとても大きなものとなり、ママとの暖かい触れ合いを通して安心感を得ることができます。この安心感があることで、赤ちゃんは、新しい経験を受け入れていけるようになるのです。そして、これから先の成長と共に、赤ちゃんが経験していく新しい世界も、安心感が支えとなり、受け入れていけるようになるのです。

いろいろなことができるようになってきた赤ちゃんと、「ボール遊び」をしたり、「いないいないばあ遊び」をしたり、どんな遊びでもいいので、赤ちゃんが喜ぶ大好きな遊びを見つけて、赤ちゃんと触れ合う時間を多くつくるようにしましょう。

おすわり時期の悩み

個人差はありますが、おすわり時期の赤ちゃんで一番悩まされるのは、夜泣きではないでしょうか。

夜泣きの対策としてよく言われていることは、

・朝日を浴びさせる

・昼寝をしすぎないようにする

・朝起こす時間を決めるなどの生活のリズムに気を付ける

などありますが、実際のところ、夜泣きの原因事態はまだよくわかっていません。赤ちゃんの成長過程は個人差が大きく、性格も、食の好み、遊びの好みなど、それぞれ皆違いがあります。同じように、夜泣きの原因もそれぞれの赤ちゃんによって違いがあるでしょう。

この時期の赤ちゃんは、毎日が刺激的で、毎日が新しい発見や経験のなかでたくさんの刺激を受けています。その記憶や興奮が夜になって、夢をみているように思い出されたり、訳がわからなくて不安になってしまい、それが夜泣きになることもあるようです。気を付けたいのは、「いつもと違う泣き方」と不安を感じたときは、夜泣きではないケースも考えられるので、小児科医、救急医を受診しましょう。

この時期の赤ちゃんは、毎日いろいろな刺激をうけ、発見や経験を繰り返して過ごしています。そんな赤ちゃんが寝るときに安心感でいっぱいになるように、満たしてあげましょう。子守唄をうたいながら添い寝をしてあげたり、静かにトントンと赤ちゃんを優しく寝かしつけてあげたり、優しい音楽を流してあげたり・・赤ちゃんが安らげる環境をつくってあげましょう。夜泣きが続くと、ママも泣きたくなりますよね。でも、これも成長過程の一つと割り切って、夜寝れなかった時は、赤ちゃんと一緒に昼寝をしたり、ママもどこかで息を抜く時間をつくるようにしましょう。夜泣きについては、夜泣きの対策方法とは?原因や期間も紹介!の記事を参考にして下さい!

おすわり時期にあると便利なグッズ

可愛さも大変さも増えるおすわり時期ですが、あると家事や育児がもっと楽になる便利グッズを紹介したいと思います。

◆バンボ

不安定なおすわりの赤ちゃんでも、包みこんでくれるようなフィット感があって、安定したおすわりができる椅子です。持ち運びも便利で、お出かけや、お風呂でも使えるので、いろんなシーンで使えます。

◆ハイローチェア

すわらせたり、昼寝をさせたり、テーブルをつけて食事のときに使ったり成長していく赤ちゃんに合わせて、いろんなシーンで使えてとても便利です。

◆バウンサー

赤ちゃんを座らせて固定できるゆりかごタイプの椅子です。ぐずぐずの赤ちゃんをずっと抱っこも大変ですよね、そんな時に赤ちゃんをバウンサーに乗せて、ママがバウンサーでゆらゆらと揺らしてあげながらあやしてあげれば、赤ちゃんも落ち着くかもしれませんね。

◆ヒーリングサウンドが流れるぬいぐるみ

赤ちゃんがリラックスする癒しの音や音楽が流れるぬいぐるみです。ママのおなかの中で聴いていた胎動が聴こえるタイプもあります。

赤ちゃんが安心して寝付きやすくなるように、夜泣き対策として、赤ちゃんのお友達としてなど、いろいろな使い方ができます。

◆パンツ型おむつ

動きが活発になってきたら、パンツ型おむつをおすすめします。ママが赤ちゃんにはかせやすく、よく動く赤ちゃんの足を締め付けることなく、動きの妨げにもなりません。

便利グッズは、他にもたくさんあるので、赤ちゃんとママにあったものを探して育児の大変さが軽減できるものを活用したいですね。

まとめ

お座り赤ちゃん6

いろいろなことができるようになってくる赤ちゃんの成長をみていると、幸せと感動でいっぱいになりますよね。しかし、その分、目が離せなくなり、ママにとって大変なことが増えてくるのも事実です。

大変な時は、ママが一人で頑張り過ぎずに、パパや周囲の協力もお願いしましょう。自治体や保健センターなども、育児相談ができたり、自治体によっては、栄養士、保健師が相談にのりながら、専用の部屋を貸出して、赤ちゃんとママの休養の時間を作ってくれるところもあります。大変なときは、保険センターや自治体、小児科医などに相談して、ママや赤ちゃんにとってのベストな対策をとり、ママ自信の休養も大切にしましょう。この時期の赤ちゃんは、ママの笑顔が一番の安心となり、ママが笑顔でいることが赤ちゃんにとっても何より幸せなことなのです。

  
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