女性は、髪にも、お顔にも、指先にも、いろいろ気が抜けませんね。しかし、目立たないものの意外と存在感のある、もみあげは、ある方がいいのでしょうか?もみあげは、ない方が良いのでしょうか?また、どう処理をしているのでしょうか?
今回は、いろんな考え方の人の意見も踏まえながら、出来るだけ綺麗な仕上がりを実現するための方法をご紹介いたしますね。
もみあげはある?ない?処理は、どうしている?
男性の場合なら、処理の仕方によって「かっこいい」とか「おしゃれ」にもなる、もみあげですが、女性の場合は別な問題があるようですね。
せっかく髪をアレンジして、メイクを決めても、お顔の真横でもみあげがモジャモジャだと、お出かけも少し残念な結果になってしまいます。
「もみあげはない方が良い」という人も、「もみあげはあっても良い」という人も、一度は悩んだことのある「もみあげ」について今日は一緒に考えてみたいと思います。
もみあげの処理に関しては、もみあげがない場合には肯定的で、もみあげがある場合には否定的な意見が多いのかもしれませんが、いろんな考えをもとに一番自分にとっての良い方法が見つかると良いですね。
そこで、みんなは、もみあげの処理をどうしているのでしょうか?一般的な声をあげてみると次のような意見が多かったようです。もみあげの処理を否定するタイプと、もみあげの処理を肯定するタイプの大きく分けて2タイプに分かれましたが、それぞれの意見を見てみましょう。
もみあげの処理を否定する考え方
もみあげを否定するにも「ビジュアルが心配」と「健康が心配」との2つに分かれましたね。どちらも共通するのは、もみあげの処理を真剣に考えているということですね。その一方で、全く違う方法を提案している人もいます。
もみあげがない方が綺麗なこともありますが、その方法や理由も色々と意見があるようです。まずは、もみあげを否定するタイプの意見から見ていきましょう。
自己処理はこわい派
自分でカミソリで剃った場合に剃り方を間違えてしまうと、ひどいことになりそうでこわい!
その理由としては、カミソリで剃る以外に、例えば抜いてしまうと将来困りそう!という「失敗が将来に響くことの可能性を恐れるために、処理はしないほうがいいと考えるタイプです。
健康を心配する派
体を守るために生える顔の産毛を処理すると顔が乾燥しやすくなったり、傷ついたりする
こちらの理由としては、髪をまとめる女性が、もみあげにある産毛を気にして剃ったり抜いたりするのは体の影響を考えると良くないと健康を心配するタイプです。
健康を心配するために、おしゃれをする美意識の高い女性を「命がけ」とまで明言する人までいるのは驚きましたが、それだけ健康に対しても「もみあげの処理」を真剣に考えているという証ですね。
次は、強くお勧めをしているわけではないけれど、「もみあげがないよりも綺麗にしようとする」タイプの人には朗報ですね。では、こちらの意見も見ていきましょう。
もみあげを肯定する派
男性とは少し違いますが、もみあげがモジャモジャなら、ない方が良いほうが綺麗に見えますね。しかし、綺麗なもみあげを作れるとしたら、どうでしょうか?
もみあげを綺麗に作るとしたら、やはり女性にも理想的なもみあげがあるようです。それは、短く、薄い上品なもみあげのようです。もみあげがないような(もみあげが気にならないような)工夫があるのですね。
その際には、好みもありますので専門家とデザイン等を相談するという方法もあります。
そういうことも含めて、今度は専門家を必要とする意見を見ていきますね。
お任せしたい派
もみあげは処理が難しいので美容師に任せるのが1番いい!
こちらの理由としては、もみあげの長さにもよるし、「もみあげがない方が似合うor似合わない」ことで、自分の顔の形や、耳の位置でも変わったりする結果で決まるということでサロンでの脱毛や、美容師や理容師などの専門家に任せた方が安心という考えのタイプですね。
アレンジしようよ派
もみあげを剃る、抜く以外に矯正できれいに見せることが出来るよ!
こちらの理由としては、「もみあげをなくすことより綺麗に見せよう」という美容師や理容師などの専門家の意見を交えた、別の形での提案をしてくれるタイプですね。なお、もみあげの矯正は、1~2cmもあれば可能のようです。
もみあげまで、矯正が出来るとは驚きました。なるほど、剃る、抜く、切るなどとは全く違う観点ですが、大切なのは無理な処理をして、肌やもみあげ部分の髪の毛を傷めないことですね。
「もみあげがある」か「もみあげがない」かで、こんなにいろんな意見や方法があるのですね。それだけ、もみあげの処理には悩んでいるということでしょうか。ここで少し、もみあげがない人の場合のお話を致しますね。
もみあげが生えない人は?
女性にとっては、お手入れが大変で悩みの種ですが、男性の場合には「もみあげが生えない」方が悩みの種となったりする場合があるようです。
もみあげが生えない原因
もみあげが生えてこない原因としては、「男性ホルモン」の分泌量が少ないことが考えられます。男性ホルモンというのは、男性が象徴されるような、あのたくましい体つきを発育させる働きや、精神活動を活発にしていくホルモンのようです。
また、他のムダ毛と呼ばれる体毛を発育させる作用があることから、もみあげにも男性ホルモンが影響していると考えられています。もみあげの範囲が広くなったり、密度が高くなったりするのは男性ホルモンの分泌量が多い人のようです。
ということは、もみあげが生えてくるようにしたい時は、男性ホルモンを増やせば良いのでしょうか?
もみあげを生やすには?
もみあげを生やすためには、男性ホルモンが上手く分泌するようにする必要があります。
睡眠
男性ホルモンは、成長ホルモンと同じように、睡眠中に作られます。
運動
筋トレをするなどして、筋肉量を増やすことで、男性ホルモンが増える可能性があります。
食事
筋肉量を増やすための、たんぱく質をしっかりと摂りましょう。
ストレスフリー
ストレスが多くなると、男性ホルモンを分泌する脳の指令が働きにくい状態になります。身体の悩みには、共通していますがストレスが一番よくありません。適度に、身体を動かしたり、趣味を楽しむなどしていきましょう。
このようにして、自分の身体を最適な状態に近付けていく努力をすることも大切ですね。もみあげがない人にとっては羨ましい悩みかもしれませんが、女性にとっては、綺麗なまとめ髪を決めたときにも、悩みの種である「もみあげ」を気にしないように解決していきたいものですね。
もみあげに対する意見は様々ですが、モジャモジャしていると気になる人にとっては、もみあげがないほどに綺麗に見せたい気持ちが多いのではないでしょうか。
そうすると、やっぱり、もみあげの処理をしてみようか…となれば失敗しないようにしてほしいと願います。そこで次に、もみあげの処理を失敗しないような方法を考えていきますね。
もみあげの処理を失敗しない方法
ここでは、もみあげの処理をする人が、もみあげの処理をするときに失敗をしないような工夫をお伝えいたしますね。
ただ、もみあげを抜くのは、肌にすごい負担をかけることになりますので、お勧めは出来ません。専門家に依頼をする人も自己処理をする人も、それぞれ参考にしてみてください。
もみあげの矯正
この方法のメリットは、「もみあげをなくす」ことより「綺麗に見せる」という点です。
もみあげの癖があまりにも強い場合には、根元から伸びてくるもみあげの癖がどうしても気になりますね。そんな時は、どのくらいのスパンで、もみあげを矯正するのかを考えておいた方が良いようです。
専門家に依頼する場合には、そのあたりも相談してみましょう。もみあげの矯正は1~2cmもあれば可能ですが、もみあげの状態によっては、もみあげを短く切った方が良い場合もあります。
また、市販で販売されている矯正をするものは薬だけなので、やめておいた方が良さそうです。なぜならば、もみあげの矯正には、熱によるタンパク変性が必要不可欠だからです。そのあたりは、自己処理の場合には上手くいかない可能性が高いのです。
もみあげのカット
この方法のメリットは、直接に肌を傷めずに済むことです。
もみあげの印象は大切です。まず、もみあげが「モサッ」としているのは、男性っぽい印象を与えてしまうので控えた方が無難ですね。長さは、耳の真ん中あたりが良いでしょう。
それ以上、もみあげが長い場合には、不自然にならないように形を整えてカットしていきましょう。もみあげの濃さに関しては、自己処理では整えることが難しいようです。専門家に依頼するか、鏡をよく見て気を付けて行いましょう。
もみあげを剃る
この方法のメリットは、もみあげを短く剃り落としてしまうと、もみあげがないように綺麗に見えます。
しかし、もみあげが生えてくるときに、ジョリジョリ感が出てしまうので、イメージとしては「もみあげを薄くする」ように処理しましょう。
もみあげを剃るときには、出来るだけシェーバーを使いましょう。もちろん、シェービングクリームを使用して、肌を保護することも忘れずにしましょう。
普通のシェーバーがない場合には、I型のカミソリで代用した方が良いようです。
もみあげをカット&剃る
この方法のメリットは、両方の利点を上手く分けて使えることですね。
もみあげを処理する方法としては、複合型になります。もみあげを処理する方法としては、長さを決めたら、その下を剃り落すという順番が主流になります。順番を下に、まとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
- サイドの髪の毛を、もみあげの部分だけを残してピンでしっかり留めておきます。
- コームで、気になるもみあげの部分を整えていきます。
- 耳の中央あたりで長さを決めたら、アイブロウなどを使って左右が同じ高さになるように印をつけます。
- もみあげが「長い」「濃い」「癖がある」人の場合には、普通のコーム以外にも眉毛コームなどを使って、長さや毛量などを調節し、バランスを見ながらハサミでカットしていきます。
- 仕上げとして電気シェーバーを使って(電気シェーバーがない人は、普通のシェーバ―で大丈夫です)、印から下の気になる「残りのもみあげ」を剃り落とします。
- 最後に、お顔を人肌温度のぬるま湯で洗い流し、化粧品等でお肌を保湿して丁寧に保護しましょう。
もみあげを処理するときの注意点
もみあげの処理は美容の観点からは嬉しい方法です。しかし医学的な観点で考えてみると「人間の身体的特徴のムダ毛と呼ばれるものの処理は、本来やる必要のないこと」となってしまいます。
なぜならば、人間の身体に生えている「毛」は、すべて身体を守るために生えているからです。大切な場所には、必ず「毛」が生えていますよね。例えば、目(眼球を異物から守るため)、鼻(粘膜を守り風邪などのウィルスから守るため)、ワキ(大きなリンパ節を守るため)、性器(生殖器の粘膜等を守るため)などですね。
なので、もみあげを含めて「ムダ毛の処理」は、周りの意見よりも自分の意見を大切にしてほしいと思います。つまり、「自分では、もみあげを嫌だと思う」のならば、「綺麗になる方法を自由にやるといいよ」ということですね。もみあげに対する価値観も人それぞれですので、じっくりと考えて自分にとって一番いい方法を選びましょう。
まとめ
では今日のまとめです。
- もみあげの処理は、いろんな考えをもとに一番自分にとっての良い方法を見つける
- それぞれのメリットを活かして、もみあげの処理方法を選んでみる方が良い
- もみあげの処理を否定する人は、健康に対しての影響を真剣に考えている
- もみあげの処理を肯定する人は、もみあげをなくして綺麗に見せ、心の健康を考えている
- もみあげの処理は、カット、剃毛、矯正の3種類がある
- 最後には、必ず負担をかけた肌に保湿をすることが必要
もみあげって「ある」「ない」で、こんなに考えがあり想像していたより、奥が深いようです。でも、本当に一番大切なことは「自分の本音」です。これを読んでくださった人が、もみあげがある、ないに関わらず、いつも輝く自分でいてほしいと心から思います。