老害になる人の特徴 – 日本各地で発生している老害エピソードと撃退方法まとめ!

老害とは若者が歳の離れている高齢者に対して使う蔑称のことです。

更年期を過ぎた年齢の人に使われることが一般的で、ネットなどでよく使われる用語になっています。

SNSなどで老害に関するツイートなどが頻繁に拡散されることもあって今年から急速に使用頻度が上がってきています。

老害になる人って昔どんな人だったのかと考えたことはありませんか?よくそんな性格で今まで生きてこれたな!と。

今日は老害になってしまう人の特徴と日本各地で発生している老害エピソードについてまとめます。

老害エピソード

糸電話

各地で発生している老害エピソードについて、SNSや2chなどの情報を吸い上げてまとめていきます。

老害と呼ばれる人たちはどんなところでどんなトラブルを引き起こしているのでしょうか?

若者をも吹き飛ばすパワー

他にもスーパーで商品を奪いとられたり足を踏まれても謝らないなどの元気な老人たちの行動が確認できました。

向こうは初めからぶつかりに来る気満々で体重を乗せてくるので不意打ちのこちらはダメージが大きいのがつらいですよね。

贅肉がたっぷり乗った重量級の老人にはあらかじめ注意しておきましょう。

レジ係や飲食店の店員に怒鳴る

この人はまだ若そうですがこんな風に店員に横暴な態度をとったり、暴言を吐くなどの行為をしている人は高齢者の人に多いです。

問題の原因が自分にあったことが発覚しても謝らないケースが多く、紛らわしいのがいけないんだ!などと開き直るケースがほとんど。

立場が弱く、謝ることしかできない人に向かってどこまでも横暴になる人は老害と呼ばれても仕方ないですね。

交通マナーの悪い人

急な飛び出し、夜中に道路の真ん中に立っている、車の運転マナーの悪さ、荒い運転、逆走、コンビニに車で突っ込む、老人が乗った車が幼稚園の子供たちに突っ込むなど原因が認知症などの病気である場合もありますが高齢化社会の中で小さな子供に突っ込んでしまう事件は非常に衝撃的でした。

これらの事件の増加から高齢者の免許証を回収する動きも出てきています。現在起きている事故の2件に1件は65歳以上の高齢者ドライバーが引き起こしているというデータもあります。

NHKのクローズアップ現代のアンケート結果

交通事故 グラフ 

このアンケートでは高齢になればなるほど自分の事故回避能力を過信している人が増加します。反射神経や視力などの肉体の機能が衰えているにもかかわらず、経験でカバーできると考えているんですね。

これが事故を生み出す原因になっています。

出典:http://www.nhk.or.jp/gendai/

老害になってしまう人の特徴

老人

現在若い年齢の人たちもいつかは老害と呼ばれる日が来ないとも限りません。

また、もうすぐ老害に含まれる年齢の人がそうならないようにどういった人が老害となっていったのかについてまとめました。

現在以下の特徴を持っている人は老害になる可能性が高いでしょう。

老害は男性に多い

まず老害は女性よりも男性に多く存在しているということを知っておきましょう。

男性の脳は女性よりも老いやすいことが科学的にハンガリーの大学研究で判明しており、女性よりも早く老化するという研究結果があります。

女性に比べて男性の脳は感情を司る能力が早くに衰えてしまいヨボヨボになりパーキンソン病、注意欠陥多動性障害、神経精神障害などの病気を発生させやすいことがわかっています。

これにより男性は歳をとるにつれ孤立しやすく、その孤独感や会話によるコミュニケーション不足がさらに脳の機能低下を加速させます。

頑固・自分の意見を変えない

頑固オヤジという言葉があるように、頑固で意見を変えない男性の高齢者が多くいます。

プライドが高く、交通アンケートでもわかるように今までの経験に対して絶対的な自信を持っています。相手の意見を一旦飲み込んで返すということをせずにすぐに否定して持論を展開するタイプの人は典型的な頑固オヤジになる可能性があります。

自分の考え方を持ってそこに自信を持つことは重要ですが、相手の意見も尊重できるレベルには頑固さをなくすと老害になるリスクは低くなるでしょう。

価値観の違いに寛容では無い

若い世代の人は比較的多様的でダイバーシティーな社会であることを求めます。いろんな働き方があっていいじゃ無いか、どんどん変わっていけばいいじゃ無いかという考え方から社会をどんどん多様なものへと変化させようとしています。

しかしそうで無い考え方な人が現在老害になっている人では無いでしょうか?

インターネットやAIの登場から文化やルールが変わりつつある今、昔の価値観を疑わないことや多様性を認めないことは自分の首を苦しめることをに繋がります。

社会はどんどん多様化していくのに、自分だけが取り残されて価値観を変えられずどんどん孤立して他者への迷惑など知ったことかと開き直った姿に老害のトラブルの根元が潜んでいるようにも感じます。

肉体的に健康では無い

体と脳の働きは連動しています。

なので体の働きが弱まると脳の働きも低下します。健康的で毎日運動をしている人は元気におしゃべりができて、家でじっとしていたりあまり動かない運動不足の人はどんどん衰えていくのがその根拠です。

動かないということは眠る時間が多くなったり、活動範囲が狭いために脳への刺激もそれだけなくなって毎日同じ光景の繰り返しになるので、今まで必要だった機能が無駄になりそこまでハイスペックな機能がいらなくなるわけですね。

なのでどんどん不必要な脳の機能が低下していき、無駄なエネルギーを消費しなくなるのでこの反応は合理的とも言えるのです。

しかしこれが原因で老害と呼ばれるコミュニケーション能力が著しく低下した老人になってしまう可能性があるので注意が必要です。

まず体の健康と運動不足の解消を行うようにしましょう。

臭い

歳をとるとどうしても口が臭くなったり、加齢臭が発生して若者に嫌われてしまう臭いを発します。

特に人間性に問題なくてもこの臭いが老害になりやすい環境を引き寄せます。

臭い匂いが撒き散らされている状態では相手も気持ちよく会話できませんし、関係の悪化の原因にもなります。

年老いると自分の匂いにも鈍感になるので、自分では気づかないうちに臭くなる可能性もあるので清潔感には十分気をつけましょう。

今から臭くて清潔感がない人は注意です。

話が長い・人の話を聞かない

聞き手に一切回ることなく延々と話し続ける。お年寄りの悪い癖です。

話し相手がいなくて、言いたいことが溜まっているからかついつい長話になってしまいます。

気づいたら聞き手なしの独り言になっていることもしばしば。そんなことにならないようにしっかり相手の話を聞く姿勢は常に持ち続けなくてはいけません。

若者はお年寄りの話を有難がって聞いてくれるいい子ばかりではありません。話す前に信頼関係がないと誰も聞いてくれないことを覚えて起きましょう。

年功序列の考え方が強い

年齢が上の人が偉くて、年齢が下の人間は年上を慕うべきだ。という考え方はもう古いのかもしれません。

確かに年功序列や年上の人に敬意を払うことは非常に大切な意識です。日本的でもあり温かみがあります。

しかし、現在会社の中や世界で活躍している凄腕の経営者などを見ても年齢だけでへこへこ頭を下げている姿はありません。

むしろ問題解決やディスカッションの場においては皆が対等で話し合うことを望み、年齢関係なく間違いを指摘しその指摘を受け入れています。

年上を敬うことは必要だが従順である必要性はどこにもないわけですから年功序列で自分が偉いと考えている思考は今すぐ止めるべきでしょう。

老害撃退法

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年々増加することが予測される老害の撃退方法や対処法について紹介します。

過去に老害に会ってきた人たちや、常に老害を看護している看護師やヘルパーさんや老後施設の介護の仕事をしている人たちはどのように対処しているのでしょうか?

関わらない

場合にもよりますが、もし街中や電車内で老害に出会ってしまったらとにかく関わらないようにしてその場を離れることです。

巻き添えを喰らわないとも限りません。

状況を見て危険な場合は自分は関わらないようにして、警察や駅員さんを呼ぶなどして対処してもらいましょう。

下手に首を突っ込んで巻き込まれてしまったり、こっちが殴られたのに向こうが怪我をして慰謝料請求なんてことになったらたまりません。

相手の感情をすくい取らない

相手の反応は自分の心を映し出す鏡。

相手の感情的な言動にこちらも感情的に返せばさらに状況は悪化。お互いの怒りの感情と感情のぶつかり合いになって収集がつかなくなります。

まず、どれだけ相手が攻撃的な言葉で意見してきても、その言葉の理論的な部分のみを抽出して脳内でこの人は何を求めているのかを考え議論をすることが重要です。

たとえ感情的に意見され続けて自分に怒りの感情が湧いた時でも、怒りの感情を差し引いた時にどんな理屈が自分の中に残るのかを考えて行動するとトラブルの拡大を防ぐことができます。

自分が冷静であることが唯一場が統制されている唯一の支えなので、これを崩して相手の土俵に上がらないように注意しましょう。

例えば相手が歩道が渋滞している状況で「早くしろ!ばか!」と言ったら「ばか」を外して「早くしろ」も「急いでいるんですが」もしくは「早くできませんか」と処理して「今〇〇が原因で渋滞しているので待つしかないですね」や「先に行っていいですよ」などの対応ができるとこれ以上のストレスが与えられることはないでしょう。

言うときはハッキリ言う

向こうがお年寄りだからと言って下手に出ていると向こうはどんどん態度が大きくなっていきます。

何を言っても反抗しないとわかったら相手はストレス発散のように関係ない問題にまで難癖つけてきたり、勝手にボルテージを上げて暴言を吐いてきます。

なので言うときは言う。しかし感情的にならずに。これがポイントです。

隙を見せることは禁物なので、ハキハキ喋る、ニコニコする、ペースを握ることを死守して向こうの流れに載せないことが重要です。

老害がこんなにも拡散される理由

現在の老害なる人は昔にも存在していたはずなのにどうして今になってこんなに話題に上っているのでしょうか?

それにはこんな事情がありそうです。

  • お年寄りとのコミュニケーション不足
  • 若者とお年寄りとのテクノロジー格差
  • ネット、SNSの存在
  • 高齢化社会でそもそも老人が増えている
  • 暴力が当たり前の時代を生きた人たちとの温度差
  • 多国籍化して外国人も混ざっている

街に老人が増えていると感じませんか?老害が発生する人の割合が変わらないとすれば、お年寄りが社会全体を占める割合が多くなるにつれ、老害問題を引き起こす人の数は増加します。

これがそもそも老人が増えていることでの影響です。

さらに実際は直接は老害と言わないけどSNSなどで鬱憤ばらしに老害と投稿することで一気に拡散されてその情報が共有される時代ということもあって、衝撃的な事案はよりインパクトを増します。

ゆとりVS団塊の世代やバブル世代の構図もよく対立しやすい問題として挙げられますね。

今後もどんどん増えていくのでしょうか?はたまたテクノロジーの進歩によって改善されるようになるのでしょうか。

まとめ:老害にならないためには

家族で話し合う

老害にならないためには自分の老いを認めることから始めましょう。

常に自分を疑う精神を持ち、自信の塊や経験至上主義にならないことです。

自分とは異なる意見や考え方に対していい意味で鈍感になり、生理的な否定観念を薄めることで怒りもストレスも軽減します。

若者といい関係性を保って素敵な好かれる老後を過ごしましょう。

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