日本人の7個の特徴ってなに?性格や顔、外見が他国とはどう違うのかを知ろう!

世の中にはいろいろな人が存在します。友人や家族、恋人など、自分の身の回りにいる人だけでも、おそらく様々なタイプの人がいるのではないでしょうか。

そして、世界に目を向けると、尚更です。顔や体の作りも、日本人と外国人のそれとは大きく異なってきます。誰一人として同じ人間は存在しませんが、大きな括りで見ると、その国、あるいは地域などによって、「特徴」があるようです。

では、日本で生まれ育った人たちには、どのような特徴があるのでしょうか?ここでは、様々な角度から分析した日本人の特徴について、ご紹介いたします。

海外から見た東アジア人の特徴

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日本列島のみにフォーカスする前に、それより少し大きな括りとして、外国人から見たとき、似たような容姿を持つ東アジア人が、どのような特徴があるのかについて、まずは見ていきましょう。

東アジアとは、アジア大陸の東部に当たる地域のことで、日本人以外にも、中国、韓国、モンゴル、台湾、朝鮮などの国が存在しています。

日本人から見ると、日本人と中国人というだけでも、特徴は異なりそうですが、私たちがほかの国の人を細かく見分けられないのと同様に、外国の人たちも、アジア人を細かく見分けることができないため、一括りにして捉える傾向があるようです。

ここでは、海外から見た東アジア人の特徴を見てみましょう。

肌の色

最もわかりやすい特徴としてあげられるのが、やはり肌の色でしょうか。アジアに住む人たちは、気候などの環境が影響して黄色人種が多いと言われています。

世界中には様々な肌の色をした人種がいますが、実は、元々は皆ネグロイド(黒人)だったと言われています。と言うのも、人類の化石は、ある時期まではアフリカ大陸でしか発見されませんでした。

アフリカ人が北方に移動して白人が生まれ、さらに白人がそこから北方に移動して、黄色人種が誕生したと言われています。

髪や目の色

海外ではブロンドや赤毛など様々な髪の色の人たちがいますが、東アジア人の場合は、濃い茶色~黒い髪の人がほとんどです。日本人で染髪している人も多々いるようですが、外国人から見ると、黒髪はエキゾチックな魅力があり、人気のようです。

また、目の色も同様で、茶色~焦げ茶色の瞳をした人が多いのは、ご覧のとおりです。これにはメラニン色素が関係しているのですが、肌の色同様、自分が住んでいる国や地域に適した色になっているのです。

体格

海外旅行などで、洋服を買ったことのある人はご存知のことでしょう。アメリカ人やヨーロッパ人などの外国人と比べると、東アジアに住む人たちは小柄で、また、極端に太った人も少ないと言われています。

これは、食生活も大きく影響していると考えられていますが、最近では日本でも食の欧米化が進んでいるため、一概には言えません。

しかし、海外から見ると、東アジア人は、小柄でスリムという印象があるようです。

性格

日本人から見ると、同じ東アジア人でも、たとえば中国人は自己主張が強いと感じるかもしれませんが、それでも、外国から見ると控えめな性格だという印象を与えるようです。

また、外国人はよくジェスチャーを交えて話をしますが、東アジア人には見られないというのも関係するのでしょう。これは、島国や社会主義の国が多いため、自由に表現することが許されなかったという歴史的背景もあるようです。

さらに、海外の人が非常にオープンな性格であることに驚いた人もいるのではないでしょうか。海外旅行などにいくと、全く知らない人から声をかけられるということも珍しくありません。

しかし、東アジアの人たちは、心理的距離を気にするため、内向的だという印象を与えることも多々あります。

日本人ならではの特徴は?

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それでは、さらに細く、日本人特有の特徴について見ていきましょう。

ステレオタイプ

日本人と外国人のファッションを見て、何か気づくことはないでしょうか。流行というのは、全世界に共通してあるものにも関わらず、日本人女性あるいは日本人男性、とくに若い人たちは、ほかの国の人に比べると、非常に流行に敏感だと言われています。

例えば、ボブヘアが流行すれば、多くの女性がボブヘアになり、ハイウエストのファッションが流行れば、街ゆく若者たちの6割がそれを身につけるというデータもあるようです。

こういった、何らかの型にハマりやすい傾向がある人を、ステレオタイプと呼びますが、日本人はまさに、ステレオタイプの人が多いと言えるでしょう。

また、このような現象を心理学で見ると、バンドワゴン効果やミラーリングと呼ばれる現象として知られています。

八方美人

八方美人とは、誰にでも好かれるように、全ての人に愛想を振りまく人のことを示します。日本人は、人からどう思われるかを極端に気にする傾向があるのも事実です。

それに比べ、外国人は、あまりそういったことを気にせず、周りの目を基軸にして意見を述べることはありません。

外国のお店に行くと、不機嫌な店員も多くいて驚く人がいますが、これが海外では日常です。

また、「行間を読む」という言葉がありますが、これは日本独特の表現とも言えるでしょう。言葉にされていないものを読む、すなわち空気を読むという風習があることから見ても、少なくとも日本人は相手の言葉そのものだけではなく、その言葉に込められたニュアンスなどを汲む傾向があります。

働きすぎ、真面目

これも日本人の特徴としてよくあげられるものでしょう。海外には、シエスタという時間を設けている国もあるのに比べて、日本人は決められた時間きっちりと働きます。日本人男性と国際結婚した外国人女性が、日本の働き方は異常だと驚くこともあるようです。

それに加えて休日には遊びに行くためにも「〇日に」とスケジューリングまでして、予定を立てます。外国では「今週は空いてる?」というように、遊びにいく計画を立てるときも、ざっくりとしたスケジューリングで進めるそうですが、日本人は「〇日なら空いているよ」など、細かく日時を指定するので、すごく忙しそうな印象を与えるようです。

社交辞令が多い!?

日本では日常的なやり取りで、かなりの頻度で社交辞令が飛び交っているのではないでしょうか。「今度食事でも」と誘われて、その気がなくても「機会があれば~」などOKと思わせる返事をすることも珍しくありません。

しかし、海外では、これはありえないものなのだそうです。本当に遊びに行くつもりがなくて誘ったり、OKと返事をしたのに断ったりすると、外国人を困惑させてしまう可能性がありますので、気をつけましょう。

集団行動が好き

例えば、海外旅行のツアーなどで日本人客が観光していると、現地の人は、すぐに日本人だとわかるそうです。それは、集団で行動しているから、という単純な理由です。これは、人と同じことをすると安心するという、日本人ならではの心理から見られる行動なのでしょう。

「和風」という言葉は、日本らしさを表すときに使われますが、この「和」は、協調性や繋がりといった意味もあります。そういった意味でも、日本人は、「和」を好むのかもしれません。

男尊女卑の傾向が強い

日本でも、近年で一気に女性が活躍する場所が増えましたが、まだまだ「男性の方が偉い」という雰囲気が強く残っていると感じる外国人が多いようです。

例えば、海外では、レディファーストという言葉があるように、外国人男性は女性に対して、細やかに気配りをするのがマナーとして知られています。しかし、日本では女性に気を使う男性はかっこ悪いというイメージが色濃く残っています。

さらに、結婚したら男性が女性、あるいは家族を養わなければならないという感覚は、海外では時代遅れの考え方と言われているほどです。

男女がフェアな立場であることが一般的な海外から見ると、日本は、男尊女卑の傾向が強いと感じるようです。

美人が多い?

日本人の控えめな性格に加えて、日本文化ならではの「大和撫子」を思わせるしっとりとした女性らしい所作、そして、エキゾチックで美しい黒髪といった見た目からか、日本女性は美人が多いとも言われているようです。

東アジアのなかでも、とくに「日本」と言われているのは、やはり、日本ならではの文化も大きく影響しているのでしょう。

心理学から見る日本人の特徴

心理学にもいろいろなものがあります。

<進化心理学>

進化の過程で、歴史や時代とともに、本能的に培われたものに基づき、心理を紐解く。遺伝子も関係する。

<社会心理学>

社会での暮らしにおいて、心と行動の仕組みについて紐解く心理学。

<発達心理学>

生まれてから障害を終えるまでの成長過程における心理学。

<行動心理学>

条件反射など、人間の行動と心の関係性を紐解く心理学。

このほかにも、心に問題を抱えた人の心理を紐解く「臨床心理学」なども存在します。日本人の特徴について考えるとき、こういった心理分析などを行うと、進化心理学や社会心理学上でも、日本国民特有の傾向が説明できるのではないでしょうか。

日本人の顔の特徴は?

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日本人の顔の作りは、外国の人に比べると、凹凸が少なく、どちらかというとのっぺりとした印象を受けます。そして、そこからさらに焦点を絞って、日本人の顔にフォーカスしてみると、日本人の顔は、2タイプに分類することができます。

起源をたどると見える2つのタイプ

歴史の勉強で、縄文文化と弥生文化について習ったのを覚えていらっしゃいますでしょうか。この2つの文化は日本の基盤になると言われている文化です。

最新の研究では、縄文文化は、現在のロシアにあるバイカル湖を起源とする人種が、先に日本列島に渡来し、日本の自然を活用しながら育んだ文化として知られています。

一方、弥生文化はその後の渡来人(倭族)によって、水田稲作農耕などの外来の要素を基盤として、本州で育まれた弥生時代の文化です。

この渡来系と縄文系の2つの文化は対照的なもので、生活環境も大きく異なります。故に縄文人と弥生人とでは、容姿に関しても、対照的な姿をしていると考えられます。

現在の日本民族の約7割は、縄文人と弥生人の混血だと考えられていますが、このうちどちらかのタイプの特徴が、顔のパーツなどに明確に現れている場合もあると言います。すなわち、縄文人タイプと、弥生人タイプに分類できるということです。

縄文人タイプの顔の特徴は?

本州を除く北海道のアイヌ人や沖縄の琉球人、あるいは九州地方などでは弥生人との混血が進まなかったため、縄文人に見られた顔の特徴を残している人が多いと言われています。

わかりやすい例としては、沖縄の人は、目鼻立ちがくっきりとしている人が多いことがあげられるのではないでしょうか。

縄文人タイプの特徴としては以下のようなものがあげられます。

  • 背が高い
  • 手足、または指が長い
  • 体毛が濃い
  • 輪郭が角張っている
  • 目鼻立ちがはっきりしている、二重
  • 耳たぶが大きい
  • 唇が厚い
  • 鼻が大きい

また、性格も、狩猟を主とした生活でしたので、集団行動は好まず、行動的かつ大らかといった特徴があるようです。

弥生人タイプの顔の特徴は?

どちらかというと、この弥生人タイプの方が、日本人の典型的な姿として知られているのではないでしょうか。以下に特徴をあげてみます。

  • 身体の線が細く、背も低い
  • 手足、または指が短い
  • 体毛が薄い
  • 輪郭が丸みを帯びている
  • 眉が細く、目は切れ長(一重)
  • 耳たぶが小さい
  • 鼻が小さい
  • 唇が薄い

以上のような顔の特徴に加え、集団行動を好み、慎重で、失敗に厳しいという性格の特徴も見られます。これらは、弥生人の祖先が農耕によって生活を営んできたことが起因していると考えられています。

DNAからみる日本人

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日本人のルーツを探るには様々方法があります。一つは、古人骨や石器などを分析することによって探る形質人類学と呼ばれるものです。形質人類学上では、日本人の系統関係はモンゴロイドに相当します。

もう一つは、科学的な手法で人類集団の遺伝的系統などを明確にしていく分子人類学と呼ばれる方法です。

これらのうち、後者の方法で日本人について見ていくと、見た目などの特徴のみではなく、DNAから見ても、日本人特有の遺伝的構造が見られるようです。

日本人特有のDNA

人間のDNAには、

  • 一般的なDNA(父と母のDNA)
  • Y染色体のDNA(父方の系統のみに見られるDNA)
  • ミトコンドリアDNA(母方の系統のみに見られるDNA)

の3種類があります。Y染色体のハプロ(半数帯の遺伝子型)グループを見ていくと、グループDは、東南アジア系のチベット人や初期縄文人にあたり、Cは北方アジア系(モンゴル人や後期縄文人)にあたるとされています。

これらをさらに詳しく分析すると、日本人は、幾種ものモンゴロイド種が長い歴史の中で複雑に混血したものであると考えられます。

しかし、ほぼ日本人のみにしか見られないY染色体DNAも存在し、D2やO2b1、C1の3つは日本人特有のものであると言われています。とくにY染色体のD系統は世界でも珍しく、この古代血統を持っている人は、日本人に多く見られるのだそうです。

日本列島人のDNAの違い

さらにそこから、焦点を絞り、日本列島人(アイヌ人・本土人・琉球人)においてのDNAの研究も行われているようです。

これは日本列島人類集団における遺伝的近縁性を調べたものなのですが、この研究によると、アイヌ人と琉球人が遺伝的には最も近いということが判明しています。

これらのことは、先にあげた縄文人系統の人と弥生人系統の人が、日本列島で共存しているという説を、強く裏付けています。

また、このようなDNAにおける系統分析から、祖先がアフリカから東ユーラシアに移り住み、この東ユーラシア人から最初に分岐したのが縄文人であったことも判明しているようです。

そのほかの国民の特徴と比較してみよう!

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日本以外にも世界には数多くの国が存在し、それぞれで歴史的背景や文化、生活習慣、言葉も異なります。ここでは、視野を広げて、そのほかの国に住む人に見られる特徴について、ご紹介いたします。

イギリス人の特徴

イギリスは貴族文化が発展していたこともあり、その影響がまだ残っています。紳士な振る舞いができる男性が多く見られますが、本格的ないわゆる「イギリス紳士」は、一部の人なのだとか。

また、パーティーもよく開かれており、このような場での交流をとても大切にしています。さらに、おしゃべりも大好きですが、ジョークはアメリカンジョークとは異なる、少し知的なものが多いようです。また、自分の主張をはっきり行うところもイギリス人の特徴です。

アメリカ人の特徴

アメリカではその歴史的背景から、侵略の文化が根強くあるため、勝敗にこだわるという特徴があります。ですので、性格的にもかなり激しい人が多いようです。

激しいというと、あまり良い聞こえはしませんが、いつも明るくて、ストレートな性格、伝えたいことは大きなジェスチャーを交えて伝えるなど、「真っ直ぐ」という表現の方が適切かもしれません。

また、勝負にこだわる気質から、ストレスを抱えている人も多いというのもアメリカ人の特徴で、実は、心理カウンセラーの需要がとても多いのだそうです。しかし、日本のように「無理はしないで」「頑張らないで」という言葉は絶対NG。

勝負にこだわるからこそ、負けてはならないのです。このようなときには「あなたが頑張っているの知っているよ」など、その頑張りを褒める言葉をかけてあげるのがベターだと言われています。

オーストラリア人の特徴

イギリスやアメリカ、フランスなどの特徴についてはよくあげられるかもしれませんが、ここでは少し視点を変えて、オーストラリアの人の特徴も見てみましょう。

オーストラリアは、「移民の国」と呼ばれているため、全ての人に統一された傾向があるとは言い難いのですが、移民の国だからこそ、フレンドリーな人が多いようです。

また、大らかな人が多く、のんびりと暮らしている印象を受けます。上下関係よりも横の繋がりを重視するといった平等意識があるので、困っている人がいたら、一生懸命助けてくれるのだそうです。

しかし、オーストラリアの男性は、家事をしないことで有名です。国際結婚を考える際には、その点はあらかじめ押さえておく必要があります。

メキシコ人の特徴

メキシコは国自体は豊かな国なのですが、その利益が労働者に渡らないことも多く、格差社会が生まれています。そのため、犯罪者も多く生まれ、治安が良い国とは言えません。

しかし、メキシコ人は、性格も明るく、人懐っこいことで知られています。人生を楽しむことを大切にしているため、先のことは深く考えない人も少なくないようです。

また、男女ともに働き者で、精神的にも自立した人が多く、婚期も早いのが特徴です。恋愛においては非常に情熱的でオープンというのも、日本人とは異なる点でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本人の特徴も、性格的なものから、遺伝的なものまで、いろいろなものがありました。また、それと同じように、ほかの国でも、様々な特徴があることもおわかりいただけたのではないでしょうか。

日本人は、そのほかの文化を比較的寛大に受け入れるという、素晴らしい特徴もあるようです。素晴らしいところをたくさん持っていますので、海外旅行などに行った際には、堂々とその国の人たちと接したいものです。

これを気に、人気の土地などを調べ、海外旅行の計画をしてみるのも良いかもしれません。

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