「以後気をつけます」の正しい使い方を知ろう!間違えて使うと怒られる?

「以後気をつけます」は、上司からミスを指摘されたり取引先とトラブルを起こしたりした時によく使われる謝罪の言葉です。ビジネスシーンの会話やメールでよく使われる謝罪の鉄板フレーズです。

でも、「以後気をつけます」は、使い方によっては謝罪する相手に不快な思いをさせたり不信感を与えたりする可能性があります。

「以後気をつけます」の意味と類似表現、会話やメールでの使い方、使い方の注意を例文付きでお伝えしますね。

「以後気をつけます」は謝罪の言葉?

baby-443390_960_720泣いてこ゜めんなさい

「以後気をつけます」は、「今後は同じミスや失敗をしないように十分注意します」という意味の謝罪の言葉です。謙虚に反省し努力していこうとする気持ちを表現した美しい言い回しです。日常会話でも使いますが、ビジネスシーンでよく使います。

ビジネス会話でもビジネスメール・ビジネスの手紙でも使われる言い回しです。必ず「申し訳ございません」などのお詫びの言葉と一緒に使います。

[「以後気をつけます」の類似表現は?]

「以後気をつけます」は、ビジネスシーンでミスやトラブルを起こした時に謝罪する言葉です。「申し訳ありません」「お詫びのしようもございません」などのお詫びの言葉が先に来ます。「二度と同じ失敗をしないように十分注意します」という気持ち・意志を相手に伝える言葉ですから、いろいろな類似表現があります。

「以後気をつけます」の敬語表現は?

謝罪のフレーズは敬語表現に気をつける必要があります。「以後気をつけます」は敬語表現ですから、そのまま使えます。「申し訳ありませんでした」「申し訳ございません」「心からお詫び申し上げます」など、先に来るお詫びの言葉も敬語表現にします。

謝罪の言葉

「すみません」は、社内の親しい先輩や同僚に謝る言葉です。上司や取引先・顧客・世間一般に対して謝罪する時は、「誠に申し訳ございません」「心からお詫び申し上げます」「お詫びの言葉もございません」「衷心よりお詫び申し上げます」などのフレーズを使います。

「以後気をつけます」と同じ意味のフレーズは?

「以後気をつけます」と同じ意味のフレーズ(類似表現)には、下記のようなものがあります。いずれも「自分が悪かった」と反省し、「二度と同じ間違いはしない」という決意を示す謝罪の表現です。謝罪する相手に敬意を表する敬語表現です。

  • 今後は心してあたります
  • 今後はこのようなことのないように心がけます
  • 肝に銘じておきます
  • 今後は万全の注意をいたします
  • 再発防止に努めますので、御容赦いただきますようお願い申し上げます

「以後気をつけます」の英語表現は?

英語ビジネスメール(英語メール)で謝罪するケースもあります。「以後気をつけます」を英語で表現すると「be more carefull in futuer」です。

以下は英語例文です。

  • I am sorry,I will be moer carefull in future.
  • I will make sure that this will never happen again.

「I will be carefull from now on」という英語表現もありますが、ネイティブスピーカーはあまり使わないそうです。

[「以後気をつけます」はどんな時に使う言葉?]

「以後気をつけます」は、ビジネス会話の謝罪の鉄板フレーズ、謝罪メール・お詫びメールのメール鉄板フレーズです。謝罪する相手によって、いろいろな表現方法を使い分けます。下記は使い方の例です。

社内で上司・先輩に謝る

会社の指示通りに動かなかったりミスをしたり期限に遅れたりして、会社の仕事に支障を生じた時に社内の上司や先輩に謝る時に「以後気をつけます」と言います。以下は使用例です。

遅刻や無断欠勤を先輩や上司に注意された時

  • すみません。寝坊しないように、以後気をつけます。
  • 無断で休んですみませんでした。以後気をつけます。
  • すみません。うっかりメールを送るのを忘れました。以後気をつけます。

ミスや失敗で仕事に支障を生じた時

  • ミスを御指摘いただき、ありがとうございます。以後気をつけます。
  • 私のミスで御迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。二度と同じミスをしないように、今後は十分に注意いたします。
  • ミスを犯してしまい大変申し訳ございませんでした。今後は十分に注意して御迷惑をおかけしないように心がけます。
  • 私の失敗を御指摘いただき、ありがとうございました。肝に銘じておきます。

取引先とトラブルを起こした時

納期遅れや製品の品質トラブルなど取引先や顧客とトラブルを起こした時は、まず担当者が謝罪します。その後で、上司ら会社の上層部が謝罪します。以下は例文です。

  • この度は多大な御迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございませんでした。二度とこのようなことのないよう、以後十分気をつけます。
  • この度は弊社の不手際により大変御迷惑をおかけいたしまして、お詫びの言葉もございません。二度とこのようなことのないように肝に銘じておきます。

会社の上司・上層部が謝罪する

取引先やお客様とトラブルを起こした時は、担当者や現場の責任者が謝罪するだけでは十分ではありません。上司や会社上層部(役員たち)が謝罪する必要があります。また、素材メーカーの株式会社や自動車メーカーの株式会社の不良品・粉飾決算など、多くの顧客・世間一般の人たちに迷惑を及ぼした時は、企業を代表して会社役員たちが謝罪します。下記は例文です。

取引先とのトラブル

  • この度は大変な御迷惑をおかけいたしましたこと、衷心よりお詫び申し上げます。今後は従業員一同に周知徹底を図りまして再発防止に努めますので、なにとぞ御容赦くださいますようお願い申し上げます。担当者にも、以後十分気をつけさせます。

企業として世間一般にたいする謝罪

  • この度は多大な御迷惑をおかけいたしまして、お詫びの言葉もございません。今後はこのような不祥事が二度と起きないように、全社一丸となって対処して参ります。

「以後気をつけます」が嫌いな人もいる?

baby-1399332_960_720ごめんなさい

「以後気をつけます」は、ビジネスシーンで使われる鉄板フレーズの一つです。多くのビジネスパースンが謝罪する時に使います。しかし、使い方・言い方によっては、謝罪の相手が不快になったり不信感を抱いたりする可能性があります。「以後気をつけます」という言葉が「大嫌い」という人もいます。

[「以後気をつけます」は、口先だけ?]

「以後気をつけます」という言葉が「嫌いだ」という人が少なくありません。理由を聞くと納得できます。

①その場のしのぎの口先だけ

「以後気をつけます」には「このようなことは、二度としません」という意味があります。遅刻や不注意なミスや納期遅れなど同じ失敗をくり返す人が、謝罪する度に「以後気をつけます」と言っても、相手は信用できません。「その場しのぎの口先だけ」という印象が強くなります。

②反省に具体性がない・トラブルの解決にならない

「以後気をつけます」というフレーズは「反省に具体性がない」と言う人もいます。「トラブルの対処方法や解決策を示していない」と言う人もいます。確かに「以後気をつけます」と言われると、「どのように気をつけるのか?」「何に気をつけるのか?」と質問したくなります。

[「以後気をつけます」で真摯な反省の気持ちを伝えるには?]

「以後気をつけます」「今後は十分注意いたします」「肝に銘じておきます」などの言葉で真摯な反省の気持ちを相手に伝えるためには、注意するポイントがあります。

①自分のミスや失敗を素直に認めて、頭を下げる

負けず嫌いな人やプライドの高い人は、自分のミスや失敗を認めようとしません。遅刻をくり返しても、素直に「すみません」という言葉が出ません。ミスや失敗や態度の悪さを社内上司や取引先から指摘されても、「申し訳ありません」というお詫びの言葉よりも自分を正当化する言葉が先に出ます。このような人が「以後気をつけます」と言っても、社内上司も取引先も信用しません。

正しいマナーで頭を下げる

まず、自分のミス・失敗・態度の悪さ・ビジネスマナー違反などを素直に認めて、「すみません」「申し訳ありません」と謝罪して頭を下げます。姿勢を正して上体を倒すのがビジネスマナーです。遅刻やちょいミスを上司に詫びる時は、上体を30度傾けます。重大なミスをして社内上司に謝罪したり取引先に謝罪したりする時は、上体を45度傾けます。

言い訳や自分の正当化はしない

「申し訳ございません。以後気をつけます」は、自分が悪かったことを認めて反省する気持ちを相手に伝える言葉です。言い訳や自分の正当化をすると、謝罪の相手に反省している気持ちが伝わりません。

②同じ失敗は2度まで。3度目は許されない

「以後気をつけます」と言った以上は、同じミス・失敗はくり返さないようにします。同じ失敗を二度くり返さない人は、社内の上司からも取引先からも信頼されます。他の失敗をしても「以後気をつけます」と言うと、相手に信用してもらえます。

人間は失敗やミスをする生き物です。「二度と同じ間違いはしない」と決意して注意していても、うっかり油断すると同じ失敗やミスをする可能性があります。同じ失敗も、最悪2度までは許されます。しかし、3度重なると、「以後気をつけます」と言っても信用されなくなります。相手が「その場しのぎの口先だけ」と思うようになります。

③具体的な改善策を入れて謝罪する

ただ「以後気をつけます」と言うだけでは、「何をどのように気をつけるのか?」が謝罪の相手にはわかりません。「○○して御迷惑をおかけしました。今後は△△して二度と○○しないように気をつけます」と、トラブルの原因を明確にして具体的な対処方法・改善策・解決策を示します。

特にお詫びメールなどビジネスメールで謝罪する時は、ミスを再発防止する具体的な対応策・改善策・解決策を示すことが大事です。

会社の仕組みに問題があることも

取引先や顧客とトラブルを起こす場合は、個人のミス・失敗ではなく会社の仕組みに問題がある可能性があります。会社・企業の仕組みに問題があれば、仕組みを改善しない限りトラブルの再現性は高くなります。具体的な改善点と対処方法を示して謝罪します。

[上手に謝罪すれば、評価が上がる?」

人間はだれでもミスや失敗をします。素直に自分の非を認めて上手に謝罪し相手に反省していることを伝えると、むしろ評価が上がる可能性があります。トラブルを起こした取り引りき先にも真摯に謝罪して再発防止する改善策を示すことで、信用が増す可能性もあります。

「以後気をつけます」のフレーズは、使い方によって今後の明暗を分けます。的確に使って上手に謝罪すれば、好感度を上げることができます。トラブルに的確に迅速に対応すれば、ピンチがチャンスになります。

「以後気をつけます」のビジネスメールでの使い方

horse-96207_960_720お辞儀

「以後気をつけます」は「お世話になります」と同様にメール鉄板フレーズです。「お詫びメール」「訂正メール」などのビジネスメールでよく使われます。

お詫びメールや訂正メールで「以後気をつけます」を使う時は、相手に「とりあえず言っているだけ」「口先だけの謝罪」ととられないように、メールの文章を工夫します。謝罪文は、相手に謝罪する誠意とともに感謝と敬意を伝えるようにします。

[お詫びメールのポイントは?]

メールはビジネスに欠かせないビジネスツールです。打合せ・お礼・見積書や契約の提案書など、ビジネスメールをやり取りすることが多くなっています。納期遅れや誤発送・誤送信などの謝罪もメールで行います。「口で言うよりも文字の方が謝罪の気持ちを表現しやすい」という人もいます。

お詫びメールで相手に謝罪や反省の気持ちを伝えるポイントは、下記の通りです。

①お詫びメールを送る前に、口頭で謝罪する

納期遅れ・不良品の納入・メールを違う部署に送信する誤送信・見積情報の漏洩・顧客情報の流出など取引先とトラブルが起きた場合は、お詫びメールを送る前に直接会うか電話するかして口頭で謝罪します。お詫びメールだけでは相手に誠意が伝わりません。

迅速丁寧な対応が信頼回復の鍵

直接会って詫びるにしろ電話で謝るにしろ、トラブルが起きてから間をあけないようにします。迅速な対応が何より大事です。迅速かつ丁寧な謝罪が、信頼回復の鍵です。

②お詫びメールはスピーディーに対応する

取引先とトラブルが起きたりお客様からクレームのメールが来たりしたら、できるだけスピーディーに対応します。口頭で謝罪した後も、できるだけ速くお詫びメールを送信します。トラブルが起きたりクレームがついたりしても、対応が遅いと相手はイライラするばかりです。

③必ず具体的な改善策とセットにする

お詫びメールに「以後気をつけます」と書く時は、必ず具体的な改善策をセットにします。トラブルが起きた原因を究明し、改善点を明らかにします。具体的な改善策や対処方法を明記していなければ、謝罪の誠意は伝わりません。

④お詫びの誠意が伝わる文章にする

お詫びメール・謝罪メールの文章は相手に謝罪する誠意が伝わるように工夫します。ビジネスマナーの敬語表現を的確に使い、相手に敬意を表します。

[お詫びメールの例文]

取引先やお客様とトラブルが起きた時に謝罪するお詫びメール文例です。取引先やお客様からクレームが来た時のクレーム対応メールの文例もあります。

①納期遅延のお詫び

件名  納期遅延のお詫び

本文

フロンティア株式会社

田中一郎様

平素は格別の御高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

〇月〇日に御注文いただきました商品○○の納期が遅れ、誠に申し訳ございませんでした。

弊社工場の製造工程にトラブルが発生し、御社に多大な御迷惑をおかけいたしました。本日、お詫びかたがた御注文の品をお届けいたします。

今後は工場の設備点検の頻度を増やし、二度と納期遅延が起きないように十分留意致しますので、御容赦くださいますようお願い申し上げます。

山田正夫

②商品誤発送のお詫び

件名  商品誤発送のお詫び

本文

株式会社ショーケース

鈴木太郎様

いつも大変お世話になっております。

〇月〇日に弊社に御注文いただきました商品○○と異なる商品を発送いたしました。貴社に多大な御迷惑をおかけいたしましたこと、謹んで深くお詫び申し上げます。

すぐに御注文をいただいた商品をお届けいたしますので、御都合のよろしい日時をメールにて教えていただけないでしょうか。お手数をおかけいたしまして、申し訳ございません。誤発送した品は、その時引き取らせていただきます。

今後は、商品発送時の注文票との確認をダブルチェックして再発防止に努めますので、変わらぬお引き立てを賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

田中一郎

③サービスの不具合に対するお詫び

件名  サービスの不具合に対するお詫び

本文

佐藤花子様

いつも弊社のサービスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

〇月〇日現在、弊社の○○サービスの一部がご利用できない状態になっております。御迷惑をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません。サービスの復旧に向けて対応しておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

今後は保守点検に力を入れ、二度と不具合がおきないように気をつけます。引き続き、弊社のサービスをご利用くださいますようお願い申し上げます。

④クレーム対応メール

件名  不良品送付のお詫び

本文

株式会社ワールド商事

田中太郎様

平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

本日、納入した商品の中に一部破損品が混入していたとの御連絡をいただきました。貴社に多大な御迷惑をおかけいたしまして、お詫びの言葉もございません。

ただちに新しい商品を発送するように手配いたしましたので、明日朝一番で納入できると存じます。不良品につきましては、お手数でございますが廃棄していただきますようお願いいたします。

今後は同様のミスをくり返さないように、現在、出荷前の点検システムを徹底的に見直しております。以後十分に気をつけますので、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

鈴木春夫

[訂正メールの例文]

訂正メールは、お詫びメールやクレーム対応メールとは少し異なります。送信したメールの内容に誤りがあった場合、相手に間違いを知らせて訂正します。間違った内容を送信するのはビジネスマナーに反し、大変失礼な行為です。相手に訂正してもらう手数もかけます。まず、記載内容に誤りがあることを、相手に謝罪します。

重要なメールや文書の間違いは、まず直接謝罪

見積書や契約書など重要なビジネスメール・ビジネス文書に間違いがあると、相手に多大な迷惑をかけます。最悪の場合、取引中止になる可能性もあります。この場合は、直接相手に会って謝罪し、その後でお詫びメールを送信して間違いの訂正を確認します。

訂正メールは就活や転職にも使える

訂正メールの書き方を覚えておくと、就職活動をする学生や転職を希望する社会人が応募書類の訂正にも使えます。もちろん、訂正なしで済むように、十分注意して書くことが大事です。記載ミスを訂正する時は、就活エージェントや転職エージェントに相談することをオススメします。

訂正メールの例文

訂正のビジネスメールのメール例文です。訂正メールであることを件名に明記します。訂正メールと明記しないと、相手が「二重に送信してきた」と勘違いする可能性があります。

件名 [訂正]商談日時について

本文

フロンティア株式会社

田中太郎様

いつも大変お世話になっております。

ショーケース株式会社の鈴木花子です。先ほど送信いたしました訪問日時に誤りがございました。お手数をかけて大変申し訳ございませんが、再度下記の日時を御確認いただきますようお願い申し上げます。

(誤) 〇月〇日水曜日 午後1時30分

(正) 〇月〇日木曜日 午後2時30分

当日は、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

[ビジネスメールは仕事の必須ツール]

様々なビジネスシーンでビジネスメールが使われます。ビジネスメールは仕事をするために必要不可欠なビジネスツールです。しかし、学生時代や個人のメールのように思いのまま気軽に書くことは許されません。敬語など言葉遣いに気をつけて、相手に好印象を与えることが大事です。

例文を参考にして、自分の言葉でメールの文章を書く

ビジネス系のサイトの記事には、いろいろなメールの文例(例文)がよう数多く載っています。お詫びメール・お礼メール・クレーム対応メール・仕事依頼メール・挨拶メールなど、様々なメール文例があります。メール鉄板フレーズの一覧もあります。例文検索で必要なメールの文例を検索することもできます。

ビジネスメールを書く時は、メールの目的に応じて例文を参考にすることをオススメします。ビジネスシーンで頻繁に使われる鉄板フレーズを覚えておくと、文章が書きやすくなります。ビジネスマナーの違反も少なくなります。

例文は参考になりますが、丸写しでは相手に誠意や熱意が伝わらない可能性もあります。文例をまねながら、自分の言葉で書くことが何よりも大事です。

まとめ 「以後気をつけます」は謝罪の敬語表現

「以後気をつけます」は、相手に謝罪する言葉です。簡単なフレーズですが、敬語表現ですから目上の人(社内の上司や先輩・取引先・顧客など)に謝罪する時に使います。

「以後気をつけます」には、ミスや失敗をしたことを反省し「二度と同じ間違いはしないようにする」という意志が込められています。必ず「申し訳ございません」「お詫び申し上げます」などのお詫びの言葉と一緒に使います。「二度とくり帰さないように心がけます」「肝に銘じておきます」「十分に注意いたします」などが類似表現です。

「以後気をつけます」は「その場しのぎの口先だけで、信用できない」という人がいます。同じミスや失敗を何度もくり返している人や言い訳が先に立つ人が言っても、信用できなくて当然です。自分の非を素直に認めて真摯に謝罪することが大事です。「以後気をつけます」は今後の具体的な改善策・対処方法・解決策とセットにします。具体性のある対処方法・改善策・解決策とともに「以後気をつけます」と言えば、相手の信頼を回復できます。

ミスしたりトラブルを起こしたりした時は、できるだけ早期に上手に謝罪します。迅速に改善策・解決策を示して、「二度とくり返さない」決意を示します。上手に謝罪することで相手の信頼を回復し、より良い人間関係を築くことができます。

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