「おやすみなさい」の敬語とは?尊敬語や丁寧語、謙譲語の違いを知ろう!

「おやすみなさい」という言葉を敬語と思っている人は、少なくありません。上司・先輩や取引先の人達に何の違和感もなく「おやすみなさい」と言っていますが、これはNGです。「おやすみなさい」は敬語ではありません。

社会人にとって、敬語を正しく使うことはビジネスマナーの基本です。でも、敬語を正しく使える人は、それほど多くありません。

「おやすみなさい」の敬語は何か?と、敬語の基本的な使い方や敬語の必要性についてお伝えしますね。

敬語の基本とは?

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日本語には「敬語」という独特の美しい言葉遣いがあります。しかし、相手に敬意を表す言い方や相手に配慮した丁寧な言い方は、英語や韓国語など外国語にもあります。

敬語は会話や手紙・メールの相手に対して尊敬の気持ち・敬意を表現する言葉です。敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。2017年の文化審議会では「謙譲語」を「謙譲語Ⅰ」と「謙譲語Ⅱ(丁重語)」に分け、「丁寧語」を「丁寧語」と「美化語」に分けて、5種類にしています。

しかし、基本は従来通り「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」を正しく使い分けできれば大丈夫です。

[尊敬語とは?]

「尊敬語」は目上の人に対して使用する言葉です。目上の人に対する敬意表現です。

目上の人とは相手と相手側の人たちです。相手本人と、相手の勤める会社の社員・家族・知人など相手に関係する人を「相手側」と考えます。尊敬語は、相手・相手側の人たちの行為・動作・態度・状況を表現します。

例として「寝る」「眠る」を使います。「寝る」「眠る」の尊敬語は「お休みになる」です。尊敬の助動詞「れる・られる」を使い、「休まれる」とも言います。

  • 田中さん、よくお休みになりましたか?
  • 課長、これから休まれるのですか?
  • 部長は、もうお休みになりました。

[謙譲語とは?]

「謙譲語」は、相手に敬意を表したり配慮したりして相手を持ち上げ、自分・自分側を低くする言い方です。相手に対する自分・自分側の行為・動作・態度をヘリ下って表す時に、謙譲語を使用します。

「自分側」とは、自分自身と自分の勤める会社の社員・家族・知人など自分に関係する人たちのことです。以下は文例です。

  • 部長、お先に失礼致します。
  • 田中は失礼して、お先に休ませて頂きました。

[丁寧語とは?]

丁寧語は、今は「丁寧語」と「美化語」に別れます。相手側・自分側、どちらの側にも関係なく使用します。相手に敬意や配慮を表す、上品で美しい言い方です。

丁寧語

「丁寧語」は、文末が「です・ます・ございます」がで終わる言い方です。

  • あの山が箱根山です。
  • 昔は五月五日を「端午の節句」といいました。
  • こちらが会議室でございます。

美化語

「美化語」は、言葉の先に接頭語の「お・御(ご)・御(おん)・み」をつけたり、違う語彙を使用したりする言い方です。原則として和語には「お、おん、み」をつけ、漢語には「ご」をつけます。

  • お花・お水・お祝い・お手・み手・おん手(御手)・み顔
  • 御祝儀・御結婚・御葬儀
  • 飯(めし)→ごはん 子供→お子さん・お子様 便所→お手洗い・化粧室・はばかり

原則として外来語には「お」をつけません。おコーヒー・おジュースはNGです。

原則と少し違う「お・み」のつけ方もある

相手の会社を「御社おんしゃ」・お礼の手紙を「お礼状」というように原則にあてはまらない言い方もあります。また「お醤油」と同じように「おソース」という人も少なくありません。明治時代は「おみおつけ」と同じように「おみおパン」と言いました。

足は「おみ足」と言います。「おあし」は「お金」の意味になります。

[尊敬語・謙譲語は相手によって使い分ける]

ビジネスシーンでは、敬語を正しく使うことがビジネスマナーの基本です。いろいろなシーンで相手がだれかによって、尊敬語と謙譲語を使い分ける必要があります。

社内においては、上司・先輩が目上の人

会社など職場においては、上司や先輩が目上の人になります。上司・先輩が「相手・相手側」です。上司・先輩の行為・動作・態度・状況を表す時には、尊敬語を使います。上司・先輩に対する自分・自分側の行為・動作・態度を表す時には、謙譲語を使います。話す時だけでなく社内メール・報告書でも同様です。以下は例文です。

  • 課長、大阪へは明日いらっしゃるのですね。私は今日から参ります。
  • 田中さん、何を召し上がりますか?私はカレーを頂きます。
  • 父が部長によろしくと申しておりました。

話す相手によっては、上司でも謙譲語を使う

話す相手が、直属上司の上司という可能性もあります。その時は、自分の直属上司を自分側として扱うようにします。

  • 部長、明日の大阪出張には課長の田中がお供させて頂くと申しております。
  • 社長、部長の田中はお先に失礼させて頂きました。

社外の相手に対しては、社内の人たちは全員自分側

ビジネスシーンでは、顧客・取引先の担当者など社外の人たちを相手に会話することが多くなります。手紙やビジネスメールを送ることもあります。社外の人間は地位・役職・年齢に関係なく「相手・相手側」となります。自分が勤めている会社など自分の職場の人間は、全員自分側になります。

社長・専務・常務・部長・課長の役職は、名前の後ろにつけると敬称になります。ビジネスの相手に、自分の会社の社長や部長を「田中社長」「鈴木部長」というのはNGです。「弊社の社長の田中」「営業部長の鈴木」と言います。もちろん、相手側には敬称をつけます。

  • 先日の展示会で御社の田中部長にお目にかかったと、課長の鈴木が申しておりました。
  • 田中様、鈴木はすぐに参りますので、こちらでお待ちくださいませ。

「おやすみなさい」は敬語でどういうの?

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「おやすみなさい」は就寝前の挨拶ですが、ビジネスシーンでも使われる言葉です。会社の上司・先輩や取引先の担当者と一緒に出張したり、顧客を接待したり社員旅行に行ったりして宿泊する場合、「おやすみなさい」とか「おやすみなさいませ」とか違和感なく挨拶してしまいます。

でも、「おやすみなさい」は敬語ではありません。「おやすみなさいませ」は丁寧な言い方ですが、尊敬語でも謙譲語でもありません。

[なぜ「おやすみなさい」は敬語ではないの?]

「おやすみなさい」を敬語と思って使っている人は少なくありません。ビジネスシーンに慣れている社会人・企業関係者でも、違和感なく上司や取引先の担当者に「おやすみなさい」と言ったりメールに書いたりしています。でも、「おやすみなさい」は敬語ではありません。

「おやすみなさい」は命令形

「おやすみなさい」は「お+やすみ+なさい」です。「やすみ」は「寝る」「身体を休める」の意味です。「なさい」は「しろ」を少し丁寧に言っただけです。

「おやすみなさい」は「休め」「寝ろ」と相手に命令している「命令形」です。目上である相手側の人に命令形で言うのは失礼です。

[おやすみなさいの尊敬語は?]

「おやすみなさい」の尊敬語は「お疲れさまでした」「お疲れ様でございました」「遅くまでありがとうございました」「おやすみください」「おやすみくださいませ」です。

出張先や社員旅行で、上司が「おやすみ」と言ったら、下記の例文のように返します。

  • 部長、お疲れさまでございました。ごゆっくりおやすみくださいませ。
  • 遅くまでどうもありがとうございました。お疲れが出ませんように。
  • 課長こそお疲れさまでした。

「御苦労様」は目下に言う言葉。上司に使うのはNG!

「おやすみなさい」の尊敬語は「お疲れさまでした」「お疲れさまでございました」です。間違っても「御苦労様」と言ってはダメです。「御苦労さん」「御苦労さま」は、目上の者が目下の人を言う言葉です。上司や顧客・取引先に「御苦労様」と言うのは、大変失礼です。相手によっては、カンカンに怒ります。

上司が部下に「御苦労様。今夜はゆっくり休んでくれ」と言うのは、正しい言い方です。上司の部下に対する配慮やいたわりの意味合いがこめられています。

相手に対する気遣いをこめて使う

「おやすみなさい」という挨拶には、「ゆっくり体も頭も休めて、疲れを取ってください」という相手に対する気遣いがこめられています。「お疲れ様でした」「おやすみくださいませ」と相手に言う時には、疲れている相手を気遣う気持ちをこめるようにすることが大事です。

「寝る」「眠る」の尊敬語は「おやすみになる」「やすまれる」

前述しましたが、「寝る」「眠る」「就寝する」の尊敬語は、「おやすみになる・お休みになる」「やすまれる・休まれる」です。下記は文例です。

  • 患者さんは、よくおやすみになっています。
  • 近頃、よくお休みになれないのではありませんか?
  • グッスリおやすみになると、お疲れがとれますよ。

[おやすみなさいの謙譲語は?]

「おやすみなさい」の謙譲語は、「お先に失礼致します」「お先にやすませて頂きます」です。自分が上司や取引先の人たちなど目上の人よりも先に就寝したい時は、「おやすみなさい」ではなく、「お先に失礼致します」「お先に失礼させて頂きます」「お先にやすませて頂きます」と挨拶します。

  • 申し訳ありませんが、お先に失礼させて頂きます。
  • すみません。お先にやすませて頂いてもよろしいでしょうか?

「おやすみなさい」は同僚・友人・家族に使う

家の中では、寝る前に家族に「おやすみなさい」と挨拶するのがマナー・礼儀です。相手が職場の同僚や友達など親しい相手には、夜の電話やメールの最後に「おやすみなさい」を使ってもOKです。

[おやすみメール]

若い人の間では、メール・LINE・SNSなどのコミュニケーションツールを使って会話することが多くなっています。親しい友人や恋人に「おやすみなさい」を伝えたくて、就寝前に「おやすみメール」をする人も増えています。

極端に深夜でなければ、「おやすみメール」は相手に「あなたのことを思っています」「あなたのことを気にかけています」という気持ちが伝わって、友人関係や恋愛関係が良好になる可能性があります。

用事もないのに「おやすみメール」をするのは避ける

深夜に何の用事もないのに「おやすみなさい」というだけの「おやすみメール」は、相手に疑念や不安を生じさせる可能性があります。やめておいた方が無難です。

上司や取引先担当者にメールで「おやすみなさい」を使わない

最近では、上司・先輩や取引先の担当者ともメール・SNSで連絡を取ることが多くなっています。書き言葉は話し言葉よりも正しい文法と正しい言葉遣いが要求されます。尊敬語と謙譲語の使い方を間違えないように注意します。特にSNS・LINEではくだけた表現になる傾向がありますから、敬語を正しく使用してきちんとした文章を書くように心がけます。

夜にメールを送る時は、最後に「遅くまで失礼致しました」「それでは、失礼致します」「どうぞごゆっくりおやすみくださいませ」と書き、相手を思いやるようにします。「おやすみなさい」と書くのは、NGです。相手が「おやすみなさい」と送信してきたら、「お疲れ様でした」「遅くまでありがとうございました」と返信します。

夜遅くにメールを送信するのはマナー違反

上司や取引先担当者と日常的にビジネスメールを遣り取りするようになっても、夜遅くにメール・LINE・SNSを送るのは失礼です。ビジネスマナーに反します。上司や取引先の人たちに「常識がない」「社会人としてのマナーを知らない」と思われたり不信感を持たれたりします。上司が評価する時に影響する可能性もあります。

[外国語にも「おやすみなさい」の敬語はある?]

英語やフランス語やドイツ語などには日本語のような「敬語表現」はありませんが、相手に配慮した形や丁寧な言い方はあります。韓国語・ベトナム語・中国語など東洋文化圏の言語には敬語表現があります。

英語で「おやすみなさい」は?

英語で「おやすみなさい」は「good night」が普通ですよね。先に寝る場合は「I am going to bed」とも言います。

「I’m going to bed」と言って先に寝る人には「Have sweet dreams」「Sweet dreams」と返します。「いい夢を見てね」という意味です。「Try to get some rest」は「よくおやすみください」の意味です。どちらも、相手の安眠を願っています。

ビジネスシーンでは海外の人と英語で会話する可能性もあります。海外から来た取引先の担当者や顧客を宿泊先のホテルに送って行って別れる時は、「Please try to get some rest」と「Please」を付け加えると丁寧な形になります。

韓国語で「おやすみなさい」は?

韓国は儒教の国ですから、目上の人に対する礼儀作法や敬語に厳しいルールがあります。韓国の人とのビジネスシーンでは、ビジネスマナーに気を遣うことが必要です。

親しい人には「チャルジャヨ」

韓国語の「おやすみなさい」は「チャルジャヨ」です。「よく寝て下さい」の意味です。日本語の「おやすみなさい」英語の「Good night」と同じように、親しい人に使います。「チャルジャ」は「おやすみ」と同じ気軽な言い方です。

目上の人には「アンニョンイ ジュムセヨ」か「アンニョンイ ジュムシプショ」

目上の人には「アンニョンイ ジュムセヨ」と言います。「よくおやすみくださいませ」という意味合いです。さらにもっと尊敬を強調する時は「アンニョンイ ジュムシプショ」と言います。重要得意先・重要取引先の役職者には「アンニョンイ ジュムシプショ」と言うことをオススメします。

なぜ敬語を使わなくてはいけないの?

dogs-2200676_960_720親しい仲間

敬語の使い方のルールを知らないと、敬語を正しく使うことはできません。敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種類(厳密には5種類)あって、シーンによって使い分けます。とても面倒ですよね。「なぜ敬語を使わなくてはいけないのか?」という質問が、サイトには多く寄せられています。

もちろん、「敬語の使い方」や「○○の敬語は何か?」という質問や「挨拶の仕方」「お礼の言い方」などの敬意表現の方法についての質問も多く見かけます。質問に対する回答もベストアンサーだけでなく、投稿の記事もいろいろあります。面倒くさいと思いながらも関心が高いのは、敬語は現代の社会でも必要とされているからです。

[敬語が現代社会でも必要とされる理由]

世の中にはいろいろな人がいます。敬語とマナーは社会の潤滑油です。人と人がうまく接することができるようにしています。

①人との違いを埋める

学校を卒業して企業などに就職すると、ビジネスでいろいろな人と接することになります。ビジネスシーンでは、年上の人・年下の人や地位の高い役職者・自分より下の役職者や重要な取引の相手・社内の人などいろいろな違いのある人を相手にします。敬語という相手に対する尊敬や配慮を表現している言葉を使うことによって、人の違いを埋めることができます。

②相手に尊敬と配慮を伝えて、良好な人間関係を築く

敬語は、相手と相手に関係している人たちや所属機関(役所・企業・団体など)に自分の尊敬と配慮を伝える言葉です。ビジネスでは損得勘定が先に立って、人間関係がギスギスする可能性があります。敬語を正しく使うことで相手の気持ちやその場の雰囲気を和らげることができます。敬語は人間関係のクッション言葉です。

敬語とマナーは間違えると逆効果

敬語とビジネスマナーで人間関係を良好にして、取引や仕事を巧く進めることができます。ただし、正しい使い方をしないと、逆効果になります。

ビジネスでは取引の相手と食事をすることもあります。食事のマナーが悪いとせっかくのご馳走がだいなしになります。相手は不快になり、仕事の話もスムーズに進みません。料理人にも失礼になります。

ビジネスシーンでは「お礼」を言うことも大事なビジネスマナーの1つです。でも「お礼コメント」が間違った敬語だらけだったら、感謝の気持ちが伝わるどころか、相手を不愉快にして怒らせるだけです。何かコメントする時も敬語に気を配るようにします。

③社会人として信用度を高める

敬語を正しく使うと、社会人としてビジネスマンとして信用度が高くなります。きちんとした言葉遣い・正しい敬語で話しビジネスマナーに従って行動する人は、上司にも取引先にも良い印象を与え、信用されます。上司の評価が高くなります。

就職や転職の面接では、敬語を正しく使い分けてビジネスマナーに従って振る舞うことをオススメします。

④コミュニケーション力が高くなる

敬語を正しく使うと、相手に自分の敬意がきちんと伝わります。「この人は敬意を払っている」とわかると、難しい内容の取引の話でも相手は真剣に聴きます。上司や先輩に自分の意見・提案・主張を伝える時も、上司や先輩に尊敬の気持ちを持っていることがわかれば素直に耳を傾けてくれます。

話す内容が良くても、敬語の使い方が間違っていると相手は腹を立てて、素直に聞いてくれません。敬語を正しく使うと、コミュニケーション力が高くなります。

⑤日本語は敬語に助けられている

日本語は曖昧な表現を得意とする言語です。現代文でも主語がはっきりしないことが、よくあります。敬語を使うことで、行為・動作の主体がだれかわかります。「源氏物語」など古典文学では、敬語によって主語がなくても意味がわかるようになっています。

日本語は敬語に助けられて、曖昧で上品な表現ができると言えます。

[敬語はシーン別に使い分ける]

敬語は「相手がだれか」によって使い分ける必要があります。ビジネスシーンでは、相手が取引先や重要顧客や初対面のお客のこともありますし、社内の上司・先輩・同僚・部下のこともあります。自分独りでお客に応対することも、上司・部下と一緒に応対することもあります。シーン別に尊敬語や謙譲語の使い方が変わります。

普段からいろいろなシーンや状況を設定して、シーン別や状況の別に敬語を正しく使い分ける練習が必要です。ドラマや映画が場面や状況を設定する参考になりますよ。

[敬語を学ぶ方法は?]

正しい敬語の使い方やビジネスマナーを勉強する方法は、専門家の講義を受けることがベストです。マナー講座やビジネスマナー研修に出席して、マナー術や言葉遣いを身につけます。

女性には樋口智香子の「愛されマナー術」がオススメです。専門家プロファイルで、敬語やビジネスマナーの研修会を見つけることもできます。男性に合う講座があります。

敬語の使い方やビジネスマナーの研修を受けていると、就職活動はもちろん転職する時にも有利です。転職エージェントにも良い印象を与えますから、優良な転職先を紹介してくれます。

日常生活でも敬語を使う習慣をつける

研修や講習会の他にも、敬語の正しい使い方を身につける方法があります。日常生活でも、年上の人や目上の人に敬語を使うようにします。学校の先生や習い事の先生には敬語で話し、家で先生の話をする時も敬語を使います。親戚や近所のお年寄りにも敬語で話します。

子供の頃から目上の人に敬語を使うようにしていると、社会人になってから苦労しません。学生さんは就職活動を始める1年ほど前から、普段でも敬語を使うように心がけます。友達同士で敬語の使い方をチェックし合うのも良い方法です。

英語にも敬意表現はある

ビジネスシーンでは英語が必要になる可能性が大です。「英語には敬語はない」とよく言いますが、英語にも敬意を表す言い方があります。ビジネスで英会話を勉強する時は、ビジネス英語の専門家に習うことをオススメします。

学校では、名前を尋ねる時は「What is your name?」と習いましたよね。これは「おまわりさん英語」です。「おまえの名前は何だ?」です。「May I have your name?」と言えば、「お名前を伺ってもよろしいですか?」になります。何か依頼する時は「please」よりも「Would you~?」「Could you~?」「would you please ~?」が丁寧です。他にも丁寧な言い方・敬意を表す言い方があります。

まとめ 「おやすみなさい」の敬語を正しく使おう

「おやすみなさい」は就寝前の挨拶です。出張や社員旅行で、上司・先輩など目上の人に違和感なく「おやすみなさい」と言う人が少なくありません。敬語と思っている人もいます。しかし、「おやすみなさい」は「やすめ」という命令形です。敬語ではありません。

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」があります。会社の上司・先輩や取引先など目上の人の行為・動作・態度を表現するのが尊敬語です。相手側を持ち上げて自分の行為や動作をヘリ下って表現するのが謙譲語です。丁寧語は上品で美しい丁寧な言い方です。

「おやすみなさい」の尊敬語は「お疲れさまでした」「お疲れ様でございました」「遅くまでありがとうございました」「おやすみください」「おやすみくださいませ」です。上司など目上の相手が「おやすみ」「おやすみなさい」と言ったら、「お疲れさまでございました」「遅くまでありがとうございました」などと返します。

「おやすみなさい」の謙譲語は「お先に失礼致します」「やすませて頂きます」です。目上の相手より先に就寝する時は、「お先にやすませて頂きます」と挨拶します。

ビジネスシーンではいろいろな人と接します。敬語を正しく使いビジネスマナーに従って接すると、相手に自分の尊敬する気持ちや配慮が伝わります。相手に良い印象を与えて、コミュニケーションがスムーズになります。良好な人間関係を築くことができます。

敬語の使い方やビジネスマナーを勉強するには、研修や講習会に参加することがオススメです。また、日常生活でも敬語を使うようにすると、自然に身につきます。

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