忍耐力が強い人の特徴を知ろう!ない人の原因と鍛える方法も紹介!

何か新しいことを始めたり、極めようと考えているのに、中々続けることができないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

特に、どんなに好きなことや、熱中している活動があったとしても、周りと違ってなぜかなかなか続けることができずに、自分は忍耐力がないのではないかと思っている方もいるかと思います。

この記事では、すぐに諦めてたり、止めてしまう方に対してどのようにすれば続けることができるのか、忍耐力を身につけるためにはどうすればいいのかをご紹介していきたいと思います。

忍耐力がある人って一体どういった特徴があるの?

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忍耐力を身に着けたいと思っていても、一体忍耐力とはどういったもののことを言うのか、具体的に説明するのは難しいという方も多いのではないでしょうか。

もちろん頭のなかで理解していれば十分ですが、具体的にこのようになりたいといったものが合ったほうが、よりそれに近づく努力をすることは簡単ですよね。

特にこういった抽象的なものの場合には、きちんと自分の願いを考えていくことが大切です。

それでは一体忍耐力がある人とは一体どういった特徴があるのかということを見ていきたいと思います。

目標に対して常に正しい距離感で判断することができている

試験があったり、重要なプレゼンがあったりすると、それに対してやらなければいけない計画を把握したり、ポイントをリストにする方も多いかと思います。

しかし、最初はとてもやる気があって積極的に取り組むことができていたのに、気がつくとやる気がでずに結局本番は準備不足のまま行ったという経験があるかたも多いのではないでしょうか。

その反対で、忍耐強い人の場合はトラブルなどが起こってもそれを見越した上できちんと対処していくことができます。何をしないといけないのかをしっかりと理解することができているため、本番直前に焦ることなく、十分な余裕をもって準備することができます。

また、あまりにも早く準備を終わらせることなく、自分のストレスにならない我慢できる程度の忙しさに調整することができるので、常に飽きずに投げ出すことなく頑張ることができると言われています。

自分に確固たる自信を持っている

大変なことをやっていた時に、自分のせいではないトラブルや、事故に巻き込まれた時に普通の人は、自分のせいではない変化のせいだからと思考を変え、その問題に向き合うのを諦めてしまう事が多くあります。

特に、頑張っていたものであればあるほど、突然自分の努力が失われてしまったため、やる気をなくしてしまいます。

しかし、忍耐力が強い人の場合にはそういったトラブルが起こったとしても、基本的に自分のやっていることに責任を持ち、途中で投げ出すことはありません。それどころか、自分がやらなければいけないと考え、より頑張ることができます。

また、辛いことがあったとしても、自分の力を信じ、自分には能力があると認めることができるので、途中で投げ出すことなく、成功するまでチャレンジを続けることができます。

他人に対して許すことができる範囲が広い

忍耐強い人は、自分に自信があるのに加えて、自分以外の人に対しての許容範囲が広いと言われています。そのため、他の人が失敗したとしても、責めることなく、黙々と事後処理を行います。

環境が自分には合っていなかったとしても、それに対して不平不満を言うことなく、自分がやるべき内容をしっかりと成し遂げることができます。また、自分以外のことに対して不満を持つことが少ないため、その分のエネルギーを良い方向に向けることができます。

忍耐力がない人の原因とは?

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何をやっても諦めてしまったり、投げ出してしまったりと、周囲の人達から忍耐力がないと言われてしまうと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、本来であれば、きちんと自分が与えられたことを真剣にやることができるのに、どうして諦めてしまうのか、原因が分からずに困っている方もいると思います。

そんな方々のために、忍耐力がない人は一体どんな部分が原因なのかを見ていきたいと思います。

ありのままの自分に自信がないから

忍耐力がない人の場合、小さい時はもっと熱中して物事を行うことができたという方もいるかと思います。そういった方の場合、大人になるに連れてなぜか忍耐力が薄れていったと思っているかもしれません。

しかし、決して忍耐力が薄れた訳ではありません。小さい時は、何か自分がやりたい事に熱中していました。やりたくないことであっても、両親や先生が褒めてくれることが嬉しくて頑張ってやったという方もいるかと思います。

しかし、小さい時に、自分がやった内容を褒めてもらうことができなかったり、どんなに頑張っても自分のやったことを受け入れてもらえずにいると、どうしても熱中しても、それに対して対価を受けることができないと考えてしまうようになります。

そうなると、社会人になっても企業の中で、自分がやりたくないことに対しては、そこまでやらなくて、そこそこでいい、ここで頑張ったとしても褒めてもらえず辛い思いしか味わえないのであれば止めておこうと考えてしまうようになります。

そのため、熱意を持てず、色々なことに次から次へと手を出すようになります。

周囲からの言葉や態度によって影響を受けているから

自分に自信がない人も、忍耐力を持ちづらいと言われています。これはどういうことかというと、自分に自信がない人というのは、精神的に不安定で、周囲から受ける言葉などに流されやすいと言われています。自己評価が低いため、周囲の評価が自分の正しい評価なんだと思ってしまうからです。

そうなると、少しでも忍耐力がないなどと言われた経験があると、自分は忍耐力がないのだと思いこんでしまうようになります。そう思い込むと、何かうまくいかない状況があるとすぐに自分は忍耐力がないから諦めるしかないと続けることができなくなってしまいます。

また、そういった経験から更に周囲から忍耐力がないという事を言われるようになるので、自分の思い込みが激しくなるという負のスパイラルを起こしてしまいます。

自分の居場所がどこにもないように感じているから

自分に自信がないのに加えて、自分の居場所がどこにもないように感じてしまうと、忍耐力がないように思われることが多くあります。

これは、人と接するのが苦手だったり、どうしても人間関係を上手く構築することができない人の場合には、人がたくさんいる場所で落ち着いて行動を取れなくなってしまいます。もちろん本人は上手く交流をとりたいと考えていても、それを実際に行うことは難しい場合もあります。

そのため、特に周囲の人間関係が良い会社だったりすると、他の人同士では上手くやっているのに、自分は上手くその輪に入ることができずに辛くなって距離をとってしまうなど、長期間同じ職場に勤めることができなくなってしまいます。

そのため、この場合は忍耐力がない人柄というより、そう見えるだけであって、実際の問題は違う所にあるといえます。

忍耐力を鍛える方法は?

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一体どういったことが原因で忍耐力がないと言われるのか分かってきたという方も多いのではないでしょうか。しかし、原因がわかったとしても具体的にそれを乗り越える方法はどのようにすればいいのかは分からないところですよね。

途中で諦めないことを意識したとしても、長い間で形成されてきた自分の性格をすぐに変えるのは難しいのではないでしょうか。

しかし、そういった方であっても、小さなことを少しずつ変えていくことに寄って、最終的には忍耐力を身につけることができると言われています。それでは一体忍耐力が身につけるためにはどうすればいいのかを見ていきたいと思います。

ある行動に対して集中して習慣にまでできるようにする

忍耐力がないと言われる方は、自分がやると決めた物事に対して途中で諦めてしまう特徴があります。人はだれでも、やる事が難しかったり、やりたくないものだと先送りしてしまい、結局やらないまま終えてしまいます。

しかし、それを防いで忍耐力をつけるためには、まず自分で決めた物事に対して諦めずにやることが大切になってきます。

その時大切なのは、最初から一日5時間勉強するなどといった無茶な目標をたてるのはおすすめしません。まずは、習慣にできるような、誰でもできるけれどもこれまですることが難しかったことから始めるようにしましょう。

学生は、家に帰ったら勉強机に座るということから、早起きを続けていきたい方は、アラームがなったら起き上がって正座をしてみるなど、自制心を持てる小さいことなら毎日続けることができます。

毎日続けると、やらないとだんだん気持ち悪くなるほどその行動が身近なものになってきます。そうなってきたら、次の少し難しい行動が習慣になるようにしましょう。もちろんこれらを習慣化するのにはある程度時間がかかるし、それまでに諦めそうになるときもあると思います。

しかし、また精神面で諦めそうになったら行動のハードルを下げたり、アクションが少なく行えるように工夫をするなど、続けやすい環境にすることができるようにしましょう。

自分に言い訳をして途中でやめないようにする

習慣化して、毎日続けることができるようになったり、諦めずに続けることができるようになったとしても、トラブルが合ったり、環境が変わるとすぐに止めてしまうという方もいるかと思います。

これは仕方がないことなのですが、トラブルなどが起こると言い訳をして、その日から止めてしまうのは問題です。言い訳をしてしまったら、どんなことがあっても、逃げ出すことができてしまいます。そうなると、何もなかったとしても今日は気分が乗らないからと結局逃げ出してしまいます。

そうならないためには、言い訳をしそうになるときには、一体何が本当の原因なのかをしっかりと考えるのがコツです。原因が分からないものに対しては、曖昧に言い訳をすることができるので、逃げやすくなります。

しかし、その問題に対してしっかりと向き合えるようになれば、解決法を考えたり、それを避けることができたりと、いろんな工夫をすることができます。自分一人で解決できそうになかったら、他の人を頼ることもできるようになります。

また、他の人を巻き込むことで、責任感を持てるようになり、結果的に投げ出すこともすくなくなります。

きちんと定期的に休むようにする

忍耐力をつけるためには、毎日頑張らないといけないと考えている方もいるのではないでしょうか。もちろん毎日続けることは重要になります。

しかし、毎日頑張りすぎて、気を張っている状態が続いてしまうのはおすすめしません。特に、自分が普段頑張れる範囲よりも多くの部分をしている場合には、そういった事は難しくなってしまいます。

集中して頑張るのはもちろん必要なことです。しかし、いつもそうやっていると、いつかは疲れ切って頑張ることができなくなってしまったり、緊急事態に思うように対応することができなくなってしまったりすることがあります。

そのため、毎日何かしらのガス抜きをしたり、定期的にゆっくりと休暇をとることも忍耐力をつけるためには、大切なことです。

毎日、夜寝る前には、自分が好きな紅茶とチョコレートでリラックスしたり、休日はゆっくりと温泉を楽しんだりと、少しの安らぎを得ることで、また頑張ることができるようになります。

きちんと定期的に休み、また頑張るチャージをするようにしましょう。

恋愛関係でも忍耐力が必要って本当?

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仕事や勉強をするのに忍耐力が必要なのは、なんとなくイメージがつきますよね。あまり好きではない相手と接する時に、忍耐しないといけないというのは誰しも思っていることだと思います。

しかし、実は恋愛にも忍耐力は必要だと言われています。どんなに好きだとしても、恋人は自分ではない存在なので、どうしても分かり合えない部分や、環境が違う部分があります。その時に、辛抱強く対応できるかどうかで、その後の付き合いは変わってきます。

それでは一体恋愛関係にはどのような忍耐力が必要なのか、また、どういった時に必要なのかを見ていきたいと思います。

付き合っていない時には相手の気持ちを思いやる忍耐力が必要

片思いをしている時や、相手が本当に自分を好きなのかどうか分からない時は、どうしても自分の好意を受け止めてほしいと様々なアプローチをかけますよね。

しかし、毎晩電話をしたり、メールを頻繁に送られても、仕事などが忙しくてどうしても返すことができないと言う場合があります。そうなってくると、自分の都合だけで行動する自分勝手な人間だと思われてしまいます。

また、あまり連絡をとるのが好きではなかったり、苦手な人にとっては、どんなに返信が遅かったとしても、催促するのではなく、それを受け入れることが必要です。

そのため、自分の思い通りにいかなかったとしても、相手の気持を思いやって受け入れることができる忍耐力が必要になってきます。

付き合っている時には自分以外の人間関係があることを忘れてはいけない

付き合っている間にも、油断をすることはできません。特に、最初の頃は自分と相手の関係しか受け入れることができずに、相手の交友関係を見張っていたいと考える方もいるかと思います。

もちろん恋人なので、自分を優先してほしいという気持ちは仕方がないことなのですが、今後の事を考えたり、恋人の社会環境を考えた上で、そのような束縛をするのは非常によくないことです。

自分だけが我慢していると思うのではなく、自分も友人と仲良くしたり、家族との関係を深めるなどして、恋人の事を束縛するのではなく、意志を尊重して、少しくらいかまってくれなくても我慢することが大切です。

夫婦になってからが本当に忍耐力が試される

見事夫婦関係になったからといって、一切忍耐をしなくてもいいというわけではありません。特に一緒に暮らすようになると、これまでは知らなかった習慣などが見えてきてしまうため、許せないことなどがでてきてしまいます。

しかし、そんな時に一方的に怒るのではなく、忍耐して、辛抱強く向き合うことが大切です。面倒くさいと思うこともあるかと思いますが、しかし、それを2人で乗り越えていくことで、幸せを感じることができます。

まとめ

人間関係

忍耐力がないというのは、根気強い訳ではなく、夢や目的を実現することができない可能性が高いと考えられがちだと思います。

しかし、忍耐力がないタイプという訳ではなく、ただ、意志を持ち続けることが難しかったり、忍耐力を持つ練習不足だったりと、経験を積むことでカバーすることもできます。

そのため、まずは、自分自身に対する印象を変え、自分は忍耐力を持つことができるのだとかんがえるようにすることから始めてみましょう。

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