寄生虫って人間にも感染するの?種類や症状、予防法を理解しよう!

みなさんは、寄生虫についてどれほど知っているでしょうか。寄生虫は目に見えるものから目に見えないものと多種多様で、人間に寄生しても無害な虫や、最悪死に至るような恐ろしい虫も存在します。

今日は、寄生虫にはどのようなものがいて、どのように感染し、寄生虫が人間の体に入った場合に人間の体にどのような症状が出るのか、寄生虫を体に入れないための対策についてお伝えしようと思います。

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寄生虫とは

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寄生虫とは、人や動物の体表、及び体内に寄生して、生存している生物の総称です。寄生虫は、人間等に帰省することによってのみ生きていくことができるのですが、寄生虫の中には、人間の体に害をなす寄生虫も存在します。

寄生虫の分類

では、寄生虫にはどのような分類がされているのかを説明します。

人間を寄生主とするもの

人間に寄生する寄生虫は、世界中に存在するのですが、現在判明しているのは約200種類ほどで、そのうち日本に存在するのは約100種類とされています。そして寄生虫には、その分類として原虫と蠕虫が存在します。

原虫は単細胞生物の総称で、肉眼でその存在を確認することは困難です。それに対して蠕虫は多細胞生物の総称で、比較的大きな虫を指します。

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人間に寄生する寄生虫の種類と、寄生した場合の症状

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では、人間に寄生する虫と、寄生された場合に生じる体の症状について説明します。

有鉤嚢虫

有鉤嚢虫は人間の脳に寄生する寄生虫です。有鉤嚢虫はサナダムシの一種の幼虫のことで、主として、この虫の卵を有するとされる豚の糞から、何らかの形で人に侵入することで、寄生されてしまいます。そして、体内に入った有鉤嚢虫は、人間の脳に到達し、脳を食べながら成長します。

有鉤嚢虫が大量に人間の脳に寄生すると、脳が損傷を受け、記憶障害、失明、言語を話すことができなくなったりといった症状が出てきて、最悪の場合死に至るといわれています。

エキノコッカス症

エキノコックス症は、主としてキツネやイヌなどの糞にいる虫の卵が、水や食材を介して人間に寄生し発症します。液のコックス症を発症させる虫は、人間の肝臓を好み、寄生します。

この寄生虫に寄生されても、肝臓が沈黙の臓器といわれる所以ですが、自覚症状ほとんどありません。しかし、エキノコックスは肝臓を食べ続けます。そして、長い方で30年ほど経過すると、上腹部の不快感といった自覚症状が生じます。

しかし、自覚症状が生じた段階では、寄生したエキノコックスは肝臓を食べ散らかしていますので肝臓はボロボロな状態になります。そして、肝臓がボロボロになり、肝臓の分泌液が体内に循環する結果として、最悪死に至る恐れがあります。

トキソプラズマ症

トキソプラズマ症とは、単細胞の寄生虫であるトキソプラズマ原虫が寄生することで生じる感染症を指します。トキソプラズマ原虫が生息しているのは、生の肉や土等にもおり、比較的身近な存在であるといえます。

トキソプラズマ症を発症すると、リンパ節の腫れ、発熱、倦怠感、視界のかすみや喉の違和感といった症状が出ます。そして、重症化してしまうと、体の片側のみの脱力感、錯乱、昏睡、呼吸障害、臓器不全といった症状が現れます。

妊婦がトキソプラズマ原虫に寄生されると、胎児にも寄生します。胎児に規制された場合、免疫等に重度の障害が生じる恐れがあり、最悪の場合、流産や死産となってしまうおそれがあります。

トキソプラズマ症については、重篤化することは少ないため、治療を施す必要性は低いのですが、妊婦や免疫力の低下した方においては重篤化する恐れがあるので、血液検査のうえ、投薬治療が必要となる場合があります。

顎口虫症

顎口虫とは、日本全国に存在する寄生虫で、中部地方に多く見られます。そして、顎口虫に侵された魚等を食べることで顎口虫症を発症する恐れがあります。

顎口虫は、人間の皮膚の下を好み、この虫に寄生されると、寄生された個所が腫れあがり、炎症を生じさせます。

肝吸虫症

肝吸虫症とは、肝臓に寄生する吸虫によって引き起こされる症状を指します。寄生の経路としては、加熱不十分なウナギなどの淡水魚が挙げられます。

肝吸虫に寄生された淡水魚を加熱調理せず食した場合、人間の中に寄生し、1ヵ月ほどで成虫となり、寿命は20年ほどとされています。

肝吸虫症は、軽微なものであれば自覚症状がありません。しかし、大量に肝吸虫が寄生すると重篤化する恐れがあり、肝硬変等の病気を発症させる恐れがあります。

棘口吸虫症

棘口吸虫の成虫は人間を含むほ乳類の腸管に寄生している寄生虫です。人間への寄生経路は、食事によるものとされます。

少ない数の棘口吸虫の寄生された場合、症状はほとんど出ません。しかし、大量の棘口吸虫に寄生された場合、下痢、血便といった症状を生じさせます。

異形吸虫症

異形吸虫は腸人間の腸管に寄生する寄生虫です。そして、異形吸虫は、卵とともに便とともに排出され、それが魚類に捕食され、その捕食した魚類を人間が捕食することで、寄生虫の量が多くなります。

異形吸虫症は、寄生している虫の多さで症状が異なり、少ない場合は症状がでず、多い場合は、腹痛や下痢を伴います。ただ、異形吸虫の虫卵が体内で産み落とされ、それがリンパや血流に運ばれ、臓器に到達すると、栓塞を起こすおそれがあります。

大複殖門条虫症

大複殖門条虫は、その存在は確認されていますが、生態や感染経路は解明されていない謎の多い寄生虫です。しかし、海水魚に大複殖門条虫の幼虫が寄生し、これを人が捕食することで規制に至るというのが、多数意見とされています。

大複殖門条虫症を発症すると下痢、腹痛が伴うこともありますが、無症状のものもあり、その危険性が明確に確認されているわけではありません。

旋毛虫症

旋毛虫症とは、旋毛虫という回虫の一種が寄生して起こる感染症です。寄生の経路は、旋毛虫の付着した肉や魚の加熱処理が不十分なまま口にすることが挙げられます。

旋毛虫症を発症すると、初期症状として、吐き気、下痢、腹部のひどい痛身が生じます。そして、症状が悪化していくと、筋肉痛、や頭痛、倦怠感といった症状が出て、消化器官以外の臓器にも炎症を及ぼします。最悪致死に至る恐ろしい症状ですので、注意が必要です。

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寄生虫の感染経路

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では、寄生虫はどこから人間の体内に侵入するのかを説明します。

経口による場合

寄生虫の種類によって、その生息場所が異なるため、人間に寄生する経路は様々ですが、寄生虫の多くは、肉や魚といった人間の食事となるものが多いです。そのため、食事を食べることによって、寄生される危険が一番高いとされます。食文化の違いがありますが、日本人は刺身など、生の食品をそのまま食べる文化が根付いていますので、その分寄生の確率が上がります。

また、川の水にも、様々な寄生虫が生息しているので、山にハイキングに出かけた際に、湧水等を飲んで寄生虫に寄生される、といったことがあります。

虫さされによる場合

経口による寄生の次に挙げられるのは、昆虫にさされることで寄生されることが挙げられます。その代表的な媒介となる虫は、蚊、ハエ、ノミ、ダニといった虫です

熱帯地方に生息する蚊等においては、デング熱やジカ熱といった危険な病気を誘発するものもあります。しかし、温暖化の影響で、日本国内でも、これらの寄生虫が存在できる環境となってしまったので、注意が必要となっています。

皮膚から寄生する場合

皮膚から直接感染する経皮感染も確認されています。この場合、山道等を肌を露出させて歩いた場合に付着、寄生されるという経路となります。

ですから、夏のハイキング等であっても、肌を露出させるのは極力避けるのが得策となります。

性交渉による場合

寄生虫の寄生場所は、虫の種類によって様々ですが、生殖器を住みかとする寄生虫が寄生していた場合、性交渉によって他方の体に感染する恐れがあります。

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寄生虫の予防法

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それでは、寄生虫が体に入らないようにするには、どのようなことを心がければよいのかを説明します。

手洗い

人間の手には多くの細菌や寄生虫がくっつきやすいです。仮に、自分の手を清潔に保っていたとしても、何かを触ったり、誰かと握手をするだけで、簡単に寄生虫がついてしまいます。

ですから、自分の手が綺麗だと思っていたとしても、食事前や調理前には手をしっかり洗いましょう。そうすれば、食材や食器に寄生虫が付着することを防いでくれますので、体内に寄生虫が侵入することを未然に防げます。

生食を控え、生水は飲まないようにする

生のお肉や魚を食す場合は、注意が必要です。調理のプロであっても、手洗い等の不徹底だったり、新鮮でない食材を用いることで、寄生虫が食材に付着する恐れがあります。

また、山奥の川の水、とくに湧水については、飲むのを控えてほしいです。湧水等がある山奥には多くの生物が生息しており、その動物たちの糞が湧水に流れ、中にいた虫の卵が水を介して人間の体に侵入することもあります。ですから、山をハイキングするときは、飲料水を持参し、それ以外は飲まない要することをお勧めします。

生肉等に付着している寄生虫は、加熱処理をしっかりすれば死滅します。ですから、生肉を調理する際は、中までしっかり火を通すことを心がけてください。また、食材を冷凍することで、食材に付着していた寄生虫は死滅するので、気になる方は冷凍保存をすることをお勧めします。
また、野菜についている土にも寄生虫がいる可能性があるので、調理する際は、土をしっかり洗い流してから調理をしましょう。また、洗っても寄生虫が気になる、という方には、野菜の皮をむけるものは向いて使用することをお勧めします。皮をむけば、皮に付着した寄生虫を食べなくて済むので、安心感が増すと思います。
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まとめ

寄生虫とは、宿主に寄生することでしか生きていくことができない虫の総称で、単細胞生物としての原虫、多細胞生物としての蠕虫が存在します。

寄生虫が人間の体に寄生すると、虫の種類によっては、脳や肝臓に寄生し、これらの臓器を食べ散らかし、最悪死にいたる場合があるほか、腹痛や下痢といった、食あたりと似た症状が出る場合もあります。

寄生虫の感染経路は、多くが経口感染であり、これを防ぐ方法として、手洗い、食材の加熱の徹底等が挙げられます。

寄生虫は、身近な所に存在しており、軽視していると、体に甚大な障害を生じさせる恐れがあります。ですから、手洗いや加熱処理といった、寄生を予防できる最低限の努力を怠らないよう心がけてください。

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