カンジダの自然治癒させる方法は?症状や原因についても!

カンジダ真菌は、人の身体にもともと存在している菌です。そのため、免疫力の低下や環境の悪さによって菌のバランスが崩れて様々な症状が出る事は、誰にでも有りうる事です。

とはいえ、症状の出る場所が場所だけになかなか病院に行くのに勇気が出ない事も多いかと思います。どうにか自然治癒できないか、改善の方法についてまとめました。

予防についての注意事項についても記載しているので、一度カンジダにかかってしまった方も再発予防のためぜひご確認ください。

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カンジダとは

細菌

まずは病気に触れる前にカンジダについての基本的な情報についておさらいしていきましょう。カンジダの情報から病気の症状や原因についてもここで紹介していきます。

カンジダって?

カンジダは酵母カビの一種です。

菌そのものに強い病原はありませんが、増殖すると様々な不調が現れます。カンジダ菌は口の中や消化管、膣に常在している菌なので、自動的に症状が出やすい場所が口の中や性器という事になります。

そのため名前だけ聞くと性感染症のイメージが強いですが、発生する場所が他の性感染症と似ているためにそのような認識がされているだけで、基本的にクラミジアやヘルペスなどの性感染症とは異なります。感染経路は主に自己感染で、女性の20%程がカンジダ腟炎を発症するといわれています。

カンジダ真菌は元々体内にいる菌なので普段は悪い影響を及ぼしませんが、免疫力が下がっている場合や薬の使用などにより身体のバランスが崩れている場合に菌が繁殖し、症状が出やすくなります。

特に女性には生理現象によってホルモンバランスや免疫力が落ちやすいことに加え、生理用品によっても膣内に雑菌やカンジダ真菌が増えてしまうことによって病気を発症しやすくなっています。

カンジダの症状

性器カンジダの代表的な症状は以下の通りです。

  • 膣や外陰部のかゆみ
  • 膣や外陰部の痛みや腫れ
  • おりものの量が増えるなど通常と異なる
  • 性交時の痛み
  • 膣からの異臭

上記に加え、カンジダ菌が増殖した時に発生するアンモニアなどの毒素の影響によって不定愁訴(めまいや耳鳴りなど)が起こる事があります。精神症状や倦怠感があるためにうつ病と勘違いされる事もあります。

皮膚カンジダの場合は患部が赤くなりかゆみや痛みが生じ、小さな水泡や膿みなどの炎症が見られます。また、口腔内に白班や皮のめくれなどの症状が起こる事もあります。

性器カンジダの判断の基準として、カンジダ症のおりものが非常に特徴的であるという点があります。膣カンジダ症の場合、おりものがカッテージチーズ状、ヨーグルト状で量は少量であるという傾向があります。また、かゆみが非常に強く、紅い斑点が出る事があるのも特徴です。

自覚症状が出にくく、知らないうちに炎症が広がってしまう場合もあります。男性との性交の際に、パートナーが異臭を感じ病気であることが発覚するケースもあります。

カンジダの原因

カンジダは外部から感染する事もありますが、多くは自分の体内にいるカンジダ菌が何らかの原因で繁殖して症状を起こしている事がほとんどです。この性器カンジダ症は特に男性よりも女性の発症確率が多く全体の4分の3の割合で発生するかなりポピュラーな病気です。

男性がかかった場合は、呼び名が変わる場合がありインキンタムシやカンジダ性亀頭包皮炎などと呼ばれます。

菌の増殖の原因は、前述の通り免疫力の低下や薬の服用です。具体例は以下の通りです。

免疫力

ストレスや病気の後、疲労が溜まっている場合に起こります。体調不良や過労やストレスのよっても発症の確率が上がってしまいます。

また睡眠不足によってもホルモンバランスが崩れたり、免疫力が低下してしまう可能性が強くあるため生活習慣のは十分注意しましょう。

抗生物質

抗生物質の服用は常在菌にも影響を与えます。普段存在している菌がなくなった状況でも、比較的抵抗力の強いカンジダ菌は生き残る事が多いためバランスが崩れて増殖する事があります。

抗生物質の他にもステロイド剤にも同じような効果があるので、このような薬を使用している時は特に注意しましょう。

ピルの服用

膣内はホルモンの影響を受けて常に酸性の状態に保たれているため、普段はカンジダ菌などの常在菌などが増殖することはありません。しかし、ピルの服用によりホルモンバランスが崩れることで膣の自浄作用が低下するため菌が増殖してしまいます。

また、その他にもピルの服用によってホルモンバランスの変化が引き起こす症状は多岐にわたります。ひどい場合は頭痛や吐き気やうつ症状なども引き起こすため注意が必要です。

体に合う合わないがあるので、合わない人はなるべく避妊を行うときのピルの使用は避けましょう。

環境

カンジダ菌は多湿で不潔な環境で増えやすいので、汗で蒸れた場合などに菌が増殖しやすい環境となってしまう場合があります。

特に蒸れやすい素材の下着や生理用品を使用している時などは、多湿の状態になることに気をつける必要があります。

時々換気をするなど、多湿で菌の発生しやすい環境になることを避けましょう。

その他

清潔にしておくべきではありますが、膣洗浄剤を必要以上に用いると自浄作用を低下させる事があります。入浴時にあまり膣内を洗浄しすぎる行為は、カンジダ症を悪化させるため注意しましょう。

その他にもピル以外の避妊方法でコンドームを使用することでも、使用方法によっては菌を増やしてしまう場合があります。長時時間異物を膣内に留めておくことはしないようにしましょう。

妊娠中

また、妊娠中の人もホルモンバランスの変化によりカンジダ症を発症するケースが多いです。膣内は常に殺菌のために強い酸性状態を保っていますが、妊娠するとこの膣分泌液がアルカリ性に傾きます。そのことによってカンジダを含む様々な菌が繁殖しやすくなるためにカンジダ症を引き起こしやすくなります。

この状態を放置しておくと、産まれてくる赤ちゃんにも影響があるため、早めに治療を行うことが必要です。

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カンジダの治療について

治療法

カンジダの治療は病院で受ける事ができますが、軽症であれば自然治癒が可能です。また再発のケースが多い病気なのでこれらをすることで予防法にも繋がります。

基本の治療方法

カンジダの治療法は、薬によるものになります。膣剤、膣錠、軟膏、クリームなど外側から塗るものに加え、経口錠を用いる場合もあります。約一週間治療を行い、完治しない場合は追加の治療や検査が必要になります。

再発した人に限っては市販薬での治療が可能です。初めてかかった場合には病院を受診するよう指導がされています。

 自然治癒の方法

カンジダは免疫力が低下しているときに発症する病気なので、免疫力が元に戻ると自然に治癒する事があります。特に軽度であれば生活習慣で自然治癒を目指す事が可能です。自然治癒を目指す場合に気をつける点は以下の通りです。

栄養バランスを整える

カンジダ菌はカビの仲間でありながら、イースト菌の一種でもあります。カンジタ菌は糸状菌と酵母の両方の性質を持っているのです。その為、カンジダの増殖のために避けたい食品と免疫を上げるために積極的に取り入れたい食材の二種類を挙げることが出来ます。

避けたい食材は、カンジダの栄養になる可能性のある小麦製品や砂糖を多く含んだしょ食品やじゃがいもなどです。砂糖やデンプン質の穀物はカンジダ菌の餌になってしまうため、極力控えたほうが良いでしょう。

逆に身体の免疫力を上げることで菌の増殖を止める効果のある食品としては、大豆製品やヨーグルトなどが挙げられます。特に腸内環境を整えることは体全体の免疫を高める効果があるため、腸を特に健康に保つことが効果的でしょう。

睡眠を充分にとる

睡眠を十分取ることでストレスを溜め込まないことに加え、免疫をしっかり上げることも重要です。基本的に一日6時間から9時間の睡眠が適切でしょう。

特に重要なホルモンバランスを整えるためには、22時から深夜2時までの時間の睡眠がもっとも重要だと言われています。この時間にはなるべく、睡眠が取れているようにしましょう。

適度な運動

適度な運動をすることで、ストレス発散の効果を得るとともに、代謝によってデトックス効果も得ることが出来ます。体内の毒素を尿の他に汗によって体外に出すことによって、免疫力をぐんと上げることが出来ます。

カンジダを発症することで診察に行き、膣錠や膣剤を入れてもらい、その成分が運動によって流れ出てしまうのではないかと心配する人は多いですが、特に運動制限などは無いので、気にする必要はありません。

しかし、おりものが多くなるのでかぶれたり、蒸れすぎないように通気性の良いナプキンなどを使うようにしましょう。

通気性のよい下着を身につける

特にポリエステルやナイロン素材の下着は通気性が悪く、蒸れやすい特徴があるので注意しましょう。特に湿気の多いシーズンなどはこれらの下着の着用は避けたほうが良いでしょう。

通気性の良い下着の素材はコットンやシルクなどの素材を選ぶといいでしょう。

陰部にはエクリン腺とアポクリン腺という二つの汗腺があるため、非常に汗をかきやすい場所になっています。その他にも、おりものや尿や便など雑菌を多く含んだ水分を多く分泌する部分なので蒸れによるトラブルが起きやすい場所です。トラブルが起きないように下着選ぶ際には気おつけておきましょう。

生理用品の使用は使用時間をきちんと守る

生理用品を長時間使うことによって起こるトラブルは非常に多くなっています。おりものが多いときでは2時間から3時間での取替が必要になってきます。長時間の使用、睡眠時でも8時間を超える使用は避けましょう。

別段ナプキンなども汚れていなくても、目に見えない雑菌が多く繁殖している場合がほとんどです。デリケートゾーンですので汚れていないからと言ってそのままにしておくような行為は避けましょう。

市販薬を使う

性器カンジダや腟カンジダの治療のために市販薬では、膣内に入れるタイプのものと外陰部に塗るタイプの薬が販売されています。

しかし、この市販薬は基本的に腟カンジダ症が再発した人用に販売されているものなので、初めて膣カンジダにかかった人は婦人科か性病科などの専門家での診察を受診するようにしましょう。

薬を使用する時は、まず手を洗剤できれいに洗ってから陰部に使うようにしましょう。

また男性は遊びでの夜の性交渉などによってのカンジダ感染の可能性が高くなります。男性の原因がカンジダである性病の場合は、同じように性器を洗いすぎてしまうことは症状を悪化させてしまいます。このカンジダ水虫と同じ原因菌ですので、水虫の薬で自己治療することが出来ます。病院に行くのが億劫な人は薬局でも販売しているカンジダに効く商品を探して購入しましょう。

自然治療の期間

これらの対応をする事で、大体二週間程度で治癒を目指す事ができます。

ただし、ひどいかゆみがある場合など重症の場合は放置する事で悪化する事があります。自然治療が短期で完了しない場合また、初めて症状が出た場合には、他の病気が原因でないかを確かめる必要があるので医療機関での診断を受けましょう。

また、カンジダ菌は常在菌のため、治ったと思っていても再び症状が現れる事があります。以上に挙げた対策は予防も兼ねていますが、明らかな症状がある場合は適切な治療や医師の指示を受ける事が大切です。

風邪のように簡単に免疫力が下がることで発症しやすい病気であり、軽視しがちですが長期間の症状や、症状の悪化は体全体の不調にも繋がります。間接的に不妊につながる事にもなりますし、パートナーへの感染の可能性もあるので注意しましょう。

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カンジダを放置する事による危険性

滑る

軽症のカンジダであれば自然治癒する事がありますが、安易な自己判断により他の病気を見逃してしまう・重症化してしまうなどの可能性があります。似たような症状が出る病気についてまとめました。

他の病気の可能性

カンジダなどの性器に関する病気は自覚症状が似ている場合が多く自分での判断が難しいという特徴があります。その他の似ている病気について紹介していきます。

おりものに異常が現れる病気

・膣トリコモナス症

真菌ではなく原虫が性器内に入り込んで起こる炎症です。泡沫状で量が多い・悪臭を伴うおりものが出るのが特徴で、排尿痛が起こる事もあります。骨盤内での炎症や、早産の原因になる場合があります。

・細菌性膣炎

雑菌によって膣内が炎症を起こしているもので、この病気も性感染症ではありません。おりものの色が灰色になるのが特徴です。予防などについてはカンジダ膣炎に近く、生活習慣の改善や清潔な環境が重要となります。まれに雑菌により中毒を起こし熱や吐き気を伴う場合があります。

・子宮頸管炎

頸管の粘膜で炎症が起こる病気です。出産した事のある女性では60%が掛かった経験を持っているといわれる程よくある病気です。薄い黄色で粘性のある膿性のおりものが特徴です。単独で起こる事はあまりなく、膣炎などから広がって起こっている事が多く見られます。

かゆみが現れる病気

・性器ヘルペス

ヘルペスウイルスによる感染症です。免疫が弱っている時に掛かりやすい性感染症で、水ぶくれがつぶれてひりひりとしたむずがゆさを感じます。一度かかると再発しやすい病気です。

・接触性皮膚炎(かぶれ)

下着などによるかぶれで起こるかゆみです。皮膚のかゆみなので菌や真菌による炎症で起こるかゆみとは異なり、表面のかゆみが主な症状です。

カンジダの悪化

カンジダである事が明らかであって、さらに軽症であれば自然治癒も可能ですが、免疫機能が低下している人の場合カンジダ菌が広がって血液や身体の組織にまで広がり、全身性カンジダ症を起こす事があります。

全身性カンジダ症に掛かると、発熱や悪寒に始まり昏睡や幻覚など精神状態の異常や高熱、重度の頭痛を引き起こす事もあります。通常であればここまで悪くなる事は珍しいですが、先天的に免疫力の低い方や病気の治療中の方、高齢者の方などでは注意が必要です。

また、カンジダ菌が生産する酵素は免疫に役立つ物質を破壊してしまいます。そのため免疫力の低下を招き、どんどん悪化する事もあり得るのです。

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まとめ

陰部のかゆみがある場合やカンジダが疑われる場合、性感染症だと思ってしまい医療機関に行きづらいという方も多くいらっしゃるかと思いますが、カンジダは性感染症ではなく誰でもかかる事のある病気です。

医療機関での治療を受ければ早めにきちんと治る病気ですが、放置していると子宮や尿道に雑菌が広がり、不妊の原因になる場合もあります。また、妊娠を考えている方の場合、産道を通る赤ちゃんのためにも早めにきちんと治しておくべき病気です。

自然治癒を目指すというよりは、普段の生活習慣に気を配って免疫力を高め、発症しないよう心がけるようにしましょう。

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