爪が剥がれるのは病気?原因や処置法を知って再生しよう!

まるで手先を保護してくれるかのように、指先に付いている爪。ネイルなどで楽しむものの、日常生活の中で、とくに爪に注意を払って過ごすことは、あまりありません。

そのせいか、思わぬときに足の指をぶつけたり、爪をどこかにひっかけてしまい、爪が剥がれてしまうことが、まれにあります。想像しただけでも、思わず顔をしかめてしまいたくなりますね。

また、外的要因だけではなく、病気の症状として爪が剥がれてしまうこともあるようです。そこで、ここでは、爪が剥がれるさまざまな原因と、もし、爪が剥がれてしまったときの対処法をご紹介いたします!

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爪が剥がれる原因

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爪の重要さについては、あまり知られていないようですが、指先には骨が途中までしか通っていません。爪があるおかげで、力を指先まで入れることができ、「物をつかむ動作」や「歩行」などが、可能になるのです。

このように、私たちの普段の行動に、欠かすことのできない爪が剥がれてしまうとき、どのような原因があげられるのでしょうか。いろいろな原因がありますが、代表的なものを、いくつか見ていきましょう。

外的要因

これは、爪が剥がれる最も一般的な原因と言えるのではないでしょうか。何かの拍子で爪がどこかに引っかかったまま、強い圧力が加わったり、強くぶつけた衝撃で、爪が剥がれてしまうことがあります。

強い痛みを伴いますが、数分すると痛みは引いていきます。剥がれた部分に雑菌が入ると、化膿する場合があるので、適切な処置が必要です。

乾燥

マニュキアやジェルネイルなどが、爪をもろくする、ということを聞いたことがある人もいるかもしれません。しかし、厳密には、マニュキアが爪に悪影響を及ぼすと言うより、それらを落とすときに使う除光液が、爪を乾燥させてしまうため、爪をもろくさせてしまうのです。

爪が乾燥すると、もろくなるだけではなく、割れたり、剥がれたりして、重症化してしまう場合もあります。

皮膚感染症・皮膚炎

皮膚感染症が原因で爪が剥がれてしまう場合、カビの一種であるカンジダ酵母菌感染が原因となるケースが多く見られます。

カンジダ酵母菌に感染すると、爪が部分的に変色・変形します。さらに、症状が進行するにつれて、爪の厚さが増し、もろくなり、先の方から爪が剥がれていきます。水虫(爪白癬)と併発したり、水仕事をする人にも感染しやすいと言われています。

また、感染症にともない、爪の周りの皮膚が炎症を起こす「爪周囲炎」が発生する場合があるのですが、このような皮膚炎もまた、爪が剥がれる原因になります。

詳しくは、糖尿病は完治する?症状や治療方法について!を読んでおきましょう。

糖尿病

糖尿病の初期症状として、爪に変化が現れる場合があります。糖尿病になると、血管が劣化するため、十分な栄養素を身体の隅々まで送り届けることが難しくなってきます。すると、まず、爪に変化が現れるのです。

爪が分厚くなったり、巻き爪になる、硬くなるといった症状が見られ、これらを放っておくと、爪が剥がれるだけでなく、ひどい場合には爪が壊死する可能性もあるのです。

見た目の症状から、水虫と間違えやすいのですが、糖尿病の疑いが少しでもある場合で、このような症状が見られたら、すぐに病院へ行きましょう。

手足口病

手足口病とは、ウイルス感染によって、口内や手足に水疱性の発疹ができる病気です。夏に感染のピークを迎え、大人も感染することがありますが、主に5歳以下の子供を中心に感染するのが特徴です。

手足口病に感染し、症状が治まってくると、その数週間後に爪がポロッと剥がれてしまうという症状が出ることがあります。痛みを伴うことは、ほとんどありませんが、細菌感染などには十分に注意が必要です。

また、そのままにしておいても、自然に新しい爪が生えてくるので過度な心配をする必要はありません。詳しくは、手足口病はうつるの?症状や潜伏期間についてを参考にしてください。

薬剤

ある特定の薬を服用することが直接的な原因となって、爪が剥がれる場合もありますが、薬の成分によって、爪が紫外線に過敏に反応するようになり、光を浴びることで爪が剥がれるといったケースが多いようです。

有名なものだと、テトラサイクリン系の抗菌薬や、低用量ピルなどがあげられます。このように服用した薬が原因の場合は、医師へ相談してください。

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爪が剥がれたときの対処法

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爪が剥がれてしまうと、患部の見た目の印象から、驚いて慌ててしまいます。しかし、身体が健康で、栄養素を隅々まで送り届けていれば、必ず新しく再生するので、大丈夫です。

大切なのは、「剥がれたときに、どう対処するか」ということです。剥がれた場所に雑菌が入ると、患部が化膿して、後々大変なことになります。まずは落ち着いて、適切な処置を行いましょう。

爪の一部が剥がれた場合

爪そのものには痛みを感じる神経は通っていませんが、爪の土台となる「爪床」と呼ばれる部分には多くの神経が集まっているため、指をどこかにぶつけて、爪が剥がれると出血とともに強い痛みを伴います。

しかし、剥がれたのが「爪の一部」であり、損傷面積が広くなければ、病院へ行かず、自宅で自然に治るのを待つこともできます。

まず、患部を十分に水で洗い流します。次に清潔なガーゼで消毒をしたら、グラグラしている部分や、剥がれてしまった爪を指に固定し、包帯で巻いていきましょう。剥がれた爪が、再度、爪床にくっつくことはありませんが、数か月ほどかけて、爪は新しく生まれ変わります。

このように固定しながら、新しい爪が損傷部分を上へ押し上げてくれるのを待ちましょう。こまめに消毒をし、常に清潔に保つことが大切です。

爪が全部剥がれた場合

爪が全て剥がれてしまった場合、強い痛みと出血が見られます。この場合には、受診が必要です。剥がれてしまった爪と患部を、十分に洗い流し、剥がれた爪を爪床にのせ、包帯で固定させたら、病院へ向かいましょう。

一部が剥がれたときと同様、新しい爪が生えてくるのを待つしかないのですが、治療法の一つとして、爪床を保護するために、剥がれた爪を爪床に縫合する場合もあります。

一部が剥がれた場合と異なり、損傷面積が大きいので、菌に感染して化膿しないように、患部を清潔に保ちましょう。汚れた手で患部に触れるなど、言語道断です。また、このように外的要因で爪が剥がれた場合には、整形外科を受診しましょう。

病気によって爪が剥がれた場合

この場合は、原因となる病気を治す必要があります。外科的要因ではなく、病気の疑いがある場合は、専門医に診てもらいましょう。

皮膚感染症や皮膚炎の疑いがある場合は皮膚科、糖尿病や手足口病などの場合は内科で受診します。

また、子供の場合は、まず小児科へ連絡して、相談することをおすすめします。小児科で治療が可能な場合は、そのまま治療してくれますし、専門的な治療が必要な場合は、専門医を紹介してもらえる場合あります。

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新しく生えてくる爪のためにできることは?

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爪が剥がれると、新しい爪が生えてくるまで待つしかないのが厄介なところですが、療養中に新しい爪が生えてくるのを促すサポートをすることは可能です。

患部を清潔に保ちながら、以下のことを実践し、少しでも早く新しい爪が生えてきてくれることを願いましょう。

栄養面からのサポート

爪の成長に必要な栄養素を効果的に摂取することで、新しく生えてくる爪を、より健康な爪にすることができます。爪は、ケラチンというタンパク質を主成分として生成されています。また、鉄分や亜鉛も爪の成長には欠かせません。

タンパク質を多く含む魚や肉類、卵や大豆製品などに加え、亜鉛を多く含む牡蠣や牛肉、鉄分を多く含むレバーやアサリなどを積極的に摂りましょう。

しかし、これらの食材だけを摂っても、身体の役に立つ栄養素としては吸収されません。必須栄養素は、他の栄養素とつながることで、身体に吸収されていくのです。

タンパク質の吸収には、ビタミンCや鉄分が欠かせませんし、亜鉛の吸収にはビタミンCやクエン酸、動物性タンパク質が必要です。さらに、鉄分には、動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄の方が非ヘム鉄より5~6倍も吸収率が良いと言われています。鉄分補給には、動物性食品を選ぶと効果的でしょう。

このように、食べ合わせによって、栄養の吸収率を高めることができます。爪が早く回復してくれるよう、しっかり栄養を送り届けたいものです。

乾燥を防ぐ

爪は約16%の水分を含んでいます。爪の水分量が減ると、爪自体がもろくなってしまうので、患部の出血などが完全に止まり、新しい爪が生えて来たら、爪専用のオイルやワセリンなどで、乾燥から爪を守ってあげましょう。

まだ傷口がじゅくじゅくしているときには、塗らないようにしてください。このとき、次に紹介するマッサージをしながら行うと、さらに効果的です。

マッサージで血行を良くする

爪にしっかりと栄養が届けられるように、爪回りの血行を促すことも大切です。マッサージをしたり、指を動かすなどして、循環を良くしてあげましょう。爪が剥がれている場所をマッサージすると、せっかく新しい爪を生やそうとしているところへ、刺激を与えてしまいますので、患部は避けてマッサージします。

  1. 爪の根元や、爪の周りを指で少し強めに押します。
  2. 次に、反対側の親指と人差し指で、爪の根元の両サイドを挟みこむようにして、マッサージしましょう。
  3. このようにして、爪回りをほぐしたら、徐々に指の根元へ向かって、指全体を刺激していきます。爪が剥がれた指だけではなく、全ての指をマッサージすると、さらに効果的です。
  4. 全ての指をマッサージしたら、手のひらの中心を、反対側の親指で押し、ゆっくりと離します。
  5. 最後に、反対側の手で手首をつかみ、親指の付け根や手首を、円を描くようにしてマッサージし、完了です。
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まとめ

いかがでしたでしょうか。これから、いよいよサンダルの季節です。涼しげで、履いているだけで気持ちも明るくなるような気がしますが、運動靴に比べて転倒しやすいというのが、サンダルの難点です。万が一のための適切な対処法をしっかり身に付け、くれぐれもケガには十分注意して、季節も、おしゃれも楽しみましょう。

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