同棲が長いカップルや、以前の恋人とは違った恋愛関係を築くことができているカップルは、次第に結婚を考え始めているという方もいるのではないでしょうか。
独身と違い、結婚をすることによって、パートナーが夫婦になるので、新たな経験が出来たり、一緒にいることができるため、安心感も感じることができると考えている方もいるかと思います。
しかし、結婚を考えている人がいる一方で、家庭をもつのではなく、あくまでもひとりで生きていきたいと考えていたり、友達や、仕事を優先するような人生をおくりたいと考えている人たちも多いと言われています。これは特に男性に多いと言われています。
本当は、結婚をすることによって子育てを経験することが出来たり、安心をいつも持つことができるようになると言われています。この記事では、結婚をすることによってどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
この記事の目次
結婚することで得られる幸せって一体どういったものがあるの?
独身時代によく、両親から結婚をすることによって、妊娠や、出産、共同生活を経験することができるから、社会経験にもなるし、何よりも責任を持つことができるようになると言われた事はないでしょうか。
しかし、周囲の人間の年齢的にもまだまだ既婚者が少ないと、無理して自分たちは早く結婚をしなくてもいいのではないかと思ってしまいますよね。また、人によっては既婚女性を見ることで社会復帰が大変だと感じたり、家事に追われるのは嫌だと思ってしまうのではないでしょうか。
男性側は結婚にそこまで乗り気ではないことが多いと言われていますが、最近では女性側もそういった傾向が強いと言われています。しかし、結婚には実は多くのメリットがあります。
新しい自分の家族を作ることができる
まずは、夫婦関係となり、子どもを作ることができるという事です。もちろん結婚していなくても夫婦にはなれますが、お互いが自分たちなりの家族を作るためには結婚することが重要です。
社会的にも、日本では結婚をすることで家族になったとみなされることが多くあります。全く違う生活スタイルで生きてきた男女が、付き合いを通して、友人から彼氏、彼氏から旦那になるのは、非常に貴重な経験かと思います。
また、自分の親が作り上げた家族ではなく、自分の愛する人と、自分なりの家族を作り上げていくことができます。
自分が好きな人とずっと一緒にいることができる
女性が結婚をして、一番メリットだと言うのが、好きな人と常に一緒にいることができるという事です。もちろん同棲生活などをすれば一緒にいることはできますが、それは期間が決まっていたり、転勤の時などに信頼できずに離れて過ごしてしまうことがあるかと思います。
しかし、結婚をすれば、夫といつも一緒にいることができます。また、子供が生まれたら子供もいつも一緒です。仮にいつも家にいるような生活ではなく自分も働いている場合でも、家に帰ったら好きな人が待っていると思えば、幸せなことですよね。
また、独身生活と違って、何も考えなくても常に一緒にいられるのはとてもメリットであると言えます。
感情をいつも分かち合うことができる
最近の女達の場合は、SNSで共有したりということができますが、やっぱりいくら女子の友人であっても社会人になると生活習慣が変わり、反応が悪くなったり、暗黙のルールが存在しているなど、逆にストレスになってしまうこともありますよね。
しかし、結婚をしていれば、その時の気持ちや、意見を一緒に共有したり、話し合うことができます。男子ならではの観点を知ることが出来たり、自分が経験したことがないような体験談を聞くことが出来たりするのも楽しいですよね。
もちろん価値観は違うのが当たり前ですが、そういった相手の違いも受け入れて、楽しむ事ができれば最高なのではないでしょうか。
安心感を持つことができる
感情として、いつも一緒にいるという安心感もありますが、子供が欲しいと思っている場合には、やっぱり結婚をして、お互いに協力することでお金の問題も乗り越えて行くことが出来ます。
特に恋愛経験が乏しいと、初めての彼氏で子供ができてしまい、自分ひとりで育てることになってしまうこともあるかもしれません。しかし、結婚していると、離婚をしたり、よっぽどの理由がない限りそういったことはありません。
若者だと特にお互いの収入が低く、生活費も心配かもしれませんが、協力することで教育関連のお金がかかることも、給料だけで賄うことが出来る方法はいくらでもあります。また、老後も1人で寂しく死ぬ可能性は低くなります。
結婚をすることで起きるデメリットって一体どういったものがあるの?
未婚男性などは特に、結婚をすることによって不自由になったり、楽しめることが減るなどのデメリットを上げる方が多いですよね。確かに、結婚をすることによってたくさんのメリットもありますが、その反面でデメリットも存在しています。
これは当たり前のことで、共に暮らしてこなかった全く違う男女が生活をするとなると、どうしても争いや、すれ違いなどは起こってしまいます。しかし、デメリットから目を背けるのではなく、最初から対処法を考えておけば問題はありません。
特に、結婚にはメリットしかないと考えている方は、一度冷静にデメリットも見つめることをするのはおすすめですよ。
自分の自由な時間は少なくなってしまう
結婚をすると、男性からしてみると、妻や子供が家で待っていてくれます。もちろん家族の団欒の時間が嫌だと思っていなくても、どうしても一人になりたかったり、集中して仕事に取り掛かりたいと言うときもありますよね。
しかし、結婚してしまえば、自分よりも先に大切な人を優先しなければいけないときがあります。休日も、自分ひとりの時間を取れたとしても、常に自由なわけではなく、家族を円滑にするために手伝いをしたり、いたわってあげたりと言う時間は必要です。
しかし、それに対して義務だと感じるのではなく、楽しいと思って取り掛かったり、自分の時間がこれだけ欲しいと相談して、夫婦で乗り越えていくことによって解決することはできます。
親戚づきあいをするのが苦痛に感じることがある
特に女性からすると、嫁いだ先の夫の家族と同居をしないと行けない場合もあります。もちろん最近は核家族なので全員がそうだと言うわけではありませんが、法事や、お正月などの親戚が集まる時にはどうしてもストレスがかかってしまいますよね。
自分の親戚づきあいでも苦手なのに、全く知らない人たちと関わるのは人見知りの方などは大変なのではないでしょうか。また、子供ができると、その分気になることが出てきてしまい、親戚とあまり会いたくないという状態になってしまうこともあります。
そういった苦痛に感じるようなものに、無理していくのはおすすめしません。また、自分の中に溜め込むのではなく、きちんと夫婦で話し合い、どのようにして対処するのかをしっかりと考えておきましょう。
自分だけに自由にお金を使うことができない
一緒に住んだり、家事をするのには苦痛を感じないけれども、趣味のお金が制限されるのには耐えられないと言う方は意外と多いのではないでしょうか。特に長年ハマっていたり、どうしてもお金がかかるものに対しては制限されるのはきついですよね。
しかし、結婚をすると、自分だけで生活をするわけではありません。共働きでも、片方だけが働いていたとしても、そのお金は、家族のものです。なので、自由にお金を使うことはなかなか難しくなってしまいます。
余ったお金は貯金に回したり、こどもが小さいうちは節約をしないといけなかったりと、独身生活の方が豪華だと感じることは多いのではないでしょうか。
結婚の多様化って今どんな結婚スタイルがあるの?
ニュースでもよくやっているように、結婚をする人はどんどん多様化していっています。最近では、同性婚なども話題になっていますよね。今回は、年齢について、みてきたいと思います。
昔は、女性が10代の内に、20代から30代の男性とお見合い結婚をするのが普通でした。しかし、最近ではどんどん初婚の平均年齢が上がり、その出会いも、SNSがきっかけだったり、サイトを通してなどの割合が増えていっています。
もちろん、どれが間違っていると言うわけではなく、最終的に幸せになることが出来るのであればどれも正解だと言えます。それでは早速、どんな多様化があるのかを見ていきましょう。
どんどん少なくなっている早期結婚
14歳の母が一時期話題になりましたが、高校生の内に、日本の法律ならば結婚をすることができます。クラスに1人は成人式に子供を連れてきたと言う方も多いのではないでしょうか。
しかし、高校生の内に結婚をすると大学進学が難しかったり、仕事につくのが難しいなどの弊害があります。また、周囲からもあまりにも早すぎると反対される場合があります。これは、イメージとして、勉強が苦手な人が、結婚を早くするというものがあるからだとも言えます。
そのため、大学進学を考えている人の場合には、早期結婚をしないようになっていっているので、どんどん減っているということが出来ます。
キャリアを求める人に増えている晩婚
次に見ていきたいのが晩婚化です。最近では28歳が初婚の平均年齢だと言われている通り、社会に出て、6,7年立たないと結婚にまで踏み切らない場合が多いようです。これは、女性もキャリアを目指すことができる社会になったからだと言われています。
特に、20代のうちはがむしゃらに仕事に熱中して働きたいと考えている人は、仕事が一段落した、30代、40代に結婚を考え始めることが多いようです。また、キャリアを目指している方の中には、50代で結婚することも珍しくないようです。
もちろんこれからの法整備により、結婚をしつつキャリアも目指せるようになると考えられますが、女性はそういったものが原因で結婚が遅くなる傾向があるようです。
差があるからこそ面白い年の差結婚
最後にみてきたいのは、芸能人でも話題に成る、年の差結婚です。最近では、親子ほどの年齢差でも結婚してしまう場合がありますよね。20年、30年差でも結婚をしてしまう例はそこまで珍しくありません。
もちろんどういった話があるのかと思ってしまいますが、実は、女性からしてみれば、若い同いどしの男性よりも、深みのあるダンディなおじさまに憧れる事は多いものです。もちろんそういった方は結婚していることが多いのですが、未婚だったり、離婚していたら付き合うチャンスはありますよね。
年の差婚は、反対などももちろんありますが、その分、新たな発見や経験などを経験することが出来るとも考えることができます。
結婚するのはデメリットだと考えられてしまう原因ってどうしてなの?
結婚はメリットがあると考えられますし、結婚したいと思っている方は多いのではないでしょうか。どうしてもと思っていなくても、結婚に対してマイナスのイメージが最初からある人は少ないかと思います。
しかし、男性などは特に結婚をするのならもう終わりだ、自由がないなどと、マイナスの事をよく聞きますよね。SNSなどでは幸せそうな夫婦もいるのに、どうしてそんなに落差があるのかと不思議に思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、実は結婚にはメリットがあるにも関わらず、それに関して悪いイメージをつけてしまう原因が存在しています。それでは早速、どういった原因なのかを見ていきましょう。
日本人の性格上いい事はあまり外で話したがらないから
日本人は褒められても自分のことは謙遜しますよね。これは、結婚生活でも同様です。妻のことを褒められても、謙遜して自分から貶めてしまう人もいるかと思います。
もちろん妻が大好きだったとしても、恐妻家と呼ばれてしまったり、のろけだと敬遠されたりという経験から、自分からは結婚がどんなに良かったのかなどを話したがらない人は案外多いのではないでしょうか。
しかし、思い切って二人きりで本音を聞いてみたり、褒めていく内に、段々本当は好きだという気持ちも知ることができるようになります。
結婚のメリットを話すと惚気だと言われるから
結婚のメリットというと、いつも一緒に入られたり、安心感があったり、精神的に安定したりと言ったことがありますよね。また、妻がこんなにかわいかった、夫がこんな事をしてくれて優しいなど色々なエピソードはあるかと思います。
しかし、こういった事を皆にいつも話していると、のろけだと言われてしまいます。もちろんのろけだと、逆に気にせずに振り切ってしまえば話せるのですが、のろけだと言われるのは照れくさかったりしますよね。
そうすると、意図的に惚気だと言われるようなことを避けて話したり、少しのケンカなどを大げさに話してしまうようなことになります。
結婚のメリットを話すのは単純に恥ずかしいから
結婚をして良かったと、傍目から見ても感じる人はいますよね。しかし、そういう人は、周りから茶化されたりしても、上手く対処できないことがあります。
特に男性同士などでは、結婚をしてよかったと話すと、もりあがってしまったりするのではないでしょうか。そうなると、更に話をするのは恥ずかしくなってしまって、違う話題に変えたり、頑として話そうとしなかったりとするようになってしまいます。
話しやすいような空気にしたり、無理して話させようと促したりしないのがおすすめです。
まとめ
結婚をするとなると、一大事ですよね。自分がそう決心しても、相手もそう受け入れてくれるのかが不安だったり、これから本当に2人で上手くやっていくことができるのか、確証がないと、どうしても悩んでしまうかもしれません。
しかし、結婚をすることで、プラスになることはたくさんあります。もちろんマイナスになることも存在していますが、実際にマイナスに感じるようなことは、2人で上手く話し合ったりすると案外乗り越えることが出来るのではないでしょうか。
そうはいっても、周囲の話を聞いていると、あまり結婚はいいものではないイメージがあったり、先輩が愚痴っていたりすると思っている方もいるかもしれません。しかし、結婚をすることで、自分が新しい家族を作っていくことが出来ますし、大切な人といつも一緒にいることが出来るようになります。
いざ、自分がその立場になると、言いふらしたりするのは恥ずかしくて出来ないかもしれません。しかし、そうはいっても、結婚をすることによってたくさんのメリットがあるのを感じている人は多いかと思います。また、これから結婚を考えていて不安に思っている方は、ぜひ先に結婚をした先輩などに聞くなどして、不安を解消していってくださいね。
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