無能な怠け者とは?実は有能よりもいい?自分がどのタイプかをチェック!

「無能な怠け者」というと、箸にも棒にもかからない全く役に立たない人間のように思われますよね。でも、組織の中では「無能な働き者」より「無能な怠け者」の方が役に立ちます。

「無能な怠け者」と言い出したのは、ゼークトというドイツの軍人です。ドイツ軍の組織を基にした組織論ですが、現代の企業などの組織にも当てはまります。

「無能な怠け者」とはどういう人間か?無能な怠け者は組織の中でどう生きればいいか?についてお伝えしますね。

「無能な怠け者」とは?

parade-182508_960_720軍隊

「無能な怠け者」とは、ドイツ陸軍の参謀総長ハンス・フォン・ゼークトが言い出した言葉です。ゼークトはドイツ軍を構成する軍人を4種類に分類しました。

「無能な怠け者」はその一つです。無能な怠け者は、現代の企業などの組織にもいます。

[ゼークトの組織論]

ドイツ陸軍の参謀総長ヨハネス・フリードリヒ・レオポルト・フォン・ゼークト(通称ハンス・フォン・ゼークト)は、軍人を4つのタイプに分類して格言を残しました。有能な怠け者・有能な働き者・無能な怠け者・無能な働き者の4種類です。

ゼークトの組織論の出典ははっきりしませんが、クルト・フォン・ハンマーシュタインの理論に基づくと言われます。ハンマーシュタインは軍人には「利口・愚鈍・勤勉・怠惰」の4つのタイプにはがあるとし、それぞれ2つのタイプを併せ持つとしました。利口で怠慢・利口で勤勉・愚鈍で怠慢・愚鈍で勤勉の4つのタイプに分類したのです。

①有能な怠け者

有能な怠け者は「利口で怠慢」のタイプです。有能な怠け者は前線指揮官・高級将校に向いています。その理由は2つあります。有能ですが怠け者なので、部下に仕事を任せて部下の能力を存分に発揮させます。有能で利口なので、自分と自分の部隊が「どうすれば楽に勝利できるか?」を考えます。

②有能な働き者

有能な働き者は「利口で勤勉」のタイプです。有能な働き者は参謀・参謀長に向いています。有能で働き者なので、自分で考え自分で行動しようとします。部下に任せることができません。組織のブレインとして指揮官や総司令官を補佐することに適しています。

③無能な怠け者

無能な怠け者は「愚鈍で怠惰」のタイプです。無能な怠け者は、総司令官・伝令将校・下級兵士に向いています。無能な怠け者は、自分で考えたり自分から行動したりしません。参謀本部や参謀長の進言を良く受け入れるので、総司令官が適しています。伝令将校は、自分の考えなど入れずに上官の命令をそっくりそのまま伝えます。下級兵士は、上官の命令通りに行動します。ルーティンワークに適しています。

④無能な働き者

無能な働き者は「愚鈍で勤勉」のタイプです。ゼークトは「無能な働き者は銃殺刑にするしかない」と言います。ハンマーシュタインは「愚鈍で勤勉なタイプには、いかなる責任ある立場も与えてはならない」と言います。

その理由は、無能な働き者は自分で何か行動しようとしますが、無能なために物事を的確に判断することができないからです。自分の間違いに気づかず、さらなる間違いを引き起こして事態を悪化させます。

[ゼークトとはどのような人物?]

ハンス・フォン・ゼークトは第一次世界大戦の時にドイツ軍の参謀総長や陸軍総司令官を務め、戦後はワイマール共和国の軍人として「国家の中の国家」である軍の権威を確立しました。最終的には上級大将に昇格しました。

軍を退任後は中華民国の中国国民党政権の蒋介石に見込まれて、何度か中華民国を訪れて蒋介石の軍事顧問になりました。ヒットラー政権の成立や極東状態の悪化など諸事情により神経をすり減らし、病気がちになりドイツへ帰国しました。1936年に亡くなりましたが、死ぬまで蒋介石の信任厚かったと言います。

「無能な怠け者」は「無能な働き者」より役に立つ?

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ゼークトの組織論は、現代の組織にも当てはめることができます。現代の企業においても、有能な怠け者・有能な働き者・無能な怠け者・無能な働き者がいます。経営陣には有能な怠け者が必要です。組織を破壊するのは「無能な働き者」と言われます。

[有能とは?無能とは?]

組織論では、人間を有能と無能の2つに分けます。

有能な人間とは?

有能な人間は物事の是非を的確に判断できます。自分自身に対して強い自信を持っています。最終的な責任を取る覚悟があります。他者をコントロールする力があります。

有能な人間は、自分にできることとできないことを明確に知っています。問題が起きると解決しようとしますが、自分の能力では不可能と判断すれば能力のある他の人に任せることができます。仕事を任せた人が力不足で失敗した時は、潔く自分の判断の誤りを認めます。自分の判断や決断のミスや間違いを素直に認めて、事態の改善方法を見つけます。

無能な人間とは?

無能な人間は、自分の能力・スキル・知識についてよくわかっていません。自分にできることとできないことの判別がつきません。判断力に欠けるので、問題が起きても直視しません。「どうすれば解決できるか?」を考えられません。自分がミスや失敗をしても、間違いを認めようとしません。自分で責任を取らないで、状況や他の人のせいにすることさえあります。

[会社組織が必要とする人間は?]

ゼークトの組織論を現代の会社組織(企業組織)に当てはめると、会社組織が必要とする人間がわかります。

①有能な怠け者は経営陣や管理職向き

経営陣は有能でなくては務まりません。経営陣が無能であれば的確な判断ができず、会社の危機を招く可能性があります。しかし、経営陣が社員の先頭に立って何もかも自分でしようとすれば、有能な社員は育ちません。能力のある社員を選んで仕事を任せ、社員の能力をできるだけ発揮させるように仕向けます。指導者の立場になります。

管理職とは決裁権限と責任を与えられた役職者です。一般的には部長や課長です。軍隊では前線指揮官ですね。管理職も、部下に仕事を任せて能力を発揮させるようにします。

②有能な働き者は組織のブレイン

会社組織はラインとスタッフから構成されます。ラインは業務の遂行に直接関わるメンバーで、ピラミッド型の命令系統で動きます。スタッフは軍隊で言うと参謀です。専門家の立場からラインを補佐します。

有能な働き者は自分で考えて行動したい人間ですから、会社組織のブレインつまりスタッフに向いています。「有能な怠け者」になれない人はブレインに徹することをオススメします。

中小企業の社長には有能な働き者が多い

中小企業の経営者(社長)には、有能な働き者が多いようです。特に創業社長は有能で勤勉です。朝一番に出社して、社員の先頭に立って働きます。大事な商談は部下に任せず自分で行います。社員も世間も「有能な働き者」の社長を高く評価します。

しかし、有能な働き者の社長では会社は成長できません。社長が自分で何もかもやってしまうので、事業を継承できる有能な経営者や仕事を任せられる有能な社員が育ちません。

かつて、有能な働き者の社長に率いられた会社がありました。かなりの年商を上げていてマスコミでも話題になりましたが、社長が亡くなると間もなく会社は倒産してしまいました。

③無能な怠け者は平社員向き

無能な怠け者は、能力や判断力に欠けています。自分から行動しません。でも、上からの命令には忠実です。上司の命令通りに行動して、余計な動きはしません。経営者や管理職がコントロールしやすい社員です。ライン作業の単純作業に従事する作業者やルーティンワークの事務職に向いています。

ライン作業・単純作業・ルーティンワークを上司の指示通り忠実に実行する人たちがいなければ、会社の業務は成り立ちません。会社を経営することができません。有能な経営者・経営陣は、このことをよく知っています。

④無能な働き者はリストラ対象

ゼークトの組織論によれば、無能な働き者はリストラ対象になってしまいます。

理由は、無能な働き者は能力や判断力がないのに自己判断で行動したがるからです。自己判断が間違っていても気がつかず、事態が悪化しても自分のミスや失敗を認めようとしません。日本の会社の中間管理職の80%以上が無能な働き者といいます。

[無能な働き者は会社の迷惑?]

無能な怠け者は会社(企業)という組織にとって必要不可欠な存在ですが、無能な働き者は会社(企業)という組織の中では迷惑な存在になります。転職しても同じことをします。

無能な働き者の特徴は次の通りです。

①自己判断で勝手な行動をする

無能な働き者はやる気に溢れ行動力があります。自己判断で仕事を探して勝手に行動します。でも、無能なので、仕事の本質や内容を理解していなかったり判断を誤ったりします。仕事には作業手順やタイミングが大事ですが、無能な働き者は気にしません。

報告・連絡・相談をしない

仕事をする上では、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が大事です。無能な働き者は、上司への報告・連絡・相談を怠ります。問題が起きたり不明な点があったりしても自己判断で解決しようとして、トラブルを大きくしたり間違った方向に進んだりする可能性が大です。

②自分は評価されていると思い込んでいる

無能な働き者は、自分の勤勉さを上司や経営陣から評価されていると思い込んでいます。日本の会社では中間管理職のほとんどが無能な働き者です。中間管理職になった無能な働き者は自分の能力が評価された結果と思い、部下や同僚など周りの人たちに偉そうな態度で接します。

無能な働き者は自信満々で、自分の仕事の方法を改善しようとしません。理解力や判断力を高めて有能になろうとしません。

③仕事を増やして周囲の人たちに迷惑をかける

無能な働き者は自己判断で勝手に行動し、ミスや失敗を繰り返します。作業のやり直しや軌道修正するために、同僚や部下など周囲の人たちの仕事を増やして迷惑をかけます。でも、無能な働き者本人は迷惑をかけていることを全く気づきません。自分のせいで仕事の効率が落ちていることや職場の人たちのやる気が低下していることが、わからないのです。

④自分の非を認めず責任を取らない

無能な働き者の勝手な行動で会社が不利益を生じても、無能な働き者は自分の判断ミスや行動の間違いを認めません。「自分は一生懸命働いているんだ」と自己満足をしています。失敗の責任を他の人に押しつけたり、失敗を状況のせいにしたりします。自分で責任をとりません。

[日本の会社には無能な働き者が多い]

日本人は「勤勉」を尊びます。日本の社会では「働き者」が高く評価されます。

働き者であることは良いのですが、「無能な働き者」は組織に害悪を及ぼします。日本の会社で働く社員の多くが、無能な働き者か無能な怠け者です。中間管理職のほとんどが無能な働き者です。これでは、国際競争の中で日本の企業が生き延びることは難しくなります。

「無能な働き者をどう扱えば良いか?」「上司が無能な働き者で困っている」という匿名質問や匿名回答が多く寄せられます。匿名質問者も匿名回答者も現在会社に勤務しているので、万一のことを考えて匿名を希望するのでしょう。

年功序列が無能な管理職を増やす

日本の会社にも「成果主義」「実力主義」が取り入れられてきましたが、「年功序列」の会社がほとんどです。入社して年数が経つとエレベーターのように昇進して、中間管理職になります。無能な働き者でも無能な怠け者でも、中間管理職になる可能性があります。

能力も判断力もない中間管理職の判断や指揮は会社の上層部(経営層)の思惑と食い違い、会社にも職場の人たちにも大きな迷惑をかけます。無能な怠け者の中間管理職は上層部の指示通りにしますから、まだましです。無能な働き者の中間管理職は全く厄介な存在です。

あなたはどのタイプになりたいか?

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日本でも世界の国々でも、多くの人々が組織の中で働いて生きています。作家や画家ならばともかく、独立して起業家になっても独りでは仕事をすることはできません。大なり小なり組織が必要になります。

組織の中で働いて生きる以上、リストラ対象(銃殺刑対象)の無能な働き者にはなりたくありませんよね。組織の中でどのタイプになりたいのか、よく考える必要があります。

[有能な怠け者になりたい]

戦国時代の男は「一国一城の主」に憧れ、目標としました。現代でも、「会社に入った以上はトップを目指したい」という人がいます。経営者・経営層の一員になりたければ、有能な怠け者になるようにします。

でも、最初から「有能な怠け者」ではいられません。軍隊では士官学校を卒業すれば最初から将校で部隊長(前線指揮官)になれますが、会社は軍隊ではありません。会社では、最初はだれでも平社員つまり下級兵士です。

最初は無能な怠け者に徹する

入社したばかりは、無能な怠け者に徹します。上司の指示を受けて指示通りに忠実に仕事をするようにします。指示を忠実に実行する社員は貴重な戦力です。

次に有能な働き者になる

平社員でいる間に、仕事に必要な知識やスキルを身につけて能力を向上させます。仕事の本質や目標が理解できるようにし、物事の判断力を高めます。先を見通す力を養います。

行動力を活かしてチームのメンバーを率いるリーダーにもなれます。やがて、部長・課長などの中間管理職として経営層を補佐します。任された仕事の結果を必ず出すようにします。

幹部になったら有能な怠け者になる

中間管理職になる頃から、部下の能力を見抜いて仕事を任せるようにします。幹部社員や経営層の一員になったら、有能な怠け者になります。部下に仕事を任せ、部下が持っている能力を全開できるように指導します。有能な人は、会社が本当に必要としている場合は実力発揮して先頭に立つこともできます。

最後には無能な怠け者を演じる

最終的に組織のトップとなったら、無能な怠け者を演じるようにします。ゼークトも「無能な怠け者は総司令官に向いている」といいます。総司令官や総理大臣など組織のトップは、参謀(スタッフ)や経営陣の話をよく聴き判断を誤らないようにします。同時に、決断を下す図太さを持つようにします。本当に無能ではなく、無能を演じるのです。

[無能な怠け者として戦力になる]

人間には向き不向きがあります。だれでも組織の中で有能な人間にはなれるとは限りません。また、仕事以外の趣味や研究に生き甲斐を見つける人もいます。出世競争に巻き込まれたくない人もいます。無能な怠け者は、それほど出世はできなくても穏やかにマイペースで生きることができます。無能な怠け者という人生も悪くありません。

指示されたことを忠実に実行する

指示されたことを忠実に実行する無能な怠け者は貴重な戦力です。「あの人に任せれば間違いなくやってくれる」と、上司から信頼されるようになります。ルーティンワークやライン作業などに慣れてくると、仕事の手順や段取りがわかってきます。効率良く仕事ができるようになるので、さらに貴重な存在になります。

仕事に慣れてきても、何かする時には必ず上司に報告・連絡・相談して、自分勝手な判断で行動しないようにします。無能な働き者にならないように気をつけます。

組織の外ではマイペースに生きる

会社という組織では無能でも、会社を離れた場所で才能を発揮したりグループの中心人物になったりする可能性があります。無能な怠け者は指示された仕事を終えた後は、自分だけの時間を楽しむようにします。組織の外ではマイペースに生きることをオススメします。

[経営トップはそれぞれのタイプにどう対応する?]

会社組織で働く人間は、それぞれ目標とするタイプがあります。しかし、どんなに努力してもなれないタイプがあります。経営のトップは相手のタイプを見抜いて対応します。

経営トップは有能な働き者になるな

経営のトップ(社長)は無能な怠け者を演じる必要があります。社長が有能な働き者では、会社組織は継続的に成長できず、経営の後継者や有能な人材が育ちません。

有能な怠け者に変われない人は経営層に加えない

経営陣に加える時は、その人材が有能な働き者から有能な怠け者に変われるかどうかを的確に判断します。人によっては、どうしても有能な怠け者に変われない可能性があります。

有能な働き者は自分の能力や存在価値を高めることに熱心で、仕事のノウハウを他者に教えず自分だけで仕事を抱え込む傾向があります。こういう人を経営層に加えると、長期的な組織運営においてデメリットが生じる可能性があります。

有能な怠け者に変われない有能な働き者には、そのことを相手に納得させて組織のブレインとして活躍できる場を用意します。

無能な者に責任ある立場を与えない

ゼークトやハンマーシュタインの組織論に従い、無能な働き者にも無能な怠け者にも責任ある立場を与えないようにします。的確な判断ができない人間に責任ある地位を与えると、会社に大きな損害をもたらす可能性が大です。

日露戦争の時、陸軍は乃木希典を第三軍司令官に任命したため味方に多大な犠牲者を出し、敵に利を与えました。乃木大将は「無能な働き者」でした。「有能な怠け者」になることも「無能な怠け者」を演じることもできませんでした。

無能な働き者は「有能な働き者」か「無能な怠け者」に変える

会社は軍ではありませんから、無能な働き者を銃殺刑にはできません。リストラ対象にはなりますが、実際に解雇するのはなかなかできません。経営トップ(社長)や経営層は、無能な働き者を教育して「有能な働き者」に変えるように努力します。

でも、無能な人が有能な人に変わるのは、本人が意識して努力しないと無理です。努力しても会社が要求する水準の有能な人間になれない可能性もあります。「有能な働き者」に変われない人には、「無能な怠け者」になるように伝えます。

「無能な怠け者」の価値を納得させる

無能な働き者に「無能な怠け者」の存在価値を納得させます。間違った自己判断や自分勝手な行動が会社組織に与えるデメリットや職場の人たちの迷惑を、しっかり理解させます。

無能な働き者にドシドシ仕事を与える

無能な働き者は行動力がありますから、単純作業でも書類整理でも何でもドシドシ仕事を与えるようにします。できるだけ自己判断する余地のない仕事を与えるようにします。あるいは、自己判断しないように細かく具体的に指示して、指示通りにするように厳しく命じます。仕事の一環として報告・連絡・相談をさせます。

まとめ 有能な怠け者か無能な怠け者を目指す

「無能な怠け者」とはドイツの軍人ハンス・フォン・ゼークトの組織論で使われた言葉です。ゼークトは軍隊を構成する軍人を4つのタイプに分けました。「有能な怠け者」「有能な働き者」「無能な怠け者」「無能な働き者」の4タイプです。ゼークトの組織論は、現代の企業組織にも当てはまります。

「有能な怠け者」は前線指揮官、会社の経営陣です。的確な判断力と責任感があり、部下に仕事を任せられるタイプです。部下が能力を存分に発揮できるようにします。「有能な働き者」は参謀、組織のスタッフ(ブレイン)です。有能ですが自分で行動したがり、他者に仕事を任せられません。

「無能な怠け者」は総司令官・伝令将校・下級兵士、平社員か経営トップです。上からの指示を忠実に実行するので、ライン作業やルーティンワークをする平社員として大いに役に立ちます。総司令官は参謀たちの進言を、経営トップは経営陣やスタッフのも話をよく聴いて決断を下します。本当は有能ですが、「無能な怠け者」を演じます。

「無能な働き者」は組織に害悪を及ぼします。ゼークトは「銃殺刑に処す」といいます。能力も判断力もないのに、自己判断で自分勝手な行動をしてミスや失敗を繰り返します。会社に多大な損害を与えたり職場の人たちに大いに迷惑をかけたりしても、自分の非を認めず責任を他に押しつけます。

会社で働く以上は「有能な怠け者」として経営陣に加わることが理想です。でも、経営陣に加われるのは極めて少数です。「有能な働き者」になってスタッフとして活躍するのも、やり甲斐があります。

「有能な怠け者」になれなければ「無能な怠け者」に徹するのも、組織の中で生き残る方法の一つです。上からの指示を忠実に実行する人は、会社にとって貴重な戦力です。また、ある時までは「有能な働き者」として実績を積み、途中から「無能な怠け者」を演じて経営のトップを狙うこともできます。

「無能な怠け者」になっても「無能な働き者」にはならないようにしたいですね。

  
  
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