膝が痛い原因は?病気や対処法、予防法を紹介!

「足を怪我したら固定して冷やせ!」「いや痛いときは血行を良くするために暖めろ!」と様々な説がありますが、それぞれ痛みの原因によって正しくもあり間違ってもいます。膝にどんなことが起こっているのか理解して応急処置をしましょう。

スポーツだけではなく、病気で足を痛める場合もあります。「膝を曲げると痛む・・・捻挫かな?寝てるうちに寝違えたかな?」と思って放置してしまい、膝関節だけではなく原因となる病状も悪化させてしまう恐れがあります。膝の痛みの種類をチェックしましょう。

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膝の痛みの原因は大きく分けて4種類!

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膝を曲げて痛みがある原因は、大きく分けて4つあります。

  • スポーツによって急激に軟骨、骨、筋肉などが壊れる
  • スポーツによって軟骨、骨、筋肉が徐々に問題を起こす
  • 日常的な負担によるもの
  • 病気

スポーツで怪我をする以外にも肥満や負担のかかる歩き方、加齢、病気で膝が痛むことがあります。

スポーツ中急な激痛が走って膝が曲がらない場合、どこが壊れたかで名称は違いますが、基本的には怪我の場合は炎症を抑えるために冷やします。また怪我は冷やすのが基本ですが、慢性的な痛みの場合は血行が悪くなるため暖めることもあります。

骨折の場合は足を曲げると悪化するため、足を曲げないで病院に連れて言ったほうが良いです。しかし鵞足炎の場合は腱の炎症ですので伸ばすと痛みますので楽な姿勢にしましょう。

膝が痛いときに対処を間違えないよう、膝が痛いときにそれぞれ具体的に何が起こっているのか確認しましょう。

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スポーツによる急激な怪我

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スポーツによる怪我は、骨が折れているのか、打撲だけか、脱臼はあるかで治療が異なります。膝が曲がらなくなる時は関節内で壊れた骨のかけらが挟まっていることがあります(この骨のかけらを関節ネズミといいます。)かけらを取り除く作業は比較的簡単で、かけらだけが問題なら術後は運動もできるようになることが多いです。

膝蓋骨の脱臼、亜脱臼

脱臼とは正常であれば骨と骨がはまっている部分が外れてしまうことです。亜脱臼とは、脱臼ほど完全に外れてはいないけどずれていることを指します。

膝蓋骨とはよく膝の皿と呼ばれる部分です。高いところから着地して踏みしめたタイミングで打撲をすると外れる場合があります。これが外れるときは殆どは病院に来る前に元の位置に戻ることが多く、ギプスを付けて保護されます。

しかし脱臼したときに軟骨や靭帯を傷つけてしまうこともあります。その場合手術が必要になります。先天的に脱臼が起こりやすい骨の人もいます。たびたび外れる場合は手術で改善できます。

膝の捻挫

関節に腫れと痛みがあるけど、骨折や脱臼はないときに便宜上つけられる症状です。捻挫とは、膝の外傷による痛みが打撲骨折かわからないときにとりあえずつける名前なのです。半月板や軟骨の損傷が疑われます。

膝の打撲

足を強く打つ、転ぶなど体の外からの力によって、皮下組織、筋肉組織が損傷し、内出血を起こしたり足が腫れて痛むことです。外出血はなく骨も半月板などの軟骨も靭帯も損傷していないときは打撲と診察されます。

炎症を起こしているので、暖めたりせず冷やすことが基本です。知覚障害を起こす場合、腫れによって内部組織が圧迫され最悪の場合神経が壊死してしまうコンパートメント症候群が疑われることがあります。圧迫を防ぐため、内圧を下げようとして切開することがあります。

膝の骨折

膝蓋骨という、いわゆる膝の皿といわれている部分の骨折です。膝を曲げると膝蓋骨が上下に引っ張られて骨が割ける恐れがあります。そのため曲げずにギプスで固定します。膝の皿に縦にひびが入ると見ただけでは骨折がわからず「打撲」と誤診されることがあります。痛みが続く場合、レントゲンを撮ってもらいましょう。

日々の場合ギプスを付けて安静にしますが、膝蓋骨が粉砕されている場合手術する場合があります。

半月板損傷

膝関節の軟骨の半月板がスポーツ中割れたり欠けたりする外傷です。膝関節が腫れて動かなくなり、力を入れられなくなります。

軟骨は一度壊れたら再生しませんが、軽度であれば保存療法を行いますが、膝が伸ばせない場合はかけらが挟まっていますので取り除くために手術します。術後は日常生活に問題ないほどに回復します。

靭帯損傷・靭帯断裂

靭帯とは、骨と骨をつなげるコラーゲン繊維です。(靭帯は骨と筋肉をつなげているアキレス腱などの腱とはまた違います)これが破れたり傷ついたりすると起こります。

膝を打ったり激しく動かしたときに膝に激しい痛みが生じます。断裂時はブツッとかゴリッという何かが切れたり欠けたりする音がする場合もあります。骨と骨をつなげる人体が切れるので膝がぐらつき安定せず、歩いているときにガタッと足が落ちるような感じがします。

損傷程度なら若くて治癒力が高い場合はギプスをして安静にして保存療法します。靭帯断裂を起こしている場合は生活に支障が出るため再建手術が必要です。

再建手術後はリハビリが必要です。

関節包の損傷

関節包とは、関節の摩擦を防ぐ組織です。ここが損傷しても痛みがでます。

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スポーツによる膝の酷使によっておこる障害

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いわゆる膝に爆弾を抱えている状態です。打撲や激しい動きの直後に起こるのではなく、膝を何度も酷使することで起こります。靭帯や筋肉に柔軟性がないと起こりやすい傷害です。よくストレッチをして予防し、適度に休みましょう。

鵞足炎

膝の内側の腱に炎症が起こります。曲げても傷みますが、膝を伸ばし切ったときのほうが痛みを感じやすいのが特徴です。膝の下のほうが痛み、何かで押しても傷みます。

急な方向転換や平泳ぎのキックの動作などで痛みます。内股のまま走行しても傷んでしまいます。

炎症なので痛いときは冷やしますが、鵞足炎が慢性化している場合、血行を良くするために暖める場合があります。

腸脛靭帯炎

ランナー膝といわれるくらいにランナーや登山者など走ったり歩いたりする人に起こる可能性が高い炎症です。大腿骨の外側にある腸脛靭帯に炎症が起こって痛み、足を動かしたとき、その直後、あるいは痛む部分を指で押すと痛みます。

普通は冷やして安静にすることで治りますが、炎症が治まらない場合は手術やステロイドによる炎症の緩和が使われます。

膝蓋腱炎・膝蓋腱断裂

腸脛靭帯炎はランナー膝でしたが、こちらはジャンパー膝と呼ばれます。何かを蹴ったり、短距離走をしたり、ジャンプするときに切れやすい膝蓋腱が痛みます。炎症起こしたり、重症の場合は腱が切れてしまい、膝蓋腱断裂をおこします。膝の下のほうが腫れて痛みます。

炎症なら冷やして安静にすればよいですが、切れてしまった場合は縫合手術です。

離断性骨軟骨炎

軟骨部分が壊死して骨の一部と一緒に剥がれて起こります。
膝が動かなくなり、動かすと激しく痛みます。動かさなければ痛みません。何か挟まっているような異物感を膝に感じます。

軽度なら冷やして放置、痛みが強く、膝が動かない場合は手術します。術後は痛みが消えれば普通にスポーツが可能です。

タナ障害(タナ症候群)

大腿骨と膝の間のタナと呼ばれる、ヒダ状の膜が炎症を起こして痛みます。
何かが挟まっているような異物感があり重苦しい感じがします。動かすときに小さいコリッとした音がすることもあります。

安静にして冷やせば2カ月程度で治ることがほとんどですが痛みが引かない場合手術することも可能です。

膝蓋軟骨軟化症

膝を酷使して軟骨がすり減ってしまった状態です。軟骨が変形してひびが入ったり欠けたり壊れたりします。膝が曲がらなくなる時は関節内で壊れた骨のかけらが挟まっていることがあります。
膝を動かす時に膝が痛み、異物感があって伸ばすときにきしむような音がするなどゴリゴリ音がすることがあります。これはかけらさえ取り除けば動くようになります。

普通は手術せず安静を保ちますが、支障がある場合手術します。

オスグッド・シュラッテル病

成長痛の一種です。小中学生の成長期のスポーツをする子供によく見られます。膝の下の出っ張りが膨らみます。正座をすると出っ張った部分が痛くなるのが特徴です。

殆ど自然治癒しますが、暖めたり股関節のストレッチをしたりしても効果があります。

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加齢による骨や軟骨や筋肉の劣化、骨や軟骨の摩耗

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30代を過ぎた後は軟骨、骨、筋肉は劣化や摩耗をしていきます。太っている人は特に膝に負担がかかりやすく軟骨が削れて痛みを生じることもあります。軟骨は再生しませんが、膝の筋肉を鍛えることで骨を支える力を増し、痛みを軽減していくことは可能です。

変形性膝関節症

膝の軟骨が削れ、骨も削れてしまった症状です。骨が削れるととげのようになって痛ませます。高齢者や骨粗しょう症人は発症しやすい症状です。

若い人でもスポーツをし過ぎたり体重が重く膝に負担がかかったり、膝に負担のかかりやすい歩き方を長年続けていると削れてしまいやすいです。膝が曲がらなくなる時は関節内で壊れた骨のかけらが挟まっていることがあります。

膝蓋大腿関節症

変形性膝関節症と同様に、膝の軟骨が削れ、骨も削れてしまった症状です。骨が削れるととげのようになって痛ませます。

膝蓋骨不安定症(関節不安定症)

膝蓋大(膝の皿のこと)が正常な稼働領域を超えて動いてしまい、歩いたり着地したときに不安定で変な感じがします。脱臼しやすい状態です。前述した靭帯損傷の症状と似ています。

変形性膝関節症と同様、軟骨や骨が削れてしまうために不安定になるほか、生まれつき脱臼をしやすい人も関節が不安定になります。靭帯に問題があることもあります。切れたり伸びたりしている場合、靭帯損傷のように再建手術が行われます。

筋力低下で軟骨や骨が削れてしまうので、適度な運動を心掛けましょう。

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病気

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免疫異常、ウイルスが原因で関節が痛くなることがあります。そう言ったときは大体全身が筋肉痛、関節痛を起こします。怪我や手術が原因で細菌が入り込むこともあります。またウイルスがいないのに、ウイルスを退治する免疫が異常を起こして炎症を起こす場合もあります。

曲げると痛い場合は、腫瘍、悪性腫瘍が関係する病気が考えられます。筋肉痛や捻挫と勘違いして悪性腫瘍を放置して悪化してしまうケースもあります。この機会に症状を確認してチェックしましょう。

痛風の場合は、腎臓疾患が現れることが特徴です。

他には骨の形や内臓の先天性の病気や、神経の病で痛覚が感じられないため知らず知らずのうちに、膝を故障させたことなどが考えられます

外骨腫(骨軟骨腫)・骨肉腫

外骨腫は骨にできる良性の腫瘍です。痛みを覚えない部分にできた場合放置されますが、膝の関節にできて痛い、動かないなどの問題がある場合切除されます。再発の恐れがあります。

良性といえども、あまりにもたくさん出てくる場合は骨肉腫になっていく可能性が高いです。この場合は切除をすすめられることもあります。骨肉腫は悪性の腫瘍で、骨にできるガンです。

良性の腫瘍か悪性に変わっていくかどうかはわからないところがあります。下手に切除したら転移する確率が上がらない、という根拠は現代医学の中にはまだありません。(その逆の根拠もないです)そのため、異様な速度と量で増殖していなければガンとしては「経過観察」することがほとんどです。

内軟骨腫

骨の内側にできる良性の腫瘍です。膝の痛みがでますが、この症状を訴えて内軟骨腫が見つかることは少ないです。見つかっても痛みがなければ特に治療せず経過観察します。ただし大きくなると骨折しやすくなります。若い人にできることが普通です。年を取ってからできる場合は悪性腫瘍の疑いが強いです。

軟骨肉腫

軟骨を生成する細胞の異常を起こす悪性腫瘍、ガンです。膝に大きいコブができてそれがどんどん大きくなります。良性のものは大きくならないことが特徴です。ガン細胞の分裂のためにエネルギーを使うので、体重が異様に減ります。また骨が破壊され激痛が走ります。

抗ガン剤、放射線治療が効きにくいので切除が一般的です。内臓に転移しにくいので切除すれば骨肉腫より生存率が高いです。内臓に転移がなければ60%ほどの生存率です。

インフルエンザ

熱がでて、全身がだるくなります。このとき関節が痛むことがありますが、ウイルス自体が攻撃を仕掛けているのではなく、自分の身体を守る免疫によって関節に炎症を起こしているのです。

インフルエンザが治れば治ります。他、咳や吐き気など、ウイルスの種類によった症状が起こります。リウマチを起こす引き金になったりします。インフルエンザが治っても関節が痛いときには整形外科へ行きましょう。

関節リウマチ

インフルエンザにかかってもいないのに、インフルエンザのような関節の痛みがでます。発熱も出てきます。これは自分の身体を病気から守るはずの免疫が異常を起こす自己免疫疾患です。免疫の異常ということでアレルギーのようなものです。

膝だけではなく指などのすべての関節に水がたまり、炎症の影響で骨や軟骨が破壊され、外目から見てわかるしこりができることがあります。

リウマチは血液検査で判断できますが、自分でわかる範囲としては姿勢の影響などではなく一時間以上関節が強張っていて、全身の関節が痛み左右の関節で似たような腫れ方をして関節にしこりができていればリウマチの可能性があります。

・抗サイトカイン療法

最近できた新しい治療法です。炎症を抑えるためのステロイド剤や抗リウマチ薬を投薬しています。最近は発症してから2年以内であれば、抗サイトカイン療法が効果があります。

サイトカインとは細胞から細胞へ情報を伝える物質です。身体を守るための機能ですが、これが異常に発生しているとアレルギーを起こします。この働きを抑制するのが抗サイトカイン療法です。

免疫の活動を抑えることになるので副作用があり、感染症に弱くなったりアレルギーがでますが、緩和する対策もあります。

結核性関節炎

血管で運ばれた結核菌が原因で関節に炎症が起こります。リウマチやインフルエンザの症状に似ていますが結核特有の食欲不振を起こし体重が減ってしまう症状がでます。感染者の近くにいたことがあって膝が痛む場合、疑ってよいでしょう。

まず結核を治療します。骨が欠けて足が曲がらなくなった場合、かけらをとり除く手術をします。

化膿性関節炎

ケガなどによって黄色ブドウ球菌が入り込むことで起こります。黄色ブドウ球菌は膝関節に関わらず、敗血症などを起こすことで有名な恐ろしい細菌です。放っておくと骨も軟骨も腐っていきます。膿を取り除き、抗生物質を投与して殺菌しますが、最悪の場合足を切断します。

土中に生息しているので怪我をしたら消毒しましょう。膝関節手術中の衛生環境が悪くても発症する恐れがあります。子どもやお年寄りなど免疫力の低い人が発症しやすい症状です。

滑膜骨軟骨腫症・色素性絨毛結節性滑膜炎(滑膜炎)(PVS)など滑膜の異変

関節の膜に腫瘍ができて出血を繰り返し、痛んでズキズキと腫れ、膝を曲げられなくなる場合もあります。原因も予防法も不明です。

治療法は手術で滑膜を取り除く方法です。膝に穴をあけて切除する方法で滑膜すべて除去することは難しく、再発の恐れがあります。足を切断するか、関節の代わりに人工物に置換する「人工関節置換術」がとられる場合もあります。

滑膜骨軟骨腫症の場合、出血だけではなく骨や軟骨の破壊を起こし、かけらが大量につくられて足が曲がらなくなったりします。非常に珍しい病気で原因がわかっていません。かけらと滑膜を取り除く手術が行われます。腫瘍といっても悪性とは限りません。術後は運動が可能になるまで回復します。

痛風(急性関節発作)

膝と足の親指の付け根が痛むのが特徴です。聞きなれた名前で「プリン体が悪い」とよく言われるのをご存知だと思いますが、根本の原因は尿酸過多です。腎臓の機能が衰えることで関節に尿酸が流れ、それが結晶化してしまって痛みます。関節以外にも尿路結石などを引き起こす要因となりますので、同時に起こることもあります。

尿酸が増える原因は、腎臓の病気や糖尿病も考えられますが、生活習慣に問題がある可能性もあります。例えば、暴飲暴食、ビールなどの取り過ぎでプリン体をとり過ぎている、運動不足、水分が不足して尿酸をおしっことして排出していないことが考えられます。

大腿骨頭壊死・ペルテス病

大腿骨に太い血管がありますが、これが圧迫されて血行不良になり骨が壊死する病気です。老人に多い病気です。股間節が痛み膝がうまく動かなくなります。

膝と股関節は密接な関係があります。他にも股関節が炎症を起こして痛むと膝も傷むことがあります。

ペルテス病は子供に発症する病気です。元気でよく動くわんぱくな男の子が良く発症しますので、小さな怪我が原因ではないかと考えられています。実際はよくわかりません。

ぺルテス病の症状を訴える子どもがいれば安静にすることが大切です。手術で骨の形を整形したりサポーターを付けて負担がかからないようにしたりします。大人の場合は壊死した骨は治癒しませんが、子どもの場合は壊死した骨が回復します。

神経病性関節症

神経に障害が起こり、痛覚が感じられなくなっていきます。膝をうまくコントロールできず、痛みも感じにくいので関節や骨に負担がかかって傷んでしまいます。

神経の病気なので、糖尿病の合併症や、ウイルス、梅毒、自己免疫疾患などで神経自体が炎症を起こす場合、脊髄に問題がある場合があります。

弱い痛みを感じないこと自体が問題で、それによって怪我をしてしまうのです。見つかった場合、整形外科では怪我を直し、変な方向に膝が曲がらないようにするためサポーターが取り付けられます。

ここで発見された神経の病気はそれぞれの治療法がとられます。

有痛性分裂膝蓋骨

膝の皿が何らかの原因で割れている状態です。先天的に割れていることが多いです。痛みがでない場合もあります。保存療法が多いですが、手術も可能です。

血友病・カッケ

血が固まらない病気の人が関節で出血を起こす場合があります。皮膚の外だけではなく、関節内で起こる場合もあるので関節に痛みがあるときはかかりつけ医に相談し、血を固めるための成分を注射してもらいましょう。

血友病は先天性の異常で血が止まらなくなる病気ですが、血が固まるための養分が不足しても血が固まらないこともあります。現代ではほとんど見られないでしょうが、ビタミン不足で血が止まらなくなることがあります。

もし遭難してビタミンが不足した上に膝が痛かったときは内出血の可能性もあります。一応覚えておきましょう。

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膝の痛みの対処・予防

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様々な原因がありますが、原因ごとに対処が異なります。一概に膝の痛みといってもさまざまな原因があります。正しい知識で予防や対処をしましょう。

打撲と骨折は誤診されないとは言い切れないので、打撲と診断されて痛みが続くときはレントゲンを撮ってもらうのもよいでしょう。

病気でも摩耗でも、悪化すると足の切除等、取り返しのつかないことになる場合もあります。

スポーツの膝の痛み

捻挫の時に足を冷やすのは、「炎症」を抑えるために行います。痛みが慢性化して「血行不良」の場合は暖めることが良いこともあります。わからなければ医師に相談しましょう。

ひざを骨折した場合にギブスを付けるのは、膝の皿が上下に引っ張られて割けてしまうのを防ぐためです。骨折の恐れがあれば、膝は曲げないで病院に搬送しましょう。

スポーツによる膝の痛みの予防

ストレッチをして関節の柔軟性を上げることが大切です。急に激しい運動をせず、体を温めて筋肉や腱や靭帯が切れにくくし、また普段から筋肉、腱、靭帯をよく伸ばして柔軟性を上げると故障するリスクを減らせます。ストレッチは柔軟性が上がることで動きもよくなり怪我も防げて一石二鳥です。

また適度に休むことも大事です。膝を怪我から守るだけではなく、筋肉をつけるときも筋肉が再生される時間があり休むことで筋力が上がるのです。その急速に必要な時間は24~48時間といわれ、この間に筋肉の総量が上がります。これを超回復といいます。激しい筋トレの後はストレッチで軽く運動したりゆっくり休んだりしましょう。

運動するときはスポーツ科学を知っていると効率よく怪我も少なく楽しむことができますよ!筋力を鍛えることは膝の関節をしっかり支え、軟骨が摩耗されることを防ぐので、適度な運動は大切です。

加齢や生活する中の劣化を防ぐには

日常的に膝に負担がかからないようにすることが大事です。

・歩き方を改善する

内股やガニ股で歩いたり、ハイヒールなど歩くことが難しい靴を履くことで膝に負担がかかります。土踏まずから入って親指へ力が移動するようにまっすぐに歩くとよいです。体重が移動するときに小指側の土踏まずだけに力が入ると歪んだ歩き方になっていきます。

・体重を減らす

肥満体であれば、立つだけでも膝に負担がかかるので、お相撲さん並み筋肉の柔軟性や筋力を鍛えない限り、すぐに膝の軟骨が削れ切って傷んでしまいます。

・骨粗しょう症を防ぐ

歳をとった女性の場合骨粗しょう症になりやすいので、適度な運動と、骨が丈夫になる食事、小魚や小松菜などを積極的に食べて、ラジオ体操のような無理のない軽い運動をしましょう。

・筋力を上げる

膝の軟骨や骨の摩耗は筋力をつけると防ぐことができます。酷使するとそれはそれでひざを痛めますが、全く動かさずに筋力が弱まると膝の摩耗を速めてしまうのです。また膝蓋骨が不安定になって脱臼してしまうことを防いでくれます。

病気の場合

「歳かな?」とか「寝てるうちにぶつけたかな?」といって放置せず長く続く痛みがあれば症状を見分けて病院へ行きましょう。

・腫瘍、悪性腫瘍

曲げると違和感があったり腫れたりします。良性の場合痛みがなければそのままです。悪性の場合、切除することもあります。

・免疫異常、ウイルスの症状

膝だけではなく全身に関節痛を起こします。怪我や手術が原因で細菌が入り込む場合、怪我をした部分が膿みます。投薬によって治療しますが悪化すると手術、最悪の場合切断です。なるべく早く治療しましょう。

・痛風

関節炎が起こり、赤く腫れたりします。膝以外に親指も傷みます。尿路結石など腎臓疾患が現れることが特徴です。糖尿病の合併症でもあります。

他には先天性の病気や、神経の病で痛覚が感じられないため知らないうちに膝を故障させたことなどが考えられます。

こういうケースは痛んでから病院にいって見つかることが多いので診察を受けましょう。

接骨院、整骨院、整形外科、どこにいけばいいの?

接骨院、整骨院は柔道整復師というマッサージや針、灸などの資格を持った人が開業しているところです。捻挫や打撲、脱臼の応急処置が可能ですが、手術はできません。血行が悪いな、むくみができたな、マッサージしてほしいな、というときにお世話になります。病気による膝の痛みも専門外で、資格もないので治療ができません。

レントゲンや検査、手術などを行うための技術と資格を持っているのが整形外科医です。

簡単に言うと、失敗すると命にかかわる扱いの難しい技術を使える資格を持っているのが整形外科です。骨折して血行の回復程度で治らなかったり、押したりするとそれだけで痛い場合など、痛みや症状が深刻な場合、整形外科医に診察を受けに行きましょう。

神経などの病気が原因の場合は整形外科に行ったときに適切な病院へ紹介状を出されるかと思います。発熱があってインフルエンザかな、風邪かな、リウマチかなと思った場合は総合病院や内科にいくのも手です。

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まとめ

膝が痛んでしまう原因は大きく分けて4つあります。

・スポーツによって急激に軟骨、骨、筋肉などが壊れる

・スポーツによって軟骨、骨、筋肉が徐々に問題を起こす

・日常的な負担によるもの

・病気

先天性のものもありますが、安全で正しい知識を持っていれば怪我を防いだり、老化や摩耗を遅らせたりすることができます。また万一怪我をしても、手術などの治療が可能なものもあるので整形外科に診察を受けに行きましょう。

膝の皿の縦に割れる軽度の骨折の場合はレントゲンを撮らないと「打撲」と誤診されるの可能性もあります。打撲と診断された後も痛む場合は、レントゲンで確認してもらいましょう。

病気の場合、悪化で足を切断する必要があるほど深刻な場合があります。特に破傷風の原因になる黄色ブドウ球菌による関節の炎症は迅速な対応が必要です。お年寄りや子供に多いので怪我には気を付けましょう。

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