最近ヌーディな目元に真っ赤なリップ、という薄めのアイメイクが流行っているようですが、やっぱり目力が欲しくてアイシャドウにアイライナー、マスカラ、と重ねてしまいませんか?
アイメイクに力を入れる人は多くいますが、しっかりした落とし方を知らないと目のトラブルにつながってしまったり、目元のシワを増やしてしまう原因になることもあります。
今回はアイメイクの落とし方についての記事を書いています。アイメイクに力を入れている人はぜひ読んでみてください。
刺激の少ないおすすめのメイク落としの方法についても紹介していきますので、参考にしてみてください。
この記事の目次
アイメイク派のお悩み
まずは、アイメイクの悩みについて紹介します。アイメイクをする場合に発生しがちなメイクあるあるを見ていきましょう。
皆さんはこんな経験したことはありませんか?
・メイクが濃くなりがち
目力至上主義の皆様、今どれくらいいらっしゃるのでしょうか?私は赤いリップがどうしようもなく似合わなかった事もあり、とにかく目力重視です。
アイシャドウ、ラメのアイシャドウを乗せて、リキッドアイライナー、粘膜にペンシルアイライナー、でウォータープルーフのマスカラ2度塗りといった重装備を頻繁にやってしまいます。この暑い時期は割と早い段階でパンダになる事もしばしばあります。
しかしメイクが濃くなると、落とす際に時間や負担がかかることを忘れないようにしましょう。
また、アイメイクを濃くお化粧をしている人には特に落とし方には注意して欲しい項目でもありますので、このあるあるに共感したあなたはしっかり対策法を行って、目元の負担を軽げしていきましょう。
・落としたい時に限って落ちにくい
日中はいくら塗っても落ちてしまう!と思っているのに、いざ落とそうとするとなかなかきちんと落ちなくて、お風呂上がりに「顔洗うの忘れてるよ!」と言われる事すらある始末です。二度洗いしてるのにです。
落ちてくるので、また塗り重ねるの悪循環が起こっています。
もしかしたらクレンジング剤が劣化していることが関係している事も考えられます。クレンジング商品を見直してみましょう。
アイメイクを落とす際にやってはいけないこと
まずは、アイメイクを落とす際にNGな行動を紹介します。
メイク落としは、ほぼ毎日行う行為です。1回のメイク落としでの肌へのダメージは微々たるものでも、毎日繰り返すことでかなりのダメージ量になります。
取れないシワに繋がったり、皮膚の乾燥などを引き起こしてしまう原因になりますので注意しましょう。
・擦らないようにする
メイク落としの際に、絶対にやってはいけない事としてよく耳にするのは「擦るな」ですよね。美意識の高い人になると、顔を洗った後タオルで拭く事すらためらってしまいます。(机に置いたタオルに顔を持って行くのが正解みたいです)
タオルが行ったり来たりする刺激ですら、肌にはあまりよくないのです。いくら落ちないからといって、ウォータープルーフタイプのマスカラを爪でカリカリして落とそうとしてしまうのは最悪です。
さらに目元を擦るのは、シワだけではなく乾燥や色素沈着にもつながるので、色素沈着が起きるとアイシャドウが映えない、老けて見えるといったダメージが現れます。
しかも目の際で落ちきっていないマスカラや化粧品は、毛穴を詰まらせてしまい新しい睫毛が生えて来るのを邪魔してしまいます。
刺激によってニキビなどが出来やすくなる問題も発生しますので、擦る刺激を発生させる事はNGです。注意しましょう。
・水や熱いお湯はNG
クレンジングを行う時に水や熱めのお湯を使用する行為はNGです。
メイクは油分を含んでいるものですので、冷やしてしまうと固まってしまってなかなか落としにくくなってしまう事に繋がります。
熱すぎるお湯の場合は毛穴が開いてしまい必要以上の皮脂を洗い流してしまい、乾燥につながってしまったり肌荒れの問題に繋がります。
ですので、最適なのは33℃前後のぬるま湯で洗顔することが最適になります。
・クレンジング剤を使用する場合は乾燥した状態で
クレンジングオイルやクリームを顔に塗り込む前に、顔を一度濡らしてしまう行為はNGです。
余分な水分が顔についている状態でクレンジング料を使用してしまうと化粧と油の馴染みが悪くなってしまいます。
馴染みが悪くなってしまうと、メイク落としづらくなってしまうのでキレイに落とせないことがあります。ですので、汗などをかいている場合も余分な水分を拭き取ってからクレンジングオイルを使用するようにしましょう。
・クレンジング剤の節約はNG
クレンジングオイルって安いものでは1000円前後で購入できますが、高いものだと5000円〜1万円くらいしたりするので、どうしても大量に使用するのはためらわれてしまいますよね。
しかしクレンジング剤を節約して少ない量でクレンジングすると、摩擦抵抗の力が強くなってしまい負担が大きくかかってしまいます。
擦る時に抑える力も、指を往復させる力も強くなってしまいますので皮膚がかなりのダメージを負ってしまいます。
出来るだけ多めにオイルを使用して、摩擦や肌へのダメージを軽減させるようにしましょう。
・時間をかけすぎない
出来るだけ、短時間でメイク落としを行うことが重要になります。
メイク落としは時間をかければかけるほど肌へのダメージは掛かってしまいますので長時間のダメージはNGになります。
メイク落としを行っているときは、メイクだけでなく肌に必要な皮脂まで落とされてしまいます。後に保湿をしっかり行うとしても、過剰な皮脂の除去は大きなダメージになりますので注意しましょう。
目元は特に化粧が濃くなりやすいので時間がかかりがちです。目ぶたや目尻の皮膚は薄くなっているので影響を受け易いです。
なるべく擦らず浮かして短時間で落とすことが重要です。
マスカラの落とし方
では、アイメイクの中でも重要な「マスカラ」についての落とし方を紹介します。マスカラには雨の日や汗でも落ちないように加工されたウォータープルーフマスカラなどが存在しますので落とすのが難しいですよね。
でもちょっとしたコツで落としやすくなります。
・基本の落とし方は同じ
がっつりのマスカラも同様に、しっかりリムーバーを染み込ませたコットンでふやかしてから、そっと挟んで落とします。(引っ張るとまつげが抜けるので注意です)
マスカラの場合は、リムーバーを染み込ませた綿棒でカールに沿って動かす、というのもよい落とし方です。マスカラを塗る時と同じ動きを綿棒でやるイメージです。
・下まつ毛も丁寧に
また、下まつ毛のマスカラを落とす場合は、下まぶたにコットンを当て(この時下まつ毛はコットンの上に乗っています)、綿棒をつかってなでるときれいに落ちます。
それでも落ちない細かいマスカラや、白目を塗る勢いで粘膜に入れてしまったアイライナーも、同様に綿棒で撫でて落とします。
・渇いた綿棒でゴシゴシ擦るのもNGです
何度も綿棒を取り替えて、だいぶ落ちて来たなと思ったら化粧水を含ませた綿棒でなで続けます。綿棒は早めに取り替えるのがよく、きちんと落とそうとすると薄めのアイメイクでも5、6本は必要になります。
コットンや綿棒に何も色がつかなくなって、やっと普通の洗顔に入れます。
洗顔の時のポイント
クレンジングやマスカラ落としを行った後は仕上げに洗顔を行いますよね。仕上げの洗顔も非常に重要な項目になります。
洗顔する時のポイントを紹介します。
・目立つ汚れは先に落とす
重装備アイメイクをきれいに落とすには「アイメイクだけ先に落とす」というのがポイントになります。
アイメイクとベースメイクは別の物を塗っているので、一度に落とそうというのが間違いなのです。お皿を洗う時にもバターは先に拭いておくし、よく考えてみたらそりゃそうだよねという話なのですが、目から鱗でした。
先に目の汚れを重点的に落としてから、次にリップや顔全体の洗顔を行って行きましょう。
・洗顔の際にも擦らない
重点的に塗ったアイメイクは、重点的に落とす必要があるのです。もちろん前述の通り、擦るのはNGという事で、できるだけ擦らないように落としていきます。
きめ細かい泡を作って顔にのせるようにして揉み込むイメージで洗顔すると良いでしょう。
・おすすめはコットンパック
目元のメイクを、まずはコットンパックで落とします。
アイメイク用のリムーバーをコットンにたっぷり染み込ませて、まぶたの上に置きしばらく待ちます。アイメイクが浮いてきた頃に、そっと撫でるとアイメイクがしっかり落ちます。撫でるだけで、擦らないように気をつけます。
ちなみに、「普通のマスカラ+アイシャドウ+リキッドライナー」の日に試してみた所、1分位でふやけました。大きいラメ入りのアイシャドウだと、もう少し長めにふやかした方が良いでしょう。
・洗浄力の強い洗顔ソープを使用しない
洗剤には必ず界面活性剤という水と油を混ざりやすくして油分を落としやすくする洗浄成分が含まれています。
洗浄成分が強ければ強いほど、メイクは落としやすくなりますが、肌への刺激も強く、皮脂も必要以上に落としてしまう問題が発生してしまいます。
これは肌年齢の老化に大きく関わってくる原因になります。出来るだけ洗浄成分が優しい商品を選んで使用するようにしましょう。
リムーバー選びのポイントは?
化粧を落とすのには欠かせないリムーバーの選び方について紹介します。アイメイクを効率よく落とすアイメイク専用リムーバーが存在します。
どのように選ぶことが良いのかポイントを押さえていきましょう。
・マスカラと同メーカーが良い
アイメイク用リムーバーもいろいろな種類があります。マスカラを出しているメーカーさんは大概リムーバーも出しているはずなので、基本的にはマスカラと同じメーカーのリムーバーを選ぶのがセオリーとされています。
マスカラに使った成分を熟知しているだけに、何を使えばきれいに落ちるかも分かる、という事です。
また、ドラッグストアで販売されているものの中にもマスカラ専用のリムーバーやコームタイプのもの、低刺激のものなど、いろいろなタイプが出ています。コットンも厚手のもの、オーガニックコットン使用のものなどいろいろ選べます。
・価格帯で選ばないように!
高いリムーバーを購入して量を少しづつ使ってしまうと、目元を渇いたコットンで擦る事につながりやすいため注意が必要です。
たっぷりとコットンに含ませて、できるだけ刺激にならないようにする事が、長い目で見ると高いリムーバーを使うよりも目元には優しいと考えられます。
アイメイク落としのその他のポイント
アイメイクの際に役立つ情報を紹介します。以下のポイントをしっかり考慮してアイメイク落としを最適化していきましょう。
・リムーバーが無い場合
どうしてもリムーバーが無い時に目にしみるのがどうしても嫌、という場合の裏技として、オリーブオイル、ワセリン、ニベアクリームを使用すると良いとされています。
肌に刺激を与えないため、リムーバーの場合と同様に、たっぷり使う事がポイントです。
化粧落としのシートなどがありますが、摩擦の影響が大きいですし、出来れば使用しないほうが良いでしょう。しかしもう眠くて仕方ない。クレンジング剤を使用して洗顔する気力がないと言う場合にはシートを用意しておいても良いでしょう。
・フェイスマッサージする場合の注意点
どれも肌にやさしく顔全体に塗ってもよいものですが、注意すべきはマスカラの顔料やラメが刺激に成りうる、という点です。
そんな事をしようとするのは私だけかもしれませんが、まず目の周りをオイルで落として、オイルがもったいないのでそのまま顔全体にもなじませてしまおう、と思うと、顔料やラメ等を顔中にゴリゴリと塗りたくってしまう事になります。
目元と顔全体は別々に落とすか、オイルでメイクを落とす時には顔全体が先、目元は後、という順番にするとこれを防ぐ事ができます。
・落とすまでがメイク
一つの裏技として、メイクをする時から落とす手間の事まで考えておき、メイクの始めにクリームアイシャドウを付けておく方法があります。
ベースを塗っておくと、アイライン等を落とす時に比較的軽く落とす事ができるそうです。クリームアイシャドウはアイシャドウの色をきれいに出す事にも役立つので、一つ持っていると便利かもしれません。
これまでの手荒なクレンジングで、どんよりしてしまったまぶたにも色が綺麗に映えます。
・アイシャドウ選びも慎重に
個人的な感想としてラメは落ちにくい!というのがあります。
色は全部落ちたはずなのに、何かがまだ目の端でキラキラしている、という経験、結構あります。大きなラメのアイシャドウはとっても可愛いのでつい手が伸びてしまうのですが、ラメを塗った日の夜は時間を掛けてアイメイクを落とすぞ!という覚悟が必要です。
まとめ
上記の様に、普通のクレンジングだけではアイメイクは思った以上に落ちきっていないことが多くあります。
アイメイクはとにかく丁寧に、リムーバーやオイルをたっぷりつかってこすらずに落とすのが鉄則です。これまで適当に落としていた事、反省する事しきりです。
ポイントメイクにお金を掛けるより落とす方に掛けるべき、という意見もあり、塗る時以上に落とす時が肌にとっては本番といえます。
ただ、ここまで丁寧に落とす必要があるとなると、メイクの段階から落とす時の心構えまで必要ですね。今日から頭に叩き込んでおこうと思います。
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