みなさんは頬にニキビが出来て悩んだ経験はありませんか?
ふと気がつくとポツポツとニキビが出来ていた時は、ショックを受けたり、気分も憂鬱になりますよね。
頬にニキビがあるだけでお肌に自信が持てなくなり、隠そうと下を向いて歩いたり、化粧でごまかしてしまったり・・・
そんな経験はありませんか?今回はお肌トラブルの代表格【ニキビ】について記事を書いています。頬にできるニキビは跡に残りやすいので、最後まで読んでツルツルで透明感溢れる美肌を手に入れてみませんか?
ニキビとは?
ニキビは皮脂(皮膚の油分)が出すぎてしまったり、何らかの原因で毛穴が詰まってしまうことで発生します。顔の中では、皮脂の分泌が多いTゾーンに出来るイメージはあると思います。
頬はTゾーンなどに比べて皮脂の分泌が少ない為に、ニキビが出来にくいように思いませんか?確かに、皮脂の分泌はTゾーンよりも少ないですが、頬はTゾーンと同じようにニキビができやすいスポットです。
にきびが出来てしまう原因について
まずは頬にニキビが出来てしまう原因を4つご紹介します。
①食生活の乱れ
頬にニキビが出来てしまうときは、胃腸の健康状態があまり良くない状態と言えます。胃腸が弱ってる時は消化吸収に影響を及ぼしてしまうために、ニキビができやすくなります。
胃腸に負担をかけてしまう原因は二つあります。
1、糖分と脂肪分の過剰摂取
脂っぽいものや糖分がたくさん含まれている食品を好む方は、ニキビで悩んだ経験が一度はあると思います。
また、暴飲暴食や無理なダイエットをした結果お肌が荒れてしまった事はありませんか?胃腸が弱ってしまうと、消化吸収に負担がかかってしまいます。消化吸収が弱まると、便秘や肌荒れなど身体の中で様々な症状が起こります。その一つが頬にできるニキビです。
ニキビに悩んでいる方は、糖分や脂肪分が多く含まれる食品を控えると改善する可能性があります。
糖分や脂肪分が多く含まれている食品は
- お菓子類
- ケーキ
- チョコレート
- 肉類
などが例として挙げられます。上記の食品を避けて、食物繊維を多めに摂取して胃腸の働きを整え身体をリセットしましょう。
2、アルコール摂取による肝臓の機能低下
肝臓はアルコールの分解を促進する臓器ですが、飲酒しすぎてしまうと分解が追いつかずに肝臓の機能が低下してしまいます。分解が追いつかなかった毒素が体内に残り、ニキビとして出てくることもあります。
また飲酒すると血の巡りがよくなり、ニキビの炎症が悪化してしまう場合や痒くなってしまうこともあるので、ニキビがある方が飲酒する場合は適量を守ることをオススメします。
先ほども書きましたが、糖分や脂肪分はニキビに悪影響があります。ビールや日本酒にも糖分と脂肪分はしっかりと含まれています。さらにおつまみで食べるものの多くにも含まれています。
糖分や脂肪分を過剰に取ると、皮脂の分泌を促進する効果もありますので気をつけましょう。
②ホルモンバランスの乱れ
頬にできるニキビの大きな原因は、実はホルモンバランスの乱れだと言われています。
みなさんは【女性ホルモン】【男性ホルモン】と言う言葉を目にしたことがあると思いますが、ニキビに影響を与えてしまうのはホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの増加によるものが多いです。
男性ホルモンが増加してしまうと、皮脂が過剰に分泌されたりムダ毛が増えてしまったりといいことがあまりありません。角質細胞にも影響を与えて角質層の柔軟性を失わせてしまい、乾燥してしまうのでお肌のバリアが弱まることもあります。
逆に女性ホルモンが増加すると、髪の毛がつややかになったり透明感溢れる肌になったりと、女性らしい身体をつくるのに嬉しい効果ばかりです。
さて、何故男性ホルモンが増加してしまうのかを紹介します。
・睡眠不足
睡眠不足はお肌の大敵!と、よく言いますよね。
睡眠不足が続くとホルモンバランスは乱れてしまいます。毎日6時間以上は睡眠をとるように心がけるだけで改善されます。睡眠のゴールデンタイムである22:00~2:00の間に寝ているだけでホルモンバランスは良くなっていきますので、是非早めの就寝を身につけましょう。
睡眠については、眠りが浅い人へ!快眠できない原因と快眠する方法についての記事に詳しく記載しております。
・偏食
次に、食生活が乱れてもホルモンバランスは乱れてしまいます。バランスの偏っている食品ばかりを取り続けてしまうのが原因です。特に脂肪分の多い食事ばかりだと、皮脂の分泌が活性化されてしまうのでニキビの原因になってしまいます。
規則正しい食生活を!と言いますが、色々な方の生活習慣があり、規則正しくバランス良く!というのは難しいと思います。でも、食生活の改善がすぐにできない方にオススメの食品があります。それは、大豆製品です。
大豆に含まれているイソフラボンには女性ホルモンと似た働きをするので、ホルモンバランスを整えることで有名です。食生活が乱れている、という心当たりのある方は積極的に納豆や豆腐、豆乳といった大豆製品を取ることをオススメします。
・ストレス
そして、ホルモンが乱れる原因の最後はストレスが挙げられます。
ストレスは万病の元ですよね。ストレスは女性ホルモンを分泌する脳の機能を低下させてしまいます。女性ホルモンの減少は先ほども書きましたが、女性にとってなんのメリットもありません。
せっかく睡眠不足を解消したり、大豆製品をとってもストレスが溜まっていては効果が薄くなってしまいます。ご自分なりのストレス解消法を見つけて、なるべくストレスを溜めないことがホルモンバランスを改善する近道といえます。
・生理
また、生理前になると必ずと言っていいほどニキビが出来てしまう方も、ホルモンが関係しています。毎月のことだから肌荒れは仕方がない。と諦めずに、原因を知って生理前ニキビを改善しましょう。
生理予定日の10日程前になると、肌荒れを起こす黄体ホルモンの分泌が増えます。この黄体ホルモンは栄養や水分を備蓄する効果があります。
さらに、皮脂の分泌を促進してしまう効果も持ち合わせています。過剰に分泌された皮脂は毛穴を塞ぎ、ニキビをできやすくします。黄体ホルモンは肌荒れを起こす直接の原因を作ってしまうのです。
予防法としては、ご自分の生理周期に合わせてライフスタイルを変える必要があります。具体的には生理前は皮脂の分泌が過剰になるために、脂っぽい食品をとると余計に皮脂が分泌されるため、生理前の一週間は避けるようにすることをオススメします。
にきびが出来てしまったときのケア
頬にニキビが出来てしまった場合はどのようにすれば早く改善できるのかを紹介します。
①ビタミンの摂取
では、具体的にオススメのビタミン群をご紹介したいと思います。
・ビタミンA・・・皮膚の免疫力アップ効果があります。
→モロヘイヤ、しそ、パセリなど
・ビタミンB2・・・脂質の代謝を上げ、皮脂の分泌を正常化する。
→レバー類、うなぎ、納豆など
・ビタミンC・・・抗炎症作用があり、コラーゲンの生成を促進する
→アセロラ、キウイ、レモンなど
合わせて摂取したい栄養素にビタミンEがあります。メラニン色素を抑えて美白の効果がありますので、是非食べるようにしましょう。
→ひまわり油、アーモンド、唐辛子など
全てのビタミンを摂取することは非常に難しいですよね。特に、ビタミンBは互いに連携しあって十分な効果が発揮できるためにビタミンB群としてサプリメントで販売されています。
食品からの摂取が難しい場合はサプリメントで効率よく摂取することをオススメします。
②洗顔と保湿
ニキビが出来た時は、洗顔と保湿を行って治りを早くしましょう。
しかし正しい洗顔を行わないと、逆効果になってしまうことがあるので注意しましょう。注意点としては、あまりゴシゴシと擦りすぎないようにすることです。皮脂を取り除く行動なので、必要以上に擦る必要はないのです。またすすぎの際は、熱すぎないぬるま湯ですすぐようにしましょう。
洗顔が終わった後は、化粧水と保湿クリームを使ってスキンケアを行ってください。こちらもケアするときは、あまり叩くようにせずに優しく押すようにして塗ってあげましょう。
ニキビが出来た時にやってはいけないこと
最後に、ニキビが出来てしまった際にやってはいけないNGな事を3つ書きたいと思います。
1、つぶす
これは絶対にやってはいけません。
潰すと跡になってしまったり、爪からばい菌が入り化膿してしまう危険性があります。
2、洗いすぎる
洗顔すれば治ると信じて、洗顔しすぎてしまうと必要な皮脂まで落としてしまいます。皮脂がなくなると乾燥してしまい、肌を守ろうと余計に皮脂が分泌されてしまい悪循環です。
3、メイクで隠す
ファンデーションなどをニキビの上から塗って隠してしまうと、逆に毛穴が埋まってしまいニキビの炎症を悪化させてしまいます。
大事なのは適度な洗顔とスキンケアをしてお肌を保護してあげることです。自分に合う洗顔フォームを探すのも手かもしれません。
まとめ
いかがでしたか?今回は頬にできるニキビについて記事を書いています。
いつも両方の頬でなく、片方の頬にニキビができる方は寝具が原因かもしれません。枕には雑菌が繁殖してしまいます。枕カバーをこまめに洗ったり、いつも同じところが当たらないように寝方を工夫してみるのもいいかもしれませんね。
ニキビを改善して透き通るような肌を手に入れるチャンスです。もうニキビを隠さずに、食生活やホルモンバランスを見直して、美肌になりましょう!
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