自分は健常者だと思っていても、会社の周りの人からは知的障害や発達障害など、何かしら障害を持っている可能性があると考えられていることがあります。また、社会では相手の行動や話などがどう考えても障害者にしか見えないときってありますよね。
しかし、実際の所その人はただ常識がないだけだったり、妄想癖や、考えや気持ちが未熟だったりと様々な原因が考えられます。そのため、一概に頭がおかしい人が精神障害などを患っているとはいえません。
この記事では、そんな頭がおかしいと思われる人の性格や特徴、そして、関係を持たなければいけない人のための対処法をご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
頭がおかしいと思われる人ってどういった特徴を持っているの?
日本でも、世の中にはいろいろな人がいますよね。接客業などをしていても、発言などが意味をなしていない人などもいます。しかし、頭がおかしいと感じられるのには、自分自身が感じる何らかの特徴があるはずです。
頭がおかしい人に対処するためには、どういった言葉や、どのような所に気をつけるべきかを理解しなければいけません。その為にはまず、どういった特徴を持っているかを判断し、否障害者なのか、そして、どのレベルの病気であると考えられるのかなどをきちんと判断する事がたいせつです。
自分本位に差別する前に、まずはその人と向き合ってみましょう。
感情の起伏が突然起こる
軽度知的障害や軽度発達障害の場合、目に見えて分かるような癖のある動きなどもせず、一見精神障害者だと気づくことは少ないと言えます。その為、障害者扱いされることは少ないのですが、何かしらのきっかけで感情を突然高ぶらせることがあります。
その人なりの法則や、価値観が突然否定されるようなことがあると、上手くそれに対応することが出来ず、感情を高ぶらせてしまいます。これは、自分の気持ちを上手く表現することが難しいからです。
また、女性などはヒステリーを起こしたり、男性の場合は暴力を振るってしまったりすることもあります。脳に異常がない人でも、家や仕事のストレスや、様々な心理状況で精神が追い詰められているとそのような突発性の行動をすることがあります。
極端に辛いものや、すっぱいものなども平然と食べる
辛いものや酸っぱいものなどといった、普通は皆が好んで食べないものを平気でたくさん食べている人っていますよね。もちろん個人の味覚にもよりますが、それらがあまりにも酷いと依存症になっていたり、どこか感覚が麻痺していると言えます。
身体の中に摂取する食べ物などは、たいせつな身体の一部になります。それがあまりにも偏ったりしていると、影響を及ぼす可能性があります。また、そういった刺激の強いものは劇薬にもなるので注意が必要です。
もし、周りに頭がおかしいなと感じる人がいれば、その人の食生活をいちどチェックしてみるのもいいかもしれませんね。
偉い人や、失敗してはいけないセレモニーなどで失礼な行動をする
どんな場所であっても、世間の目を気にして普通ならばしないことってありますよね。しかし、発達障害者の場合は子供のような脳から発達していないので、心は子供のままだったりします。
その為、たいせつな場所であったり、偉い人がいるような場所でも何も考えずにおかしなことをしでかします。また、障害を持っていない場合であったとしても、そういった何も考えていない行動をしでかします。
なぜなら、世間の常識などに囚われておらず、自分の価値観でただ動いているからです。
頭がおかしいと思われがちなサイコパスの特徴って?
とても頭がいいのに、人を殺すことなどに躊躇をしなかったり、人の不幸にも楽しんで加わることが出来る人は身近にいないでしょうか。もしかすると、そういった頭がおかしい人は、サイコパスかもしれません。
サイコパスは、10人に1人いると言われています。また、社長などの経営者や医者などの地位のある人間に多いとも言われています。親からすると、自分の子供が頭がおかしいのか、サイコパスなのか見極められないと心配ですよね。
それではさっそく、サイコパスの特徴について見ていきましょう。
人の不幸を喜んだり、不幸話が好き
サイコパスは人の不幸話などが好きです。また、そういった不幸に対して悲しんだりすることはありません。そういった道徳の心などがないからです。もちろん何かに対しての執着などはありますが、何も知らない人が可哀想だと同情することはありません。
だからこそ、他人を蹴落として自分が上り詰めることが出来るのですが、身近にいつも不幸話をして楽しんでいる人などがいたら、もしかするとサイコパスかもしれませんよ。
自分のためなら平気で嘘をつく
サイコパスは損得勘定を何に対してもします。そのため、どんなに嘘であっても、自分のためになることであったら平気で嘘をつきます。それがどのような内容であったとしても、あまり罪悪感はありません。
嘘をついてはいけない、だったり、道徳を守らなければいけない、という暗黙の了解を守ることに意義を感じていないので、そういった事を平気で破り、自分が得をするように操ることが出来てしまうのです。
頭がとても優秀だったり、地頭がいい
サイコパスは頭がいい人が多いです。しかも、元々の地頭が良く、あまり勉強などをしなくてもよい成績をとることができます。一見優等生に見えるので、教師や両親からの信頼を得ている場合もあります。
しかし、その反面、自分より弱い人間に対してはその立場を利用してイジメたりしている場合もあります。しかし、成績が良かったり、信頼されるように根回しをしているのであまりばれることはありません。
そういったこずるいことも出来てしまうのに加え、頭が良いことを活かして大人になっても社会的地位を高く持っている人は多いと言えます。
善悪の区別をつけることができない
最後に見ていきたいのは、サイコパスは善悪の違いが分かりません。判断基準は基本的に、自分が良いと思うか、駄目だと思うかです。だからこそ、こちらのほうが効率的だと思えば、それが悪だとしても行ってしまいます。
よく言うと常識を破ることが出来るかもしれませんが、罪の意識もなく犯罪を犯してしまう点では非常に危険だと言えます。また、それに対して罪の意識はあまりありません。そういった事を考えると、サイコパスを野放しにしておくのは非常に危険だと言えます。
頭がおかしい人と接する時に注意しておきたいポイントとは?
頭がおかしい人や、サイコパスの存在について分かった所で、普通の人からしてみれば、出来れば関わりたくないですよね。しかし、どうしても関わらなければいけない事もあるかと思います。
その時に、下手に相手を逆なでするような事をしでかさないように注意が必要です。それでは、頭がおかしい人と接する時に注意しておきたいポイントとはどういったものがあるのか見ていきたいと思います。
必要最低限のみの会話をするようにする
まずは、あまり関わらないようにしましょう。同僚だったり近所の人だったとしても、必要最低限の会話に留めることが必要です。あまり長く話したりすると、更に他のことに誘われたりする危険があります。
忙しい素振りをしたり、何かと話を盛り上げないようにして、必要最低限に会話をとどめておく努力をしましょう。
本人のことを面と向かって否定したりしない
いくら頭がおかしいと思っていても、それを直接言うと、かえって逆効果です。本人が言っていることどんなにおかしいことだったりしても、それを面と向かって否定することは止めておきましょう。
また、否定を基本的にやめて、同意もせず、相槌をうつだけにしておくのがおすすめです。下手に否定をすると、逆恨みなどに発展する危険があります。
何をすればおかしな行動をするのかパターンをつかむ
おかしな行動をする事があるのであれば、どのような行動をすれば、おかしな行動をするのかをきちんと研究してみましょう。もしかすると、パターンがあるのかもしれません。
パターンさえ分かればそれをやらなければいいだけなので、早めにパターンを暴くようにしましょう。
頭がおかしいと思われる症状ってどういったものがあるの?
頭がおかしいと思われる人の特徴などは分かりましたが、すでに何かしらの病気などを発症している人は、あたまがおかしいと思われがちです。ただ、頭がおかしいだけの人よりもそういった原因がはっきりしている方が対処しやすいですよね。
それではさっそく、頭がおかしいと思われる症状にはどういったものがあるのか見ていきましょう。
何かの依存症を持っている人
ギャンブルなどって止めることが大変ですよね。ギャンブル依存症などになると、障害枠に入ることはありませんし、病気や身体障害としては考えられませんが、社会性をもつことが難しくなってしまいます。
また、そういった人の場合は自分の意見を持つというよりは、依存したものに対しての執着のみを持っています。その為、上手く生活をすることが出来ず、いつも囚われた状況になってしまいます。
人格障害を持っている人
パーソナリティー障害を持っていたりすると、被害妄想をもち、生活の中で、家族に対しても怯えたりすることがあります。匿名で誰かが狙っているのではないかなどと怖がりますが、
まとめ
頭がおかしいひとについて見ていきましたが、どうだったでしょうか。身近にそのような頭がおかしい人がいると、対処が大変ですよね。また、皆が頭がおかしいと言っていないのならば、自分の勘違いかもと思ってしまうかもしれません。
しかし、実際に客観的に見て、判断することが大切です。また、相手の行動としっかりと向き合い、できるだけその人による被害に合わないように気をつけることが大切です。ぜひこの記事の内容を役立てて、頑張ってくださいね。