日本人はどちらかというと、依存体質の人が多いのではないでしょうか?日本国という国自体もアメリカに依存している面があって、真の独立国家ではありません。
依存体質とは誰かに依存するだけでなく、仕事や、ギャンブル、趣味などに依存している人たちのことです。
依存体質の人が現在は、多いように思います。経済的自立をしていても、何かに依存して生きている人が現在の日本社会には、多く存在しているように考えられます。
依存体質について見てみました。
依存体質の人について
依存体質は昔から女性に多いように感じます。現在は女性も働かなくては、生活がやっていけない事もあって、共働きが多くなってきましたので一概にいえません。しかし
現在でも女性は高収入を婚活に一番に、あげる人が結構多いです。そうしてみると依存体質は自分は気が付いてないだけで、結構多くの人の思考の中にあるように考えられます。
度の過ぎた依存体質の人たちの存在が、現在は可なり多くなってきているように考えられます。不景気な現在の世の中のため、仕方がないと言えば仕方がないです。
独り立ちできる年齢になって、食事、洗濯、掃除と世話を焼いてくれる母親がいる、実家から仕事場に通っていると、どうしても自立心にかけ依存度が高まってきます。
昔も実家から通っていた人は大勢いましたが、現在は経済面まで親に頼って自立できない人が増えています。それを考えると依存体質の人が、可なりの勢いで増えているようにも感じられます。
依存体質の原因
依存体質で一番にあげられるのが、自信がないという言葉です。自分自身に自信がないために依存体質になるとのことですが、私は何か違うようにも感じます。
依存体質の人は色々な要素が、絡み合って起こるのであって、自分自身に自信がないため、というのは何かしっくりきません。そこで依存体質の原因をいくつかあげてみました。
- 自信がない
- 自己犠牲
- 過去の問題
- 幼少期の親の育て方
- 遺伝的要因
自信がないため
依存体質の人は、自分自身に自信がありません。依存体質の人は自分に自信がないから、何かに頼り、それを得る事で自分を保とうとして、一人でいる事に自信が持てなく、自立できなくて、辛さを乗り越える精神力が身についていません。私は
この自分自身に自信がないというのは、どうしても理解できません。自分自身に置き換えてみても、私は自分自身に自信がありませんが、何かに頼る事はありません。
依存体質の人は臆病な人が、多いのではないかと考えます。色々な経験をすることを怖がり、日本人的な「石橋をたたいて渡る」的な新しい挑戦を、怖がっているのではないでしょうか?
新しい経験をすることで、未来の充実したものが手に入る可能性があるのに、何かに依存して目標も持たず、ただ毎日を過ごしているという、だけの人が多いのではないでしょうか?
ですから人や何かに頼ってしまって、依存体質になっているように私は感じるのです。新しい経験は若いうちにやらないと、歳を重ねると中々できなくなります。
自己犠牲による見返り
依存体質には自己犠牲してまで、他人に尽くそうとしたり、反対に暴力や暴言によって、他人を支配する行動に走る事もあり、ホストなどにはまって、自分の生活を犠牲にしてまで入れ込むのは、自己犠牲の依存体質といえます。
自己犠牲してまで相手に尽くすことは、悪い事ではありません。しかしそれも度が過ぎてくると、その見返りを求めるようになってきます。
相手に尽くしたのだから、これぐらいやってくれてあたり前、という気持ちになることは、結局は自分の為でもあるのです。
自分の存在価値を分からせようとすることが、依存体質の人にはあります。相手に尽くして何も、もとめないのとは違いがあります。
無償の愛情と、自己犠牲の愛情とは似ているようで、全く違ったものです。無償の愛は自分が犠牲を払っても、その見返りを求めない事です。
しかし依存体質の自己犠牲の人は、他人に尽くしてもその見返りを、何らかの形で求めていることが大きな違いです。
過去の問題
過去の生活環境から、昔のトラウマがあって、心理的な事や育った環境によることで、依存体質になることがあります。
過去の色々な人間関係がいやで、依存体質になる事もあります。
幼少期の親との関わり方
3歳までに親が余り子供をかまってやれる状況でなかったり、また過保護で親が何でも手助けをして、自立心を芽生えさせなかったことによる、ものが大きいと言われています。
人間は安心感があれば自立でき、依存体質もなくなります。幼少期にたとえ色々な形で依存体質になったとしても、大人になって努力しても、依存体質は変わらないのかといえば、それは違います。大人になって依存体質に気が付き、直そうと思えば直せます。
遺伝
ギャンブルや、アルコール、煙草などは、また違った形の原因があるようです。それは遺伝です。全ての人がそうではありません。
今まではその人の性格的な要素があると考えられていましたが、遺伝的な要因が非常に多いようです。
依存体質の人のタイプ
依存体質といっても色々なタイプがあります。人に依存していることや、物に依存していることなどあります。どのような依存体質のタイプがあるのでしょうか?
家族に依存しているタイプ
家族に依存しているタイプは、子供の時と同様何事も家族に依存して、その責任も家族に押し付けているのが特徴的といえます。
ある大人になった時には、一人暮らしをするのは必要です。しかし現代の世の中、非正規社員は4割となっている現状、やはり一人暮らしをすることは、難しい世の中になっていることは確かです。
いわゆるニートという男の人たちです。経済的なお金の面においても、依存している人たちが多いのに驚きます。子供が少なくなった分、親も余裕があるのかもしれません。しかし
依存体質を無くすためにも、家族に依存するのではなく、家族の中で自己自立をしていく事が必要です。そのためには経済的なお金の面だけでも、自立するのが大人ではないでしょうか?
恋人への依存
恋人への依存は相手を束縛することになります。それで相手も良いのであれば、それはそれで良いでしょう。
多かれ少なかれ余り依存されると、相手は重荷に感じる事になるでしょう。いつも一緒にいなければ不安という人は依存体質の人です。
恋人関係の恋愛は本来は平等でなければいけません。しかし依存体質の人になると、従属的な関係になりがちになります。
依存体質の人は携帯電話やメールを、相手がどの様な状態なのかイメージを、沸かせることができず、頻繁にチェックして、返信メールや連絡をしてこないケースに、感情的になる人もいます。
相手が重荷に感じるようになれば、失恋という形になってしまいます。失恋しないためにも、相手の自由をみとめ、自分も自由な時間を持つことが大切です。
仕事に依存しているタイプ
仕事に依存している人は、周りの人とのコミュニケーションが、うまくいかない人が多いです。仕事に依存していると、いつの間にか孤独に追いやられます。
仕事に依存している人は、70歳以上のいわゆる、日本男児という人達に多く見られます。定年して仕事がなくなってしまったら、抜け殻同然になる人が昔話題になったこともありますが、現在でも日本の働く男性の中には、このような人がおられるのかもしれません。
仕事に依存ばかりしていたら、仕事がなくなった時に自立できなくなります。やはり色々な趣味を持ちながら、趣味の中から仕事につなげる事ができるようになれば最高ですね。
いやいや働くのも依存体質
皆さんお仕事は楽しいですか?依存体質の人はお仕事を、いやいややっています。これもれっきとした依存体質です。理由は
依存体質ではないという人は、他人に流されず、自分で決定して、自分で行動できる人のことです。そしてどの様な結果においても、自分で責任を負わなければいけません。
いやいや仕事をしているのは、他人に流されて自分で決定して行動できていません。
趣味に依存しているタイプ
趣味に依存している人は、現実逃避するタイプに多いです。趣味の時間もバランスを欠くことで、趣味の時間も崩壊します。
趣味には色々あります。ギャンブル、アルコール、占い、買い物、切手収集などの色々な収集など、これらに生活の半分を奪われている場合は、依存体質といわれるでしょう。
ギャンブルに依存しているタイプ
依存体質の人ではまるのがギャンブル依存です。ギャンブル依存の人は、自分の生活もダメにすることがあります。
ギャンブルをするときは、生活費とは別に決めておいて、その中で行うことが必要です。
アルコールや薬物依存しているタイプ
ストレスがあるとアルコールに依存して、嫌な事を忘れようとする人が居ますが、これは一時的に忘れるだけで、根本的な解決になっていません。
ストレスや寂しさをアルコールで忘れようとして、アルコール依存体質の人もいます。アルコール依存体質は、遺伝による物が大きく、アルコール依存者の3人に1人が親がアルコール依存であるそうです。遺伝要因の占める割合は半分から3分の2の割合です。
アルコールや煙草、薬物依存などは性格や人格から、くるものではないそうです。遺伝的な要因が多くをしめています。
占いに依存しているタイプ
依存傾向の強い人は、自分の人生までも占いに依存して、自分で何一つ決められなく、自己自立ができない人間になっている人もいます。
買い物に依存しているタイプ
ストレスがあると、依存体質の人は、欲しくもないものまで買ってしまいます。物を手に入れる事で、自分の欲求を満たして、ストレスや寂しさを解消している人も、依存体質の人といえるでしょう。
テレビや通販などで、いらないものまで買いまくる人も、依存体質の人といえるでしょう。
依存体質の性格の特徴
- 言い訳が多い
- 精神的に打たれ弱い
- かまってほしい、寂しい
- 責任感がない
- 精神年齢が低い
言い訳が多い
依存体質の人は、悪いことが起こると、必ず自分は悪くないと責任を転嫁する人が多いです。
そして責任を転嫁して、言い訳が多くなります。
精神的に打たれ弱い
メンタル面が依存体質の人は弱いため、些細なことで落ち込み、家族や、彼氏に依存してしまいます。
依存している割には、家族や彼氏の立場を理解しようとせず、例えば衣服の汚れが綺麗に落とせなかった場合も、母親が悪いと怒鳴り散らします。
かまってほしい、寂しい
依存体質の人は、結局はかまってほしく、寂しがり屋なのです。
三つ子の魂100までという諺があるように、3歳までの子供の頃の、親の接し方に原因があると言われています。
責任感がない
依存体質の人は責任感がありません。誰かに、何かに依存することで、自分の思いを満たしているため、何かことが起こると、自分は悪くないと人の性にします。
依存体質の人が責任を取るようなことはしません。誰かに依存することで生きてきているので何かあっても誰かが何とかしてくれるだろうと、思う心が多いようです。
精神年齢が低い
依存体質の人は精神年齢が低いように感じられます。
ですからイライラが起こることがありますが、精神年齢が低いと思って接していれば、イライラも解消されるでしょう。
依存体質の克服方法
さて依存体質を直したいと気が付いたとき、どのような方法をとれば、依存体質が直るのでしょうか?
- まず依存を認める
- 自己重要感を高める
- 人を喜ばせる
- 自己肯定感を高める
- 自分に自信を持つ
- 生活習慣の改善
自分が依存体質と認める
依存体質の人は、わりと自分が依存体質と思ってない人が多いようです。依存体質の改善方法はまず一番に、自分が依存体質であるということを認めることが大切です。
自分自身が依存体質であると認める事で、依存体質を克服することができるのです。自分が依存体質と考えていなければ、直すことはできません。
自己重要感を高める
自己重要感というのは、自分は重要な人間だと実感すること、自分を自分で受け止め認め、人を幸せにすることで、自己重要感が増してきます。
自己重要性を高めるには、本当に小さなことでも良いので、一つ一つ克服し、昨日より今日、今日より明日という風に努力してチャレンジすることで、魅力的になって自分で自分を褒められるようになることが自信につながっていきます。
人を喜ばせる
仕事で充実感を得られている人は、余り依存体質の人はいないようで、自分の仕事でみんなを喜ばせている仕事は、それだけで自己重要感が満たされています。
自己重要感を高めて、人を喜ばせる事ができれば、今度は相手の良い所をみつけ、きちんと褒めてあげることで、自分の自己重要感も、周りの人も幸せにできます。
自己肯定感を高める
自己肯定の低い人は、罪悪感や自責が非常に強い人が多く、自分を責めても何も解決しないところに気が付きません。
反省と自責は違います。反省をしても自分を責めたり、落ち込んだりすることは、必要ないです。自責や罪悪感は成長を、ストップさせると思う方が良いでしょう。
依存体質の人は自己否定が強すぎる人です。自分は生きている価値がない人間、必要ない人間だと思っている人が、多いのではないでしょうか?
依存体質の人は、自己否定することで、自分の人生に負を引き寄せています。依存体質の人は見返りを求めます。
自分に自信を持つ
まず親の価値観を一つ一つ、はがしていくことが大切です。自ら舵を取りながら、自分というものに気が付いて、自分の中に安心感をもとめることです。
自分自身の軸を備えることができたなら、依存体質からぬけでることもできます。自分自身の五感を大切にして、親や周りの価値観を一つ一つはがしていきます。
自立することは親や周りの価値観を、一つ一つはがし、親の価値観を自分の価値感に、変化させることで、依存体質がなくなります。
- 価値観・・・能動的で自分が主体的にみて考えます。
- 価値感・・・直感的に物事をみます。
カウンセリングを受ける
自分で自信がなくどうしても解決できない時は、解決策として、カウンセリングを受け、プロの専門家のカウンセラーの指導を仰ぐことも良いのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?こうしてみてみますと、多くの人は何かに依存している人が、日本では多いのではないでしょうか?
自立することは大切です。しかし日本国自体依存し続けています。ですからその中で暮らす国民が、自立できていなくて、依存体質の人が多いというのは、何も驚く事でもないように感じます。
依存体質から抜け出したい人は、兎に角一人になって、何から何まで自分一人でやって、一人で考えてみることです。ポイントは自分の頭で考える癖をつけることです。
まず一日誰にも頼らずにできた。明日は、その次はというように、自分の出来る範囲内で、毎日毎日積み重ねる事で、自然に自立精神が芽生えてくるのではないでしょうか?
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