風邪により筋肉痛が起きるのは何故?対処方法も紹介!

風邪をひくと筋肉痛のような痛みがでることがあります。風邪による筋肉痛はスポーツや運動で鍛えたことによる筋肉痛とは原因が異なります。

それはなぜなのでしょうか。風邪の筋肉痛の原因と対策や風邪予防の方法などをご紹介します。

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風邪の原因

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風邪はウイルスや細菌に感染することが原因となって、咳や鼻水、発熱などの症状が現れます。

風邪の原因になる細菌

・溶連菌(レンサ球菌)

扁桃炎や咽頭炎、発熱、喉の痛みなどの原因菌です。皮膚に感染するととびひになることがあります。とびひについては、とびひを治療するには?早く治すための方法を紹介!の記事を読んでおきましょう。

・マイコプラズマ

咳や発熱、頭痛、喉の痛みなどを伴い、マイコプラズマ肺炎の原因となります。胃や腸に感染して、嘔吐や下痢などの症状を併発するケースが見られるようになってきています。

風邪の原因になるウイルス

・ライノウイルス

一般的な普通の風邪の原因菌です。咳、くしゃみ、鼻水などの症状を引き起こします。

・アデノウイルス

いわゆるプール熱の原因菌で、高熱や結膜炎の症状が現れます。喉が腫れることもあります。

・エンテロウイルス

腸内で増殖するウイルスで、風邪のような症状や、手足口病、ペルパンギーナを引き起こします。夏から秋にかけてみられますが、症状が何も現れない人も多いです。

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風邪とインフルエンザの症状

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風邪とインフルエンザの一般的な症状の特徴を比較してみます。ただし、どちらも症状だけでは病気を確定できないので、必ず病院に行って医師の診断を受けましょう。

普通の風邪

咳、痰、喉の痛み、鼻水、鼻づまり、頭がぼーっとする、発熱、関節の痛みなどです。

インフルエンザ

急な悪寒、突然の発熱(38度以上)、頭痛、関節痛、筋肉痛、食欲不振、倦怠感、下痢や腹痛などです。

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ウイルスに対する防御反応

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風邪をひいたときにみられる症状は、細菌やウイルスに対する身体の防衛反応です。咳や痰が出るときは、のどにウイルスが感染しています。鼻水が出るときは、鼻にウイルスが感染してしまったということです。

熱や痛みが出る場合は、熱に弱いウイルスを退治するために体温を上げているといわれています。また、体温が上がることで免疫力が高まります。

白血球にはマクロファージといわれる貪食(どんしょく)作用があります。細胞やウイルスを取り込み、食べてしまうことで殺菌したり、がん細胞やウイルスの死骸などを取り除いています。そうした働きが、体温が上がることで活発になるといわれています。

体温を上げるために、発熱物質が作られます。この発熱物質が身体を刺激して発熱を起こします。その反面、身体にとっては頭痛や発熱、炎症による関節や筋肉の痛みなど身体に感じる症状が現れてしまいます。

このような症状にも意味があります。起きていられないほどの症状があるということは、身体が安静や休息を必要としているのです。ウイルス退治を最優先しなければならないという身体からのサインなのです。

ちなみに、細菌を退治するのは白血球で抗生物質が効きます。ウイルスを退治するものはリンパ球で、抗生物質は効きません。

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筋肉は超回復する?衰える?

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風邪の筋肉痛は、通常の運動やトレーニングによるものではないので、いわゆる「超回復」はありません。また、風邪をひいて数日間トレーニングができないとしても、極端に衰えたり、急に元に戻ってしまうこともありません。風邪などで体調がよくないときは、きちんと身体を休めて、回復を優先しましょう。

風邪の症状が良くなると筋肉痛も自然に治ってきます。身体が元気になってから運動やトレーニングを再開しましょう。

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風邪をひいたときの対処法

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風邪をひいたときに家庭でできる対処法や手当てをご紹介します。

安静と睡眠

身体の回復には安静と睡眠が必要です。体力をなるべく消耗しないで、たくさんのエネルギーを風邪の回復のために使えるようにします。そのためにも、きちんとベッドに入ってゆっくりと眠ることが大切です。睡眠は身体をリラックスさせて疲労を回復し、ストレスを和らげます。

水分補給

熱が出たり、下痢や嘔吐などで水分を大量に失うと、脱水症状になる危険があります。できれば経口補水液を利用して十分に水分を補いましょう。身体を冷やさないように、常温のものを飲むといいでしょう。

葛湯、しょうが湯

お湯をそそぐだけのものが市販されているので利用するといいでしょう。手軽に飲むことができます。身体の内側から温めます。

お風呂に入る

風邪の初期は身体を温める意味で、お風呂に入ります。お風呂に入らないほうがいい、という説もあります。湯冷めや体力を消耗しないようにするためです。お風呂上がりは、湯冷めしないようにすぐにベッドに入ったり、部屋を暖かくしておきましょう。

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風邪の予防方法

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風邪予防の方法も改めて確認しておきましょう。

うがい、手洗い

手にはたくさんの細菌やウイルス、汚れなどがついています。石鹸をよく泡立てて、丁寧に洗いましょう。目や口や鼻に無駄に触らないようにします。細菌やウイルスは粘膜から侵入するからです。

緑茶には殺菌作用があるといわれ、うがいに使用すると効果があることがわかっています。出がらしのお茶っぱでもいいとされています。

湿度を保つ

加湿器などを使って、部屋の空気を乾燥させないようにしましょう。喉の潤いを保ち、ウイルスの増殖を抑えるためともいわれています。

マスクを利用して、鼻や口の湿度を適度に保つことものどの乾燥予防には効果的です。鼻が詰まって口でしか息が出来ないときは、特にマスクをして喉を守りましょう。

規則正しい生活

食事から十分な栄養を補うことが大切です。栄養のバランスがいい食事を積極的に食べるようにしましょう。疲れを溜めないためにも寝不足を解消して、十分な睡眠を確保しましょう。寝る直前まで明るい部屋でパソコンやスマホを見ているのはよくありません。明かりを落としてリラックスし、夜更かしをしないようにします。

体力をつける

軽い運動を定期的に行って、体力を維持することも必要です。筋肉をつければ体温が上がります。体温が上がると免疫も活発に活動します。もともと身体に備わっている免疫力を発揮して風邪やウイルスに対抗できる身体作りをしていきましょう。

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まとめ

風邪の筋肉痛や風邪の対処法について、最後にまとめておきます。

風邪の筋肉痛は、細菌やウイルスに対する身体の防御反応です。
身体の熱を上げる発熱物質が熱や痛みを引きおこします。
熱が下がれば、風邪の筋肉痛も自然に緩和します。
風邪やインフルエンザの予防には、うがいと手洗いを丁寧に行いましょう。
顔や手には細菌やウイルスがついているので、必要以上に顔を触らないようにしましょう。
発熱や下痢・嘔吐があるときは、経口補水液で水分補給して脱水症状を予防しましょう。
風邪による筋肉痛は、トレーニングした場合とは原因が違うので、いわゆる「超回復」などは望めません。

風邪をひいて筋肉痛がおきる場合は、発熱や関節の痛みなどを伴うこともあります。食欲が落ちたり、体力を消耗すると、日頃からトレーニングや運動に気を使っている人は心配になるかもしれません。症状がよくなるまでは、しっかりと身体が休まるように休息をとってください。1日も早くトレーニングを再開するためにも、風邪を長引かせないことを優先しましょう。

あまりにも高い熱が出て、何日も続いたり、咳が止まらない、お腹が痛すぎるなど身体に異変を感じたら、すぐにでも病院で診察を受けるようにしましょう。風邪やウイルスに負けず、健康で元気な毎日を送りましょう!

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