小鼻の赤みの原因は?ケア方法も合わせて紹介!

からだの中でも、お顔は鏡を見ない限り、自分では確認できない部分です。

しかし、誰かとコミュニケーションをはかるときは向かい合うため、自分の表情や、肌の状態、女性であればメイクの仕上がりが気になりますね。

コンディションの悪い時であれば尚更です。顔のパーツでも、肌荒れや目のむくみなどさまざまな悩みやトラブルがありますが、今回は「小鼻の赤み」について、原因や対策法などをご紹介します。

コンディションが良ければ、他者とのコミュニケーションも楽しく表情も明るくなりますね。

どうして小鼻が赤くなるの?

花と女性

小鼻が赤くなるにはさまざまな原因が考えられます。お医者さんに相談する前に、生活習慣や日常のあれこれを見直してみませんか?

ちょっとしたことを見直すことで、小鼻の赤みを解消できるかもしれません。小鼻の原因をひとつひとつ確認してみましょう。

洗顔のしすぎ、または十分な洗顔ができていない

人の顔はオイリー肌だったり、乾燥肌だったり、人により様々です。女性はほぼ毎日のメイクで、男性であればひげそりでの肌に負担がかかります。

衣服をまとわないお顔は、常に空気やほこりにさらされた状態で、目に見えないよごれも気になります。

通常であれば、朝夕、洗顔をしてお顔の清潔を保ちます。思春期やオイリー肌の人は、肌の脂よごれや、ニキビ・吹き出物が気になり一日に何度も洗顔をする人もいるでしょう。しかし、1日に何度も洗顔をすることは、肌の油分を取りすぎてしまい、かえって乾燥や肌のトラブルを招いてしまいます。

洗顔は1日に朝夕の2回で十分です。洗いすぎ、こすり過ぎは肌に負担をかけ過ぎてしまいます。回数を増やすのでなく、肌に負担の少ない質のいい洗顔を行いましょう。

また、洗顔料でしっかり洗顔していても、すすぎが十分できていなくて、洗顔料や皮脂が残っていて肌のトラブルを招きます。

すすぎは肌を擦らないように気をつけながら十分に行いましょう。

化粧品が肌に合っていない

女性は一日に数種類もの化粧品を肌の上にのせています。メイクだけでなく洗顔から基礎化粧品に至るまで、様々なものがありますね。

小鼻の赤みや、お顔のトラブルが気になる時は、普段使っている化粧品を見直していみましょう。化粧品を変えた後に赤みやトラブルが気になりだした時は、その化粧品の成分や使用期限を調べてみましょう。

また、開封して時間が経ちすぎた化粧品は肌への負担も大きくなります。開封して半年以上の化粧品はお肌のためにはおすすめできません。

肌のトラブルが落ち着かない時は、愛用中の洗顔料や基礎化粧品、メイク道具をひとつ ひとつチェックしてみましょう。

UVケアを怠っている

お顔は被服に覆われいないため、普段から紫外線にさらされています。

日焼け止めクリームなどでUVケアをしていないと、肌は紫外線をどんどん吸収してしまいます。紫外線を浴びると肌の皮脂のスクワランが酸化し、肌が炎症を起こしやすくなります。

女性はメイクをしていることで、いくらか紫外線を防ぐことができますが、男性は素肌のままなので紫外線の影響を受けやすいです。UVケアなんて・・・と思うかもしれませんが、小鼻の赤みが気になる時は、是非UVカット効果のあるクリームやローションやジェルを使ってみましょう。

肌が乾燥している

肌が乾燥していると、お肌は炎症を起こしやすくなります。

お肌の乾燥は、洗顔による肌のこすりすぎや、日焼け、エアコンで空気が乾いているなどの条件で起こります。

また、もともと乾燥肌の方もいらっしゃいますね。

基礎化粧品などでのお肌の保湿や、UVケア、室内の湿度チェックなど行い、お肌の乾燥を防ぎましょう。

毛細血管が拡張している

もともと、肌が薄く拡張した毛細血管が透けて見える方がいます。この場合、食生活や化粧品、生活習慣を見直しても、改善はするものではありません。

毛細血管が拡張するということは、アルコールなどの刺激が多少はありますが、これらの刺激物を絶ったからからといって赤みがとれることはありません。

毛細血管拡張症による小鼻の赤みは、美容整形外科などでレーザー治療が必要になります。

脂漏性皮膚炎を起こしている

小鼻の周辺が赤くなっていたり、ザラついている時は脂漏性皮膚炎の疑いがあります。

皮膚にはもともとたくさんの常在菌が存在しており、まめに洗顔をしていても、赤く炎症を起こしたりすることがよくあります。

脂漏性皮膚炎を起こしている場合には、病院で処方される軟膏(ステロイド剤や抗真菌剤)での治療が必要になります。症状がひどく、軟膏だけではなかなか良くならない場合は、レーザー治療などで対処する場合もあります。

小鼻の赤みを改善するためのセルフケア

上記に述べたように、小鼻の赤みをとるためには病院での治療を必要とするものもありますが、日々のお手入れや、生活習慣・食習慣の改善で軽減・解消できるケースも多々あります。

なるべくなら、お薬や外科的治療を行わずにきれいな白いお肌になりたいですよね。小鼻の赤みだけなく、セルフケアでお肌の状態がよくなることは誰しも嬉しいことです。

あなたの生活習慣・食生活は見直すべきところはありませんか?

めんちょう 鼻

正しい洗顔ができていますか?

肌のトラブルが気になると、つい何度も洗顔したり、時間をかけすぎて洗ってしまったり、気になる部分を擦ってしまったりしてしまいがちですが、洗顔の仕方を間違っていると、肌トラブルを招く原因になります。

正しい洗顔で肌トラブルを防ぎましょう。

  • 洗顔の前に手をしっかり洗って雑菌をお顔に移してしまわないようにしましょう。
  • 洗顔料は適度な水分を含ませ、手のひらで十分泡立てましょう。泡立てネットはあまり水分を含まなくても、泡を立てることができるので、洗顔の時の摩擦の原因になります。
  • 洗顔の際は冷水やお湯でなく、ぬるま湯で行いましょう。冷水は肌の引き締め効果があるといいますが、毛穴が引き締まるのは洗った30分後程度までです。無理に冷水で洗顔して、十分にすすげていないと、かえって、肌トラブルを招いてしまいます。

また、お湯での洗顔は肌の油分を落としすぎてしまい、乾燥・炎症を起こす原因になります。

・トラブルが気になるときは、ついその部分をこすりすぎてしまいがちです。しかし、摩擦は乾燥と赤みの原因になります。十分に泡立てたソープで優しくお肌を包み込み、時間をかけすぎないようにしましょう。

お顔の各箇所を適度に水分を含んだ泡で約1分程度丁寧に優しく洗い、その後、優しくすすぎましょう。すすぎの際もこすらず、20回程度流す感じですすぎましょう。

・タオルで水分を拭き取る時は、こすらないように注意しましょう。拭き取りの際は、優しくタオルを押し当てるような感じで水分をとりましょう。タオルによる摩擦も乾燥や赤みの原因になります。

・洗顔のあとは、十分な保湿をしましょう。洗顔料に保湿成分が入っていたとしても、すすぎをすることで保湿成分まで流れてしまいます。洗顔後は化粧水や乳液などでしっかり保湿することをおすすめします。

ただし、血管拡張症や脂漏性皮膚炎などで、お薬を使用しているときは、基礎化粧品が刺激となる場合があるので、保湿の仕方をお医者さんにきちんと相談しましょう。

規則正しい生活習慣でお肌もストレスフリーに

寝不足や食習慣の乱れは、お肌にもストレスがかかり、小鼻の赤みだけではなく、さまざまなお肌のトラブルを招きます。

睡眠不足や、野菜不足、栄養の偏り、ビタミン不足、過度のストレスは肌トラブルの原因になります。

・からだに合った寝具や枕で質のいい睡眠を取りましょう。睡眠時間が短い、なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めて眠りが浅いなど、睡眠にトラブルがあるときは、熟睡できない原因を探りましょう。

・野菜や食物繊維や水分をしっかり摂って、お通じを良くしましょう。

・ビタミンB2、B6はお肌のコンディションを整えるのに必要な栄養素です。ビタミンB2を多く含む食品は、アーモンド、卵、牛乳など、ビタミン6を多く含む食品は卵、ほうれん草、人参、かぼちゃ、小松菜などの緑黄食野菜、魚などです。

・食事を摂る際は、主食・主菜・副菜・乳製品・果物をバランスよく摂りましょう。

・気分転換や、好きなことに取り組む自分時間を作り、リフレッシュできるようにストレスコントロールをしましょう。

・規則正しく、からだに優しい生活習慣を意識つけましょう。

メイクの仕方を見直しましょう

美肌

小鼻の赤みが気になると、ファンデーションも厚塗りになったり、コンシーラーの重ね付けになったりします。しかし、赤みが気になる時は炎症や皮脂汚れが原因であるため、メイクの厚塗りで赤みを隠すことは、肌の負担を大きくすることになります。

メイクの厚塗りで赤みを隠すより、セルフケアやお医者さんへの相談で赤みの解消に努めましょう。

お医者さんに相談しましょう

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洗顔の仕方や化粧品の見直し、生活習慣や食生活を改善しても、小鼻の赤みがなかなかとれないときは、セルフケアでは対応できない原因である可能性があるので、一度、皮膚科を受診してみましょう。

毛細血管拡張症や脂漏性皮膚炎等はお薬での治療や症状によってはレーザー治療などでなければ改善しません。

自己判断ではなく、お医者さんの適切な診断のもと、きちんとした治療が必要になります。

ま と め

女性

小鼻は、お顔のパーツの中でも、立体的であり、メイク落としや洗顔もしにくい部分なので赤みや、肌トラブルを起こしやすくなります。

また、からだに負担のかかる生活習慣や食生活をおくっていると、お肌は不調になってしまいます。普段から、質のいい生活スタイルを心掛け、からだに優しい過ごし方を意識しましょう。

生活スタイルの見直しは、小鼻の赤みだけでなく、さまざまなからだの不調を改善する近道になります。

多くの場合は生活習慣の見直しで良くなりますが、セルフケアでもなかなか改善が見られない場合はお医者さんに相談しましょう。

あなたの素敵な笑顔のために、美しい肌を作りたいですね。

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