血液型占いと呼ばれる人の性格の診断方法があります。血液型によって男女の性格にある傾向があり血液型と人の性格には関連性があると言うものです。
簡単に紹介すればA型は几帳面で真面目な性格。臆病でやや大胆さに欠ける性格。B型は自己中心的で頑固で陽気。天才肌の人が多い。O型は大雑把で人当たりがよく飽きっぽい。しかし凝り性で好きになったことにはとことん向き合う。AB型は不思議ちゃんが多く、あまのじゃくで多重人格と呼ばれることもある。天才肌もしくはその真逆。
という一般的に日本の中では知れ渡っていて今や常識にもなっています。今日はAB型の人の性格についてピックアップしてその特徴を紹介します。
どんな人がAB型の人と相性がいいのかも参考にして見てください。
AB型の人の性格的特徴
AB型の人の性格に代表される特徴とはどんなものでしょうか?
血液型占いや血液性格診断などで紹介されている全ての性格的な特徴について紹介して行きます。AB型の人の性格にはどんな傾向があると思われているのかを知っておきましょう。
ちょっと変わってる
初めのうちは周りから「ちょっと変わってる」「突っつきにくい」「何を考えているんかわからない」と言われることが多いようです。
社交的な一面はありますがしっかりプライベートと分ける性格から初対面の人と親密になるまでに時間がかかります。
仲良くなったと思ったらすぐにサバサバしたドライな一面も見せるので周囲には変わった人だなという印象を懐かれやすいでしょう。
天才肌もしくはその逆
独特の完成を持ち合わせており天才肌と言われることもあります。しかし天才と平凡は紙一重、その感性が独特すぎるが故に周囲から理解されず、ただの変な人と思われてしまうこともあります。
強い個性を持っているのですが、それをうまく自分でプレゼンしたり、自分の個性を売っていくことには興味がないので理解されないことも多いです。
二重人格
A型とB型が合わさって出来上がっているのがAB型です。
なので性格的にもAとBが混ざりあった状態で天才肌の部分や自己中心的、真面目、几帳面、わがままなどの性格が混ざり合って、ほぼ真逆の両方の性質が内在しているという複雑な性格になっています。
ですので、発言に統一性がなかったり、気分で発言がコロコロ変わるようなところがあります。
しかし自分の中ではしっかり筋が通っていてなんの疑問も矛盾も感じていません。
この感覚の違いが二重人格と言われてしまう所以になっています。
理想が高く優柔不断
恋人や恋愛対象い対してのハードルが高いという特徴もあります。
ストライクゾーンが狭めで妥協を許しません。恋人選びだけでなく、物件選びや、ちょっとした小物選びにも妥協を許さず、時間ギリギリまで悩むことがざらにあります。
特に早く買い物を済ませて帰りたい効率厨のO型との買い物の相性は最悪でしょう。
理想が高くなかなか決められない優柔不断という特徴を併せ持って言います。
強く自分を持っている(頑固)
人に合わせることもできるのですが、自分を強く持っているので時々頑固になります。妥協点を探すのが苦手で、相手が折れるまでとことん話すという特徴があります。
たとえ一人でも自分が行きたいと思ったら単独行で足を運びます。
誰も見ていないところでも自分ルールは絶対に守る性格で、自分ルールで信号無視を絶対にしないということを決めていれば深夜の誰もいない信号も守るなど妥協を許さない性格をしています。
気分屋でオンオフの差が激しい
公私混同を激しく嫌う特徴があります。プライベートでどんなに嫌なことがあってもそれを仕事では表に出さないので、仕事タイムが終わったら急に腑抜けてしまいだらしなくなったり、機嫌が悪くなったり、オンオフの差が激しい部分があります。
この急激な温度の差も多重人格に見えていることの所以でしょう。
美的センスが個性的
あまのじゃくで人すでに見つけているものや、人から勧められたもの、すでに流行になっているものにはほとんど興味を示さずに、自分で見つけたものに以上に愛情を注ぎます。
なので美的センスが周囲の流行とそれているケースが多く、独特だなと感じられやすい傾向があります。
なので人知れず時代を先取っているケースや新しい概念を作り出していることも少なくありません。これも天才肌と言われる所以でしょう。
時間にルーズ
悪気はないのですが少し抜けているところがあるので「ごめんごめん」と平気で遅刻してくることもしばしばあります。
しかしきちんと謝ったり人当たりが良い真面目なところが攻を奏しあまり怒られないという傾向もあります。人付き合いがうまいので気に入られやすく、「その子だからまあ良いか」と許してもらえる人間味を持ち合わせています。
平和主義
争いを好まず平和主義という特徴もあります。
嫌いなやつがいても叩かずに無視します。復習心などにも興味がなく、できるだけ関わらないようにする傾向があります。
なので周囲には気づかれないように強い嫌悪感を抱いていることが多く、頑固な性格も相まって一度嫌いになった人とはなかなか距離が縮まらないでしょう。
秘密主義でミステリアス
とにかく秘密主義で、あまり自分のことを自分から話さないことが多いです。
なんだか普段と機嫌が異なるから「どうしたの?何かあった?」と聞いても「何にもないよ!」と返すことが多く、謎は深まるばかりです。
後になってから実は・・・ということもなく、誰もわからないまま忘れられ、ミステリアスという印象だけが残ります。
出世よりも好きなことをしたいタイプ
出世に対する意欲はそこまで高くなく、どちらかというと好きなことをとことん追求したいという欲求が強いでしょう。
結果的にその好きなことをしている精神が出世や成功に繋がるケースも多く、AB型が昇格して社長や上司の立場になった場合熱心に部下を指導します。
サバサバした友人関係を好む
あまり多くの友達とワイワイ連むことはしません。
イベントごとやパーティーなどは好きですが、ムラっ気のある性格なので行かないことやドタキャンもしばしば。連絡がなかなか帰ってこないこともあります。
あまりお互いに依存せずに適度な距離感で自立したもの同士で関わることを好む傾向にあるでしょう。
寂しがりや
あまりベタベタした関係や依存する関係は嫌ってサバサバしている部分もあり、表面的には冷たい人で一人を好む孤高の人なのかなと思いますが、実は非常に寂しがりやで彼氏や彼女にはとことん甘えるという部分も持ち合わせています。
ツンデレで猫のような性格とも言えるでしょう。
自分大好きでプライドが高い
自分大好きですが、B型のように自己中心的と言われてしまうような性格ではありません。
自己肯定力が高くどんなに否定されてもくじけない強さを持っているということでもあります。AB型という特徴や自分の名前や感性に強い愛着を持っており人の意見や批判に負けない根性も持ち合わせています。
AB型と相性が良い人ってどんな人?
AB型の性格と他の血液型の相性について紹介して行きます。
それぞれの血液型との相性とどんな性格の人と相性がいいのかを見てみましょう。
AB型とそれぞれの血液型との相性
AB型×他の血液型の相性についてまとめました。それぞれを参考にしてみてください。
AB型×A型
この掛け合わせの相性は良い傾向があります。
ルールを重んじて真面目な性格のA型と、自由奔放だけど根が真面目な部分があるAB型は深いところで共感しやすいでしょう。
どちらが男性でも女性でも関係なくこの組み合わせはもっとも仲良くなる可能性が高いです。
AB型×B型
B型はO型とは相性が悪いですが、AB型とは相性が良いでしょう。
もともとA型の特徴もB型の特徴も持ち合わせているAB型ですからどちらの感覚も許容しやすく理解者となりやすい傾向があります。
几帳面寄りのAB型の人は自由奔放すぎるB型に振り回されることがありますがお互いに信頼関係を作り上げられるような関係性になるでしょう。
AB型×O型
相性が悪いわけではありませんが、要所要所で不一致となる障壁が存在します。
マイペースなAB型と、社交的で合理的なO型の性格は相反します。クールで不思議な特徴を持っているAB型の人の性格をO型の人がどれだけ理解できるかが関係性の鍵になります。
基本的にはAB型は平常運行、それにO型の人が振り回される結果となることが多いでしょう。
工夫次第では他の血液型にはない抜群の呼吸で、AB型の新しい一面を引き出す可能性がある人物がO型ということになります。
AB型×AB型
AB型はもともと数が非常に少ない血液型です。なのでお互いにAB型というだけで親近感が強く、お互いに興味が湧くので良い信頼関係が築きやすい土台がすでに存在しています。
お互いに干渉されすぎるのは嫌いという感性を持っているので程よい距離感での交友関係で、他の血液型にはない絆が生まれることでしょう。
他人から見ると不思議な関係にみられることもありますが、本人たちにとっては特別な存在となっていることが多いでしょう。
AB型と相性が良い人ってどんな人?
とにかくAB型を縛らないことが相性が良い人の第一条件。
のびのびした空間で関わり合うことがAB型にとってもっとも活躍できる場となりますので、あまり口うるさくとやかく言う人がそばにいると能力や面白さを発揮できなくなります。
包容力の高い年上の人や、同じように自由に接し会える同年代や年下であれば間違いなく相性が良い人と言えるでしょう。
血液型診断を信じているのは日本だけ?
実はこれだけ日本の中で広く認知されている血液型性格診断ですが、世界からの目線は冷ややかなものです。科学的根拠のないオカルト的な内容に首をかしげる声が多いのが実情です。
それに気づいている日本人も血液型診断の信ぴょう性について「誰にでも当てはまるような内容」「全然当たってない」と一蹴する人もいます。
どうして日本に血液型診断が流行ったのか、その理由と血液型性格診断の実態について解説して生きます。
血液型診断は認知バイアス
血液型式性格診断は実は認知バイアスの役割が大きいという意見があります。
人は知らず識らずのうちに物事の良いところだけを切り取って認知するという傾向があります。
自分の好きなものや信じているものに対する気持ちが価値観や世界観を生み出し、田草なる情報の中から自分に都合の良いものだけを切り取って認知する状況や傾向のことを認知バイアスと言います。
この働きによって実際は全ての血液型に対してほとんど網羅的に書かれている内容の一部を切り取って「当たっている!」と勘違いしてしまうことで性格診断は正しいと思い込んでしまうのです。
さらに確証バイアスへ進化
認知バイアスで急速に広がった考え方が多数派になった段階で確証バイアスが成立します。
確証バイアスは個人の先入観によって作り出された概念が大衆に広まることで力を増し、その情報が固定概念となって、それぞれの先入観を作り集団がそうだと思い込むことによって実際にそうなってしまう、そう思い込んでしまう事象のことです。
日本では特にこの働きが強いことで、自分はO型であるからこうなんだ、自分はAB型だからこうなんだと思い込んでしまって実際にそれに近い性格を自分の性格と認識してしまう流れができ、それがさらに性格診断が正しい!あってる!と感じやすくなっている原因となっています。
日本で血液型診断が流行した訳は?
始まりは1970年代に発売された『血液型人間学』という一冊の本が始まりでした。一般向けの娯楽の本として販売されたこの本は日本で広く浸透し、星座占いと同様血液型占いや血液型性格診断などと派生して流行のきっかけとなりました。
2010〜2012年頃に「血液型診断」や「血液型別の取扱説明書」などが各社から出版され再び血液型のブームが再来。
現在まで血液型によって性格に異なりがあったり相性が決まると言われたり、血液型占いなどをテレビ番組の1枠で放送したりと娯楽的な意味合いで利用され続けています。
現在では世界にも広がりつつある
韓国、台湾などアジアを中心に日本で進化した血液型占いが形を変えて伝わって密かにブームになりつつあると言われています。
アメリカやイギリスでは「まず自分の血液型なんて気にしたことがない!」という人も大勢いて、自分の子供の血液型を把握していないことも当たり前です。輸血・献血や何か病気をするなどしないと自分の血液型を普段の生活で知ることも気にすることもないのが一般的です。
しかし初めのうちは「日本の血液型診断は差別だ!」「血液型で人の性格がわかるなんてバカなのかい?」と全く受け入れられず奇妙に映っていた日本の考え方も「性格」という部分では否定されがちですが、アメリカでは血液型別ダイエットなどが流行していて血液型別に人間の体には傾向があるとする考え方が普及しています。
現在では日本に限らず世界でも全く科学的根拠が証明されていないにも関わらずこじつけに近い形でビジネスや集客に繋げている一面が垣間見れます。
まとめ
AB型は日本だけでなく世界的にも全体の10%程度しかいない珍しい血液型です。
性格的には真面目な一面もあるけれど、不思議で周囲にはミステリアスに見えてしまうちょっと変わった部分も持ち合わせている人と思われていることが多いようです。
AB型の現在活躍している芸能人では高畑充希や木村文乃、星野源、広瀬すず、内村光良、富沢たけしなどが存在します。
意外だったでしょうか?それともなるほど納得の内容だったでしょうか?自分の性格を客観的に把握して今まで知らなかった自分の性格にも気づくことができると良いですね!
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