日本人は「群れる」ことが好きです。みんな一緒に行動していると安心できるようです。でも、本心では「群れるのが嫌い」という人も少なくありません。個性が強かったり独自の価値観や信念を持っていたりすると、群れるのが嫌いになります。
群れるのを嫌う人は「協調性がない」と言われますが、社会で成功するのは「群れない」人が多いのも事実です。群れるのが嫌いな「ぼっち女子」の方が男性にモテます。
群れるのが嫌いな心理と群れる心理、群れるのが嫌いな人のメリットとデメリットについてお伝えしますね。
群れるのが嫌いなのは、どんな人?
日本人は「群れる」ことが大好きな民族です。日本の社会は基本的には閉鎖的な村社会です。複数の人間が譲り合ったり助け合ったりして、同じ目標に向かって行動します。日本では幼い頃から集団行動ができるように育てられます。集団になじめない人間は、大人でも子どもでも「協調性がない」と非難されます。
「協調性がない」と非難されても、群れるのを嫌って1人で行動する人間がいます。会社など組織の中で働く人にも、群れるのが嫌いな人がいます。群れるのが嫌いな人の心理や性格には共通する特徴があります。
[独自の価値観や強い信念を持っている]
独自の価値観や強い信念を持っている人は群れるのが嫌いです。
群れつまり集団に入ると、集団の価値観や正義感を共有することになります。群れるのを好む人は抵抗なく集団の価値観や正義感を受け入れます。ある意味では自分の思考回路を停止させて、集団に従うのです。
群れるのが嫌いな人は、集団に入ることによって自分の価値観や正義感が否定されたり信念が揺らいだりすることを恐れています。あくまで自分個人の価値観や正義感を守り、信念を貫きたいと考えています。個人行動を大事にしています。
[個性が強すぎる・能力が秀でている]
個性が強すぎたり能力が普通以上に秀でたりしていると、集団の中で生きるのが難しくなります。「出る杭は打たれる」という言葉の通り、日本の社会では突出することを嫌います。「どんぐりの背比べ」などと笑いながら、「みんなが同じである」ことが良いと思っています。誤った平等主義です。
個性が強すぎたり能力が秀でたりしていると、集団の中で目立ちます。突出している者に、他の人たちがついて行けない可能性もあります。そのような突出した存在を、集団ははじき出します。はじき出されるとわかっているので、個性が強い人や能力が秀でている人は群れるのが嫌いです。
個性の強い人や能力が並外れて高い人は、無理に集団に適応しないで、自分の個性や能力を自由に伸ばす方が自分のためにもなり社会に貢献することもできます。
日本では天才が育ちにくい
音楽や美術の才能に恵まれた人や知能が並外れて高い人は、群れるのが嫌いです。「群れるのが嫌い」というよりも、「群れの中にいられない」のです。
日本の学校教育は「みんなが同じように育つこと」を目指しています。子どもの突出した個性や才能・知能を伸ばすことより、「みんなと同じである」ように指導します。そのために、子供の個性や才能を潰してしまう可能性があります。
[細かく気配りする人は疲れ果てる]
常に良好な人間関係を保持しようとする人は、細かく気配りします。あちらにも気を遣い、こちらの面子も立てと、適切な場面で巧みに働いてトラブルに対処します。気配りの良い人の働きで集団はバランスを保つことができます。
集団のバランスを保つことは並大抵の苦労ではありません。常に細かく神経を働かせている集団バランサーは疲れて果ててしまいます。心理的な負担が大きくなりすぎるのです。群れから脱け出して疲れ果てた心を休めたくなります。また、二度と群れに戻りたくないと思います。
集団の中で生きるためには、ある程度無神経になることも必要です。他人に気を遣って自分を押し殺していると、何のために生きているのかわからなくなる可能性があります。突然人生が虚しくなったり何をする意欲もなくなったりします。
[プライドが高く傷つくのを恐れる]
プライドの高い人は、自分の欠点や弱みを周囲の人たちに知られるのを恐れています。失敗やミスを他人から指摘されると傷つきます。傷つくことを恐れて、人前では失敗したりミスしたりしないように気を張っています。他人に弱みを見せないようにします。
群れ(集団)の中にいると、常に多くの人の目に自分をさらすことになります。プライドの高い人は劣等感が強く、自分自身に自信が持てません。多くの目に自分をさらすと、自分の弱みや欠点が発覚しやすくなるようで不安でたまりません。自分を護るために群れを離れます。
「とかくメダカは群れたがる」と群れる人を見下し、「自分は独りで生きられる一匹オオカミだ」と強がって見せます。強がることで自分を護っているのです。
「自分は他の人より上だ」と思っている
プライドの高い人は勝気で、「自分は他の人と同じではない。他の人よりも上だ」と思い込む傾向があります。「私はあなた達とは違う」ことを強調するために、群れるのを嫌います。
保育園や幼稚園でママ友のグループに入らなかったり公園デビューしなかったりするママさんの中には、「自分たち母子は普通よりも上だ」と考えている人がいます。もちろん、しっかりした教育理念に基づいてママ友グループや公園デビューを避けるママさんもいます。
[群れるのは面倒が多い]
群れるのが嫌いな人の多くが、「面倒くさい」「面倒が多い」ことを理由にします。群れ・集団の中に入ると、集団の基準に従う必要があります。群れの大半が好きなことは、自分が少々嫌いでも好きなふりをします。群れの仲間に一々合わせるようにします。これは、確かに面倒なことです。
群れの中で突出したり特異であったりすることは許されません。「村八分」のようなイジメを受けます。群れのプレッシャーが煩わしくなり、群れから脱け出る人が少なくありません。
日本人はなぜ群れたがる?
日本の社会は閉鎖的な村社会として発展してきました。現在でも村的な共同体の名残が根強く残っています。特に会社など企業組織や役所など官庁組織は、現代の村社会と言えます。
現代の象徴とも言えるSNSやfacebookも閉鎖された関係で結ばれています。
[群れたがる心理とは?]
日本人は幼い頃から集団に入って集団行動ができるように育てられます。必ず何かの組織に属して、組織の一員として集団行動するのが当然になっています。トイレに行くのもお弁当を食べるのも、だれかと一緒です。集団を離れて個人で行動していると「あの人、寂しそうでかわいそう」と見られてしまいます。いつもだれかと一緒に行動するのは、男子よりも女子に多く見られる傾向です。
群れたがる人の心理的特徴は、集団に依存して安心感を得ていることです。
①仲間外れが怖い
日本人は集団に入って集団行動をすることを重要と考えています。集団から離れたり集団に属さなかったりすることを「悪い」と考えます。集団に適応できず集団行動を上手にできない人は「協調性に欠ける」と非難されます。
群れ・集団の罰は「仲間外れ」です。村社会の「村八分」です。学校のイジメも暴力をふるったり脅したりすることも多いのですが、必ずするのは「シカト」です。その子供・生徒を無視して孤立させるのです。仲間外れになって孤立すると、イジメなどの危険がさらに増えます。
日本人は孤立する危険を知っている
集団の中で他の人と違う意見を言ったり目立つ行動をすると、集団の基準に合わないので仲間外れにされます。日本の子供は群れから嫌われて孤立する危険を十分に承知しています。仲間外れにされた子どもは、それが大きなトラウマとなっています。
成人して社会人になっても孤立する危険を忘れません。群れに入って仲間外れにならないようにします。
②独占欲が強く、自尊心が低い
独占欲が強い人も自尊心が低い人も、自分に自信がありません。周りの人たちに認められたいという欲求が強いので、群れることで安心感を得るタイプです。
独占欲が強い人は群れを支配したがる
独占欲が強い人は、その場を支配したいというとても強い欲求があります。「自分は価値のある存在だ」という自尊感情(自尊心)が低く自信がないため、力に頼ろうとする心理が強く働きます。権力や恐怖によって自信のなさをごまかして、人を支配しようとします。
支配するためには、群れに入る必要があります。群れに入って群れを支配しないと、不安でたまらないのです。
自尊心が低い人は群れに入って安心感を得る
自尊心の低い人の中には、1人では何もできないタイプがいます。群れに入って群れと一緒に行動すると安心感を得られます。群れに入っていると、周囲の人たちから自分が認められているように思われます。
自尊心が低いと、自分が見捨てられることを恐れます。群れに入ることで、「見捨てられる恐怖」が和らぎます。群れから追い出されないように、何事も群れの人たちに合わせます。自分の個性を失う可能性があります。
③群れの中では批判されない
「類は友を呼ぶ」という言葉があります。群れを作る人たちは同じ価値観や考えを持っていますから、その中にいる限り批判や非難を受けることがありません。自分をわかってくれる友人・仲間がいると思うだけで安心でき、楽な気持ちになれます。
群れの色に染まってしまう
しかし、少しでも価値観や考え方が違うと群れにいるのが難しくなりますから、群れの人たちに合わせる必要があります。信念の弱い人ならば、合わせることは簡単にできます。いつの間にか自分の考えを失い、群れ(グループ)の色に染まってしまいます。
④独りでは楽しめず、仲間と盛り上がるのが好き
群れたがる人は、独りでは楽しめません。独りで旅行したり飲食したりすることを嫌います。独りでできる趣味を持ちません。ですから、群れに入って群れの仲間に頼ります。
群れていると、旅行でも飲み会でも楽しむことができます。群れの中にムードメーカーがいれば、ますます居心地が良くなります。友達や仕事の仲間と大いに盛り上がることができます。
集団心理でバカもできる
群れで行動すると、集団心理が働きます。友人たちと一緒なら、1人では絶対にしないようなバカに真似をすることもできます。大学生のグループが街路で大騒ぎして噴水に飛び込んだり、若者グループが道路を封鎖して路上で踊り廻ったりしますよね。バカをするのも青春の思い出かもしれません。
[女は群れたがるって本当?]
「とかく女は群れたがる」とか「女とメダカは群れたがる」とか言います。女の地位が低く権利を主張できない時代は、農村などの女性は団結して自分を護りました。姑(しゅうとめ)達は集まって嫁の悪口を言って憂さ晴らしをし、嫁達は集まって姑や夫のグチをこぼしてストレス解消をしました。
現代でも、女性は群れで行動することが好きなように見えます。それは、群れていないと「協調性がない」と非難されるからです。自分を護るために群れることが多いのです。
群れて行動しないと協調性がないと非難される
会社など職場でも保育園や幼稚園などのママ友グループでも、女性は群れて行動することを期待されます。
職場でお弁当をひとりで食べたり女子会に参加しなかったりすると、「協調性がない」と非難されます。最悪の場合、「協調性がない」ことを理由にリストラ対象になることもあります。
ママ友グループの集まりに家庭の事情で参加できないこともありますよね。これも「協調性がない」と言われ、子供が仲間外れにされる可能性があります。お誕生日会に1人だけ呼んでもらえなかったら、子供の心はとても傷つきます。
男は1人で行動しても何も言われない
男性は職場で1人でランチを食べに行っても、会社帰りに1人で居酒屋に入っても、だれも何も言いません。仕事で協力していれば「協調性がない」とは言われません。
女は3人いればグループができる
女性は3人いればグループを作ります。2対1になって、1人を仲間外れにします。グループの2人はいつも一緒に行動して、1人の悪口を言います。この傾向は、職場の女子グループでもママ友グループでも変わりません。
人数が増えれば、グループが大きくなるだけです。孤立すれば悪口を言われてイジメられますから、グループに入って自分を護ります。
女の仲はわからない・悪口陰口オンパレード
職場の女性の人間関係で難しいのは、女性同士の仲が良いのか悪いのか、よくわからないことです。サイトの女性の質問者も職場の女性との付き合い方の悩みが多いようです。たいてい匿名で投稿しています。
職場の女性の仲間Aと仲間Bはいつも一緒に行動しているので、仲が良さそうに見えます。2人とも同じ女子グループの仲間です。ところが、仲間Bがいないと、仲間AはBの悪口・陰口を言いまくります。仲間Bも同じことです。悪口・陰口のオンパレードにウンザリして独りで行動すると、「協調性がない」と言われます。
これは、ママ友グループでも同じです。一見仲が良さそうな2人でも、陰で相手の悪口を言いまくるママが多いものです。女の仲はわかりにくいので、女でも男でもウンザリします。
ボスママとお局には苦労する
ママ友グループにはボスママがいます。職場の女子グループにはお局と呼ばれる女子社員がいます。どちらも群れを支配したいという心理が強く働きます。ボスママやお局の価値観や考え方に逆らうと、グループから追い出されます。ボスママやお局の価値観や考えに合わせるようにしますが、かなり面倒です。ボスママやお局に従うのに苦労します。
ボスママやお局に従うのがイヤで群れを脱け出ると、孤立させられてイジメられます。ボスママやお局についての関連記事も多くなっています。
群れに合わせるような顔をして、我が道を行く
職場では気分良く仕事がしたいですよね。ママ友ともうまく付き合って、子供のお友達が沢山できるようにしたいですよね。群れを脱け出して孤立してもやっていける自信があれば、無理してグループに合わせることはありません。自立心が強ければ、孤独感に耐えられます。
でも、孤立するデメリットが多いなら、表面だけは群れに合わせるように振る舞います。職場の女子グループやママ友グループに入り、女子会やママ友の集まりにも適当に参加します。自分の意見や考えと違っていても異議を唱えず、ニコニコ笑って黙っています。黙って自分の考えた通りにすれば良いのです。
群れに合わせるような顔をして、我が道を行くようにします。できるだけ合わせやすいグループを選ぶと、楽になります。
群れないことは悪くない
群れるのを嫌うことは「協調性に欠けて悪い」と思われてきました。でも、群れるのが嫌いなことは、決して悪くありません。日本人もそろそろ群れから脱出すべきです。
[群れることのメリットとデメリット]
群れるのが嫌いなことにメリットとデメリットがあるように、群れることにもメリットとデメリットがあります。
群れることのメリット
組織や集団に属すると、自分の居場所を得た感じがして安心します。組織や集団のために働いて役に立とうとやる気が出ます。集団で行動すると独りで行動する何十倍ものエネルギーが生じます。目標達成の喜びを仲間と分かち合えます。
目標達成の喜びが倍加して仲間意識が強くなる
野球やサッカーなど集団スポーツでは、チームが一丸となって協力し合い勝利という目標を達成しようとします。達成した時は満足感と仲間意識が強くなります。
会社など職場でもプロジェクトチームを組んで仕事をすると、仲間との一体感が得られます。目標を達成した時の満足感・達成感が倍加して、次の仕事にも意欲が増します。
情報収集がしやすい
集団に入っていると、いろいろな情報を集めやすくなります。グループから孤立している人は努力して情報を集める必要があります。
群れることのデメリット
群れに合わせることが優先すると、自分という存在を見失う可能性があります。
①自分で考えなくなる
集団に合わせて集団行動をしていると、自分の意見や考えを主張しにくくなります。すべての決断や行動は集団で決められますから、それに従うだけになります。集団に逆らえば「村八分」にされて孤立します。
集団に従う方が楽なので、自分で考えて行動することがなくなります。自分の言葉で話をする必要もなくなります。集団の言葉で決められた話をするだけです。
②集団に依存しやすい
日本人は自分が属する組織・集団に依存する傾向が強いようです。「あなたのお仕事は何ですか?」という質問に対し、外国人は「エンジニアです」「教師です」「セールスです」と職種を応えます。日本人は「トヨタに勤めています」「パナソニックで働いています」と会社名を応えることが多くなります。会社という組織に依存している状態がわかります。
日本の企業はスペシャリスト(専門職)よりも何でもこなす総合職を求めます。企業が倒産したりリストラされたりして再就職が難しい理由は、スペシャリストでないことです。
集団に依存して安心しきっていると、集団・組織の存続が危うくなったり集団から追い出されたりした時に慌てることになります。万一に備えて、スペシャリストとしてレベルを上げておく必要があります。
③挑戦しにくくなる
集団に属していると、自分の考えを言い難くなります。「こうしてみたら、どうか?」「このアイディアを試してみたい」と思っても、なかなか言い出せません。
会社など職場の組織はリスクを嫌います。時間やお金を無駄に使うことを極力避けます。集団にいると、新しいことに挑戦しにくくなります。
しかし、歴史的な発明や世界的な発見は、成功率の少ない「バカな真似」に挑戦した結果であることが多いのです。リスクを恐れていては、人間も組織も発展できません。
[成功者は群れるのが嫌いな人]
社会的に成功するのは、群れている人よりも群れるのが嫌いな人です。群れるのが嫌いな人は集団の基準にとらわれず、自由な発想ができます。リスクを恐れず挑戦できます。
集団から見ればかなり突飛な考えでも、必ず賛同者や協力者が現れます。
協調性に欠けても悪くない
協調性とは「立場や環境の異なる複数の人が譲り合ったり協力し合ったりして、同じ目標を達成しようとする素質」です。日本の村落共同体では重視されてきた性格・素質です。今日でも大企業は能力の優劣よりも協調性の有無を優先して、社員を採用します。協調できる社員は、職場の雰囲気を良くして生産性を高めます。
しかし、外資系企業では協調性よりも能力・技術力の高さを評価します。会社を発展させるためには、時には暴走しても仕事のできる実力者が必要なのです。
トップになる人間は協調性よりも判断力とリーダーシップ
企業のトップつまり経営者には、協調性よりも確かな判断力と強いリーダーシップが求められます。中小企業やベンチャー企業のトップは群れから突出した人間が多いといいます。
企業の危機を乗り越えたり飛躍的な発展を遂げたりするためには、従来の常識や価値観にとらわれない発想をする人間が必要です。リスクを恐れず勇敢に挑戦することが重要です。
仲間外れを恐れない
集団から突出したり特異な才能を持っていたりすると、仲間外れにされてイジメられます。漫画家の蛭子能収さんは子どもの頃からイジメを受けました。イジメをうけた怒りや悔しさや悲しみをぶつけて蛭子さん独自の漫画を描き、蛭子ワールドを創り上げたのです。
仲間外れにされて孤立したことで自由になれます。自分の思うことをガンガンできます。友よりも個人の自由を選ぶ人は、自分独自の世界を築くことができます。
実力者は信頼される
協調性に欠けても孤立していても、仕事のできる実力者は信頼されます。何があっても動じないでコツコツと自分の仕事をして責任を果たす人は、周りの人から頼られます。
嫌われることを恐れないで
群れから孤立して人に嫌われることを恐れることはありません。本当に力のある人は、だれかの役に立ちたいと思い、役に立てることを喜びます。いつの間にか、多くの人を幸福にします。実力者には必ず信頼する人たちが寄ってきます。
[群れるのが嫌いな女性は男にモテる]
群れるのが嫌いで悩んでいる女性には朗報です。群れるのが嫌いな女性は男子受けします。群れたがる女よりも、男性にモテます。群れるのが嫌いで孤立している女性を「ボッチ女子」といいます。何でも一人ぼっちでする女子です。
①自分の価値観をしっかり持っている女性は魅力的
ボッチ女子は自分の価値観や信念をしっかり持っていて、周りに流されることがありません。自立心が強く自分の意思や考えで行動する女性は、男性には魅力です。
自分の価値観や信念を持っている女性は、自尊心が高く自分に自信があります。通勤に女子専用車両を選んで乗ることはありません。男性が女子専用車両に乗って来ても、平然として騒ぎ立てることはありません。
②女同士のイザコザとは無縁でいられる
前述したように女の集団には悪口・陰口が絶えません。女同士のイザコザも頻繁に起きます。男性にとって、女同士のイザコザは煩わしいだけです。悪口や陰口を聞かされるのも不愉快です。ボッチ女子と付き合えば、女同士のイザコザとは無縁でいられます。
③デートに誘いやすい
ランチする時もトイレに行く時も、いつもだれかと一緒にいる女性は声がかけにくいものです。一緒にいる女性たちの目が気になります。ボッチ女子は1人でいることが多いので、デートに誘いやすくなります。
④対等に付き合えて束縛される心配がない
ボッチ女子は独りで没頭できる趣味や仕事があります。自分という存在を確立しています。自立心が強いので、男性と付き合っても「彼氏がいなくては生きていけない」「彼氏がすべて」ということにはなりません。自立している女性とは対等に付き合えて、束縛される心配がありません。男性には魅力的な女性です。
⑤群れに入れない消極性が魅力
ボッチ女子は孤立を恐れず自立しています。でも、男性の目には「集団に入れない消極的で不器用な娘」という印象を与えます。「遊び慣れていない」「謙虚な性格」という印象です。男性の勝手な思い込みかもしれませんが、独りでいる女性は男性心理に訴えるようです。
まとめ 群れるのが嫌いなら、無理して群れることはない
日本の社会は基本的には閉鎖的な村社会です。村という組織(集団)の人たちがお互いに譲り合ったり助け合ったりして、共通の目的に向かって行動します。協調性がなく集団の価値観や考えに合わない人たちは、「村八分」という仲間外れにされて孤立します。現代の会社組織や学校という集団などは閉鎖的な村社会と言えます。
自分独自の価値観や信念をしっかり持っている人は、集団・組織の価値観や考えが自分と異なれば無理して合わせようとしません。群れるのが嫌いで、孤高を保ちます。強い個性や特異な才能を持つ突出した人は、集団に受け入れられません。人間関係を良好に保つために気を遣い過ぎる人は心理的負担が大きいので、群れるのが嫌いです。人に弱みや欠点を知られるのを恐れるプライドの高い人や、他人に合わせることが面倒な人も群れるのが嫌いです。
群れるのが嫌いな人は協調性に欠け、悪いという印象が強くなります。協調性がある人は組織の人間関係を良好に保ち、生産性を高めます。でも、組織を改善したり飛躍的に発展させたりするためには、集団の価値観や慣習にとらわれない自由な発想が必要です。
群れるのが嫌いなら、無理して集団に適応することはありません。孤独感に耐えられるように自分を鍛え、独りで生きる実力を身につけます。嫌われることを恐れる必要もありません。本当に力がある人は他人の役に立とうとします。他人の役に立つことを喜ぶ人は多くの人に信頼されます。
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