普段は穏やかなのに、運転をし始めると思いの外荒くてびっくりした経験はないでしょうか。車の運転というのは、人によってかなり差があり、荒い運転だとまったく落ち着くことが出来ないですよね。
運転マナーを守らず車線を飛び越えたり信号無視をしたり、ウインカーを出さないなど、助手席や後ろの席の方や、歩行者からしてみれば交通事故や死亡事故が起こるのではないかとはらはらしてしまいます。
しかし、ドライバーは交通違反をしたり路上駐車などの交通マナーを守らずにいることに罪悪感がない場合もあります。この記事ではそんな運転が荒い人の心理などについて細かく見ていきたいと思います。
この記事の目次
運転が荒い人って一体どうして運転が荒くなってしまうの?
自分自身も運転をする人からしてみると、どうしてそんなに運転が荒いのか理解することが出来ないですよね。運転が荒いと、事故の可能性もあるので非常に危険です。しかし、運転が荒い人からしてみると、実はそれには理由があることが多いです。
荒い運転を改善させるにせよ、どういった理由で運転が荒くなってしまっているのかさぐってみることが大切です。それでは早速、どうして運転が荒くなってしまうのか、その理由について見ていきましょう。
自分に自信がなく、車によって力を手に入れた気持ちになっているから
実は、自分に自信がないと運転が荒くなりがちだと言われています。自転車などと違って、車というのは自分の能力がなかったとしても大きな力を手に入れることが出来ますよね。早い距離でどこにでも移動することが出来ます。
新幹線などもそうではありますが、自分で操作しているので、車にのると、それは自分の力であると錯覚しがちです。そのため、クルマに乗ることで、自分の力がパワーアップしていると思うようになります。
自分に自信がない人ほど、その落差が激しく、車に乗るとついつい羽目を外してしまいます。また、その自覚がない人が多いので、何度も同じことを繰り返して癖になってしまう人もいるようです。
新しい刺激が大好きだから
次に見ていきたいのが、新しい刺激を常に受けていたいからです。ジェットコースターなどにハマる人なども、あのスリル感を楽しみたいからですよね。最初は少しのスリルで満足していましたが、だんだん物足りなく、どんどんエスカレートしていきます。
それと同様に、運転が荒くなると、スリルを得ることが出来ますよね。また、事故りそうになった時のハラハラ感は、ジェットコースターなどよりも強い刺激になります。決まったものがないので、いつでも感じることが出来るのも特徴です。
そういったスリルを追求すればするほど、どんどん運転は荒くなってしまいますし、隣に大切な人などが乗っていれば、更にドキドキしますよね。そういった楽しみのために運転が荒くなる人もいるようです。
周りの人たちに無意識の内に敵対心を持っているから
負けず嫌いの人が起こしやすいのが、周りの人たちに敵対心を持っているから運転が荒くなるという事です。もちろん、周りの人たちは皆同じ目的地ではありませんし、ただ、同じ方向に向かっているだけです。
しかし、その中でも自分が優位にたっていたい、どんどん前の車を抜かしたいと言う気持ちに負けてしまいます。そのため、無理に煽る必要がなくても抜かしたり、煽ることで周りに対して威嚇をしてしまいます。
敵対心を持ってしまっているからこそこういった行動を起こしやすいのですが、普通の自動車道より、高速などのほうが競争しがいがあるので、高速になるとスピード狂になる人もいるようですよ。
自分自身が先に先に進みたいと思ってしまっているから
最後に見ていきたいのが、せっかちな人です。運転を荒くして、黄色信号ぎりぎりで渡ったとしても、次に信号に捕まってしまうことがあります。しかし、そういったことまで考えず、とりあえず待たされることを嫌がります。
また、こういったタイプは、電車や飛行機などと言った自分がまたなくてはならない乗り物を非常に嫌うので、よく車に乗ります。しかし、車に乗っていても、信号待ちや渋滞を極端にきらいます。
また、その他の普通の時であってもとりあえず自分がスムーズに動いていることが一番なので、その為には手段を選びません。その結果、運転がかなり荒くなってしまいます。
運転が荒い人の性格ってどういったものがあるの?
運転が荒い人の理由について見ていきました。しかし、車に乗るまで運転が荒いかどうかわからないのって不安ですよね。一回乗ってみたその時に、事故が起こってしまえば笑い事ではありません。
しかし、実は運転が荒くなりやすい人には特徴があります。性格によるものが多いので、車に乗る前に、そういった兆候があれば注意することができます。彼氏などではなくても、危険な同僚の車などには乗りたくないですよね。
ぜひ、これを見て、運転が荒い人の性格とはどういったタイプが多いのかを確認しておきましょう。
自分さえ良ければいいと言う考え方の自己中心的
まずは、自己中心的なタイプな人です。こういったタイプは、とりあえず自分に都合がいいことだけを見て生活していきたいと思っています。しかし、車の運転などは譲り合いの精神ですよね。
そういった時に、譲ることができず、無理やり自分が一番よいポジションに移ろうとしてしまうので危険な運転になってしまったり、危ない思いをしてしまいます。また、こういったタイプは日常生活でも分かりやすいですよね。
自分のプライドなどのために自分から危ないことをしていくので、ある程度分かりやすいのではないでしょうか。ぜひ、自己中心的なタイプには気をつけてくださいね。
まわりにいる人間が敵ではなくても攻撃的
次に見ていきたいのが、攻撃的なタイプです。これは少しわかりにくいかもしれません。しかし、何か競争ごとであったり、携帯ゲームなどにでもムキになって挑戦していくタイプはもしかすると攻撃的なタイプであることが多いです。
こういったタイプは、周りが全て敵だと思いこんでしまっています。もちろん全てを攻撃しないと行けないと思っているわけではないのですが、まわりにいる人たちを威嚇する運転をすることで、運転は荒くなってしまいます。
また、攻撃的な運転が多いので、周りに非常に迷惑がかかったり、非常に危険な事が起こりやすいです。このタイプはそういったことを意図的に起こそうとしているのでたちが悪いと言えます。
自分が間違っていても認められず、自分を正当化しやすい
一人っ子だったりするとなりやすいのが、自分が間違っていても認めることが出来ないタイプです。これは、自分の間違いを素直に受け入れることが出来ないので、なかなか間違いを正すことが出来ません。
そのため、その間違いをどうにかして無くすために、ほかの人に責任転嫁し、自分を正当化することが多いです。これがどうして車の運転の荒さに繋がるのかというと、そういった生徒化する癖があるので、運転においても、自分が危ない時に素直に引くことが出来ません。
また、自分の運転が正しいと思っているので、誰かに運転が荒いと指摘されたとしても改善するつもりがありません。そのため、余計周りから言われるのですが、頑として改善せず、継続します。
感情のままに行動してしまう感情的
最後に見ていきたいのが、感情的なタイプです。これは、他のタイプと違って悪意などは全くありません。しかし、その分一番たちが悪いと言えます。
何よりも、自分がここに行きたいと思ったら周りのことを見ている余裕がありません。そのため、どんなに危険な運転になってしまっても、それに気づくことなく運転をつづけてしまいます。
もちろん普段は運転を普通にできるタイプが多いのですが、機嫌が悪かったり、何かに熱中してしまうと、途端に運転が荒くなってしまうので注意が必要であるということが出来ます。
運転が荒い男性は付き合うのに向いていないと言われる理由は?
自分の彼氏が運転が荒いというと、付き合うのは止めたほうがいいと反対されることがありますよね。本人からしてみると、運転が荒いくらいで付き合うのはやめる理由にならないのではと思うかと思います。
しかし、運転が荒いということは、実は性格が原因になっていることが多いです。そのため、本当は運転が荒いだけではなく、性格もそこまでおすすめできないような部分があると考える事ができます。
もちろんすべての人がそういうわけではありませんが、その可能性が高いので、ぜひ、どういった部分がおすすめできない理由になるのか、冷静に見ていってくださいね。
自分の怒りを制御できないためDVに走りやすいから
運転が荒いということは、自分が周りの環境に対して左右され、自分の感情を上手くコントロールすることが出来ないということです。何かストレス発散する対象があれば問題はありません。しかし、こういったタイプは自分の怒りを制御することが出来ないことが多いです。
運転が荒いということは、周りにも迷惑をかけることにあまり罪悪感がないということです。闇雲に其時の感情を出してしまうということは、一緒にいる時に彼氏が怒ると、DVとして、暴力をする可能性が高いということでもあります。
怒った時にクルマに乗ると、運転が荒いことがあるのであれば、DVに発展する恐れがあります。ぜひ、そこについてきちんと考えてみてくださいね。
少しのことに我慢できないため短気だから
車の運転が荒いということは、信号待ちや、少しほかの人に抜かされることなどに我慢することが出来ないということです。ほかの人から見れば、そんなことは些細な事ですよね。しかし、彼からしてみれば、そんな些細な事は神経に触ることでもあります。
そんな些細な事を気にするなんて、かなり短気だと言えます。ただ友人として仲良くする分には問題ありませんが、より深く仲良くなっていくのであれば、更には一緒に住むのにそこまで短気だと非常に困りますよね。
また、そういったタイプはこちらの言い分を聞いてくれないこともあります。短気であっても付き合っていけるのか、考えてみましょう。
周りの環境が見えておらず注意力が散漫だから
運転が荒く、周りの状況が見えていないということは、かなり注意力が散漫ですよね。それでも間一髪これまでは無事だっただけで、これからはどうなるか分かりません。
また、車の運転だけでも注意力が散漫であるならば、他のことに対しても同様です。ただ付き合っているだけなら良いのですが、結婚して、子供を産むことを考えると、そんな注意力が散漫な人に大切な子供を託すことは出来ませんよね。
また、一緒に生活していても、危なくて自分も安心することが出来ないのではないでしょうか。本当に安心できる存在かどうか、一度考えてみましょう。
危険なことがかっこいいと思っている勘違い野郎だから
最後に確認しておきたいのが、これまで見てきた自己中心的なところなどがなく、ただ純粋にスリルを体験したいと思っているタイプです。自動車事故は、運転者だけでなく、同乗者も怪我をする可能性があります。
また、彼女が乗っていると言うのに、そういった危険な行為をするというのは常識がありません。危険なことがかっこいいと思っていたり、自分にとっても快感であるかもしれません。しかし、大切な人を危険に晒しているのは一番ダメなことです。
本当にそんな勘違いをしている人間と一緒にいて幸せになることができるのか、もういちど深く考え直してみてくださいね。
車の運転が荒い人に対してどのような対処法をとるのがよいの?
運転が荒くて、分かれたほうがいい理由も理解できるけれども、それ以外は優しい人だから分かれることが出来ないと言う方もいるかと思います。また、地域的に運転が荒くなってしまっただけと言う人もいますよね。
しかし、これから乗る機会もあるのであれば、できれば運転を直してほしいと思っているかと思います。どのように言えば怒ることなく言うことが出来るのか、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
最後に、運転が荒い人にはどのように対処していけばいいのかを見ていきたいと思います。
どういった部分が荒いのか具体的に言ってみる
まず、どういった部分の運転が荒いのか、具体的に言ってみましょう。車を運転する人は、ほかの人が運転している車にのる機会がありません。そのため、自分のどこが悪いのか自覚していないことがあります。
どういった部分が悪いのか、乗っている時に「今!」などと言ってみるのもいいかもしれません。本人が直す意志があるのならば、2人でそのように、車の運転の練習のドライブデートを重ねるのもおすすめですよ。
これは、素直に聞き入れてくれた人の場合ですが、その場合かなり運転が治るのは早いといえます。
車の運転が上手い人を褒めて誘導してみる
次に、一緒に車に乗っている時に周囲の車の運転が上手い人を褒めてみましょう。あんな感じでなめらかな運転に憧れる、などと言ってみるのもいいかもしれません。負けず嫌いなのであれば、彼女の希望通りにする人が多いです。
また、そのように努力してくれたら、きちんと褒めることを忘れないようにしましょう。その時にここが良かったと、きちんと改善してくれた部分だけを褒めるようにすることが大切です。
最初から上手いように出来ないかもしれませんが、褒めてくれるからと改善してくれれば、かなり直ると言えます。
荒いことによって事故の可能性を心配する
そういった直接的な事を聞き入れてくれないタイプの彼氏には、運転が荒いと、事故が起こる可能性があり、それが心配だと言ってみましょう。あなた自身が怪我をしたりすることが心配だと強調することが大切です。
最初はそんなことないよ、というかもしれませんが、運転が荒くなる度に、本当に心配していると、だんだん直してくれますよ。
改善しようとしなければ一度突き放してみる
最後に、どんなにこちらが助言しても改善してくれないのであれば、突き放しましょう。運転が荒くて危険なのに、それを改善しないのであれば、こちらもなにも改善しないし、一度距離を置こうというのもいいかもしれません。
それがきっかけで大喧嘩になってしまったら意味がありませんが、一度突き放すと焦って改善するかもしれません。駆け引きが難しいかもしれませんが、最終手段として、一度挑戦してみてくださいね。
まとめ
車の運転が荒い人について見ていきましたが、どうだったでしょうか。クルマに乗る機会はたくさんありますが、運転が荒いとリラックスもできず、心配ですよね。また、そういったタイプは性格も悪いことが多いので、注意が必要です。
最初は運転が荒くても受け入れることが出来るかもしれませんが、だんだんどうしても気になるのであれば、言うことが大切です。本人は単純に気づいていないかもしれないので、あなたが運転してみたりすることで気づかせてあげてくださいね。