さぁ、今日は休日だ!一日のんびりしよ~っと思っているときに急にやってくる偏頭痛、本当にやめてほしいですよね!
さて、偏頭痛持ちの皆さん、偏頭痛が来たなら早めに治す!来てないけど普段から予防する!というわけで、今回は偏頭痛の予防と治し方をまとめてみました。
偏頭痛、どうしてなるの??
出典:http://www.medicalnewstoday.com
ズキンズキンと拍動性の痛みの正体、偏頭痛。偏頭痛は一体どうしてなるのでしょうか??
その原因は実際のところまだはっきりわかってはいません。何らかの原因で脳の血管が急激に広がってしまうことにより周囲の細胞が刺激されて、痛みが起こるようです。女性に多いので、女性ホルモンが何かしらかかわっているのではないかとも言われています。
原因はわかっていませんが、偏頭痛を引き起こす誘因はわかってきています。
●片頭痛を引き起こす誘因●
・睡眠不足・寝すぎなど生活リズムの乱れ
・月経
・緊張状態から解放されてほっとしたとき
・人ごみ
・特定の食品
これらが偏頭痛を引き起こす誘因になっています。予防法・治し方と合わせて詳しく見ていきましょう。
偏頭痛の誘因とその予防法・治し方について
偏頭痛を引き起こす原因、さらに予防・治し方について紹介します。しっかりと偏頭痛について知りましょう。
◎睡眠不足・寝すぎなど生活リズムの乱れ
平日仕事で忙しくて、あまり寝られなかったので週末寝だめする!なんてことあると思います。
しかし、週末の寝だめは体にとってのリズムを余計に崩してしまうのであまりよくありません。
睡眠不足も、睡眠過多もどちらも体にはよくないんですね!質の良い睡眠を毎日7時間を目安に取りましょう。
◎月経
片頭痛で悩む女性の約半数は、月経と偏頭痛の関連を自覚していると言います。月経開始の2日前から月経がはじまって3日目までの間に偏頭痛を起こす人が意外と多いのです。
女性は月経前にホルモンのバランスによって精神的にも不安定になります。月経開始日はエストロゲン値が急激に下がるので、偏頭痛が起こりやすいと言えます。また、エストロゲン値が下がると一緒に脳内ホルモンのセロトニンも減少します。
セロトニンが減少すると血管拡張作用が働き、周りの細胞が刺激されて偏頭痛が起こるというわけです。では、生理前の偏頭痛を防ぐには、セロトニンを増やせばいい!ということになりますね。
セロトニンを増やすには、”トリプトファンを含む食べ物を食べること”、”日光を浴びること”、”リズム運動をすること”、”スキンシップをすること”で増やすことができます。(詳しくは、セロトニンを増やす食品を紹介!!噛むことで得られる効果とは!をご覧ください)
◎緊張状態から解放されてほっとしたとき
出典:http://www.stonybrookcounseling.com
平日に仕事を根を詰めて頑張って頑張って頑張って、休日ようやくお休み!さーまったりするぞ!というときに起こる週末偏頭痛。
ストレスにさらされているときは偏頭痛は起こりません。ストレスによって血管が緊張しているためです。ストレスから解放されてほっとしたとき、脳の血管が広がるので偏頭痛が起こりやすくなります。
ほっとしたときに起こる偏頭痛はどうやって予防していけばいいでしょうか?
これは普段から2時間仕事をしたら少し休む、パソコン画面でずっと仕事をしている人は肩や首、全身をこまめにストレッチする、自分の好きな甘いお菓子を食べるなど、自分にとって休まることをこまめに行うことがおススメです。
一気にストレスを溜めすぎる環境になるとお休みの時のその反動も大きいです。頑張ることはかっこいいですが、自分のために頑張りすぎないを心掛けることも大切ですね!
偏頭痛になりやすい人の性格は、
・真面目
・几帳面
・完璧主義
・繊細
という特徴があります。これを見て納得!という人も多いのではないでしょうか。肩の力を抜いて、日々7割、8割くらいの力で仕事に取り組む方が、精神衛生上も良いのかもしれませんね!
◎人ごみ
出典:http://www.boardofstudies.nsw.edu.au
週末にデパートに買い物に行くと、人でごったがえしていて、それだけで疲れますよね。
人ごみは偏頭痛を誘発します。何が原因になるかというと、騒々しい音、それから煌びやかな店内の照明などです。これらの刺激が強すぎると偏頭痛を誘発するのです。
また、人ごみでは自分のパーソナルスペースが保てません!知らない人が自分の真横を行き交い、自分も人の間を通って進んでいかなければなりませんね。これにより緊張し、家に帰ってからのほっとする反動で偏頭痛が出るというパターンもあるのです。
なので、なるべく人ごみを避け、快適なパーソナルスペースが維持できる空間で過ごしましょう。
◎特定の食品
偏頭痛を誘発する食品があることをご存知でしょうか。
偏頭痛を誘発するのは、”血管拡張作用がある食品”と”血管収縮作用がある食品”です。相反するものですが、どちらも偏頭痛の誘発に繋がってしまうので注意が必要です。
・血管拡張作用がある食品
アルコール類、特に赤ワイン、ベーコン、ソーセージ
・血管収縮作用がある食品
チョコレート、チーズ、柑橘果物、スナック菓子、コーヒー、紅茶、緑茶
これらが誘発原因となることがあります。体調にもよりますが、疲れている時や、生理前、生理中などだけでも気を付けてみると偏頭痛の回数が減るかもしれません。
それでも起こってしまった偏頭痛、どうする??
それでも偏頭痛が起こってしまった時は、すぐに頭痛薬を飲み、暗い静かな部屋で一眠りしてしまいましょう。あまり悲観的にならず、体が休息を欲しているんだと思い、ゆっくり横になって過ごしましょう。
ですが、ただの偏頭痛だと思っていても、実はその裏には病気が潜んでいることもあるかもしれません。今まで病院にかかったことがない人は、これを機会に一度CTやMRIを病院で撮ってもらい、自分の健康を確認してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
●偏頭痛、どうしてなるの?
原因ははっきりわかってないが、誘因は、”睡眠不足・寝すぎなどの生活リズムの乱れ”、”月経”、”緊張状態から解放されてほっとしたとき”、”人ごみ”、”特定の食品”です。
◎睡眠不足・寝すぎなどの生活リズムの乱れ
睡眠不足、睡眠過多ともに偏頭痛にとって良くない、良質な眠りを毎日7時間取ること
◎月経
生理前2日と生理開始3日までがエストロゲン値、セロトニン値が下がり偏頭痛になりやすい。セロトニンを増やす行動をすること。
◎緊張から解放されてほっとしたとき
ストレスを溜めすぎて、休日を迎えるとその反動で偏頭痛になりやすい。ふだんからこまめな休息をとり頑張りすぎないことが大事。
◎人ごみ
音、光、パーソナルスペースが侵されるストレスで、偏頭痛を引き起こしやすい。なるべく人ごみに出かけない。
◎特定の食品
血管拡張作用がある食品、血管収縮作用がある食品を体調が悪いときは控える。
●それでも起こってしまった偏頭痛、どうする?
頭痛薬を飲み、暗い部屋で静かに一眠りする
以上、今回は偏頭痛の誘因と治し方についてせまってきました。筆者も偏頭痛もちなのでその辛さは他人ごとではありません。無理をしすぎず、健康な毎日を過ごしていきましょう!
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