お肌は買い替えが出来ない財産であるからこそ、お肌の手入れは手抜きしてはいけないません。そして正しい「落とす」「洗う」「すすぐ」「整える」のやり方はご存知でしょうか?
これは本当はとても簡単な事です。
コットンとハンドプレスのメリットとデメリットを把握し、ハンドプレス(自分の手のひら)の万全さも知っておく必要があります。
お肌は1ヶ月で生まれ変わります。ちゃんとケアすれば、1ヶ月後にはぷるうるお肌になりますから、今日から実践しましょう!
お肌は買いかえがきかない、あなたの財産。
出典:http://zeenatstyle.com
突然ですが、あなたの大切な財産は何でしょうか?流行の洋服に、バックや小物。そういえば…と思いだそうとする方もいらっしゃるかと思いますが、忘れてませんか?
女性のあなたにとっての財産はズバリ「お肌」です。
私達のお肌は、買いかえれないのです。女性の財産でもあるその「お肌」、正しいお手入れをしていますか?お肌はとてもデリケートです。
だから「高級化粧品」や「あの○○が欲しい」と思っている方、少し待って!
確かに、お肌に直接触れるお化粧品はとても大切です。ですが、正しいお手入れをしなければ、せっかくのお化粧品も無駄になってしまうのです。
また、お手入れ道具を正しく使用していますか?それ、なあに?と思う方もいるかと思います。それは、自分自身の「手」です。どうしてお肌のお手入れに「手」なの?と思いますよね。
「手」は、私たちが思う以上に、全てにおいて万能なのです。ここでは、「手」を使った大切なお肌の正しいお手入れ方法を同時にお伝えしますね。
「手」をちゃんと使うことで得られるメリット。
お肌は正直です。きちんと朝晩のお手入れをしていると、お肌はだいたい「28日周期」で生まれ変われるのです。
そうなんです。約一ヶ月でお肌は確実に変わっていきます。
また年齢を重ねると、そのお肌の生まれ変わりも、年を追うごとにスムーズにいかなくなります。だからこそ、「ちゃんとした」「正しい」お肌のお手入れが必要になってくるのです。
その為にもちゃんとしたお手入れを、自分自身の「手」や「手のひら」を使っていきましょう。
「手」を使うことで得られるメリットについて
出典:http://www.spacecoastmassage.com
・一概に「手」と言っても、主に使用するのは「手のひら」です。大きな面に指先だけでは、シミやしわの原因にもなります。細部へは指先で、大きな面は手のひらというように使い分けましょう。
・毎朝・毎晩、お肌に触れるので、小さな変化にも気づけます。
・リラックス効果が得られます。
・手のひらの温度でお化粧品が暖められ、お肌に早くなじみ、浸透していきます。
・手は顔を覆う大きさです。その為、むらなく全体につける事が出来ます。
・摩擦や刺激の少なさです。敏感肌の方には、最大のメリットかもしれません。
以上が手を使うことで得られるメリットになります。とてもシンプルなメリットですが、それが私達のお肌の生まれ変わりを助けてくれるのです。
毎日のスキンケア、1・2・3
さて、毎日のお手入れは
・落とす
・洗う
・すすぎ
・整える
が、基本です。
毎日浴びるほこりや汚れをきちんと落として、必要な分だけの潤いを、毎日お肌に届けましょう。そして、お化粧品に書いてある「適量」はきちんと守りましょう。
・落とす
出典:http://www.totalbeauty.com
毎日のお手入れは、クレンジング剤でお化粧を落とすところから始まっています。
メイク落としに厳禁なのは、「強くこする」事。
そしてメイク落としは、メイクが浮き上がってくるまで待つことが大切。また、ポイントメイクにも専用のクレンジングを使用してくださいね。
ポイントメイクの落とし方
クレンジング剤をお肌になじませます。メイクが浮き上がってきから、ポイントメイクは「綿棒」「コットンの折端」を使ってください。そうする事で、細部の汚れも簡単に落とせます。それぞれにメイクが浮き上がってきたら、優しく拭き取ってくださいね。
・洗う
出典:http://www.thebestfacewash.com
次のステップの目的は、汚れを落とす事です。ここでも肝心なのは、ごしごし洗わない事!です。基本的に汚れそのものはお水やお湯で洗い流せるだけでも汚れは落ちます。
洗顔のイメージは、皮脂や毛穴の汚れを落とす、というイメージになります。
ここでも大切なのは、使用する洗顔剤に書いてある「適量」をきちんと守りましょう。泡に大切な事は泡の「きめの細かさ」です。
洗顔剤を泡立たせるときのコツは「空気と水を含ませる」事。イメージは「生クリームを泡立てるように」です。
これで、今までの洗顔剤が見違えるように泡立ちます。そして、おでこ・鼻筋・頬に最初にのせ、それから全体と包み込み、マッサージする様に洗い上げましょう。
・すすぎ
出典:http://www.womenshealthmag.com
たるみの主な原因は、筋肉とコラーゲンの衰えが原因です。クレンジング剤や洗顔をする時々に、必ず行うその「すすぎ」。この毎日行う「すすぎ」で、少しでもたるみにくいお肌に仕上げるためには「すすぎの仕方」も大切になります。
正しいすすぎ方は、必ず「下から上」への流れが大事です。そして、極力優しく触れる事。
ごしごし上から下へとすすいでしまう事を毎日しているのは、筋肉やコラーゲンの流れを上から下へと押しつぶすようなものです。
そしてお肌にぬめりがなくなってから、次のステップ「洗う」へと移行します。そしてお湯の温度も大事になります。目安は36℃から37℃。熱すぎるのは、乾燥するときに潤いを奪い、ダメージ肌になってしまいます。
すすぎの回数は6回~8回を目安に、お湯の温度を気をつけながら顔全体のぬめりがなくなるまで洗い上げましょう。同時に、こめかみやおでこの髪の生え際も、気を付けてください。ここを洗い忘れると、にきびや吹き出物の原因にもなってしまうのでしっかり洗い上げましょう。
・整える
出典:http://www.groupon.sg
ところで毎日の洗顔や入浴後、「忙しいから」とか、「もう眠い!」となって、お化粧水等をパシャパシャして、はい、終わり!なんなっていませんか?
そして、「高いお化粧水は、いいわよね」っていっている、あなた!
確かに、毎日の激動の中で生活している私達は、毎日が時間との戦いですから「忙しい」し、「眠い」はずです。そして何より、高いお化粧水は、潤い成分、たっぷり!
しかし上記3点の工程がちゃんとできているからこそ、潤い成分がお肌へ浸透するのです。
きちんとクレンジング剤でお化粧を落とさないで、すすぎをごしごししていて、洗顔料もいい加減にしていたら、何より基礎化粧品の効果を充分に発揮出来ない事にもなります。
「正しく落とし」「正しく洗い」、「正しくすすぎ」をしたら、「正しいお肌の整え方」が大切になります。潤い成分をお肌へ導くためにも、化粧水・乳液・クリーム全般に使える、「正しいお肌の整え方」を施工しないと効果が得られないのです。
化粧水を使うときはコットン?手のひら?
基本的に皮膚は水分を通しません。表面部分には、ほんの少しは入るものの、角質層より奥へは水分は入っていきません。
えぇー!と思ったあなた。だからといってあきらめないで!
お肌が水分を通さなくても、保湿を高める方法があるのです。
皆さんは、洗顔後のお肌に化粧水をつけると思いますが、こちらはコットンで行いますか?それとも手のひらで行いますか?
実はこれどちらも正解であり、メリットもデメリットもあるのです。ここでしっかり読んで、皆さんのお肌の状態に合わせて使い分けていくと良いのかもしれませんね。
・パッティング
出典:http://makeupandbeauty.com
コットンを使って、お肌へ化粧水を叩き込むようにしてお化粧水をつける方法。パッティングのメリットはお顔全体の血行改善や高い保湿効果が得られます。
インナードライという言葉を聞いた事はありますか?
インナードライとは
・きめが粗い
・かさつきがある
・お化粧のりが悪く、どことなく潤いを感じない
・ちゃんとスキンケアをしているのに肌の状態が不安定(乾燥しているところに、にきびが出る等)
などの症状が現れていると、インナードライの可能性があります。このインナードライを改善するのにも、コットンでパッティングをした後に、新しいコットンに新しいお化粧水を染み込ませ、パックのかわりにするのです。しばらくしてからそのコットンを取ってみると、あら不思議。お肌が吸い付くような、ぷるぷるお肌になっています。
デメリットとしては、血行改善効果が得られるかわりに、過剰のパッティングをすると「赤ら顔の原因」になる可能性があるという事です。
私たちの顔の皮膚は、とても薄くて繊細な場所です。その繊細な場所にいくら弱い力でパッティングしても、強い衝撃になって伝わります。その結果、毛細血管が刺激され、赤ら顔の原因になってしまうのです。
また、弱い力のつもりのパッティングでも、結局強い衝撃として伝わり、その衝撃を与え続ける事によってメラノサイトや新陳代謝のバランスを崩して「しみの原因」を作ってしまうのです。
・ハンドプレス
化粧水・乳液・クリームをのせた両手の手のひらで、ゆっくりと顔を覆うようにお肌を押さえながら、化粧水・乳液・クリームをつける方法です。
こちらもパッティング同様、お顔全体の血行改善や高い保湿効果のメリットが得られます。このハンドプレスは、化粧水・乳液・クリームでも共通して使えます。
やり方はいたって簡単!
お肌に化粧水・乳液・クリームを塗った後、優しく10秒~30秒ほどお肌を押していく、これだけです。優しくお肌を押していく事で、手のひらの温度が化粧水・乳液・クリームを柔らかくさせます。
そして柔らかくなった化粧水・乳液・クリームがすっとお肌になじみ、潤い成分を皮膚のすみずみまで成分を行きわたらせるのです。そして嬉しい事に、お肌をこすらないのでコットンより断然に負担が少ないのです。
こうしてテレビで一度は見たことがある「手に吸い付く潤ったお肌」は、ご自宅でも簡単に出来るのです。
しかし、良い事尽くしに見えるハンドプレスですが、デメリットもあります。
手のひらが化粧水・乳液・クリームを吸ってしまう事?とよく言われますが、そんなことはありません。なぜなら、先程にも書いたように基本的に皮膚は水分を通さないのですから。
ハンドプレスのデメリットは、不潔な状態で行うと肌トラブルを発生する可能性が高くなる、という事なのです。ですから余計なお肌のトラブルを招かないためにも、朝起きてお化粧をする時はまずは手を洗い清潔にすることが大切です。夜クレンジングをする時も、先に手を洗い清潔にしてから自分のお肌に触れていく、という事を守っていただきたいですね。
まとめ
最初にも書いたように、お肌はとても正直です。こちらで紹介した方法は、今すぐに自宅で実践出来る、簡単な方法ばかりです。
今日から実践したら1ヶ月後にはあなたのお肌は生まれ変わっているはず!ぷるうぷるお肌を手に入れて、新しい毎日を楽しんでくださいね!