背中のぶつぶつの原因を紹介!治すのに必要なのは薬?

「あ、このぶつぶつ、何!?」スーパー銭湯などで鏡に映った背中のぶつぶつに気づき、びっくりする人もいるでしょう。

背中は普段、自分で見ることができず、キレイにしているかと言われると不安な人も多いはず。

特に、露出の多い服装の季節には恥ずかしい思いをすることにもなりますので、背中の肌トラブルの原因をよく知って、しっかり対処したいですね。

背中のぶつぶつの原因は、じつはにきびだけとは限りません。放っておくと大変なことになる場合もあります。

そこで、今回は、背中のぶつぶつができる4つの原因と、その対処法についてまとめました。

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◆あせも

かゆみ01

背中のぶつぶつの中でも、いちばん多いのがあせもです。背中に汗をかいているとなりやすく、水ぶくれや丘疹などの症状が出ます。

その症状によって、小さな水ぶくれ程度の症状から、痒みや軽い痛みを伴う赤い丘疹、皮膚が部分的に汗をかけなくなる症状までいろいろあります。

あせもの原因

あせもの原因は、汗が皮膚内に滞留してしまうことです。夏に大量に汗をかくと、背中にぶつぶつができやすくなります。

たまった汗は、皮膚の下にある汗管(かんかん)という管状の腺が詰まらせ、そこからその周りの組織に漏れて水ぶくれができます。

そこに、ヒトの汗を好む黄色ブドウ球菌が繁殖すると、免疫反応を起こし、皮膚の表面に赤いぶつぶつができてしまうのです。

夏だけでなく、高温多湿な場所での運動後や、風邪で発汗した後など、汗をかくとあせもができやすくなります。骨盤ベルトやギプス、絆創膏、包帯など、皮膚がふさがれてしまった場合も同様です。

詳しくは、あせもの原因と種類について!症状を見極めよう!を読んでおきましょう。

あせもの対処法

よく、背中をかいて、ぶつぶつを潰してしまう人がありますが、こうすると色素が沈着して、背中の黒ずんでしまう原因になりますので注意しましょう。

軽いものならば、シャワーで汗を流し清潔にしておけば治りますが、赤いぶつぶつは炎症を起こしているため、ステロイド軟膏を塗ると効果的です。適切に使用すれば、約1週間で症状がおさまります。

ステロイド剤は副作用のある薬ですので不安に思う方も少なくはないと思いますが、適切な用法、容量のステロイド剤を短期的に使用する分には問題ありません。自分で判断せず、皮膚科の医師を受診しましょう。

あせもの予防

予防策として、普段から汗が背中に残らないようにします。シャワーの回数を多くしたり、吸水性の良い素材の肌着を選ぶようにして、汗を放置せずこまめに拭き取るようにしましょう。

汗を拭き取る時の注意点としては、強くこすらないことです。かゆみを生じないよう、刺激を与えず押さえるように汗を拭き取るとよいでしょう。

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◆マラセチア毛包炎(もうほうえん)

あまり聞きなれないかもしれませんが、俗に「背中にきび」とも言われます。正式にはマラセチア毛包炎と言い、皮脂の分泌量の多い、若い人に発症することが多い病気です。

毛穴に、にきびよりも小さな赤いぶつぶつが現れるのが特徴で、にきびとよく似ており、かゆみや痛みを伴うこともあります。

もともと背中は皮脂の分泌量が多く、この症状が起こりやすい場所です。背中のブツブツに悩んでいる人は、この背中にきびを発症していることが多いようです。

マラセチア毛包炎の原因

にきびと聞くと、顔のにきびで有名なアクネ菌を思い浮かべるひとが多いでしょうが、背中にきびの原因の多くは、マラセチア菌というカビの一種です。そのため、マラセチア毛包炎と言います。

この菌は、健康な人の皮膚にいて皮脂を餌としている常在菌なのですが、汗をかきやすい季節など背中に皮脂が増えると活動が活発になります。

その分解物が炎症を起こしたり、繁殖したマラセチア菌を体が異物だと判断し、免疫反応が起きたりして、背中にぶつぶつができるのです。

マラセチア毛包炎の対処法

マラセチア毛包炎でかゆみがある場合は、乾燥が原因です。

皮脂が原因だからといって、あまりゴシゴシと擦って落とそうとすると、皮脂が取れすぎて体が防御反応を起こし、余計に皮脂を分泌する上、皮膚の角質が壊れてしまい、かゆみが増してしまいます。あくまでも、肌に刺激を与えず、優しく洗うようにしましょう。

また、薬による治療が効果的で、適切に使用すれば、約1ヶ月から2ヶ月でほぼ症状はよくなります。

ただ、風呂に入らないなど、皮膚が清潔な状態でなくなるとすぐに再発するので、油断は禁物です。皮膚科を受診して、適切な指示を仰ぎましょう。

詳しくは、マラセチア毛包炎の治療方法とは?市販薬でも治せるの?を参考にしてください。

マラセチア毛包炎の予防法

シャワー01

マラセチア菌は湿気を好みます。汗をかいた時には活動が活発になりやすいです。顔や腕と違って、背中の汗はふきにくいことが多いですね。

汗をかいたあとはできるだけシャワーを浴びて清潔にするなど、皮膚の汚れを洗い流すようにしましょう。

湿度が高いと菌が繁殖しやすくなってしまうため、室内の温度や湿度などのコントロールを心がけることが大切です。

また、油分の多い食事はできるだけ減らすなど、食べ物にも心がけましょう。

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◆粉瘤(ふんりゅう)

背中03

背中にぶつぶつができてしまう原因は、他にも、粉瘤といわれるものがあります。

症状は、「皮膚の下にコリコリとしたしこりがある」と感じるところから始まるのが多いようです。

袋状のしこりになっていて、だんだん大きくなってきます。「初めはにきびかと思ったけれど、ちょっと大きすぎるのでは?」と思ったら、それは粉瘤かもしれません。皮膚の外側から指でつまめるほど大きくなることもあるようです。

にきびと粉瘤の違いは、ぶつぶつの表面の黒い点の有無です。

また、粉瘤からニオイを発する場合もあり、「このしこり、なんだか臭うな~」と思ったら、粉瘤かもしれないと疑ったほうが良いでしょう。

粉瘤の原因

粉瘤の原因は、皮膚の下に袋状のスペースができ、その中に垢などの本来排出されるべき老廃物が溜まってしまうことでできるものです。傷が原因となったり、にきびの跡が粉瘤になることもあります。

良性の腫瘍で、危険性もなく炎症を起こさない限り痛みはありませんが、隙間から菌が入ってしまうと、化膿して痛くなり、日常生活にも差し障りが出てくることがます。

また、粉瘤の膿が体内に出てしまった場合、場所によってはリンパ管炎など他の病気につながることもあります。

中の老廃物を出しても、袋状のスペースが残っていると、またそこに老廃物が溜まってしまいますので、早めに処置をする方が良いでしょう。

粉瘤の対処法

これはにきびにも共通することですが、指でつぶしてしまうとそこから菌が入り、悪化の原因を自分で引き起こしてしまうことになるので絶対にやめましょう。

特に、粉瘤の原因となっている袋上のスペースは、自分でケアすることはできません。

残念なことに、自然治癒もしないので、袋上のスペースを取り除くには、病院で外科手術を行う必要があります。

手術方法には大別すると「小切開摘出術」と「くり抜き法」の2種類があり、病院や医師によって、どちらの手術方法を選ぶかが変わります。

いずれにしても、局部麻酔で30分ほどで終わるような簡単な手術ですし、最近ではいろいろな方法で傷跡を小さくしたり目立たなくする工夫がなされていますので、安心してくださいね。

手術の金額は、1万5千円ほどで、初診料、診察料を加えても2万円程用意して行けば足りるようです。

粉瘤が小さいほど切開時の傷は小さくすみますので、背中のぶつぶつが粉瘤だとわかったら、大きくなる前に皮膚科を受診しましょう。

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◆毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

背中01

毛穴にぶつぶつとした丘疹(きゅうしん)ができます。触るとぶつぶつ・ザラザラしていて、できものの色は、普通の皮膚と同じか、薄い赤や褐色系の色をしていることが多いようです。

自覚症状はほとんどない場合が多いですが、時に軽度の痒みを感じる場合があります。

子供の頃から発症することも多く、小学校高学年の5人に1人はかかっていると言われる、一般的な皮膚疾患です。

思春期に症状の出る人が最も多く、年齢とともに症状が自然消滅する人が多いようで、健康上の問題はないのですが、ぶつぶつとした見た目が気になるところです。

毛孔性苔癬の原因

毛孔性苔癬は、毛穴に古い角質が詰まって発生したものです。背中だけでなく、二の腕や太ももなどにもできます。

ぶつぶつしたできものの中身は角栓で、毛穴の回りの角質が大きくなり、毛穴を塞いでしまうことでできものが発生します。角質以外にも、毛穴の中に毛が入り込んでいることもあります。

原因はまだはっきりしていませんが、遺伝によるものという見方が大勢を占めるようです。

毛孔性苔癬の対処法

自分でできる対処法としては、角質を落とし肌にうるおいを持たせる、尿素入りクリームを使用するのが一般的です。

にきびと同じく、毛孔性苔癬をゴシゴシとナイロンタオルなどで擦ったり、自分で潰したりすると、色素が沈着したり、クレーター状の跡が残る場合がありますのでやめましょう。

また、肌が乾燥すると悪化しますので、特に乾燥する季節はしっかりと肌に潤いを持たせるようにするとよいでしょう。

医師の指導で治療をする場合は、サリチル酸と言われる薬液で、溜まった古い角質を溶かす治療を行うのが一般的です。

ただ、健康上の問題はないので、放っておいてもよいのかもしれません。

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まとめ

背中02

背中にできるぶつぶつの原因と、その対処法を見てきましたがいかがでしたか?

一口にぶつぶつと言っても、あせもやマラセチア毛包炎、粉瘤、毛孔性苔癬などがあり、それぞれ対処法も異なることがお分かりいただけたかと思います。

いずれにしても、背中は普段自分で見ることのできない場所ですので、どんな形のできものなのか、自分だけでは判断がしにくいと思います。

できれば、ご家族の協力を得て見ていただくか、早めに皮膚科を受診して、適切な処置を行うことが大切です。

背中美人を目指して、清潔に保ち、ケアしていきたいものですね!

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