歯磨き粉が危険って本当?注意すべき成分について!

芸能人は歯が命なんてCMが昔あったのを覚えていますか?今、歯磨き粉を使わずに歯を磨く人はいるのでしょうか?っていうくらい当たり前に歯磨き粉を使っていますよね。

でも、この歯磨き粉には思うわぬ危険があるのはご存知でしょうか?歯磨き粉はいい所もあれば悪い所もあるようです。では、歯磨き粉の危険性とはどんなものなのか?ご説明します。

歯磨き粉がなぜ危険なの?

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今や100種類以上売られている歯磨き粉ですが、あなたはその成分を確認したことありますか?裏の成分表を見てもよくわからない成分がいっぱい書いてありますよね。歯磨き粉が危険と言われる主な成分はフッ素、ラウリル硫酸ナトリウム、研磨剤です。

では、この3つの成分の説明を致します。

フッ素の危険性って?

フッ素とは虫歯を予防し歯の表面を強くする効果のある成分です。さらに、歯磨き粉に含まれる香料により口臭を抑える効果も期待出来るのです。いい所もあるフッ素なんですが、フッ素を取りすぎると体に悪影響を及ぼすこともあるようです。濃度の高いフッ素を摂取しつづけると、吐き気、腹痛、下痢、不整脈、昏睡といった中毒症状を起こす可能性がありますが、大人の場合この症状を引き起こすことは本当にまれです。

そして、発育期の子供が毎日フッ素を摂取すると骨肉腫になる可能性もあり、小さい時からフッ素をとっていた若いお母さんから生まれてくる子供がダウン症になるリスクも高まることがあるといわれています。

なぜかというと、大人の場合はフッ素の90%を尿から排泄することができます。残りの10%は骨に沈着していきます。ですが、子供の場合は30〜40%も骨に沈着してしまうのです。ですので、子供のフッ素の取り過ぎは気を付けなければいけないのです。

ラウリル硫酸ナトリウム

ラウリル硫酸ナトリウムは泡をたくさん立たせて歯磨き粉を口内に広げ、歯についた汚れを落とす効果があります。ラウリル硫酸ナトリウムは主に表面に付いた油汚れを落としてくれるのい役立っています。

このラウリル硫酸ナトリウムとは合成界面活性剤(ごうせいかいめんかっせいざい)という成分で洗剤などの掃除道具にも使われている物です。これを聞くだけでちょっと使うのが怖くなりませんか?掃除用具に使われる成分で歯を磨いているのかと思ってしまいますよね。

このラウリル硫酸ナトリウムは、口内粘膜で非常に吸収されやすいのです。なぜかというと、口の中には角質層という守ってくれるバリアーがないからです。なので、ラウリル硫酸ナトリウムが口の中に入って15秒で体内へと吸収されていきます。その吸収されたラウリル硫酸ナトリウムは直接血管へとたどり着きます。吸収されたラウリル硫酸ナトリウムは目の裏、肝臓や子宮などに蓄積されていき、白内障、緑内障や発ガン率を高めるのです。近年白内障や緑内障が増えているのはこのせいではないかと言われています。さらには味覚障害を起こす原因にもなります。

ちなみにラウリル硫酸ナトリウムはシャンプーなどにも含まれていて、皮膚からも吸収されるのでシャンプーにも注意をしたほうがいいかもしれないですね。

研磨剤

研磨剤といわれると図工の時間に使ったやすりを思い浮かべませんか?歯磨き粉に含まれる研磨剤の役目は歯の表面を削ることです。一度黄ばんでしまった歯は普通に磨いても中々落とすことができません。

では、どうしたら落ちるか考えた時に研磨剤を使って黄ばみや汚れを根こそぎ落としてしまおうと使い始めたのが始まりです。汚れを取ってくれるなら悪いことなんかないんじゃない?と思いますよね。では、なぜ、研磨剤がよくないのでしょうか?

それは、この研磨剤によってエナメル質が削られ過ぎてしまうことです。根こそぎ削ってくれる研磨剤ですが、逆にいうと必要なものまで削ってしまうのです。そして、削られた歯の表面は凸凹になり逆に汚れが溜まりやすくなってしまうのです。さらには、エナメル質が削られ過ぎると知覚過敏になりやすくなるのです。

この研磨剤は清掃剤と書かれていることが多く、主に使われている成分は以下の成分です。

  • 炭酸カルシウム
  • リン酸水素カルシウム
  • リン酸水素ナトリウム
  • 水酸化アルミニウム
  • 無水ケイ酸

もし、歯磨き粉を買う際は成分をチェックしてみましょう!

何に気をつけたらいいの?

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こんな風に書かれたらもう歯磨き粉なんて使えない!って思いますよね。筆者も書いてて自分の歯磨き粉を確認してしまいました。でもね、きちんとした使い方をすればそんなに悪影響はありません。

まずは、歯磨き粉の使用量を歯ブラシの3分の1程度に収めてみましょう。それから、最近多いのが食べた後必ず歯を磨くという方たち。気持ちはわかりますが磨き過ぎも良くないですよ!もしあなたが1日に3回磨くとしたら、1日に2回磨く人に比べてこれらの成分を1年辺り1000回も1日2回の人より多く摂ることになるんです。歯は綺麗になるけれどその分大事な成分を削り、これらの成分を多く取り他の害を生むことになるかもしれません。

おすすめの歯磨き粉は?

歯

では、1日3回磨かないと気が済まないというかた、お子さんがいらっしゃって少しでも体にいいものをと思っている皆さんにおすすめの歯磨き粉です!これはお医者さんもおススメしている歯磨き粉です!

歯磨き粉を選ぶ基準とは?

虫歯がよくできやすい人は殺菌作用が含まれている塩酸クロクヘキシジン、トリクロサンの入っている物を選びましょう。それと、歯を丈夫にするフッ化ナトリウムやフッ化リン酸ナトリウムなどの成分が入ってるものがいいでしょう。

知覚過敏の人は、リン酸カルシウムや硝酸カルシウムなどの痛みを軽減してくれる成分の入った歯磨き粉を選ぶようにしましょう。

子供におすすめの歯磨き粉

・チェックアップジェル

この歯磨き粉はジ、ェルタイプの歯磨き粉であまり泡立たないのでお子様には磨きやすいでしょう。フッ素の滞留性の高い商品で、フッ素濃度の違う物が販売されているのでお子様に合わせて選んでいただけます。味もお子様に人気のミント、レモンティー、バナナ、ピーチ、グレーの5種類があります。

・ジャックアンドジル

キシリトール配合されている歯磨き粉です。なんと!こちらはフッ素、防腐剤、着色料、保存料不使用でできています!なので、お子様にとって安心できる商品です。

虫歯になりやすい人の為の歯磨き粉

・リナメル

この歯磨き粉の最大の特徴は、傷ついた歯の表面の修復をしてくれる成分が入っています。虫歯の原因となるミュータント菌の活動を抑えてくれ、虫歯の予防になります。

・チェックアップスタンダード

フッ素濃度が950ppmと少なく、あまり泡立ちません。そして、研磨剤もほとんど入っていないので歯を傷つけることなく磨くことが可能です。

歯周病の気になる人の為の歯磨き粉

・シュミテクト

シュミテクトを使うことで歯に薄い膜を作ってくれ、染みにくくしてくれる効果があります。シュミテクトを使って知覚過敏がよくなったという人もいるそうです。シュミテクトに含まれているグリルチン酸アンモニウムが歯茎の炎症を抑える効果があるようです。

・デンタルペースト

この歯磨き粉は歯と歯茎の間に薬用成分が浸透、殺菌してくれます。こちらも研磨剤があまり含まれておらず安全に使うことができます。ラネキサム酸という成分により出血や歯茎の炎症を抑えてくれる効果があります。

まとめ

いかがでしたか?歯磨き粉の効果や危険性を理解できたでしょうか?歯磨き粉は決して悪いものではないのです。1人1人の注意と正しい使い方が重要なんですね!今度、新しい歯磨き粉を買う際は一度材料名を確認していただき自分に症状にあった歯磨き粉を見つけてください。

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