白髪染めの頻度はどのくらいが良い?種類や効果を紹介!

白髪が目立ち始めた時、役立つのが白髪染め。たったの数十分で白髪をカバーできます。市販の白髪染めを使って染める方法や美容室で染める方法などがありますが、どれくらいの頻度で行なうのがいいのでしょうか?

そもそも白髪はどうしてできるの?

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まじは、白髪について紹介します。

原因はいくつかある

はじめて白髪を発見した時、多くの人がショックを受けたのではないでしょうか。多くの白髪は老化現象のため、誰もが自然になっていくものであります。とはいえ、遺伝やストレス、無理なダイエットなどさまざまな要因があると言われています。また、目立ち始める年齢や量なども人によって様々です。

白髪になる原因は、まだ解明されていない部分が多いのですが、次のような原因が主に挙げられます。

  • 遺伝 …遺伝的に、白髪になりやすい・なりにくいがあるようです。
  • ストレス …「苦労する、心配すると白髪が増える」という話しがあるようにストレスがかかると、毛細血管が収縮してしまうため、毛母細胞の働きを弱めて白髪となります。
  • 栄養不足 …髪を作る、ビタミン・ミネラル・タンパク質が不足し、頭皮への血流が滞り白髪になると言われています。
  • 病気 …甲状腺異常や胃腸の疾患等の病気により白髪が増えることがあるようです。また、白班などができると、その部分が白髪になることもあります。
  • 喫煙や紫外線 …体内に活性酸素が増えると、白髪も増えます

白髪のメカニズム

そもそも白髪とは、色素細胞の力が衰えて髪の毛の色素がなくなってしまう状態のことを言います。

髪の毛を作る毛細血管や神経がある毛乳頭の周りには、毛母細胞があります。毛母細胞には、髪の毛の色を作るメラニン色素を生成するメラノサイトがあり、髪の毛に色をつけます。

加齢や病気、ストレスなどさまざまな原因によって、メラノサイトが徐々に減少し、それに比例するようにメラニン色素も減少します。その結果、髪の毛が白髪になります。

白髪染めを使う前に知っておきたいこと

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白髪染めを行う前に知っておきたいことを紹介します。

白髪染めは普通のヘアカラーと同じ?

ドラッグストアなどに行くと、髪のカラーリングの商品がたくさん並んでいます。その中で、ヘアカラー用と白髪染め用に分かれていますが、同じ髪を染めるものなので、ほとんどの人が同じものだと思っているのではないでしょうか。でも、基本的には白髪染めもヘアカラーの一種ではありますが、作りは全く違います。

ヘアカラーは黒髪用のため、白髪に対してはキレイに色が入りません。その反対に、白が染めは白髪用に作られているため、白髪に色を入れて目立たなくしてくれます。さらに、白髪意外の髪の毛も同じ色に染めることができる利点があるため、自然な見た目にすることができます。

ただし、通常のヘアカラーは白髪に全く使えないかといえばそうではありません。ほんの数本の白髪に対してであれば、ヘアカラーでも目立たない程度に染めることができます。

白髪染めの種類

白髪染めは大きくわけると、「ヘアカラー」「ヘアマニキュア」「リタッチ染め」「シャンプーやトリートメントタイプ」の4種類があります。

ヘアカラーは市販のものですと、泡タイプ・クリームタイプなど形状の異なるものがあります。

また、美容室でもヘアカラーとヘアマニキュアのメニューがあり、どちらか選べるようになっています。

それぞれのメリット・デメリットは以下のようになります。

ヘアカラータイプ

  • メリット …効果が長持ち
  • デメリット …髪へのダメージが大きい

ヘアマニキュアタイプ

  • メリット …髪へのダメージが少ない
  • デメリット …継続が短く、シャンプーのたびに色落ちしやすい

リタッチタイプ

  • メリット …即効性があり、すぐ染められる
  • デメリット …継続が短く、半日〜1日ですぐ落ちる

シャンプー・トリートメントタイプ

  • メリット …伸びてきた部分が目立ちにくい
  • デメリット …効果が継続しにくい

次にそれぞれの特徴を詳しくみてみましょう。

白髪染めの中で一番長持ち!ヘアカラー

ヘアカラーは、白髪を染める最も主流な方法です。髪の毛の色を作るメラニン色素を分解して、染料を髪の内側まで浸透させて、色を定着させます。髪の内側までしっかりと色が入るので、見た目にもしっかりと髪色が変わり、白髪染めの中でも一番長持ちします。美容院で白髪染めする人の多くがヘアカラーを選択します。

しかし、髪の毛や頭皮に対しての負担がどの白髪染めよりも大きいため、染め続けることで、髪のぱさつきやきしみ、枝毛などのダメージも引き起こします。また、薬剤が強いため、頭皮に刺激を感じる人やアレルギー反応が出てしまう事もあります。心配な方は使用前に必ずパッチテストをすることをおすすめします。

地肌に優しいヘアマニキュア

ヘアマニキュアは髪の表面だけを染める方法です。ヘアカラーが髪の内側までしっかり染めるのに対して、表面に色をコーティングしているだけなのがヘアマニキュアです。髪の毛の色の元となるメラニン色素を分解しないため、負担が少なく、髪の毛が痛みにくくなる心配もありません。マニキュアをすることで、髪の表面がつるんとツヤのある質感になります。

ただし、あくまでもコーティングのため、あまり長持ちはしません。日々のシャンプー等で少しずつ色落ちしていきます。色の染まり具合よりも、ダメージが少ないほうがいいという人はヘアマニキュアがおすすめです。また、アレルギーや頭皮の刺激の強さでヘアカラーが使えないという人が愛用しています。

お出かけ前にすばやく染める、リタッチタイプ

ヘアカラーやマニキュアのように、白髪染めの効果が継続するものではありません。外出する前の一時的に白髪をカバーするものです。そのため、外出中に雨に濡れたり、時間がたつと落ちてしまうこともあります。または、1日もったとしてもシャンプーで洗うとすぐに色は落ちます。

これは、髪の根本に数ミリまたは数センチ伸びてきた分だけを染めるのに便利です。スティックやスプレータイプなどがあり、さっと瞬時に白髪が隠せるのがメリットです。

徐々に染まっていく、シャンプー・トリートメントタイプ

毎日のシャンプーやトリートメント代わりに使える白髪染めです。ばっちりと色が入るのではなく、使うにつれて徐々に染まっていくものです。最初使った時はそれほど効果は実感できないかもしれませんが、染め上がりがゆるやかなため、新しく伸びて来た部分が目立ちにくくなるというメリットはあります。

最近ではしっかり染まり、髪へのダメージを減らし、トリートメント効果としても併用できるタイプも出てきています。

白髪を染める頻度

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では、理想的な頻度はどのくらいでしょうか?

理想は2ヵ月に1回程度

もし、ヘアカラーで染めるとしたら、理想は2〜1ヵ月半に1回ぐらいです。

ヘアカラーは化学反応によって、髪の内部に色素を入れるため、染まりは良いですが、その分頭皮や髪に刺激への刺激は強いのが特徴です。特に自宅で染める場合は、美容室で行なうプロの手と違って、必要以上に液を頭皮につけたり、量がつい多くなってしまいがちです。

ムラにならないように染めたいという気持ちがあってのことだとは思いますが、その分の負担は相当なものです。

さらに気になったら部分染めを活用

とはいえ、2〜1ヵ月の頻度だと、根本や生え際にちらほらと目立ってくる新しい白髪も気になるところです。この時に便利なのが部分染めです。美容室でもできますし、自宅でのセルフ染めもできます。

ただし、美容室ですとコストが悩みどころです。キレイに染まり、準備や片付けが不要で、衣服や手が汚れる心配がないなどのメリットはありますが、予約をして時間を合わせないといけません。すぐに染めたいと思っても、タイミングが合わない事もあります。

そんな時におすすめなのが、トリートメントタイプやリタッチタイプの白髪染めです。時間をかけずに手軽に出来て低刺激なのがうれしいポイントです。また、ヘアカラーとマニキュアを交互にしてダメージを減らす方法もあります。

男性と女性で違いはある?

髪の毛はホルモンの影響があるため、一般的に女性に比べて男性のほうが白髪が多いとされています。

白髪だけでなく脱毛症になりやすい男性に対して、女性は髪の毛全体が白髪になることはあまりなく、白髪が入り交じった灰色の状態を保つことが多いとされています。とはいえ、男女で白髪染めの頻度や使うアイテムに違いがあるということはありません。頭皮や髪に対する負担や刺激は変わらないため、2〜1ヵ月半はあけるというのは同じです。

市販品では、男性用の白髪染めと女性用の白髪染めとそれぞれありますが、成分は基本的には同じです。香りや色合いのバリエーションに違いがある程度です。

白髪のおすすめお手入れ

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髪の毛がパサパサと乾燥していると、なんとなく白っぽく見えてしまいます。でも、逆にしっとりと保湿され、ツヤが行き届いた髪は、黒っぽく見えます。

白髪でも、髪の毛のコンディションによって目立たなくなります。そのため、日々のトリートメントやマニキュアなどのコーティングで髪のコンディションを整えることに意識を向けることで、白髪そのものが目立たなくなってくるようです。

また、白髪染めに含まれる「パラフェニレンジアミン」という成分に要注意です。アレルギーがでやすい成分のため、皮膚のアレルギーがある方が成分表記を見て、使用前に必ずパッチテストをしましょう。

まとめ

白髪染めをするようになる年齢は人それぞれです。若い人でも頻繁にする人、40代でもほとんど白髪がない人などもいます。市販品の白髪染めも年々新しい製品がたくさん出て、どのようにケアしていいかわからなくなることもあると思います。ポイントは、頭皮や髪にストレスやダメージなく、様々なアイテムを使いわけることです。

どの頻度で染めるかは、人それぞれ白髪がどの程度気になるかにもよります。コストも時間もかかるので、無理のなく、自分にあった方法を見つけていくことが大切です。くれぐれも、頻繁に染めて、髪にダメージを与えてしまうことのないようにしまし

  
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