口内炎に塩を塗ると早く治るって本当?注意点や他の治療法を紹介!

食事中や会話中でも気になる口内炎、あまりの痛みに顔をしかめることもしばしば、なんていうこともあるのではないでしょうか?

実は最近、口内炎には塩が効くという話が流行していますが、実際どうなのでしょう?口内炎について、その治療法などまとめてみました。

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口内炎とは

口レモン

口の中に白く膜のようなものができ、その周りが赤く炎症を起こした状態、これを口内炎といいます。食事や歯磨き、また声を出すなどで口を開けたときなど、場所によって刺激を与えることで激痛が走ります。

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口内炎が発生する原因は?

女の子口

口内炎のできる原因は下記のようなものが原因といわれています。

口の中の傷

食事中や会話中に思わず口の中を噛んでしまったり、鋭利なものを口に入れたときに間違って傷をつけてしまったときにも口内炎は発生します。口の粘膜に傷が付くことで炎症を起こします。

精神的なストレス

過剰なストレスは口の中の衛生環境にも影響します。少しの刺激が口の中の粘膜に炎症を起こし口内炎が出来てしまいます。

栄養不足

食生活の偏りはさまざまな疾患の原因になりますが、口内炎も然りです。中でもビタミンB群の不足が口内炎を引き起こす原因といわれています。

睡眠不足

睡眠不足から口内炎が出来ることがあります。

歯磨き粉などの薬剤

あまり知られていませんが、歯磨き粉に含まれる、ラウリル硫酸ナトリウムという物質に対して、刺激を受け、口内炎が出来る人がいます。そのほかにも、歯磨き粉に入っている成分で口の中に炎症が起きて口内炎になる人がいます。

刺激の多い食事

極端に辛いものやしびれるような成分の食事は、口の中の粘膜を刺激する可能性があります。また気がつかない程度の傷が口の中に出来ていた場合、それらの刺激物が入ることでさらに炎症を悪化させる可能性もあります。その結果口内炎が出来ることもあります。

ウィルスや細菌

ウィルスや細菌に感染することで起こる口内炎があります。

・ヘルペス性口内炎

単純ヘルペスウィルスⅠ型に感染することで起こる口内炎です。生後6ヶ月から3歳程度の乳幼児に発症しやすい口内炎で、高熱と共に発症します。

・ヘルパンギーナ

エンテロウイルスに感染することで発症します。別名、夏風邪とも言われるほど6月から8月にかけて流行るウィルス性の疾患です。39度以上の高熱と共に喉や口腔内に口内炎や水疱ができます。

ヘルパンギーナについては、ヘルパンギーナに大人が発症したときの症状は?対策も紹介!を読んでおきましょう。

・手足口病

コクサッキーウイルス、エンテロウイルスなどに感染することが原因で発症します。あまり発熱はせず、口の中に口内炎や足の裏、手の平などに水疱が発生します。

手足口病については、手足口病が大人に発症した時の症状とは?感染経路や治療法について!を読んでおきましょう。

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口内炎の種類

口 つぶ

口内炎にも種類があります。

①ウイルス性口内炎

ウィルスや細菌に感染して、口の中でそれが増殖して起こる口内炎

②カタル性口内炎

歯科矯正や入れ歯など物理的な刺激や傷によって起こる口内炎

③アレルギー性口内炎

食物や薬剤、金属などのアレルギー物質が原因となって起こる口内炎

④ニコチン性口内炎

タバコが原因で起こる口内炎

これらの原因から起こる口内炎は、唇や裏の粘膜に限らず、歯茎や頬の内側、口角や舌などさまざまなところに出来ます。また口内炎の状態にも種類があります。

カタル性口内炎

口内炎の中でも比較的軽い症状です。痛みはあまりなく、粘膜が赤く腫れる状態です。また口の中に赤い斑点のようなものが多数出来るもの特徴です。唾液や水分不足が原因のことが多く、口の中に細菌が繁殖したため発症します。

潰瘍性口内炎

強い痛みの口内炎です。場合によっては会話や食事も苦痛に感じるほどです。時に高熱を伴うこともあるのが特徴です。またその状態は3種類にわけられます。

  1. ①潰瘍が赤くただれた状態のびらん性
  2. ②潰瘍の表面が白い膜状になっている偽膜性
  3. ③潰瘍が白くなっていて、真ん中がくぼんでいる状態のアフタ性

壊疽性口内炎

口内炎の中でももっとも重症といわれているのが、この壊疽性口内炎です。この口内炎は、口の中の組織を腐敗させることがあるので、注意が必要です。

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気をつけなければいけない口内炎

口2

気をつけるべき口内炎を紹介します。

舌に出来る口内炎

口腔内でも舌にできる口内炎には注意してください。

舌にできた口内炎は、食事や会話など、口を動かすことすべてにおいて痛みを伴うので、辛いことはもちろんですが、薬剤などの治療法があまり効果がなく、(動かすたびに薬剤が剥がれてしまうなどの原因によって)舌にできた口内炎を意識しすぎて、舌を噛んでしまい、さらに悪化するということも多いそうです。

また、一番の注意点は、舌がんに似ているということです。この舌にできた口内炎(特にアフタ性のもので、白く真ん中に穴が開いているようにくぼみがあるもの)は、舌がんの初期症状とよく似ています。その見分け方は、口内炎は患部周りが赤みを帯びているのに対し、舌がんは、周りがギザギザしているのが特徴です。しかし医療関係者以外では見分けるのは難しいそうです。

このような舌の状態が、3週間以上続いている場合は、舌がんの可能性があります。危険な自己判断はやめ、医療機関での受診をおすすめします。

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塩で口内炎を治療できる?

塩

テレビ番組で、口内炎の治療法として塩を使う方法が登場して以来、この方法が効く、効かないと色々言われています。実際はどうなのでしょう?

塩水でうがいをする方法

コップ1杯程度のぬるま湯に塩小さじ2杯程度を入れて塩水を作ります。その塩水で口をゆすぎます。

塩を直接患部につける方法

口内炎の患部に直接塩をぬりつける方法です。ただしこの方法はかなり激しい痛みを伴います。痛みに強い人でなければできない方法です。

  1. キレイな手や消毒したものに塩を乗せ、直接患部にぬります。
  2. 痛みに耐えます
  3. 水でうがいをして塩をきれいに洗い流します。

この方法は、口内炎が比較的小さかったり、出来る前の段階で試す人に良いという感想が多く、出来てしまった口内炎や比較的大きいもの、重症に近いものに関しては、傷にしみて、かえって悪化したなどの報告が多くあります。個人的には、アフタ性の口内炎に塩水、塩を直接と両方試してみましたが、かなりの痛みを伴い、何度も出来るものではありませんでした。

口内炎にはその程度や大きさなど人によってさまざまですので、実際には試してみた人にしか分からないようです。このような塩水や直接塩を塗る行為は、どちらも塩の殺菌効果を期待して行うものだそうですが、痛みを伴うこともあるので、気になる人は口内炎の程度や大きさなどを考慮して試してみてはいかがでしょうか?

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その他の自宅療法

スマーフ 歯磨き

基本的に重症でない口内炎に関しては、症状の程度にもよりますが、軽くて1週間から2週間程度で自然に治癒されていきます。その際に下記のようなことに注意しているとより早めに治癒することが期待できます。

①規則正しい生活を送る

過剰なストレスや寝不足などの生活習慣の乱れは口腔環境にも影響します。

②バランスの取れた食生活に改善する

特にビタミンB群を普段より多くとることで治りを早めることが可能です。

③アルコール、タバコなどの嗜好品を控える

タバコが原因の口内炎の可能性もありますので、出来れば口内炎ができている間はこのようなものは控えたほうが良いでしょう。

④細菌の発生や繁殖を防ぐ

具体的には、雑菌のついた手を口に入れない、(手洗いをきちんとする)うがい薬などを使って、よくうがいをする。歯磨きの際にはアレルギーの可能性のある成分の入っていない歯磨き粉を使う。など口腔内の細菌の発生や繁殖を防ぐことで、口内炎の炎症をこれ以上ひどくさせずに治癒することが可能になります。

⑤唾液を多く出すようにする

唾液は口の中の殺菌効果もあり、唾液が少なくなると口腔環境が悪くなり、細菌が発生するといわれています。食事の際には良く噛む、会話をするときは口を意識して開くようにする、よく笑う、など唾液の分泌に良いことを積極的にしましょう。

⑥傷口をなめない

よくありがちな行動に、傷口をなめてしまうことがあります。この行為は、口内炎を刺激することになるので、やめましょう。

そして大人だけでなく、子供などに出来た場合、口内炎によって、食欲が落ち、食事を取ることが辛いときがあります。その場合は水分補給に気をつけましょう。熱すぎたり、冷たすぎたりするものは避け、口当たりの良い、口内炎にしみないものを食べましょう。

医薬品に頼る

痛みに対して即効性を期待するときは、市販の医薬品を使用することも可能です。

市販薬では、軟膏やクリーム状の塗り薬、パッチのような貼り薬、スプレー式の塗り薬など種類が豊富です。成分は、それぞれ違いますが、炎症を抑え、痛みを緩和させる目的であれば、ステロイドが含まれているものもあります。また痛みを緩和させる目的であれば、局所麻酔のような効果をもたらすもの、抗炎症作用と殺菌作用に重点を置くものなど、さまざまですので自分の症状に合ったものを選ぶと良いでしょう。

また口腔内の衛生を保つ目的で使用するうがい薬や飲み薬の中には、ビタミンB群が多く含まれているものや、殺菌作用のあるものがあり、口内炎には効果的といわれています。

医療機関での治療法

なかなか治りにくい口内炎やいつもの口内炎とは違い不安なときはどうしたらよいのでしょうか?まずは医療機関に受診しましょう。口内炎の診療に関しては、歯科、皮膚科、耳鼻咽喉科、口腔内科、内科、などさまざまな科で基本的には診療が可能です。

しかし、その先生によっては、専門外のこともあるそうです。受診する際には、近くの医療機関に口内炎の治療であることを相談し、受診するほうが診察がスムーズにいくでしょう。

基本的な治療法

医療機関での口内炎の治療法は、主に対処療法です。ステロイド薬の軟膏などを患部に塗布し、痛みや炎症を緩和します。

また、うがい薬の処方など、日頃からうがいで口の中の雑菌の繁殖をさせないようにします。

ウィルスやカビが原因の時の治療法

ウィルスやカビ、細菌などが原因での口内炎の場合は、抗菌剤やウィルスの増殖を抑える専門も薬を処方されます。

また口内炎をレーザーで焼ききるという治療法もあり、早期の治療が可能です。そして全身性のウィルス性疾患や細菌による疾患が原因の場合は、そちらの治療が第一となります。

口内炎から他の疾患の発見

口内炎の治療をしても良くならない、状態に変化がないなどの場合は、他の疾患の可能性があります。何度も口内炎が発症するベーチェット病や一箇所に何個も口内炎が出来る白血病、舌がんなどです。

もし、口内炎が3週間以上治らない、何度も繰り返す、口の中だけでなく、他の部分まで広がる、痛みが激しい、高熱や全身の倦怠感がある、などの症状が出たときは、すぐに医療機関で相談し、受診しましょう。

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まとめ

いかがでしたか?食事や会話の際にとても辛い口内炎は、すぐにでも治したいですよね。民間療法の塩では、人によって効果はまちまちであることがわかりました。もし、口内炎の出来かけや小さいものなら、試してみる価値はあるかもしれません。

しかし、口内炎の出来る原因は人によってさまざまです。まずは口内炎の出来る原因を見つけて、口腔内をきれいに保ちながら原因を治療するのが一番かもしれません。

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