好きな人にそっけない態度をされると、とても傷つきますよね。お互いによく知らないのに、初対面からそっけない態度を取る人もいます。今まで普通に付き合っていたのに、急にそっけなくなる人もいます。
そっけない態度をとるには、理由があります。男性にも女性にも共通する理由もあれば、男性特有の心理・女性特有の心理が働くこともあります。
そっけない態度をとる心理や理由とそっけない態度への対処方法について、お伝えしますね。
そっけない態度をとるのは?
初対面で自分は好感を持ったのに、相手がそっけない態度をとることがあります。また、今まで普通にイイ感じで付き合っていた人が、急にそっけない態度をとることがあります。
好感を持った人や親しく付き合ってきた人にそっけない態度をとられると、「自分の何がいけないのか?」と悩みますよね。まして好きな人にそっけない態度をとられたら、とても傷つきます。
確かに嫌いな人にはそっけない態度をとることがあります。でも、そっけない態度をされたから嫌われているとは限りません。そっけない態度をするには理由があるのです。
[そっけない態度とは?]
「そっけない」とは「思いやりがない・好意が感じられない(大辞林)」「対応などが冷たくて、相手に対する気配りが全く感じられない(新明解国語辞典)」という意味です。「素気(すげ)ない」から生じた言葉で、「素っ気ない」とも書きます。
「そっけない態度」とは、相手に対する対応が冷たく思いやりや気配りやが感じられない態度です。
[そっけない態度をとる理由と心理]
そっけない態度をとるには、理由があります。そっけない態度をとるには、男女共通の心理が働いています。
①性格がツンデレ
男性にも女性にも「ツンデレな性格」の人がいます。ツンデレな人は、男性でも女性でも口数が少なく、相手と会話を続けようという努力をしません。冷たく思いやりのないツンツンした態度をとります。気配りのなさを責められても、性格なのでとまどうばかりです。
でも、デレデレ甘ったれる部分も持っています。好きな人と二人きりになると、甘えたり親しみを示したりします。
②感情を素直に表現するのが苦手
男性でも女性でも、喜怒哀楽の感情を素直に表現できない人がいます。自分の感情・気持ちを他人に知られるのが恥ずかしいのです。他人に心を開くことができません。無表情・無感動なそっけない態度になります。
「もっと心を開いて」などと言うと、プレッシャーに感じます。さらに自分の殻に閉じこもってしまいます。
好きな人に自分の気持ちを知られるのが恥ずかしい
感情表現が苦手な人は、好きな人に自分の気持ちを知られるのを恥ずかしいと思います。「好きだ」という気持ちを知られないように、わざとそっけない態度をとります。
自分に自信がない人やプライドが高い人は、この傾向があります。相手から拒絶される可能性を考えて、「好き」という気持ちを素直に表に出せません。
③相手の気持ちを試す
相手の気持ちを確かめたり試したりするために、男性も女性もそっけない態度をとります。
そっけない態度をしても、相手の気持ちは変わらないか?
好きな相手と親しく付き合うようになると、「自分の長所も短所もひっくるめて受け入れてくれるのか?」「自分がどんな態度をとっても、相手の気持ちは変わらないか?」試したくなります。相手の誠実さを試すために、わざとそっけない態度をとります。
そっけない態度をしても、相手が変わらず誠実に対応してくれると安心します。でも、相手が「嫌われた」と思って離れて行く可能性もあります。相手が離れてしまうと、とても傷つきます。そっけない態度をしたことを後悔します。
ゲーム感覚で相手の気持ちを試す
男性にも女性にも小悪魔的な性格の人がいます。わざとそっけない態度をして、相手をイライラさせたり悩ませたりして、内心ニヤニヤしています。恋愛をゲーム感覚で楽しんでいます。
④相手の気を惹く
相手の気を惹くために、わざとそっけない態度をする男女がいます。好きな相手とある程度親しくなると、さらに相手の気を惹こうとします。相手を好きになればなるほど、「相手に気にかけてもらいたい」「自分に興味を持ってほしい」という気持ちが強くなります。
わざと相手に興味をなくしたふりをする
メールやLINEの返事をしなかったり、親しく話しかけなくなったり、相手と距離を置こうとします。わざと相手に興味をなくしたふりをします。「急に冷たくなったが、どうしたのか?」と相手を心配させて、自分のことを気にかけてもらおうとします。
もっと自分をかまってほしい
好きな相手にわざとそっけない態度をとり、「もっと自分をかまってほしい」とアピールします。相手が「なぜ急に冷たくなったのか?」と心配したり困ったりするのを見て、安心します。「自分をかまってほしい」という気持ちが強いのに甘えることが下手な人ほど、そっけない態度になります。
⑤自分の欠点や弱みを知られたくない
男性でも女性でも、自信がない人やプライドの高い人は他人に欠点や弱みを知られることを恐れます。好きな相手に欠点や弱みを指摘されると、傷つきます。そのため、だれとでも距離を置いて親しくなろうとしません。そっけない態度をとることが多くなります。
⑥自分の気持ちを抑える
恋愛感情を持った相手に配偶者や婚約者がいる場合、たいていの人は自分の気持ちを抑えようとします。「好きだ」という自分の感情を自分が認めないようにします。そのため、そっけない態度をとるようになります。
⑦相手を避けたい
世の中には、初対面から嫌悪感を感じる人がいます。また、付き合ううちに不快感を覚えて、これ以上関わりたくないと思う人もいます。職場の同僚や上司など仕事関係でもプライベートでも、あまり親しくなりたくない相手にはそっけない態度をとります。
そっけない態度でも基本的マナーは守る
どんなに避けたい相手でも、そっけない態度をとりながらも挨拶などの基本的なマナーは欠かさないようにします。それが社会人としての常識ある態度です。
そっけない態度の男性
そっけない態度をとる理由や心理には、男性女性共通のものがあります。でも、男性特有の心理も働きます。好きな男性がそっけない態度をとったから「嫌われている」と思い込むのは、早計です。好きな女性にそっけない態度をとる男性が少なくありません。
[女性にそっけない態度をとるのは、嫌いだから?]
男性が女性に対してそっけない態度をとるのは、その女性に興味がないかよく知らないかのどちらかです。女性を恋愛対象として見ていません。その女性の長所などをよく知るにつれて興味を持ち、そっけない態度が変わる可能性があります。
相手の女性を嫌いになると、そっけない態度をとる
今まで普通に付き合ってきた男性が、急にそっけない態度をとることがあります。相手の女性をよく知るにつれて、興味を失ったり嫌いになったりする場合です。これ以上親しくなりたくない女性には、そっけなくして距離を置くようにします。そっけない態度で、「付き合いたくない」という気持ちを女性に伝えます。
女性を嫌っている場合は、二人きりにならないようにする
女性が嫌いでそっけない態度をとっている男性は、その女性と二人きりになる状況を極力避けます。その女性と二人きりにならないようにします。
[好きな女性にそっけない態度をとる男性心理]
男性は、女性を恋愛対象として意識し始めると、そっけない態度をとることがあります。好きなのに避けようとする「好き避け」をします。男性は女性より繊細で心が傷つきやすいところがあるので、特有の男性心理が働いてそっけない態度になります。
①男性はとてもシャイ
男性はとてもシャイです。女性よりも恥ずかしがり屋です。自分の気持ちを相手の女性に素直に伝えられません。そこで、「好きだ」という自分の気持ちとは違う態度をとってしまいます。そっけない態度をとったり、イジメたりからかったり、冷たくしたり厳しい態度をとったりします。
女性への好意・愛情を同性に知られたくない
男性は周囲の同性の目をとても気にします。会社の同僚・上司・部下など同性から「どう思われるか?」を常に気にしています。会社の同僚あるいは部下の女性を好きになってしまっても、女性への好意や愛情を職場の人たちに知られないように隠します。趣味のサークル仲間でも、女性に対する好意・愛情を同性の友人たちに知られないようにします。
女性に対する好意や愛情を隠そうとするために、そっけない態度になります。
自分の欠点や弱みを好きな女性に知られたくない
男性はシャイですから、自分の欠点や弱みを好きな女性に知られるのを嫌がります。自分に自信のない男性ほど、欠点や弱みを気にします。欠点や弱みを知られて、イメージダウンすることを恐れています。イメージダウンしないために、そっけない態度で距離を置きます。
イメージダウンを恐れる男性は、過去に好きな女性から厳しく欠点や弱点を指摘されたトラウマを抱えている可能性があります。
②女性に慣れていない
好きな女性にそっけない態度をとる男性の多くが、女性に慣れていません。男兄弟ばかりの家庭・男子校出身・男性ばかりの職場など、いろいろな理由で女性に接する方法がわからないのです。女性にどう話しかければいいか・女性と何を話せばいいか、わからなくてパニックになってしまいます。
女性に免疫がないので、女性との付き合い方を知りません。好きな女性には、そっけない態度をとるしか方法がないのです。
③硬派なクールガイと思われたい
現代でも「女に惚れてデレデレするのは男の面汚しだ」「女にデレデレ甘い態度をとるなど、そんなみっともない真似は死んでもするものか」と思っている男性は少なくありません。そういう硬派な男性は、好きな女性にわざとそっけない態度をとります。
高飛車な男性心理
男性は周囲の同性から、「女にデレデレしない硬派な奴」と思われたいのです。女性とフランクに付き合っている男性を内心ではうらやましく思いながらも、「あいつは特別な男だ」と見られたいのです。プライドの高い高飛車な男性心理です。
ナルシストの心理
中には、ナルシストの心理が働く男性もいます。女性にデレデレしないでそっけない態度をとることで、「ぼくってタフでクールでカッコイイ男」と思って満足します。女性から「クールガイでステキ!」と思われたがっています。
[そっけない態度の男には、どう対応すればいい?]
そっけない態度をとる男性に対処する方法は、まず他人の目が気にならない状況をつくることです。それから、男性の不安を理解して安心させるようにします。
①自分をよく知ってもらう
女性をよく知らないと、男性は恋愛対象としません。初対面から好意を持った男性には、できるだけ自分を知ってもらうようにします。自分の長所・短所・性格・特技・趣味など、機会があるごとにアピールします。会社の飲み会・懇親会や趣味のサークル活動では、なるべく好意を持った男性の近くに行き、男性の目を自分に向けるようにします。
②二人きりになる
今まで仲良く付き合っていた男性が急にそっけない態度をとるようになったら、他人の目を気にしている可能性があります。他人特に同性の目がなければ、シャイな男性も素直に自分の気持ちを表せます。できるだけ二人きりになって、自然体で会話できるようにします。
本当は好きなのにそっけない態度をとっている男性は、女性と二人きりになるとリラックスして本音が出るようになります。
二人きりになろうとしないのは、男性が嫌っている場合
女性が誘っても頑なに二人きりになるのを拒む男性は、その女性が嫌いになったのです。これ以上、付き合いたくないのです。
③男性を安心させる
男性と二人きりになれるシチュエーションを作ったら、男性を安心させるようにします。男性の長所も欠点も何もかもありのままに受け入れることを伝えます。ありのままの男性が好きだと伝えて、男性のプライドを満足させ、安心させます。
そっけない態度で女性の誠実さを試す男性もいます。女性は素直に自分の気持ちを伝えて、男性に安心してもらいます。誠実さを示すためには、男性からのメールやLINEが減っても、女性からメールやLINEを止めないようにします。メールが来たら、すぐに返信します。
そっけない態度の女性
女性がそっけない態度をとるのは、相手が本当に嫌いな場合と相手が好きなのにどう対処していいかわからない場合があります。
[好きなのにそっけない態度をとる女性の特徴]
女性は好きな男性・好意を持っている男性にわざとそっけない態度をとります。好きなのにそっけない態度をとる女性には特徴があります。
①話しかけると黙り込む
今まで職場の仲間や友人達と楽しく会話していたのに、ある男性が会話に参加したり話しかけたりすると急に黙り込んでしまう女性がいます。男性としては立場がないように思いますが、女性は好きな人の前では恥ずかしくなって、どう応えればいいのかわからなくなるのです。
恥ずかしそうなはにかんだ態度で話しかけた男性を気にしているならば、男性に好意を持っていると考えられます。
嫌いな男には目を背ける
話しかけた男性を嫌っている場合、女性は男性から目を背けます。男性を見ようとしません。
②目が合うと、目をそらす
仕事をしている時や飲み会など懇親会の場で、しばしば同じ女性と目を合わせることがあります。女性は、すぐ目をそらせます。これは、女性が男性に好意や興味を持っている表れです。男性に好意や興味を持っているから、男性を気にして見ています。見ているから、しばしば目が合うのです。女性が目をそらすのは、自分の気持ちを知られるのが恥ずかしいのです。
③特定の男性にだけそっけない態度をとる
いつも愛想の良い女性で、職場の人たちやサークル仲間とは男性女性の別なく明るく対応しています。それなのに、特定の男性にだけは不愛想でそっけない態度になります。これは「好きな男性に嫌われたらどうしよう」という気持ちが強くなり、プチパニックを起こすためです。
④メールや電話がそっけない
女性の中には、メールやLINEの返事をなかなか返さなかったりスタンプだけなど短い返信をしたりする人がいます。また、電話やメールで男性から連絡すると必ず返事をよこすのに、自分からメールや電話で連絡しない女性がいます。
どちらの場合も、「好きな男性に嫌われたくない」という女性心理が強く働いています。好きな男性に嫌われたくなくて、メールやLINEにどう返事をすればわからなくなってしまいます。自分から電話やメールで連絡したくても、「あつかましい女だと思われやしないか」「忙しい男性の邪魔をするのではないか」などと考えてためらってしまいます。
普通、嫌いな相手の電話やメールには返事をしません。男性から連絡すると必ず返事するのは、男性に好意を持っているからです。
[好きな男性にそっけない態度をとる女性心理]
好きな人にそっけない態度をとるのは、前述のように男性女性共通した心理が働くからです。でも、女性特有の心理が働くこともあります。
①好きな気持ちを伝えられないジレンマ
女性はある男性を好きになると、自分の気持ちを相手に気づいてもらいたいと思います。「好きだと打ち明けて、嫌いだと言われたらどうしよう」という恐れが強いので、なかなか男性に自分の気持ちを伝える勇気が出ません。好きな男性に自分の気持ちを伝えられないジレンマから、すねたりそっけなくしたりします。そっけない態度をとることで相手の興味を惹き、自分の気持ちを察してもらおうとします。
天邪鬼になる
好きな男性に素直に「好き」と言える女性は少ないものです。男性に優しく気遣いされても、素直に喜びを伝えられません。天邪鬼になって、男性に冷たくしたり意地悪したりして困らせます。天邪鬼になることで自分の気持ちを察してもらおうとするのですが、むしろ男性の気持ちが離れてしまう可能性があります。
②異性として意識し始める
今までフレンドリーに接していた女性が急にそっけない態度になって、とまどう男性が少なくありません。女性は特定の男性を異性として意識し恋愛対象とした時から、今までのように気軽な友達気分で対応することができなくなります。好きという気持ちがハッキリするほど、どのように接したらいいのか、わからなくなります。プチパニックが起きて、相手の男性にそっけない態度をとるようになります。
③ふられるのが怖くて、男性を避ける
女性は特定の男性を好きになった時から、男性に嫌われることを恐れています。男性に好きな気持ちを告白してフラれることを恐れています。今の良い友達関係を壊したくなくて、男性に好きな気持ちを告白しない女性もいます。でも、好きな男性に自分の気持ちを伝えられないのは、つらく苦しいものです。フラれることを恐れ告白できないつらさに耐えきれず、好きな男性を避けるようになります。わざとそっけない態度をとります。正に「好き避け」です。
④心身に余裕がない
仕事が忙しすぎる・家族に病人が出て介護で忙しい・職場の人間関係でトラブル・風邪などの病気など、女性の身体や精神が疲労したり具合が悪くなったりすると、心身に余裕がなくなります。好きな男性を思いやったり優しくしたりする余裕がなく、そっけない態度になります。
[嫌いな男だからそっけない態度をとる女性心理]
女性は、今まで恋人として親しく付き合ってきた男性を急に嫌いになることがあります。嫌いになると、はっきりと態度に表します。女性は、嫌いな男性にはそっけない態度をとります。
男性を嫌いになる理由は1つや2つではありません。小さいことがいくつも積み重なって、嫌いになるのです。今までガマンしていたことが爆発的に噴出して、急激に気持ちが冷めていきます。だから、1度嫌いになると、後戻りすることはできません。
女性が男性を嫌いになるきっかけは沢山ありますが、代表的な理由は下記の通りです。
①デリカシーのない発言や行動
男性と女性ではものの考え方や感じ方が異なります。男性が何気なく言った言葉や何気なくした行動が、女性の心を傷つけます。男性は冗談のつもりでも、女性のプライドを傷つけることがあります。女性は男性ほどプライドが高くありませんが、やはりプライドを傷つけられると腹が立ちます。
デリカシーのない発言や行動が積み重なると、ある日突然、女性は耐えられなくなります。
②ドケチ
倹約・節約は悪いことではありません。女性にも倹約・節約に熱心なに人がいます。でも、いつもケチケチしている男性にはドン引きします。小銭をたかる男・端数までキッチリ割り勘にする男・いつもお金のことばかり話題にする人・全てお金に換算する人。こういう男性は、付き合っているうちにウンザリします。
③生理的にガマンできない癖
人間は「なくて七癖」と言います。男性も女性もいろいろな癖を持っています。女性は、男性の癖を生理的にガマンできないことがあります。食べる時にクチャクチャ音を立てる・食べ方が汚い・笑う時に歯茎を剥きだすなど、男性のちょっとした癖がとても気になります。「いい人だから、こんな癖くらいガマンしよう」と思っても、生理的に受け付けないことがあります。突然、男性の癖にガマンできなくなり、男性の何もかもが嫌になってしまいます。
④待ってもムダとわかる
長い付き合いのカップルでは、女性がそろそろ結婚を真剣に考え出しても、男性がなかなか煮えきらないことがあります。結婚・出産・育児を考えると、女性は年齢を気にせずにはいられません。いくら待っても男性が遊びの域を脱しないと悟ると、女性の気持ちは冷めてしまう可能性があります。
また、妻子ある男性と交際している女性は「離婚するから、もう少し待ってくれ」という男性の言葉を信じています。でも、男性がいろいろな理由をつけて離婚に踏みきらないと、「待ってもムダ」と悟ります。男性に対する気持ちが急激に冷えていきます。
[そっけない態度の女性には、どう対応すればいい?]
今まで仲良く付き合っていたのに、急に女性がそっけない態度をとり始めたら、男性はとまどったり心配したりします。適切に対処すると、むしろお互いの信頼関係が強くなります。
①女性が自分を好きか嫌いか確かめる
女性がそっけない態度をとるのは、好き避けの場合と本当に嫌いな場合があります。まず、女性が自分を好きなのか嫌っているのかを確かめる必要があります。
女性から肩をたたいたり腕に触れたりしてきたら、好き避けです。男性が後ろから軽く肩をたたいただけでも迷惑そうにするなら、その男性を嫌っています。ちょっとした頼み事をしても断られたり、男性の話を聞く時に腕組みしたりするのは、男性を嫌っているのです。また、嫌いな男性とは二人きりにならないようにします。二人きりになると、さらに冷たい態度になります。
②できるだけ普通に接する
女性が急にそっけない態度をとり始めても、慌てないで普通に接します。「どうしたの?」「ぼくが何か悪いことをした?」などと追究するのはNGです。いろいろな理由で「好きなのに避けている」女性は、男性に追究されると引っ込みがつかなくなります。女性は意地になってそっけない態度を取り続けます。
男性が普通に接していれば、女性は安心して素直に自分の気持ちを表現できるようになります。
連絡を絶やさないようにする
女性からのメールや電話が途絶えがちになったりそっけなくなったりしても、男性は今まで通りに連絡するようにします。男性から連絡しなくなると、女性は不安になるばかりです。
③会話を大事にする
「好きなのにそっけない態度をする」女性は、本心では男性から話しかけられることを待ち望んでいます。男性は普段と変わらない態度で、明るく話しかけるようにします。男性が会話を続けるうちに女性に気持ちが伝わり、女性は安心します。
④少し距離を置いて、女性の気持ちが落ち着くのを待つ
男性の気持ちを試したりかまってほしいとアピールしたりするためにそっけない態度をとる女性には、少し距離をおいて気持ちが落ち着くのを待ちます。女性は気持ちが落ち着くと、自分のしていることが無意味なことに気づきます。素直に自分の気持ちを表すようになります。
距離を置くといっても、男性はそっけない態度をとるのではなく、明るくフレンドリーに振る舞います。自分の気持ちが変わらないことを示します。
まとめ 好きだから、そっけない態度をとることがある
「そっけない態度」とは「相手に対する思いやりも気遣いもない冷たい態度」です。男性でも女性でも、初対面からそっけない態度をとる人がいます。また、それまで普通に良い感じで付き合っていたのに、急にそっけない態度になる人もいます。
そっけない態度をとる理由は、相手が嫌いか興味がないかです。「あなたとはこれ以上親しく付き合いたくない」という気持ちを伝えるために、そっけない態度をとります。
でも、そっけない態度をとる理由は、それだけではありません。ツンデレな性格や感情表現が苦手な人は、そっけない態度をとることが多くなります。また、好きな相手だからこそ、そっけない態度をとる男女が少なくありません。
男性も女性も相手を好きになると、嫌われたり拒否されたりすることを恐れます。どのように相手に接していいかわからず、プチパニックになることもあります。好きな人の気持ちを確かめたり試したりする人もいます。こういう人たちは、好きな相手にそっけない態度になります。わざとそっけない態度をとって、相手の気を惹くこともあります。
好きな人が急にそっけない態度になっても、「嫌われた」と思うのは早計です。向こうもこちらを好きだからこそ、そっけない態度をとっている可能性が大です。相手がそっけない態度をしても今まで通りフレンドリーに明るく振る舞い、相手に自分の誠意を伝えるようにします。
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