体外受精の成功率を上げるには?リスクや費用も紹介!

不妊治療の1つとしてよく耳にすることのある体外受精。ですが、体外受精が実際にどういったものであるかを知っている人は多くないと思います。

ここではその体外受精の方法や成功率について書いていきます。

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体外受精とは

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体外受精とは、子宮から取り出した卵子を体の外で受精させ、その受精卵を子宮内に戻すというものです。似たような言葉に人工授精を聞いたことのある方も多いと思いますが、人工授精は、排卵日に合わせて子宮内に精子を注入し自然に受精するのを待つ方法になります。人工受精とは言っても受精は体内で自然に行われるのです。

体外受精は、基本的に人工授精やタイミング法と呼ばれる体内で自然に受精卵となるのが難しいと判断された方が行う、1つステップアップした方法になります。

現在、27人に1人の赤ちゃんが体外受精で生まれているといわれるほど、不妊に悩む人を救う手段として身近なものになっています。

体外受精の流れ

体外受精生理の数日後に開始し、「排卵→採卵→精子の採取→受精→胚移植」という5つの段階に分かれます。

・排卵

排卵は誘発剤などを使用し、卵子を排出するように促します。

・採卵

排卵誘発剤の投与から36時間後、採卵します。膣内に器具を入れての採卵となるため、麻酔が使用されます。

・精子の採取

病院内か自宅での採取となります。射精後2時間以内の精子を専用容器に入れ、病院に渡します。その後病院で質の高い精子だけが選定されます。

・受精

ペトリ皿で精子と卵子を一緒にし、受精するのを待ちます。3~12時間後、受精卵となります。

・胚移植

受精卵を子宮に戻します。痛みはなく数分で終わりますが、数時間は安静にしていなければなりません。

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体外受精を受けるには

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体外受精が身近なものになっているといっても、希望する人誰もが受けられるわけではありません。

体外受精は人工授精などの体内で自然に受精するのが困難であり、「これ以外での医療行為による妊娠は見込みがない」と判断される場合に限られたものになります。

それ以外にも女性側・男性側のどちらかまたは両方に卵子や精子の機能的な障害があると認められた場合にも体外受精が受けられます。

機能的な障害とは、

女性

  • 卵管の閉塞
  • 子宮内膜症による卵子の運搬機能の損傷
  • 高齢による妊娠の可能性の低下
  • 抗精子抗体によって精子を受け付けない

男性

  • 精子無力症などによる精子の機能低下

が考えられます。

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体外受精による妊娠の確率

体外受精による妊娠の確率は約20~40%と言われています。しかしこの数字には個人差があり、年齢や病院によっても異なるため、あらかじめ病院で確認しておくことをおすすめします。

また、体外受精は胚受精の方法によっても妊娠の確立が異なります。受精日数の違いによる方法が2つのほか、二段階移植やSEET移植と呼ばれる方法など4つの種類があり、中でも二段階移植とSEET移植については妊娠確率が高いといわれています。

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体外受精の費用

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知っている方もいるかもしれませんが、体外受精は保険が適用されません。体外受精に関わる費用がすべて自己負担となるため、経済的な負担が大きいのも事実です。

排卵・採卵・胚移植それぞれでどんな方法を選択するかによっても費用は大きく変わりますが、約10万円~100万円の費用がかかるとされています。決して安いものではなく、1回で成功する場合や複数回にわたる場合もありますので、費用について病院や夫ともしっかりと話し合い、確認しておくことが大切です。

複数回になればその分費用もかかることになりますので、方法の選定も重要になってきます。夫婦でしっかりと話し合い、経済的なことも考えながら医師ともよく計画をたてましょう。

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体外受精のリスク

体外受精は人工授精から1つ段階を踏んだ不妊治療です。人工授精のように自然に受精させるわけではないので受精の確立が高く、その分妊娠の確立も上がります。

妊娠することにより心配になるのが赤ちゃんに障害が現れるリスクです。ですが、体外受精といっても自然妊娠と変わらず障害のリスクが上がることはないとされていますので、安心してください。

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体外受精の成功率をあげるには?

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ただ体外受精を受けるだけでなく、体外受精の成功率をあげるために自分でできることもあります。

老化予防

生活習慣の改善によって体外受精の成功率をあげられる場合があります。日常生活を見直すことで、妊娠率を高めましょう!

体調の改善を試みることで、子宮や卵子の老化を防ぐことができます。それによって子宮や卵子の質を維持でき、妊娠の確立を高めることができます。

身体の老化を防ぐには、

  • 身体を冷やさない
  • 食事のバランスを整える
  • しっかりと睡眠をとる

ことが大切になります。

どれも体の循環や代謝に関わるものになりますので、これらを改善すると妊娠の確立が上がるだけでなく、健康にもつながっていきます。小さなことの積み重ねですが、それが体外受精の成功につながっていくんです。

成功率の高い病院を選ぶ

病院によってはホームページで不妊治療への取り組みや成功率の情報を提示しているところがあります。病院というと近くて通いやすいところや便利なところを選んでしまいがちですが、不妊治療に関してはそういった地理的な基準よりも、不妊治療の取り組み・実績で選ぶことをおすすめします。

不妊治療の費用は決して安いものではありません。ですから、取り組み・実績の確実な病院を選び、自分の納得できる環境で不妊治療に臨めることが大切です。せっかく勇気をだして挑戦した体外受精なのに、悔いが残ってつらい思いをしてしまっては大変です。

妊娠率向上のために、しっかりとしたサポート体制のある病院を選びたいですね。

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まとめ

体外受精は妊娠できずに悩む人にとって、希望の星といえる方法です。ですが保険適用外のため費用は高く、手軽なものではありません。ですがその分、妊娠した時の喜びはとても大きなものになります。基本的に痛みは伴わず、人工授精よりも妊娠の確立は高いとされています。また、生まれてくる赤ちゃんに障害があるリスクも自然妊娠と変わらないとされているため、安心して不妊治療に臨むことができます。

しかしどうしても気になるのは経済的負担。ここは病院や体外受精の回数によっても大きく異なってくる部分になりますので、夫婦での話し合いが重要になってきます。体外受精は夫の協力も欠かせないものとなりますので、お互いが納得できる結果を出せるよう、あせらず時間をかけて相談しましょう。また、選んだ病院によっては通院費や宿泊費もかかる場合があります。余裕を持った計画を立てることが大切です。

不安なこと考えなくてはいけないことは少なくはありませんが、体外受精が成功し、妊娠できた時のことを考えると期待はどんどん膨らみますよね。不妊治療というと暗いイメージを持たれてしまいがちですが、決して暗いものではありません。体外受精にはたくさんの希望や喜びが隠れています。まずは自分の身体を大切にし、成功率をあげるところから少しづつ取り組んでいきましょう。

不妊治療はつらいことばかりが待っているわけではありません。つらい治療期間があっても、それを乗り越えたときには誰よりも大きく、特別な喜びが待っていることを忘れずに頑張っていきたいですね。

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